生きてた
2011.05.23 [Mon] 00:46

約2年ぶりくらいにblog書きにきました。生きてます。桜本です。
毎回「生きてます」から始めている気がするけど・・・。

私がココを書く時は何かにダダハマりしたときです。

遙か4、今更ハマりました。

ほんと今更なんだけど・・・。
友人にはアシュヴィンをオススメされておりましたが。
アシュと忍人さんと柊が割とすきだなーと思いつつプレイしていたんだけど、唐突に那岐が好きになりました。ああいう子すきです。他者と関わりたくない理由が自分が傷つきたくないからだというのは共感出来たし(エヘ)、変わりたくない・変えないでくれと思う気持ちも理解出来る。
自分一人の命くらい安いものだと思う自己犠牲的な精神だけは理解出来ないけど。

今那岐の話を書いているので、ある程度目途が立ったら更新したいデス。
(本当は逆ハー気味で書き進めていたんだけど、気づいたら那岐が出張ってた)
ついったーで那岐botちゃんが何気にSなのでかわいいですmogmog


あと数年前にこのblogで公開していた友雅さんの話を加筆修正して遙かページにアップしています。
私ネオロマが大好きなのに今までネオロマ関係のページがなかったって事に自分で驚きを隠せないです。ふしぎ!熱したり冷めたりするのが激しいのでどうなることやらという感じですが。。。
個人的には「抱きしめて、確かめて」が気に入ってます。
こういう気持ちになるのがこわくて人をうまく好きになれないってあると思うなあ。

ひさしぶりにアクセス解析見てみたらやっぱしotherページが一番アクセスあった。
なんだろコナン???
新一も快斗もkidも平次も大好きだけどネタが浮かばん。。。
ていうか自分の中のネタだいぶ出しつくした感。
勢いでまた書きたいなあ。

1年以上ぶり
2009.08.12 [Wed] 21:11

いまさら本当にお久しぶりです。桜本です。コンニチハ。
東京に暮らして約2年…いろいろありました。いやむしろ現在進行形でいろいろあります。
前回の日記の頃は本当に人間不信でどうしようもなかったもんですが、
今はちゃんと生きています。仕事はそれなりにやって、会社の求める資格もゲットし、
あとは時間の使い方がもう少し上手になりたいのと、引っ越しをしたいです。

それはともかく、このサイトの方向性ですが…
実のところ、もうずっと放置してるし今さらなんかするって言ってもなあ…と思ってました。
でも今ネット環境が整ったのと、放置しているにもかかわらず時折いただくメッセージを見ると、やっぱり続けたいなぁ…なんて思うワケで。
ところがどっこい。

一度PC初期化してる(された)せいで、FTPPWが分からない…wwwww

そんなわけで更新ができませんwww
HP登録当時のIDも不明のためフォームからPW請求することもできず。
心当たり全部試してみたんだけど、まったくログインできません。なので、登録時のIDを請求中デス。それが判明したら更新するぞーー!!

それで、サイト立ち上げ当時よりは好きなものも増えて、ジャンルも多くなりそうな予感。
NARUTOもぶっちゃけ一時期かなり熱が下がっていましたが今年の劇場版を見たらかなりテンションが上がってしまい、カカシ先生のことを思い出したら(?)胸がきゅんとなりました。てか、どっかの小説サイトさんでカカシが25歳?とかいう設定を読んで、それが公式なのかねつ造なのかわかんないけど、公式だったら同い年っていうかこれから先は私が抜くだけかwwwwてなった。でも原作中でも子どもたちは成長しているワケだから、カカシも年とってってるのか…?
それはともかく、初めてナルトを読んだ頃は高校生だか大学生だかでカカシがいやに大人に見えたものですが、ちょっとは社会経験を積んだ今では、昔よりは余裕をもってカカシのことを見守れると思う。(何の話)
ナルトの中途半端になってるやつも完結させたいし、怪盗キッドのやつもちゃんと完結しないと…。
実はたまにいただく拍手メッセはたいてい「続き楽しみにしてます」っていう内容で、本当に申し訳ないです…。更新します…。熱が冷めないうちに…。

