【クラリオン70周年】本格AVナビから二輪でも利用できるPNDまで ニーズで選ぶラインナップ / 2010年03月26日(金)
2010年で設立から70周年を迎えるクラリオン。同社が現在展開しているカーナビゲーションシステムは、およそ3つのラインナップに分けられる。

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ハイエンドHDDナビの『クラスヴィア』、SSDを搭載する中核モデルの『スムーナビ』、そしてPNDの『ドリブトラックス』だ。機能や用途、そして価格といったニーズでチョイスできる品揃えだ。

ところで、クラリオンはGPSと自律センサーとの組み合わせによるハイブリッドの自車位置検出技術や、音声によるルート案内機能など現在のナビには当たり前となっているテクノロジーを他社に先駆けて採用したメーカーである。もちろん、現在の製品群でもナビゲーションで長年の実績を経てきた同社のナビゲーションのノウハウは惜しみなく投入されている。今回は、これらモデルラインナップの位置づけと主要機能を解説しよう。


■『CRASVIA』(クラスヴィア)…ハイエンドならではの充実のAV機能

クラリオンの最上位シリーズとして位置付けられるHDDナビが、クラスヴィアだ。

NX809は昨年夏に登場した最新モデルで、注目の新機能はプローブ情報を活用した「オンライン交通情報探索」。Bluetooth携帯電話で独自の交通情報をダウンロードし、VICSを超える広いエリアを対象に渋滞回避を実現。

より高精度なルート案内をもたらす。AV機能も最上位モデルらしい充実ぶりで、SDカードスロットとUSB端子を標準装備し、パソコンに保存されているMP3/WMA/AACファイルをナビのHDDに転送できる。iPodにもオプションの接続ケーブルで対応。フルセグ地デジチューナーを内蔵し、DVDのVRモード対応や、DOLBY社のサラウンドシステム搭載など、AV機能にも魅力を感じる一台に仕上がっている。

NX808もラインナップするが、こちらは一昨年よりの継続モデル。NX809は、NX808に「オンライン交通情報探索」を追加して細部をリファインしたモデルだ。


■『Smoonavi』(スムーナビ)…SSD搭載でコストパフォーマンスを追求した中核モデル

クラリオンの主力であり、他社に先駆けてSSDを記録メディアとして搭載した2DINモデルがスムーナビ。ハイスペック順にNX609、NX309、NX209の計3モデルをラインナップする。

NAX609は、プローブを活用する「オンライン交通情報探索」に対応した最上位モデルで、8GBのSSDを搭載。全国1171都市の市街地図情報や充実した目的地検索データを収録し、さらに最大1000曲のCDリッピングまでも実現。シリーズ中、唯一フルセグチューナーを採用した機能充実モデルで、コストパフォーマンスは非常に高い。

NX309は、NX609から交通情報提供サービスやBluetooth機能を省いたモデルで、8GB・SSDにCDリッピング機能を搭載するなど、基本機能はNX609と同仕様。「オンライン交通情報探索」を必要としないユーザーに最適な位置づけとなる。NX209は、さらにDVD再生などのAV機能の一部を省いた廉価モデル。地デジはNX309/NX209ともワンセグとなる。


■『DrivTrax』(ドリブトラックス)

1月上旬に、それまでのDTR-P7DTの後継モデルとしてDTR-P7DT TypeIIを新発売した。

新モデルのポイントは、新たにエコ走行・安全走行をサポートする「エコドライブモード」を搭載し、それ以外にもオービスの設置箇所を任意登録できたり、徒歩/自転車モードを追加したこと。地図表示は見やすさを重視して10段階の切り替えに対応した。

また、ナビの音声案内は、基本以外に男性/女性の声を新たに追加可能。さらに必要に応じて市街地図データを追加する機能もオプションで用意している。地デジにはワンセグで対応する。

Bluetooth接続のヘッドセットから音声案内や音楽データを出力できるのがDTR-P50。モニターサイズや内蔵メモリーの容量はP7DTと同じであるものの、ルート案内もバイクユーザーに最適な大型の矢印によって行なわれ、バイク用取付ブラケットも別売で用意されている。

《レスポンス 会田肇》

【3月26日11時0分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000006-rps-sci
 
   
Posted at 12:53/ この記事のURL
僕から出版社にお金を分配する未来――電子書籍出版秘話 / 2010年03月26日(金)
 Amazon Kindleで読める日本語マンガ「AOZORA Finder Rock(青空ファインダーロック)」。1月下旬に日本語のマンガとしてはKindle Store初となる、この試みを行ったのが、コミックバーズの「大東京トイボックス」などで知られる、2人組の漫画ユニット「うめ」。うめの原作/演出を担当する小沢高広氏に聞いた。【山口真弘】

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誠 Biz.ID 価格設定(0.99ドル)についてはいかがですか。

小沢氏 そうですね、今回のものに関しては実は適正だと思っているところがあって、いまこれ26ページなんですね。そうすると、単行本というのはだいたいA5版ならだいたい120〜150ページ程度なんで、これがいま1ドル100円だとして600円だと思うと、6倍するとだいたい150ページくらい。まあそんなもんかなという感じがしていて。(注:価格は当初2.99ドルに通信費2.00ドルを加算した計4.99ドルだったが、現在は値下げし0.99ドル+通信費2.00ドルの計2.99ドルとなっている。通信費2.00ドルはKindleで購入する際の固定費で、著者の側ではコントロールできない)

誠 Biz.ID 今後まとまった作品が出てくるとして、同様にページあたりの単価を逆算して出てくることになるんでしょうか。違う価格体系、例えばほかがこの価格だからいくら、という考え方もあると思いますが。

小沢氏 値段設定は正直これからどんどん動いてくるところだと思うんですが、原稿料を出版社が出しているか否かという問題があるんですね。今回の作品に関してはそれ自体でペイできる原稿料をいただいているので、まあ、売り上げは正直どうでもいいんです。ただ、一切そういうのは抜きにして、自分で描いてこれだけでやりますとなった時に、どうなるかという試算はまだ正直ちゃんとはしていないですね。もうすこしデバイスが普及しないときついかなという気はします。

誠 Biz.ID かつて音楽アルバムはiTunesの登場によって価格がバラバラになったわけですよね。マンガもいままで単行本という同じような形だったわけですが、逆にこの本にはこれだけ原価がかかったのでこの価格で売りたいとか、継続して次の巻も出すにはこれくらい必要とか、価格設定というのは電子書籍になって作家目線で決められるようになるんじゃないかという気もします。そのあたりはいかがですか。

