滋賀県彦根市、龍潭寺と彦根藩主、井伊家ゆかりのスポット

October 11 [Wed], 2017, 9:00

2017年、NHK大河ドラマ”おんな城主直虎”が放映されています。
ずっと静岡県浜松市が舞台でしたが…、
ドラマ終盤になって登場した井伊直政が…、
後に、初代彦根藩主になる関係で…
彦根周辺もちょっと注目されています。

そこで、滋賀県彦根市、井伊家ゆかりのスポットへ。
まず、佐和山山麓にある、龍潭寺からスタートしました。


静岡県浜松市にも同じ龍潭寺という名前のお寺があります。
参道入り口に立つと…、
この二つのお寺、どことなく…、
ちょっと似た雰囲気があるように思いました。







井伊直政は家康に仕え、数々の戦いで戦功をあげていきます。
そして、関ヶ原の戦いで大活躍した後…、
戦いに敗れた石田三成に代わって…、
滋賀県、彦根にある佐和山城主になりました。

その時、浜松の龍潭寺を彦根にも…!
…と、この地に分寺されたそうです。
開山は、大河ドラマにも登場していた昊天和尚です。







昊天さん、ドラマでの姿がぱっと思い浮かびます。
禅僧としてはかなり出世した人で…、
庭造りの特技があったそうです。

小堀遠州と昊天和尚の合作と言われる庭もありました。
書院の東庭と呼ばれる庭です。
池の向こうには佐和山が眺められ…、
奥行きと広がりを感じる庭です。






彦根の龍潭寺は、浜松の龍潭寺に比べ…、
まだそれほど注目されていないからでしょうか…。
静かな環境、落ち着いた雰囲気でした。

また、「ふだらくの庭」と呼ばれる枯山水の庭も…。
観音浄土の世界を描いた庭だそうです。
中央の石は、観音さまの立ち姿と言われています。






このお寺には「園頭科」という学僧のための…、
造園専門学を学ぶ場があり…、
修行中の学僧さんの作った庭もありました。

また、江戸時代の俳人、森川許六の襖絵など…、
たくさん絵画が残されていています。
許六が彦根藩に仕えていたとは知りませんでした。





さて、お隣にも井伊家ゆかりのお寺があります。清凉寺です。
井伊直政は、関ヶ原の戦いで大活躍するのですが…、
その時受けた鉄砲傷がもとで、亡くなりました。
その直政を葬ったお寺が清凉寺です。

それ以降、井伊家の菩提寺として、
歴代彦根藩主の墓所となっています。
井伊家は徳川幕府の重臣だったので…、
和尚さんも高僧ばかりだったとか…。





敷地は、石田三成の重臣、島左近の屋敷跡です。
観光寺院ではないので、宝物は非公開。
できるのはお参りだけです。ご朱印はOKでした。

さすが幕府の重臣の菩提寺…。
その佇まいに格式の高さを感じます。
まだまだ、このゾーン…、佐和山周辺には…、
井伊家ゆかりのスポットがたくさんあります。





龍潭寺まで戻って、その先にある坂を登って行くと…、
大洞弁財天のお堂があります。
ここも井伊家ゆかりのお寺です。

弁天堂の建物に入ります。
黒っぽくすすけた歴史を感じさせる建物…。
ところどころに色鮮やかな彩色が残っています。





欄間の彫刻が素晴らしいです。
「彦根日光」とも言われるそうだけど…、
昔は日光東照宮みたいにきらびやかだったでしょうね…。

弁天堂の中に入り、座ってお参りします。
お〜!目の前に大きな弁天さまの姿…!
この弁天さま、見る人の心によって…、
お顔が変わる…!、と言われています。





弁天さまというと、「美の女神、音楽の女神」…。
美しいものを作り上げるアーティストというより…、
芸術大学の教授のような感じがしました。

 「あんた、もっと難しいことにチャレンジしなさいよ…!」
…なんて、弁天さまに言われそう…!
慈愛深く、でも厳しく指導する女神さまのように思えました。






弁天堂の前から正面遠くに彦根城が眺められます。
大洞弁財天は、彦根城の鬼門にあり…、
鬼門を守護し、領内の安泰を祈願して建立されたそうです。

楼門のところに立つと、まるで額縁に入ったように…、
遠くにある彦根城が眺められます。
本当に、心に残る風景でした。


2017年10月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:nyannmama
読者になる
Yapme!一覧
読者になる