また書きにきます。いつもメッセージ残してくださる方ありがとうございます。

生きてます。
2008.05.25 [Sun] 02:06

超久し振りに拍手コメント確認してみたら「いきてますか?」とのコメントを頂いておりました。(12日)
…生きてます…。
生活環境も変わりやっと半年ほど経とうとしてます。
やばい前回の更新って去年の夏??1年に1回更新ペースとかどんだけなの本当もうって話ですね。

ホントマジで色々あって人間不信に陥りそうになったけど、職場のスタッフたちが仕事でも私生活でも支えてくれて本当に助かった、ていうか救われた。そして自分の見る目の無さに情けなくなった。ろくでなしとそうでない人の区別なんてどうやったら付けられるようになるんだろう、私には一生ムリかもしれない。
だって「この人本当はろくでなしなんじゃないかな?」って思ってたら、みんながみんなそう見えてきちゃってさ、きっとコッチが疲れちゃうと思うんだ。それは困るな。だから見る目を養わなくちゃいけないんだろうけど、それがなかなか難しいわけでさ。

そのロクデナシの件で、自分で言うけれども私はひどく傷ついて、毎日溜め息ついてたんだ。みんなに「溜息ついたら幸せ逃げちゃうからやめなさい」って怒られるくらいに。でもそれから救ってくれた子がいたわけ。

「嘘をついて人ひとり傷つけといて「それで良かった」なんて俺は思わない」と言ってくれた彼。
「何があっても俺は桜本さんの味方です」と言ってくれた彼。
「落ち着くまで俺も起きてますから」と電話しながら夜中に言ってくれた彼。

文字にするととんでもなく薄情で、口先だけに見えるけれど、彼がいてくれたのでなんとか息が出来た気がする。東京に来てからわんわん泣いたことなんて無かったけど彼との電話では号泣した。
別に男女の関係ではなくて、私が勝手に彼を「いいこだなあ」と思っているだけ。なんだけど。
というか、あんまり彼に深入りして、たとえば予想外の行動をとられて裏切られた気分になるのが嫌というか。平たく言うなら「信じて彼の家に遊びに行ったのに食われそうになった」みたいなね。そういう風になりたくないのであんまり深入りしないようにしようと思っているけど、なんせ私は彼に非常に助けられたので、なにか力になれることがあれば力になりたい、とは思うわけさ。

っつー話を職場の先輩にしたら「そういうのを恋って言うんだよ…」だってさ。

勘弁してください本当、恋愛はもう、暫くしたくないんです。
他人には私みたいなのは恋に破れて負け犬の遠吠えしてる女に見えるかも知れない。悔しいが半分くらいは本当だ。いや、30パーくらいにしとく。男一人を取り合うなんてバカバカしいんだもの。そんなに他人のものが欲しいならあげるよ、どいつもこいつもろくでなしだよ。ろくでなしにはろくでなしがお似合いだよ。
そんな気分で私は土俵を降りたんだ。
あんたからすればこっちがろくでなしかも知れないけど、結果私が得たものはかなり大きかったよ。
この一件であんたはその男以外のほとんどを失くしたと思う。信用とか友達とかそういう類のもの。
でも私は自分は一人じゃないんだってことに気づいた。
なんか、今までずっと一人で抱え込んでいた気がしてたけど、心を開けば開き返してくれるんだなって思った。これは大きな収穫だよ。私は学んだよ。

だから私は彼女に対しても笑顔で接してる。軽蔑の気持ちを込めて。
背中をちょんと押されたら、笑顔のまま「あんたサイテーだね」って言葉が口から出てくるくらいに心の中は彼女を軽蔑する気持ちであふれているけど、そんなの表面に出してもなんの得にもならないから、しない。
早くあんたが私の前から消えればいいのに。
そうしたら、このドロドロした気持ちが静まっていくのに。きっと。

−−−こんな気持ちで毎日働いてます。人間関係ってめんどくさいなー。いつかこれをネタになんか書くぞって思ってる。すべては肥やしになる。
まとまった時間を作って小説をずっと書いていたいな、と思います。

コルダ…
2007.07.20 [Fri] 03:49





久しぶりの更新でアレですが…やっべww金色のコルダwww
はまってしまったかもしれません認めたくないけどwwwwwもうwww
何かにハマる経緯は大体以下の流れなのですが屍、大体(4)でつまずくんだよね〜私が興味を持つキャラって二次創作少ないから。