小沢氏 おそらく過渡期にありうるのは(本と電子書籍を)両方出すということですね。モノで買いたい人は買うというのがまず過渡期にあって、普及して本の値段より(電子書籍の方が)いいよねとなった時にどうなるか。ただ、単行本自体の価格というのは上がってないようでけっこう上がってるんですよ。(マンガ編集者の)竹熊健太郎さんなどはマンガの単行本は1000円いくらにしないと原稿料は出ないよねという話をしてらっしゃいますし。

誠 Biz.ID PDFで売ってしまった方がいいのでは、という話もありますよね。

小沢氏 本当にその、PDFで売っちゃえよという気がするんです。もちろんAmazonで70%オプションという話とかは景気よく話されてはいるんですが、自分で売っちゃえば100%ですからね。PDFを売っちゃいけないという決まりはないですし。

 PDFだと何がいいかって、Kindle DXに対応した600×800ピクセルの高解像度データが作れるんですね。で600×800ピクセルになったらもうルビまで読める。いまの日本の紙印刷の美術書の技術とかってすごいんで、画集のような形のものは正直まだまだだと思うんですが、マンガの場合グラデーションの階調がある程度飛んじゃってもそんなにマンガの面白さって変わんないんですよね。いずれそこは解消されるはずの部分なので、あまり神経質にならずにどんどんやっちゃっていい気はしますね。できる限りのベストは尽くすけれど、やらないという選択肢は違うかなと思います。

 そうなった場合のメリットは、Amazonとかの倫理基準が関係なくなるんですね。ここ数日、iPadよりもKindleの方がマンガビュワーとして可能性があるんじゃないかという気がしてきまして。Apple(のApp Store)でこのあいだ、グラビア系の一斉削除事件があったじゃないですか、あれとか見てると怖いなという気がして。いまちょうど非実在青少年の件が話題になってますが、あれよりも恐ろしいことを一瞬でやってるんですよね。あれはまだ法律なんでどういうふうに運用されるかという段階があったりするんですが、Appleって作品を一瞬で消す、怖いなっていう気はしていて。

 そういう意味ではjailbreak(英語で脱獄の意。App Storeで販売や配布をしていない、Appleが認めていないアプリをiPhoneやiPod touchにインストール可能にすること)をしない限り、iPadで自由にコンテンツを見ることっていうのはどこまでできるのかなと。もちろん内容に踏み込んで消せるわけはないんですが、それを考えるとPDFでどんどん売っちゃうというのは面白いなと思ってて。iPadならiComicとかありますし、販売とかまで考えるとこっち(=PDF売り)の方がユルそうかなという気がしていて。モノクロでとりあえず大丈夫ですし。

●個人で出してる作家さんいますよね、って言えるだけでもだいぶ違う

誠 Biz.ID この記事の読者には、おそらくKindleによる電子出版に興味がある人は多いと思うのですが、小沢さんとしてはいかがでしょう。おすすめでしょうか。

小沢氏 そもそもKindleでの電子出版を始めたきっかけというのが、一応これは1月24日の夕方にやっていたんですが、実はやるって決めてから1週間くらいしか経ってないんですね。思い立ったのは。日本電子書籍出版社協会というのが記事になっていたんですね。大手出版社二十数社が集まって2月中にどうのこうのという記事もあって、その中で確か講談社の野間(省伸)副社長が、デジタル化で出版社が作品の二次利用ができる権利を著作者とともに整備していくということを言ってて、その一文がなんど読んでも理解できなかったんですね。Amazonが著作者に直接交渉して電子出版を図れば最初に本として刊行した出版社はなにもできない、とも言ってて。これに非常に頭に来まして。だってあんたら絶版にしてんじゃん、ていう。

誠 Biz.ID 絶版にして塩漬けの状態にしているという。

小沢氏 そうですね、権利だけ持っていってて。一般的な出版契約書っていうのは、3年後か5年後くらいでどっちかが更新しないよと言えば契約関係を破棄できるんですね。なのでそこで破棄してしまえば、出版権を次どこに委ねるかというのは自由で、出版社を自分で見つけてアピールして売ったっていいわけですし、もちろん電子書籍化したいといったっていいわけです。ここ5年か10年くらいの間に結んだ出版契約書というのは実は電子出版に関する契約はほとんど書いてあるんですよね。(印税率は)たいていは15%ですね。それでも一般の書籍(の印税率10%)に比べたら高いんだからいいじゃんという話なんですが、これは実売ベースの数字なので、ぜんぜんお金の入り方が違うわけです。

 いろんなところの法務にも確認したんですが、Kindleの場合、オプションつけて70%もらう場合でも、著者にはやっぱり15%しか払えない、いまの契約のままだとそうなります、という話で。Kindleとかを想定していない段階で作っている契約書なんで、もちろんそこは今後改善されていくとは思うんですが、Kindleで出すのはそんなに難しいの、出版社に絶対代わってもらわなくちゃいけないのっていう疑問があって。

 選択肢としてもちろん出版社にそういうふうな法務の部分も含めてお願いしたいという人もいれば、それはそれでいいと思うんですね。でも、個人で出したいという人もいっぱいいると思うんですよ。で、そのために誰でもできることだよというのを明らかにしたかったというのが、今回の動機として実はいちばんあって。少なくとも誰かがやっちゃえば、でも個人で出してる作家さんいますよねって言えるわけで、それだけでも違うと思うんですよ。なのでどんどんそこは発信していって自由にしたいなという思いがありますね。そういう意味で新しい関係というか、そういうのを作れればいいじゃないかなというところです。

誠 Biz.ID 大同団結してない出版社の方が面白い気がしますね。

小沢氏 僕がいま持ちかけているのも、入ってないところです。せっかく入ってないんだからやりましょうよ、っていう。入っちゃったら負けですよという。横並びで何もしないよーと言ってるだけですから。

 もちろんお金うんぬんの話はあるんですが、それ以上にマンガ界はちょっと問題がいろいろ多いので。とくにマンガ家と編集の問題というのはほんとに根深いところなので。佐藤秀峰さんの件だったり雷句さんの件だったり、竹熊さんもよく言っているように作家と編集の信頼性が壊れてるというのが多いですね。

 うちも勝手にセリフを直されたりとか。担当が2人いたんですけど片方の担当が具合が悪いと言ってもう1人の担当と打ち合わせをして、その翌日にネームを送ったらその日出席していなかった担当からクレームが来るんですね。ほぼ打ち合わせ通りなんですが、打ち合わせの内容を聞いていないと言うんです。こういう打ち合わせをしたんだという著者経由で伝言をしたりするんですね、それで、いやそれじゃダメだからやり直しって、なに? って。普通の社会人的にはダメな慣習がまかり通っちゃってるんですよ。

