3月27日
午後3時。
ついに先生が現れ、停滞していた状況から出産へと動き出しました。
これまで様子を見に来た助産士さんに加え、2人の看護士さんも参戦です
「いきみたくなったらいきんで下さい」という先生の言葉に従いいきみ、そのたびに先生にお腹を押してもらう。
これを数回繰り返したものの、プチ子は下りれないままでした
ついに、
「赤ちゃんが下りてこないようなので、
会陰を切って吸引をします」
という宣告をされました。
覚悟はしていたケド…やっぱり痛ぁい

陣痛が弱いせいか、にょへ子が痛がりなのか^^;
やけつく痛みを感じながらも、目を閉じて処置されるのを待ちました(><)
そして吸引。
出口のあたりで何かがつかえている感覚が
ここで再びいきみ開始!
しかし1回目では生まれず。
2回目。
「フギャッ」というプチ子の声

あと少しで会えるんだ!!
3回目。
出てこないものの、「赤ちゃんの頭が見えて来ましたヨ〜」という声が。
そして4回目。
「いきます!」と言い、いきみ始める。
「にょへ子、頑張れ
」と叫び続けるピロティ。
声を出すと力が抜けると言われたにょへ子は、歯を食いしばって
「ん゛〜っ!ん゛ん゛〜っ!!!」
と踏ん張り続けて…。
「ハイ、頭が出ましたよ!」という声に合わせて、出口につかえていた何かと(

です)、その後にゅるっと温かい物(たぶん胎盤)が出てくるのを感じ、
午後3時30分、無事に男児を出産したのでした

規則的な陣痛から17時間半。
決して超がつくような難産ではないしもっと大変な思いをされたお母さんはこの世にゴマンといるのでしょう。
それでも私はこの出産によって
「ひとりの人間を産み落とす事」の大変さを思い知りました。
先生がたの「おめでとうございます」の言葉に包まれる室内。
へその緒などの簡単な処置を受け、プチ子からオーちゃんとなった

が胸にやってきたとき真っ先に出てきた言葉は、
「ありがとう」でした。
にょへ子が疲れ切って休戦となった時でも、絶えず元気でいてくれたオーちゃん。
吸引でちょっと長い頭になっちゃったケド、五体満足で元気よく泣いています。
その元気のよさは、LDRに入ってからずっと私に力をくれました
その後体重測定。
なんと
3590グラム
エコーの診察時に確実に3キロ超えしてるとは言われてたケド、まさかこんなに大きかったとは(゜Д゜;)
しかもへその緒が首に巻き付いていたようで、おそらくこの事が原因でなかなか下りて来れなかったのだろうと言われました。
その後にょへ子が会陰縫合されてる間に、点眼などの処置を受けたオーちゃんをピロティが怖々と抱いていました。
嬉しそう…痛みを分け合う事はなくとも、二人で乗り越えた出産だったと思います。
そばにいてくれて本当に良かった
縫合を終えて身体を拭かれ、点滴・導尿の処置をした後は室内で3人きりになりしばらく親バカ撮影タイムを楽しんでいた変人一家

しかし看護士さんがやってきて、
「にょへ子さん家のご一行の方々にガラス越しに見せてきますね。ロビーがいっぱいで他の方が座れないので…」
とオーちゃん没収されました
てか待ってる人達の存在をすっかり忘れてたよ…
ご一行に報告をしにピロティが出て行った後、にょへ母が再来。
「頑張ったね。私に孫を産んでくれてありがとう」
と労ってくれました。
ここでにょへ子は、妊娠中からずっと伝えたかったことを言いました。
…普段は照れくさくて言えない事。
結婚式の両親へのスピーチでも父親にかける言葉が少なすぎたために、あえて無難な内容にしちゃったから…。
「お母さん、私を産んでくれてありがとう」と
程度は違えど、つわりや身体の変化で不自由になったり、気持ちだって不安定になったり…にょへ母もこんな思いをしながら10ヶ月頑張ってくれたんですよね

それを身をもって感じた10ヶ月でした。
ご一行が帰った後も、ピロティとLDRに残り点滴が終わるのを待ちました。
結局太い針を8時間つけっぱなし。出血が多い分よぶんにつけられたようです。もうこりごりだぁ

導尿しているため生まれて初めての車椅子を体験しながら、半日ぶりの陣痛室へ。
夕食の時間をとっくに過ぎ、冷めた物が置いてありました

なんと、鶏の照り焼き

にょへ子の好物なので迷わず食べました♪
面会時間をちょっと越えた頃までピロティに食事や歯磨きの世話をしてもらい、ピロティ帰宅。
ピロティだってクタクタだろうに…帰宅後は夜中まで大掃除をしたそうです。
ありがとう
通常なら翌日から母子同室だそうですが、導尿しているため翌々日からです。
少し残念に思いながらも、この日はクタクタで10時頃から爆睡

色々な思いをした、長い長い一日でした