1)興味を持つ
2)いる場合は声優を調べる
3)アニメとかマンガとかを立ち読みとか視聴とかで見てみる
4)二次創作サイトを探す(主に名前変換)
5)興味を持つ→好きかも、に変わる
6)原作を読む
7)さらに好きになる

サイト傾向をご覧になって頂ければおわかりになるかと思うのですが、シャンクスだのエースだのKIDだの服部だの、他ではあまりお見かけしないキャラばかりでwwwしかも放置しまくりなのにどうして6万hitなのかwww
今年に入ってからソメヤ教授を更新しましたが、それまでは2年間放置してたっていうね…。2年って結構長いですよね〜。よくもまぁノコノコと戻ってきたものです。ソメヤ教授更新したいんだけど〜〜ちょっと怖いからまだ更新しない。(笑)あれはトラウマです。
毎年夏にはトラウマばかり起きる…しかも去年も今年もPIOで。(笑)

あ、で、コルダでハマったのはもちろん(?)金澤せんせーです。
とことん大人キャラが好きです。あ、そうでもないのか…?コナンでは大人キャラいないもんなぁ。
金やんに興味を持ったのは声優さんからなのですが(マジプリの博士と同じ人w)「あれもしかして見た目も私好みなんじゃないのこの人」と思いww二次創作探しまくったんですけどー、あんまり無いんですよね…やっぱりなぁ…自給自足かなぁ。
某友人様が「教育実習生」というなんとも萌えの塊みたいな事を言ってくれたので、大学時代に教免とっときゃよかったとちょっと割と本気で後悔しています。だってそしたらリアルに萌えるじゃん。でも教免取るには色々やらんとならん授業があって、担当教授がもうダメダメで(つうか馬が合わなかった)履修諦めちゃたんですけどね。その程度で諦められる夢だったってことですかね。
あー教育実習生か〜。でも音楽って。全然想像がつかないwwそもそも音大の仕組みとかもわからないww

キャラクターコレクションみたいなやつに収録されてたReverieは「なんじゃこりゃ」というカンジだったのですが(←素直)フルバージョンで聴いたら…なんか超いい曲だった…。色々と妄想を掻き立てられた…。声優さんって素晴らしい職業だなぁ。石川さんすごいなぁ。

マジプリの話
2007.07.03 [Tue] 04:04

こんばんは。カオルです。
えー先日マジプリサーチさんに登録させて頂きました。お世話になります。
ソメヤ教授っていうか、マジプリがもっと広がったらいいのにね…。アニメあんなに面白かったのにな…(いろんな意味で)
みんな恥ずかしがることないぜ!ジョシュアとか超いかすじゃん!私ジョシュア大好きだよ、あれ置鮎さんだからあんな神様みたいなキャラになったんだと思うよ!
あ、でも私の好き順位は教授、博士、アンリです。

マジプリ関連で訪問してくださってる方がどれだけこのblogをご覧になるかは分かりませんが、先日「乙女祭」というイベントで販売されたマジプリ本にゲストで描かせていただきました。小説ではなくマンガで。(笑うところです)
参加者さまがたのクオリティがマジで高くて、ホント…お恥ずかし…い…。
どうやったらあんなハイクオリティな作品が生まれるんだろう。
どうやって指動かしたらあんなふうに生きた絵が描けるんじゃい。
世界は広いなあ…。
でもすごく楽しかったです、描かせていただけて。
勉強にもなりましたし、刺激もいただきました。そして自分の重すぎる愛を再認識できました。(笑)
色々と言い訳したいんですけど、見苦しいので割愛…。


…でもこれだけは言わせてください…。

・愛はあります
・ご本人と二次元を混同している心算はありません

色々と誤解を招きそうなので、この2つだけは一応宣言させてください。
私も子どもじゃないので(おとなでもないけどさ笑)、そのあたりは…分別とか、一応あるつもり。…です。笑。あれは愛ゆえの妄想であり想像なんだな…と、生暖かく見守ってやってください。笑。
しかし、描かせていただいたマンガのほかにもう1本ネタがあったんだけど、そっちにしなくてマジでよかったーーーああああ!!!!あれはどんなに言い訳しても言い訳しきれなかった!よく自重したよ私。あれは色々とひどかった、妄想の塊すぎた。
妄想はサイトだけにしてくださいって話ですよ。ほんともう。

教授の話更新したいんだけど…、ちょっと自重する。(笑)
ほとぼりが冷めたころにね!きっと!