 ただそれでもやっぱりマンガってどこか「憧れの産業」的なところがあるので、「お前がいなくてもほかに描く人いるよ」と買い叩かれているんですよね。

●電子化をやりたい一番の理由は、面白いものをどんどん描きたいから

小沢氏 もちろんそうでない編集さんもいっぱいいて、いまはもうそうじゃない人たちとしか仕事はしていません。ちゃんと最後に著者の味方ができる人とじゃないと仕事をしたくないんですね。出版できる力というのをこちらも持てば、いろんな意味で、正しい意味で対等になれる。そのうえじゃないといいコンテンツが作れないと思うんですね。そうすると結果おもしろいものがどんどん出てくるだろうし、実は電子化をやりたい一番の理由は、面白いものをどんどん描きたいという、そこにあったりします。

誠 Biz.ID 意思疎通ができなかったり作品が市場に出るまでに自分の意思が通らないことがあって、それに対して市場と直接パイプを持つことによって健全化を図っていく、自分が作りたいものを作っていくということですね。

小沢氏 セリフを勝手に直されるというのは、平気でやられましたよ。直してやってるからこれだけ見れるものになるんだ、感謝しろ、と真顔で言われたこともあります。でもそれってネットで言えば他人のブログに文章を書いてお前の発言だって言ってるようなものですよね。編集って一部の雑誌を除いて表に名前が出ないじゃないですか。それで最終的なアカウントの乗っ取りみたいなことをやられてしまうと、こちらは名前出してるわけなんで、どうなの、というのがありますよね。こっちの方がいいと思ったからといってどんどん変えちゃうんですよ。好きを嫌いに変えるくらいのことは平気でしますね。

誠 Biz.ID ストーリー変わっちゃわないんですか。

小沢氏 変わっちゃいますよ。例えば、すねた顔で嫌いと言うことで好きという気持ちを表すという表現がありますよね。それを分かりにくいから好きに変えちゃう。そういう感じなんですよ。

誠 Biz.ID それはいわゆる出版社さんに属する問題なのか、個人の編集者さんに属する問題なのか、どちらなんでしょう。

小沢氏 もちろん皆が皆そんなことをするわけじゃないです。ただ、一定確率でいますね。100人に1人とかじゃなくて、そういうブラックな人が感覚的には10人に2〜3人はいます。作り手と信頼関係を作れる編集じゃないと淘汰されていく気がしますね。というか、淘汰されると思って電子化を進めています。

誠 Biz.ID 現状では「もうオレは紙媒体はやめて、電子書籍一本でいくんだ」とはならないと思うんですが、今後電子書籍がある程度の売り上げを見込めるようになってきたら「じゃあどうなんだ」という話も当然ありますよね。

小沢氏 あります。じゃあ編集という職業が不要なのかというとそこはまた別の話で、作家と個人的に契約する編集、印税を案分するとか、そういう形で一緒に組んでやるよっていう。いま基本的に編集部に付いているわけですよね。いろいろ契約だったり正社員だったり、形態はいろいろですけれど、それが作家と組む形にだんだんスライドしていく気はします。

 マンガ編集者の機能というのは、一般誌の編集さんと違ってすごく幅広いんですよ。場合によってはほぼ原作者だったり、ネームという、いちばん最初のラフな下描きがあるんですが、そこまで編集が作る場合もあるんですね。かと思えばただ上がってきたものにセリフを貼るだけというのもあるし、そこは作家と編集の関係性によっていろいろだと思うんですよね。

 例えばその、スポーツものに詳しい編集さんとか、この作品にはこの人というふうに、いままでみたいな編集部中心じゃなくて作品中心でバンドのようにやるとか、そういうふうな感じでチームを作っていくというスタイルに変わっていく気はしますし、そうなっていくと面白いのかなという気はします。なので今の編集者のうち何割かは、原作者になっちゃうような気もしますね。名乗った方がいいんじゃないですか、という人もたくさんいるんで。

誠 Biz.ID イメージとしては、浦沢直樹さんと組まれている……。

小沢氏 長崎(尚志)さんですね。

誠 Biz.ID あの人にわりと近いのかなという。

小沢氏 そうですね。あの人たちの関係っていうのが、やっぱり5年後10年後のマンガ界の世界かなという気はします。あの2人はすごく強い信頼関係で作っていってるんですね。浦沢さんがどんな編集部に行こうとも、長崎さんがついてきて見てるというような。それは社内的に、会社人的には超法規的でありえない話かもしれませんけど、浦沢さんが描かれているマンガは面白いし売れてるし、結果を出してると。すべてがすべてそのやり方をやったら売れるわけじゃないでしょうけど、少なくとも浦沢さんの作品に関しては長崎さんとの信頼関係がベースにあったのは間違いないので、そういう意味では先の話でいうところの、編集部についてその権威で仕事をしようとしている人達はだめだろうなという気はしますね。

誠 Biz.ID 現状をお伺いしていると、竹熊さんのブログ(たけくまメモ)に書かれているようなことが現実になっているんだなと。

小沢氏 あのまんまですよ、ほんとに。

●僕にAmazonからお金が入って、僕から出版社にお金を払う

誠 Biz.ID 今後の展開を聞きたいのですが、今回の「AOZORA Finder Rock」を例えば写植を直して海外に売ったりしないのでしょうか。

小沢氏 あ、今やってます。「誰か翻訳して」とブログで呼びかけたところけっこうな数のオファーをいただきまして、いま英語版とフランス語版とドイツ語版をやってます。

誠 Biz.ID 海外版が出るとなると、売り上げの数も変わってきますね。

小沢氏 そうですね、国内は正直実験でやってるんですが、日本のマンガを翻訳して海外に行った時に、実際買う人はどのくらいいるのかなと。こんどは売り上げ自体が実験になると思ってるんですね。日本語版に関しては出すこと自体が実験だったんですが、今度はそういうところを試してみようかなと思っています。

誠 Biz.ID 海外だとページをめくる向きの問題があると思いますが、そこはどうなるんでしょう。

小沢氏 字だけ差し替えるつもりです。いまは海外でマンガを出す場合はほぼ日本と同じ開きになってるんですね。うちも何カ国かで出してもらってるんですが、ぜんぶ綴じは一緒です。日本のサブカルチャーに対してはオリジナルを尊重しろという話がいっぱいあって、最低限度の文字だけ置き換えるというスタイルが多いですね。いまは描き文字くらいのカタカナだったら読める人が増えてきているんで。

