脳ミソでアフリカゾウ

May 02 [Mon], 2016, 9:19
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん腕のいい歯科医がオペしてもそういったことは起こる可能性はありますが、その確率には大きな開きがあります。リスクに備えるという意味でも保証の有無は前もって確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療にもデメリットはありますがメリットの方がはるかに大きいという事実があります。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療期間が長期間にわたっても、外科手術が必須であっても、受けてみる価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見上だけは補ってくれますが、インプラントは歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、食事がとっても美味しくなります。味はもちろん、食材の食感や温度までしっかりと感じることができます。固いものも遠慮なく噛むことができますので、控えていたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは保険が使えないので、高額な治療費が必要です。でもだからといって、激安価格に釣られてインプラントを選んでしまうときっと後悔します。表示金額以外のものを請求されたり、安全性に問題のある製品だったりという場合もあります。インプラントを選ぶときに優先させるべきものは、最優先でその歯科医が信頼できるかどうかを気にすることです。
インプラントの埋入は1本からできますが、たいていの場合複数本の手術となるケースが大半です。インプラントを希望するのは高齢の方が圧倒的に多く、埋入する必要があるインプラントが1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、大半の歯が失われている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではオールオンフォーといった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、多数歯欠損の方に行われるインプラント手術の最先端の技術です。従来の方法ではインプラント1本に対して歯は1本でしたが、オールオンフォーでは4本ですべての歯を支えます。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントの埋入本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
近頃では歯科医院でもインフォームドコンセントを前面に打ち出しているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科クリニックに多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、長期にわたる治療期間を考えれば、患者の立場からしてみればあって然るべきことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長引く理由としては、顎の骨に埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。骨造成が必要であった場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、終了すれば生活の質が一変します。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、同じような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが目立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、ぱっと見では歯が揃っているようには見えます。けれども実のところは表面的な事で、歯の機能を取り戻せるかと言えば、現実にはそんな機能は備わってはいません。外見だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは判断が難しいところでもあります。
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