復活。
2007.06.13 [Wed] 08:12

最終投稿日が2006.10.15とかで大爆笑ですね。
こんにちは。ただいま戻りました。
今まで鵺澤ザクロと名乗っておりましたが、コスプレのほうの名前と統合します。桜本カオルと申します。とはいえサイト上での表記を変更するってだけの話ですので、別に鵺澤と呼んでくださっても、ザクロと呼んでくださっても構いません。呼びたければ。(笑)

小説の更新がないここ2年ほど何をしていたかと申しますと、まぁ社会人としてそれなりに働いていたり、ネオロマイベントにいそいそと通ったり、染谷俊のライヴに遠征したりと日々せわしなく動いておりました。
染谷俊にはまった切っ掛け、それは何を隠そうマージナルプリンス。笑。
これには参りました…私アンリが好きなのに。アンリが好きなのに、突然教授に転びました。もうなんか教授が好きなのかご本人が好きなのかよくわかりません。けど、小説を書いていると「ソメヤ教授」は明らかに染谷ご本人ではないのは自分でもわかるので(笑)、とりあえず二次元と三次元を混同しているということはなさそうです。たぶん。
そんなわたしが着々と筆を進めているのがソメヤ教授の話です。
今の所数本アップしておりますが、今後も増えます。サーチで検索してもソメヤ教授扱ってるサイトさんが非常に少なくって…凹みます。やっぱりあれですか三次元の人だからですか。さみしいよ〜。
サイトに発表することで少しでもソメヤ教授の輪を広げたい…!
どなたかソメヤ教授の大ファンでしょうがないって方いらっしゃいませんか!!(笑)

わたし王道らしく、ちゃんとアンジェとか遙かにもハマってるんですけど、ここまで集中して小説書いたのは初めてです。(笑)博士の話とかアンリの話とかも着々とネタがたまっていってます。早く書き上げたい〜。
マジプリサイトさんがもっと増えたらいいのになー。

さて、さすがに眠いので、そろそろ眠ります。
寝てるあいだに神様がおりてきて博士夢の続きを示唆してくれないだろうか。
おやすみなさい。


つづき!
2006.10.15 [Sun] 06:27


「――このまま溶けてしまえればいいのに。」
「・・・何と?」
「友雅さんと、わたしが。 このまま一緒に溶けてしまえたらいいのに。」
「、」
ふいに漏らされた言葉に友雅は一瞬目を瞠った。そしてそれを彼女に悟られぬように平静を装ってみせる。
「それは、どうして?」
「そうしたら、・・・ひとつになってしまえば、わたしが友雅さんのことを心配することもなくなるし、友雅さんがわたしを心配することもなくなる。」
だからこんなふうに切ない気持ちになることもきっとなくなると思うんです、彼女は続けた。
ひとつになってしまえば――それが即物的な意味ではないことくらいは理解できたけれど、かといって何を意味するのかは友雅にはよく分からなかった。
「でも、それは出来ないんですよね。どんなに頑張ってもわたしはわたしで、友雅さんは友雅さんで、べつの人間なんですよね。」
言って淋しげに彼女は睫毛を伏せる。
彼女の伝えたいことの大体は友雅にも分かった。身体より深い、目に見えない処でのことを言っているのだ。
ふたりの人間として存在している以上身体という壁を超えることなど出来なく、どんなに強く望んでも、ふたりはふたりという別の個体でしかない。
そんな悟りにも似た悲しい感情を、こんな小さな少女の胸に抱かせるとは。
恋とはなんと罪深きものか――友雅は知らず眉を顰めた。
「・・・そんなことを言わないでおくれ、姫君。 淋しい、悲しい――そんな気持ちを癒すために、わたしたちはこうして触れ合うことが出来る。こうして、暖め合うことも。」
友雅は彼女を強く抱き締めた。
「友雅さん・・・、」
「言葉で伝えることの出来ない気持ちを表現するために身体があると思えばいい。たとえば私が君をどうしようもなく愛しいと思うとき――、言葉にするよりも先に、こうして強く抱き締めたいと思う。」
「・・・・、」
視界の隅で彼女の睫毛が震えた。
「――そうですよね。言葉で言うだけじゃ伝わらないこともありますよね。・・・だから身体があるんですよね。」
言い聞かせるように彼女が呟く。その瞳はどこか頼りなげだ。
宥めるように友雅は微笑んだ。一瞬にして大輪の花が咲いたように空気が明るくなる。
「君の気持ちは分かっているけれどね。」
「・・・でも、友雅さんが思っているよりもずっと好きです。たぶん。」
「それは嬉しい驚きだね。」
言って友雅は彼女の髪を掬い上げる。
さらりと指をすり抜ける絹糸は、まるで彼女の繊細な心のようだと思った。