誠 Biz.ID なるほど。海外展開以外にはいかがですか。

小沢氏 次の段階として「出版社を通して(Kindle版を)出しませんか」と僕の方から出版社に持ちかけてます。その場合の印税率などを含め「相談しながら、やりましょう」という形で法務の人を交えて話をすすめています。

誠 Biz.ID それは小沢さんから出すということでしょうか。それとも出版社さんの名前で出すということでしょうか。

小沢氏 それも含めて相談しています。もしうちでやるとしたら、前代未聞の話なんですが、僕にAmazonからお金が入って、僕の方から出版社にお金を払うという、もしかするとそれこそ世界初みたいな、ヘンなお金の動きが発生する可能性はあります。

誠 Biz.ID もしそうなると出版社の存在価値って何? ってことになりますね。

小沢氏 竹熊さんが言っていた法務的な部分と、もう1つあり得るとしたら銀行的な役割というか、もっとプロデュース寄りの話が考えられますね。お金出します描かせます、そのへんの生活を保証します、例えば5000部分の印税は先に払います、仮に5000部行かなくてもそれは結構です、そのかわり5000部超えた場合にいくらください、というお金の動かし方をする組織というのは出てくるかなという気がしてるんですね。

 あと、どこかがお金を出さないと新人が育たないというのは非常に危惧しています。うちも今は出版社に損はさせない形のものは作ってる自負はあるのですが、デビューしたてのころというのは、当時モーニングでやってたバガボンドだったり、いろんな諸先輩のお金で食べさせてもらっていたので。そういう意味では、雑誌ってそれがいちばん面白いと思うんですよね。玉石混交で、その中からキラ星のように出てくる人は出てくるわけで。そういう形でお金が若い子にも回るシステムというのは、電子書籍の時代になってもやらなくちゃいけないと思います。

誠 Biz.ID 市場がシュリンクしていく中だとキビシイですね。電子書籍のコンテンツがちゃんと欲しい人に行き届くインフラができれば懸念も解消できると思いますが。

小沢氏 そうですね。ただ電子書籍は伸びていくところで、本当に数年かかるかかからないかだと思うので、あまりそこは悲観はしていないです。

誠 Biz.ID いまのうちに作品を描き貯めていくという考え方もあるんじゃないでしょうか。

小沢氏 あるでしょうね。ただそれ以前に、すでに貯まっちゃってる人が多いと思います。うちはいま買えない作品というのは全部で100ページちょっとくらい、読み切りだったり単行本未収録のものだったりと単行本1冊分もないんですが、それでもモーニング時代に出したマンガはいちど絶版になったものを幻冬舎さんに出し直してもらっていま買えるというだけで、たまたま運が良かっただけなんですね。なので、そこで出せてない作品を数千ページ持ってる方ってけっこういらっしゃるんですね。1冊200ページとして10巻分はあるという人は。

誠 Biz.ID 過去に単行本を出して絶版になったというものですね。

小沢氏 そうです。もう古本屋を丹念に回るしかない状況のものはたくさんあるので、まずはそこがいちばん簡単に動くのかなという気はします。ただ、それだけではほんとうに普及しない気もします。例えば手塚治虫全集とかって、家にあれだけの量を置ける人はなかなかいないじゃないですか。なのでそれこそ、表紙やカラーページだけ美術書並の印刷できっちりしたものを一冊作って、あとは電子書籍の権利と合わせて何万円という形であれば、簡単にできそうな気がします。

誠 Biz.ID ただ、それだけだと現状の読者の満足度を上げるのはできるんでしょうけど、市場拡大にはなかなかつながらないですね。

小沢氏 そうなんですね。拡大するのはやっぱり、おそらくAmazonだったりAppleが今の日本の出版社に求めている、紙媒体の発売と同時に新作を出すという、それでしか市場は拡大しないと思います。それまでは微増でしょうね。ただ、それはもうすぐなると思いますよ。もしくは電子書籍オリジナルで爆発的な何かが出るかですね。

【3月25日15時25分配信 誠 Biz.ID
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000036-zdn_b-sci
 
   
Posted at 12:50/ この記事のURL
食らうど、もといクラウド化するとヘルプデスクも変わる? / 2010年03月26日(金)
 会社のITが「クラウド」になると、わたしたちヘルプデスクの仕事のスタイルも変わるのかな? そんなギモンをぶつけてみるため、クラウドサービスの現役ヘルプデスク担当者に話を聞いてみました!

 く、くらうど? なに、それ……??? もしかして、ソフトウェアをインストールしすぎて、スタートボタンをクリックすると画面の3分の2くらいがスタートメニューに覆われてしまうようなパソコンのことを、いうのか?

 「画面、食らうど!」

 もう数年前のことだけれど、「クラウドコンピューティング」なるコトバをはじめて聞いた時は、まじめにそう思った。なぜだかわたしの頭の中では「クラウド」がカタカナに変換されず、漢字に変換されたのだ。わたしってどこまでも“花より団子”だからかしら? それとも長年使っているMS-IMEの影響?(マイクロソフトさん、ごめんなさい)。とはいえ、きっとこんな間違いを起こしたのは、わたしだけじゃないよね?

 このところIT系の記事には「クラウド」の文字が踊ることが多い。いや、本当はもっと昔から踊っていたのだろうが、わたしの業務に直接関係ないうちは、どうしても耳に、そして頭に入ってこなかった。わたしが直接関わっている業務は非クラウド、つまり社内にあるそれぞれのサーバやデスクトップPCにインストールされているソフトウェアのメンテナンスとか、ハードウェアの保守とかなのだから。

 でも最近になって「クラウドコンピューティングなるものについて、いろいろと調べておかないと、いつか仕事で困るかも」なんて思うようになった。日々の業務に追われるわたしの「クラウドコンピューティング」に対する知識なんて、大したことない。でも、“業務に直接関係ないジャンルの知識はあまりない”ってのは、きっとわたしだけじゃない……よね?

 クラウドコンピューティングについて、矢野経済研究所の小林明子さんによると「ITベンダーのデータセンターに設置されたクラウド基盤上で提供されるサービス」だという。しかしわたしにとっては、「インターネットという雲の中に SaaS(Software as a Service:サービスとして提供されるソフトウェア) がいっぱい」という程度の感覚しかない。でも立場上、今さら「クラウドコンピューティングって何?」なんて聞くのもカッコ悪いしなあ……なんて考えていたある日、このクラウドコンピューティングが業務に絡んできたのだ!

