アブラゼミだけど籾山

April 10 [Sun], 2016, 9:27
腕の良くない歯科医に当たってしまうと、せっかく埋入したインプラントが安定しなかったり脱落したりする場合もあります。もちろんベテラン歯科医が埋入してもそういったことは起こりえますが、その確率の差は明らかです。万一に備えて保証制度があるのないのかは手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療のメリットはデメリットを凌駕します。自由診療のために費用がかさんでも、治療期間が1年を超えても、外科手術の必要性があっても、受けてみる価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を外見上は補ってはくれますが、インプラントは噛むという歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、美味しい食事を楽しむことができるようになります。味はもちろん、歯ごたえや温度まで再び感じられるようになります。固いものも普通に噛むことができるので、控えていたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は自分の歯の80%まで回復します。
インプラントは保険が効かないので、かなり高い出費を覚悟しなければなりません。でもだからといって、値段を最優先させてインプラントを選ぶようなマネは決してしないでください。表示金額以外に手術費用等を追加で請求される場合や、安全性に問題のある製品だったりという場合もあります。インプラントを選ぶときに優先させるべきものは、第一に信頼できる歯科医かどうかを判断することです。
インプラント手術は1本からでもできますが、現実には複数本の手術となるケースがほとんどです。高齢者がインプラントを希望する場合が多く、なくなった歯が1本ではない場合が圧倒的に多数だからです。また、大部分の歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではオールオンフォーといった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、歯がほとんどない方に行われるインプラント手術の最新技術です。従来の方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、オールオンフォーではインプラント4本ですべての歯を支えます。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントを埋め込む本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
近年では歯医者さんでもインフォームドコンセントをアピールしているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、すぐには終わらない長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が他の歯の治療に比べて長い理由としては、歯の土台となるインプラント本体と顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。サイナスリフトなどの骨造成を行う場合は更に治療期間は長くなります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、インプラント治療完了後には生活の質が一変します。
インプラントは抜けてしまった自分の歯を人工の歯で補うための治療ですが、同じような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので治療費は安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、外見上では抜けている歯はないように見えます。ですがそれはあくまでも体裁を整えただけで、歯の機能を取り戻せるかと言えば、実はそうではありません。体裁だけを気にするのか、またはきちんと噛める歯を望むのかは希望だけでは判断できないかもしれません。
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