ふと彼女の肩越しに外を見遣ると、彼女がひどく楽しみにしていた雪が舞い降りてくるのが見えた。
「ご覧。姫君。」
「え?」
「雪だ。」
「あ・・・、」
空から舞い降りてきたばかりの雪は、地面に辿り着くとじわり、と溶けた。
「消えちゃった・・・。 積もるかな?」
「積もられては困るな。君はきっと風邪をひいてしまうだろうからね。」
「わたしそんなに子どもじゃないです!」
「そんなことは言っていないさ。」
「言ってます、「はしゃいで遊びまわって風邪ひいたら困る」ってことでしょう?」
「そう聞こえたかな?」
「聞こえました。」
「それは失礼したね。」
ふふ、と笑ってそれから、友雅は呟いた。それだけ元気が余っているのなら心配ないね。
「・・・え?」
「君の悲しげな顔は私も見たくないのだよ。わかるね?」
「・・・はい。」
言って彼女は頷いた。それを見て友雅も満足げに微笑む。

「ではまずは、降り始めたこの雪を楽しむとしようか。姫君。」

途中まで書いたやつ
2006.10.07 [Sat] 23:30

 庭に出ると玻璃のように凛とした空気が彼女の肌を刺した。

「寒いな、」
季節はもうじき冬だ。未だに京の暦には慣れないままだ。元の世界では何月だろうかと考える。
京にやってきたのが春の話だから、かれこれ半年はこの世界にいることになる。一度、元の世界に帰れるかも知れない機会があった、けれど彼女はここに残った。
理由を一口に言うのは難しい。

「随分と早起きだね、私の白雪は。」
背中に掛けられた言葉は紛れもなく愛しいひとのそれだ。
「友雅さん。おはようございます。」
「そのように夜衣のままでは身体を壊してしまうよ。上がりなさい。」
「でも、雪が降りそうなんです。」
「それは着替えてからでも遅くはないだろう?」
友雅は彼女に部屋に上がるよう強く勧めた。
彼女はいささか不服そうに頷いて、小走りで部屋へと上がった。

寒さで頬を赤く染める彼女に友雅は微笑み、その手を取った。
「友雅さん?」
「長いこと庭に出ていたのかい?手が冷たい。」
こんなに冷たくして、かわいらしい手が台無しだ。友雅は残念そうに彼女の指先を撫ぜた。
「あ・・・、いえ、友雅さんが来るちょっと前です、」
「ほんとうに?」
「嘘ついたってしょうがないです。」
「それはそうだ。」
言って友雅は楽しそうに笑った。
そして、握っていた彼女の手に少しだけ力を込めて引っ張った。重心を崩して彼女が倒れ込む。そうして彼女はすっぽりと友雅の腕の中におさまってしまった。
「え、友雅さん、」
「雪を楽しむのは雪が降ってからでいい。」
「まぁ・・・そうですけど・・・。」
「不服かな。」

 彼の白雪は少々男勝りで、――そう、現代で言うならその程度のことで済む話だが、ここは京だ。風流をたしなみ、女性はたおやかであるべきをよしとする京、いや貴族としての人間が彼女のような性分をよしとしないのは、彼女も充分理解していた。
気になることがあるとすぐに外に出たがるし、きらびやかな服にも大して興味はない。はじめ友雅はそれが解せなかったが、しかし、彼女のような女性はたしかに新鮮であった。そんなところも彼の気に入った。