 オタクの元上司(おっと、失礼)、Aさんに、デスクの向こうから声をかけられたわたし。この連載ではおなじみの、オタクスイッチが押されて“いない”状態の、仕事モードのAさんだ。仕事モード時は、いつものすちゃらかな(?)状態ではない。

Aさん ……ということで、ウチもクラウドを導入するかどうか、検討することになったんだ。そこで、現在あるクラウドのサービスについて分かりやすくまとめてくれ。

 あっちゃぁ〜。やっぱり、“いつかこんな日が来るんじゃないか”と思っていた通りだわ……。

 こういう依頼の場合、予備知識があるのと、ないのとでは、作業時間がぜんぜん違う。この業界は、ちょっと目を放したスキに、新しい技術がどんどん飛び出してくる。気になる用語や新しく目にした言葉は、すぐ調べておくに限るのだが、つい日々の業務に流されて、調べるのを怠ったがために、いつの間にやらウラシマタロウ状態になることもしょっちゅうだ。今回もまさに、陸の孤島ならぬ雲の合間の孤島に流された気分。でもとにかく、業務として取り掛からねば!

 あれやこれや調べるうちに。多くの企業から多種多様なサービスが出ていること、それらのサービス導入のための初期投資金額から課金体制まで実に幅広いメニューが存在していることを知り、すっかり煮詰まってしまったわたし。いまのわたしは、マンガのように頭の上で花が咲いたり部品が飛び出したりしていそう。これはどうやら、一筋縄ではいかなそう。

 過熱しすぎて熱暴走気味の頭を冷やそうと、コーヒーを入れてデスクでまったりすることにした。眠くならなきゃいいけれど、なんて心配しながら飲むコーヒーは苦い。知らない間にわたしの脳みそは現実逃避を始めたのか、ふと新しいシステムを導入した4年ほど前のことを思い出していた。

 新しいシステムを導入するタイミングでは、ヘルプコールが増える。なんでも「トラブルの7割は変更時に起きる」らしい。それって結構、当たっていると思う。あの時もヘルプコールが一時的に増えた。しかもその内容は多岐にわたる。普段ならありえないようなちょっとしたものから、導入したシステムの技術的なことまで、実に幅広いコールがかかるのだ。だから、内容よりも走り回ったという記憶のほうが強い。わたしたちサポートスタッフが電話で答えられるレベルならいいが、新しいハードウェアが絡んだり、新しいネットワークが絡んだり、なかには技術部門から教えてもらってないような内容のものだったりすると、もうお手上げ……。そういう場合は、コールの内容をエスカレーション(専門的知識を持つ人に転送)するのだが、あの時もエスカレーション数が増えてずいぶんと技術者の手をわずらわせたものだ。内容はこちらにフィードバックされるので、わたしもずいぶん勉強にはなったんだけどね。

 ……ん? ちょっと待って。もし、クラウドコンピューティングの導入が決定したら、どうなるんだろう。今までわたしたちのところにやってきていたヘルプのいくつかは、クラウドを提供する企業に対して行われるはず。とはいえ、利用者の立場からすれば、ヘルプコール先は一箇所に決まっていたほうがいい。だから実際にはわたしたちのところにヘルプコールがきて、それをクラウド提供企業にエスカレーションすることになるんだろう。

 その時の体制って、どうなるのかしら。実際にクラウドが導入されると決まったら、そのあたりの体制もちゃんと決まるんだろうけど、予備知識がないとちょっと不安。でもそのあたりのサポート体制って、まだあんまり話題になっていないようで、調べてみても、参考になりそうな記事は見つからなかった(調べ方が悪いのかもしれないけど)。うーん。一番知りたいことが見つからないのはちょっとショック。でも調べようがないからって、そのままにしておくのはまずい。さて、どうしよう……。

 そうだ! 直接話を聞けばいいじゃん。クラウドな人たち(?)に。

 わたしは、この素晴らしい計画を実行するために、編集部を通じてアポイントメントを取ってもらった。そして今回、それが実現したのだ!

 2月のある日、わたしはドキドキを抱えながら上京し、東京は品川に向かった。今回、時間を割いてくれたのは、「ソニーの法人向けITソリューションサービス“bit-drive”のデジタルゲートヘルプデスク」のスタッフ、トモ(♂)さんとヨーコ(♀)さんだ。

●インシデントには解決まで付き合うって、すごい

 ソニーのbit-driveのクラウドサービスについては、Webでの紹介にお任せするとして、ここではヘルプデスクの仕事についていろいろと聞いたことを、書いていくつもり。例えば、同じヘルプデスク業務でも、うちの社内のヘルプの仕組みとほかの会社のヘルプの仕組みってずいぶんと違う点があると思う。この機会にそんな部分を知りたい……いえ、勉強させていただきたいということで、早速いろいろと聞いてみるわたし。

わたし ヘルプデスク歴はどのくらいですか?

トモさん 2年くらいですね。

ヨーコさん わたしも2年ちょっとです。その前は営業技術をしていました。

わたし じゃ、担当していたクライアントのヘルプ業務をするなんてこともあるんですか?

ヨーコさん そういうこともありますね。「導入時はこうだった」というものが、時間がたって「今はこうなっている」という流れが良く分かるんです。サービスって時間とともに変わっていくものですが、昔、提供したサービスを今でも使ってくれていると、やはりうれしいですね。反面、新しいサービスも使って欲しいなって思うこともありますけど(笑)。

 分かる! たま〜に、社内で古いPCを見ると「えっ!こんなもの、まだあったの?! 新しいのにしてもらったらいいのに……」って感じること、あるものね。

わたし サポート業務って、何時から何時まで提供するんですか?

トモさん 朝9時から18時までですね。

わたし 定時の18時に帰れます?

トモさん クライアントにとって重大なインシデントが起きた場合は、解決するまで付き合いますから、残業も多いですねえ。もちろん“平和な日”は、定時で上がれますけれど。

 そうそう。わたしだってバーゲンがあったりしたらやっぱり帰りたいもんね。

わたし わたしの会社では、「画面にアイコンが無いっ!」なんて単純なものから複雑なものまで、ヘルプの内容が多岐にわたるんですが、皆さんのところだとどんな電話が多いのでしょうか?

トモさん やっぱりメールに関することかな。メールが送れないとか。

ヨーコさん 「ネットに接続できない」っていう問い合わせも、時々。

わたし わたしの場合は自社内ヘルプなので、若手社員とか役員とかを問わず、決してITに詳しくないという社員からのヘルプコールが多いのですが、皆さんの場合はどうですか?