「此方をご覧。」
言って友雅は彼女の顎を引き寄せた。息も触れ合いそうな距離だ。
彼女の鳶色の瞳が友雅を映した。そして彼の緑でもなく青でもない瞳が彼女を見た。
「私はね、君が今にも月へ帰ってしまうのではないかと思っているのだよ。」
「そんなこと、」
「無い、と?」
「・・・例えばわたしが帰りたいと思ったとしても、手段がありません。わたしはもう神子じゃないし。」
「・・・そうだね。」
ふふ、と友雅は笑った。そして、それでも私は心配なのだよ、と言った。
「君が私の見えない所にいるとき、私がどんなに心を乱しているか、君は知っているかい?」
「・・・それは、わたしも一緒です、友雅さん。」
「おや、姫君は私を疑っておいでかな。」
「友雅さんこそ。」
吐息が混じる。互いのまつげの先まで判然と見えそうだ。
「それは失礼したね。」

 友雅は彼女の頬を指先で撫ぜ、その手をそのまま彼女の肩に回した。そうして彼女を胸に抱く。
彼女の香が友雅に届き、また友雅の香が彼女を包んだ。

3ヶ月ぶり・・・くらい?
2006.03.10 [Fri] 00:29

入社まで少し時間があるのでちょっとまったりネットしてます。
いつぶりなんだろ・・・なんか、友達が急に増えてから遊ぶのに忙しくてネットどころじゃなかった・・・。←すごく正直・・・。遊んだり衣装作ったり就職活動したり卒業試験受けたりしてました。どうも鵺澤です。
今はまっているものはアンジェリークです。屍

どうやらバトンも戴いてたみたいなので、もうほんとイマッサラですが回答とか・・・させて戴きたいと思います・・・おっそ!!!

遊んでた間これといった創作活動もせず(だってネオロマで大体満たされてたからね・・・泡)、なんか小説の書き方とか忘れました。もうだめだ・・・ハハッ そろそろちゃんとサイトの方向性を決めないといけないですね。って自分でも思ってます。
なんでこのブログ毎日アクセスがあるんだろ・・・どなたがご覧になってるのだろうか・・・ハハハッ・・・
ま、見てくれてる人がいるのが分かったんで書きに来たんですけどね!屍

もし今後小説が増えるとしたら・・・アレだ。あんじぇりーくだ・・・

無 題
2005.12.11 [Sun] 10:36

 卒業論文――大学を卒業するために必要な過程の一つだ。一つ、というよりは、これが一番重要だ。何年頑張ったとしても、これが提出出来なければ卒業は認められない。
・・・なのに。

 「どうしてそんな時期にこんなことになっちゃうわけ。」
なんだか知らないけれどわたしは「京」とやらに喚ばれてしまった。藤姫ちゃんの話によるとわたしは「龍神の神子」で、「八葉」と呼ばれるひとたちと一緒に「京」を救わなければならないらしい。まったくわたしもとんだ夢を見たものだ。そんなお話、信じろというほうが無理なもの、けれど数日ここで暮らしてみて分かった。これは夢ではない。
 藤姫ちゃんに説明をされたとき、とりあえずは自分の頬を軽くつねってみた。それ相応の痛みが走った。出された食事を食べてみた。味が判別出来た。ここはどこなの、と駄々をこねてみた。――落ち着きなさい、と扇で制された。扇が冷たかった。

 卒論も書き掛けなのに・・・提出まであと数日なのに。
いや、喚ばれた時点で提出日まであと五日だったから・・・想像したくもない。落第、留年だ。願わくばこれがほんとうに夢で、目覚めたら一晩しか経っていないなんて奇跡が起きますように。
それでも筆を紙を借りて卒論の続きを書こうとしている自分が何だか情けないというか、諦めが悪いなあと思った。藤姫ちゃんは仮名を書くわたしに驚いていたし、鷹通さんはわたしの文字の形の悪さに舌を巻いていた。(もちろん口に出してわたしの文字を批判したのではない。「うわ・・・」と顔に書いてあった。)
しょうがないじゃない、パソコン世代なんだし。
そんな風に心の中で呟いてみるも、中学生の頃習字の授業をもう少しまじめにやっておくんだったなぁなんて思う。誰よりもまじめそうな鷹通さんに嫌な顔をされるのは、正直、気分のいいものではない。どうせなら良く思われたいではないか。・・・つくづく嫌な性格だな、と思った。

「姫君は何がご不満かな。」
「わっ、」
振り向くと、ゆるくウェーブのかかった豊かな髪を揺らせた緑の瞳がわたしを見ていた。