ヨーコさん 基本的には、bit-driveのサービス利用者として登録されているユーザーからの電話が多いですね。

わたし なるほど。それじゃ、専門用語も分かる人たちからのコールがほとんどってことですか?

ヨーコさん 時と場合によりますね。例えばトラブル時は「ルータってなんですか?」って聞かれることもあります。そういう時は、「黒くって小さなランプがいくつか付いていて、大きさは……」というように、外観から説明します。時々、「どうしても分からない」という場合は、「電源ケーブルじゃないほうの線をたどって、その先にあるのがルータです」と説明することもあります(笑)。

 おお! そのあたりはわたしのやり方と一緒だ。確かにLANケーブルって言っても、通じる人と通じない人がいるしね。“電源ケーブルじゃないほうのケーブルって”言い方、今度なんかあったときに使わせてもらおう。

わたし ITに詳しい人からのコールと、それほどでもない人からのコールとでは、やっぱり詳しい人のほうが楽ですか? それとも、コールの内容が専門的すぎて困る、といったことはあるんでしょうか?

ヨーコさん “ユーザーのスキルが高すぎて困る”というということはないですねえ。

トモさん 時には、明らかにこちら側に問題があって修正したいから、その許可をもらおうと、こちらから連絡する場合があるんですね。でもユーザーから「いや、こちらの設定が悪いんじゃないかな」なんて言われて、お互い「こちらです」「いやいや、こちらです」っていうやり取りをしたことがあります(笑)。

 それは少し、うらやましい。ウチなんて、「あなたの使い方が悪い」「いやヘルプデスクの教え方が悪い」なんて、責任をなすり付け合うことが……(以下、自主規制)。

わたし そういう時はどうするんですか?

トモさん お願いですから、試しに設定を変えさせてくださいってお願いします(笑)。

わたし そういうユーザーさんは、ヘルプデスクに迷惑をかけちゃいけないって思っているのかもしれませんね。わたし自身もどちらかというと、こんなことお願いしちゃっていいのかしらーって考えるタイプなので。

●ユーザーへの仲間意識を感じる

わたし 先ほどとは逆に、「なんとかしてー!」って、ちょっとキレぎみの電話かかってくることはありますか?

ヨーコさん キレているっていうより、業務が止まってしまって、せっぱ詰まっているというケースはありますね。そういう時は、早く解決できるよう、がんばってサポートしてまいす。

 きっと、火に油を注がないようなコミュニケーションを心掛けているんだろうな。ヘルプデスクの鑑だ!

わたし “勘違いヘルプ”はありませんか? 例えば、明らかにサポート範囲を超えた内容とか。

トモさん そういえば先日「プリンタが壊れた」というヘルプコールがありました。詳しく聞いたら、ウチのルータがプリンタの近くに置いてあって、そのルータにヘルプデスクの電話番号が書いてあったので、電話してきたみたいですね。

わたし コール先を間違えたってことですね。そういう場合は、“ウチじゃないです”って電話を切っちゃうんですか?

トモさん 当然、業務の範囲を超えているんですけど、ウチのユーザーが困っているのは確かなので、「プリンタの後ろとか横に、プリンタメーカーのヘルプデスクへの連絡先が書いてありませんか?」という感じに、解決のヒントを伝えています。

 そうか。顧客満足度の向上って、こういうちょっとしたことから、積み上げられるんだろうな。

 わたしも確かに社内で、「それってわたしの管轄じゃないよぉ」って思うヘルプを頼まれることもあるんだけど、冷たくできないのは確か。ヘルプデスクのスタッフってどこのヒトでも基本的に世話好きなんだろうな。クライアントにしてみれば丁寧に対応してもらったらうれしいだろうし、わたしもヘルプされる側なら「わたしが間違えたのに親切に対応てくれてうれしい」って思うはずだもの。

わたし 印象に残っているトラブルを教えてください。

トモさん 去年の夏かな。落雷でルータが壊れたって連絡があったんです。そのルータを交換してから1週間くらいでまた、落雷が……ってことがありました。

わたし それは確かに、ユーザーにとっては運が悪いことですね。どのようなアドバイスを?

ヨーコさん ケーブルテレビ回線を経由してネットワークを引いているユーザーだったので、モデムも落雷被害にあっていたんです。そこでおそらく、モデムから過電流が来ているんじゃないか? と当たりを付け、避雷器を接続するようアドバイスしました。

わたし なるほどっ! ユーザーの導入時の状況や構成情報が分かっていれば、アドバイスしやすいですね。そのあたりの情報は、担当営業の人からもらうんですか?

ヨーコさん 営業も開発も、そしてわたしたちサポートチームも同じフロアで業務をしています。役割を通じたコミュニケーションが取れるようになっていて、何かあればすぐに情報を共有できるんです。

トモさん “ヘルプwiki”も作りましたしね。

わたし ヘルプwiki??

トモさん もともとインシデント管理ツールは使っていましたが、お役立ち技術情報をメンバーで共有するツールがなかったんです。ヘルプする側からみると、問い合わせをよく受ける技術仕様や対応手順などはすぐに確認したい。そこで、必要な情報をメンバー各々が見たり書き込んだりできるwikiを立ち上げました。

わたし ほおっ! それって、スタッフ誰でも見られるんですか?

トモさん はい。運用事例とか、よくある対応例が、技術の観点とサポートの観点それぞれについて、書き込まれています。担当者がいなくても、あるいはヘルプデスクに今日から配属になったようなスタッフでも、このwikiさえ見れば大丈夫って状態にしてあります。

ヨーコさん ヘルプwikiがあれば、ユーザーを“たらい回し”にすることもありません。それに、わたしたちヘルプスタッフだけじゃなく、技術や営業の人もよく見ているようですよ。

トモさん 当たり前のようですが、今、起きているインシデントとか、ユーザーの問題とか、そういうのが解決するまで、つまり“これで大丈夫です!”と自信を持って伝えられるまで、徹底的にユーザーと向き合います。

 ヘルプデスクのスタッフが必要とする情報が1つにまとまっていて、すぐに見られる仕組みになっているのは、サービスを受ける側としては本当に助かる。お役立ち技術情報とサポート情報が”ひとまとまり”になるような仕組み、わたしたちのところでも作ろうかしら……って、そんなこと提案したら、言いだしっぺが作ることになるんだろうな。ああ、また仕事が増えそうだ……。

 今回、話を聞いて感じたのは、彼らがユーザーと向き合っている間(つまりサポートしている間)は、仕事だからやっているというより、「仲間が困っているから何とかしなくちゃ!」という気持ちを持っているのかな、ということ。きっと、そこまでユーザーに思い入れを持てることこそが、ヘルプデスクにとっての“プロ意識”なんだろう。

 それに“クラウド事業者”っていっても、SaaS、ASPのようなサービスだけ提供する事業者もあれば、サーバなどのインフラをホスティングさせるだけ、という事業者もある。その場合、トラブルが起こると、わたしのようなユーザー側の担当者が原因を切り分けなくちゃいけないけれど、トモさんとヨーコさんのような「サービスも、インフラも任せて!」という事業者のヘルプデスク担当者を味方にすれば、切り分けから解決まで対応してくれる。

 う〜ん、「メールが使えないじゃないか!」と社内のヒトから怒られながら自分で問題を切り分けるなんて、想像しただけでも大変だ。いっそのことプロに任せちゃう、っていうのもアリよね。

 ……という内容で翌日から、トモさんやヨーコさんに聞いた話を参考に、Aさんに提出する報告書の作成に取り掛かったわたし……だけど、Wordに“くらうど”と入力して変換すると、「蔵独活」と表示された。うーん。まあ、確かに“くらうど”って、アプリケーションがたくさんある蔵みたいなものよね、なんて誤変換にも納得してしまう。いやいや、このまま提出したら怒られちゃうって!

【鐙貴絵】 3月26日12時31分配信 ITmedia エンタープライズ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000026-zdn_ep-sci
 
   
Posted at 12:48/ この記事のURL
藍、開幕3連勝に早くも黄色信号 / 2010年03月26日(金)
宮里藍の開幕3連勝に注目が集まる「キア・クラシック」初日。「意識はなかったです。まずは1番のティショットをどうしていくか、ということしか考えてなかった」と、普段と変わらず目の前の1打1打に集中することを心がけ、スタートホールの1番ティに立った。

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1番を無難にパーで切り抜けるが、「ボールがポコポコと跳ねて、グリーンが難しい」と、午後スタートの宿命でもある荒れたグリーンに苦しめられる。それでも7番までパーで凌ぐと、8番パー5では89ヤードの3打目を手前3メートルにつけ、これを沈めてバーディ。気迫を感じさせる力強いガッツポーズを見せた。

前半を1アンダーで折り返した宮里だが、荒れたグリーンの影響か、後半に入りパットに苦しむ展開が続く。10番では1メートルを外してボギー。14番では3メートルがカップに蹴られてボギー、さらに15番でも2メートルを外して連続ボギーとする。最終18番も3メートルのバーディチャンスを逃すなど、この日1バーディ、3ボギー。2オーバーの59位タイは首位に8打差と、開幕3連勝に早くも黄色信号が灯る滑り出しとなった。

荒れたグリーンに最後まで苦しめられた感のある宮里。「パットは打てていますが、そういうのが特徴なので、それに負けないようにちゃんとストロークするのが大事」と、2日目以降の巻き返しに向けて気持ちを切り替えていた。「午後組で2オーバーは悪くないとは思う。我慢勝負だと思います」。午前スタートとなる2日目での巻き返しに期待したいところだ。



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中井学の3次元ゴルフ コースの罠を楽しもう! 3月26日12時36分配信 ゴルフダイジェスト・オンライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000006-gdo-golf
 
   
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スマイレージ、“逆・撮影会”でファンを激写! / 2010年03月26日(金)
 現在、メジャーデビューを目指して活動中の、ハロー!プロジェクトの新ユニット・スマイレージが、25日、新宿タワーレコードにて、撮影会イベントを行った。この撮影会、ファンがアイドルを撮影するのではなく、メンバーがファンを撮影するという、いわば“逆・撮影会”イベントだ。

スマイレージの新曲発売記念 握手会&撮影会の模様

 メジャーデビューを目指し、プロデューサー・つんくから出された課題「笑顔キャンペーン」に挑戦してきたスマイレージ。これは、グループ名(スマイル+マイレージ)にちなんで、ファン、スタッフなど、いろんな人の笑顔の写真1万人分集めてきて、巨大モザイクアートを作るというもの。これがクリアできればメジャーデビューできるという。今回のイベントは、そのラストスパートとして開催された。

 この日は握手会に続き、メンバーがファンの笑顔を撮影する撮影会を実施。「私がファンの方を撮らせていただくのは初めてだったのですが、みんな本物の笑顔を見せてくれてうれしかったです」(前田憂佳)

 この日までに、さまざまな笑顔の写真を集めてきたメンバー。時には、街ゆく人々に声をかけて撮影させてもらうこともあった。
「最初は話しかけるのが怖かったけど、快く撮らせてくれる人も多かったり、また『友達も連れてくるよ』と言ってくれる人もいたりして、うれしかった! 慣れてくると楽しくなりました」(小川紗季)
「街で声をかけて撮らせていただいた時『スマイレージのことを知ってます』と言ってくれた方もいてうれしかったです。また私たちのことを知らなかった人に、撮影を通じて知ってもらって、その後私のブログにコメントをくれたのがうれしかったです」(前田)

 彼女らのキャンペーン活動はこの日をもって終了。結果は、4月3日に行われる真野恵里菜とスマイレージのジョイントコンサートにて発表される。「自信あります!…でもちょっと不安(笑)」と話すリーダー・和田彩花。はたして彼女たちのメジャーデビューは実現するか--!?

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モーニング娘。アルバム『10 MY ME』インタビュー
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モー娘。新垣&光井が時給800円でタワレコ・バイト (10年03月17日)
スマイレージのメジャーデビューへ、つんくが出した課題とは!? (10年03月01日)
モーニング娘。、真野恵里菜が4月号に登場。デ☆ビュー編集部のブログ 3月26日11時50分配信 デビュー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000009-devi-ent
 
   
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「AKB48」メンバーブログが「炎上」 テレビ番組巡りコメント1万 / 2010年03月26日(金)
 人気アイドルグループ「AKB48」メンバーの板野友美さん(18)のブログが、一時期「炎上状態」に陥った。テレビ番組内での「鬼ごっこ」での振る舞いが原因で、ネット上で批判を浴びた様子だ。

 一方、ネット上では、批判的な書き込みが「ハロカス(「ハロー!プロジェクト」ファンに対する蔑称)」の仕業だと決めつける指摘が続出。ファン相互の「空中戦」の様相すら呈しつつある。

■テーマパーク内を90分にわたって「鬼ごっこ」

 波紋を呼んだのは、2010年3月24日にフジテレビ系で放送されたバラエティー番組「逃走中〜王国〜」。番組は、優木まおみさんや矢口真里さんら19人の出演者が、108万円の賞金をかけてテーマパーク内を90分にわたって、いわゆる「鬼ごっこ」を行うという内容。1秒逃げることに200円を得ることができるが、ハンター(鬼)に捕まると、すべて没収される。「自首」をして、貯まった金額をそのまま受け取ってゲームから脱落する方法もある。

 ところが、番組に出演していた板野さんは、自首地点近くで金額が貯まるのを待ち、金額は80万円ぐらいまで膨れあがった。このまま自首すれば、そのまま80万円を得ることができたのだが、結局ハンターに捕まってしまうという結末に終わった。これはルールに違反している訳でもないのだが、「お金が貯まるまで待ってから自首する」という戦略が、一部ネットユーザーの反感を呼んだ様子だ。

■書き込み犯人は「ハロカス」?

 番組終了直後から、板野さんのブログのコメント欄には、板野さんを非難するコメントが殺到。その数は1万近くに達し、「炎上状態」になった。この「炎上状態」は「2ちゃんねる」の利用者も刺激した様子で、「犯人はハロカス」と決めつける書き込みも表れた。「ハロカス」とは、「モーニング娘。」なども所属するアイドルグループ「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)ファンに対する蔑称で、書き込みの中には、「報復として荒らすべきブログはこちら」として、「ハロプロ」メンバーのブログを荒らすように煽る書き込みすらある。

 なお、板野さんのブログは「アメブロ」上にあり、アメブロでは、不適切なコメントを削除するサービスを提供している。そのせいなのか、現段階で確認できるコメントは3000件程度で、いずれも「逃走中おしかったですね」「逃走中良かったよ」などと板野さんに好意的なものが大半だ。


■3月25日19時22分配信 J-CASTニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000004-jct-ent
 
   
Posted at 12:42/ この記事のURL
ビビンバなど韓国の定番食品が宇宙食として認証−韓国メディア / 2010年03月26日(金)
 韓国の食品研究所が開発した韓国の食品10種がロシア連邦宇宙センターの傘下にある科学アカデミー生物医学問題研究所(IBMP)で、栄養や毒性学的な安全検証を経て認証基準に適合すると判定された。

 韓国食品研究所の研究チームが欧州宇宙機関の実施する「Mars−500」(2030年予定の火星有人探査を想定した520日間のシミュレーション)に参加する宇宙飛行士たちに提供するために開発したもので、これらは4月に行われる火星探査最終模擬実験に参加する海外宇宙飛行士に試食される予定だ。

 今回認証された宇宙食は、炒めキムチ、粉末コチュジャン、ビビンパ、ジャプチェ、ブルコギなど定番料理や、カレー、カボチャ粥、緑茶、紅参茶、シッケ(ご飯と麹で発酵させて作る甘酒のようなもの)など10種で、ヨーロッパ出身の宇宙飛行士たちの口に合うように、辛さや塩分を控え、よりマイルドに仕上げたそうだ。実際、ロシアとヨーロッパの宇宙飛行士11人に試食してもらったところ、10種の食品すべてが比較的よい評価を受けており、特にカレーやシッケ、ジャプチェは大好評だったという。

 韓国メディアによると、ロシアの専門家は「まだコチュジャンと炒めキムチの辛さに慣れていない宇宙飛行士もいるが、このような刺激的な味わいは長期間にわたり宇宙を飛行する飛行士たちの食欲をそそる良い食品になるものと期待する」と評価した。(編集担当:金志秀)

【3月26日12時2分配信 サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000024-scn-kr
 
   
Posted at 12:37/ この記事のURL
「誰もけじめをつけてない」前原国交相 / 2010年03月26日(金)
次々と政治とカネの問題が浮上する民主党の体たらくに23日、前原国交相が静かな怒りを表明した。一連の騒動が参議院選挙に与える影響を記者から問われ「選挙への影響はある」と断言。

「だれも政治と金の問題についてけじめをつけていない。それが支持率低下の大きな下落要因になっていると思う。政治家としてのけじめ、倫理観が、厳しく問われているのだろうという思いを強く持っている。国民からすればどうでもいい“民主党らしさ”とか、“参議院選挙を戦うために”という考え方は頭の中から除外すべき。根本的な問いかけとして、だれもけじめをつけていないということに大きな問題点がある」と、語った。

また、特定組合の丸抱え選挙についても批判。「支援者は神様だが、そうであっても是々非々でいかなければならないこともある。丸抱えでは言いたいことも言えなくなる」と話し、「私の選挙というと中心はあくまで後援会。団体にも支援いただいているが、それはワンオブゼム」と、一定の距離を保つことの必要性を訴えた。

《レスポンス 中島みなみ》

【3月24日15時47分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000019-rps-soci
 
   
Posted at 12:35/ この記事のURL
桜の名所(1):一本で存在感を示す福知山城天守閣 / 2010年03月26日(金)
 福知山市のシンボル的な存在の福知山城には、天守閣広場に桜の古木がある。以前広場には多くの桜があったが、今は1本だけになった。

 木の後ろには天守閣がそびえ、写真のロケーションにはもってこい。満開になれば全体が花でおわん型になり、天守閣同様に存在感を示す。
  3月26日3時47分配信 両丹日日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000301-rtn-l26
 
   
Posted at 12:34/ この記事のURL
Google、ネットを回遊するユーザーにリーチする 「リマーケティング」機能を提供 / 2010年03月26日(金)
 リマーケティングは、インタレストベース広告の機能のひとつとして提供するもので、自社サイトを訪れたことのあるユーザーがGoogleコンテンツネットワークのサイトを見ているときに、そのユーザーが関心を持ちそうな広告を表示する。自社サイトだけでなく、YouTubeのブランドチャンネルを訪れたり、YouTubeのホームページ広告をクリックしたユーザーも対象とすることができる。

 宣伝したいカテゴリのページに「リマーケティングタグ」を追加すると、そのカテゴリのページにアクセスしたユーザーのリストが作成され、それらのユーザーをターゲットとして関連する広告を表示する。検索連動型広告でサイトにトラフィックを集めた後、来訪履歴のあるユーザーを対象として、Googleコンテンツネットワークのサイトでユーザーに合わせた広告を表示することもできる。

【3月26日12時25分配信 MarkeZine
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000002-sh_mar-sci
 
   
Posted at 12:33/ この記事のURL
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