テグ世界陸上10

2011年09月09日(金) 15時42分
さて、ゴーンデンリーグも既に再開されてますが…、残っていた最終日についていくつか。

午前中に行われた男子マラソンではキルイが2時間7分38秒で連覇達成。25キロ〜30キロが14分18秒か…おそろしいですね。2位にはキプルトが2時間10分06秒で入りケニアがワンツー。男女共に今大会のケニアは強かったなぁ。

日本勢では堀端選手が2時間11分50秒で7位入賞。正直日本選手の入賞は厳しいのかなと思ってましたが、将来性を感じる攻めと粘り強さがありましたね〜。
この経験から世界の高速レースに今後どう挑んでいくのか楽しみです。
また中本選手が10位、川内選手が18位に入り、ワールドカップ銀メダル獲得に貢献しました。色々見方はあると思いますが、あそこまで追い込める川内選手は純粋に凄いというか、ぐうたら人間の私からしたら眩しすぎます(笑)


男子三段跳決勝はアメリカのテイラーが17m96(+0.1m)の大ジャンプで優勝。
ダイヤモンドリーグで17m68を跳んで注目を集めていましたが、能力だけでなく強さも本物でしたね。
今大会ではピアソンのレースに並ぶ「おぉ〜っっ!!」という大歓声が我が家のリビングにて発されました(笑)。今後はぜひ18m超えを達成してほしいところです。

2位のイドウが17m77、3位のクレイが17m50、4位のコペロが17m47という結果になりましたが、ファウルも含めて大ジャンプが連発し、久々に三段跳ならではの白熱した面白い勝負になりましたね。
ただ…しつこいようですが、イドウの着地がもどかしくてしょうがない(笑)
また、差はつけられたもののエボラが17m35で5位、オルソンが17m29で6位に入り、オリンピックチャンピオンが復活の兆しを見せてくれました。


男女共にトラックの最終種目となった400mリレーは、2時間位の間隔で予選と決勝が行われるという珍しいプログラム。
日本勢は女子(岡部-高橋-福島-今井)が43秒83で1組5着、男子(小林-江里口-高平-斎藤)が38秒66で2組4着に終わり、いずれも予選敗退。
どちらも決勝進出が期待されましたが女子の通過ラインは42秒92でしたからベストの走りが出来たとしても今回は難しかったですね。しかし市川選手を欠いたことを考慮にいれても今までで一番良い結果ではないでしょうか。福島選手も史上初めて個人で準決勝に進出したことですし、これからに向けて大きな前進となった大会かもしれません。

男子はセント・クリストファー・ネビスやイタリアが予想外のレースをしたこともあって落選となりましたが、今季の戦績や記録から考えるとそう悪いタイムではないような気がします。ただ単純な考え方ですが、かつての伊東さん、末續選手や塚原選手のように同じ大会で個人でもベスト16以内に入るような絶対的エースが2走にいないと大きく違ってくるのかなという印象は残りました。少なくともアンカーに渡った時点で2番手争いが出来るような位置にいないと朝原さんのように追い上げたり、競ったりは心理的にも難しいのかな…と。
もちろん江里口選手や斎藤選手に対しての批判ではなく、今まで流れにのってきた大半のレースパターンとは違うパターンに対しての微妙な乱れが積み重なり、通過ラインチームとの差になったのもあるのではないかという勝手な予測です。
世界大会8大会ぶりの決勝を逃す、というよりも、よくこれまで7大会も連続で決勝に残れたもんだなあ…と思うのでそこまで驚くことではなく、新たな時代を築いていく上でのスタートを切ったと見ていいのかもしれませんね。
とはいいながらも、やっぱり末續選手や塚原選手には早く帰ってきてほしいです(笑)


そして決勝。
まず女子はナイト-フェリックス-マイヤーズ-ジーターでつないだアメリカが41秒56で優勝。フレーザー-スチュワート-シンプソン-キャンベルの豪華メンバーを揃えたジャマイカは41秒70で2位、3位にはウクライナが42秒51で入りました。アメリカとジャマイカの争いでずっと世界新を期待し続けているのですか、なかなか出るものではないですね。しかしさすがに両チームとも41秒台をマークしてきました。
フェリックスはこれで今大会4つ目のメダルを獲得。四冠ではないものの、凄いことですね。


男子はカーター-フレーター-ブレイク-ボルトのほぼ定番メンバーでつないだジャマイカが37秒04の世界新で優勝!正直世界新は出ないだろうと思っていたため、新記録だと気づくまでに結構時間がかかりました(笑)。それにしてもやっぱりボルトは大会の主役になりますね〜。初めてアンカーの走りも見れましたし、ある種、北京やベルリンよりも面白かったような気すらしてきます。来年はパウエルも入れて更に大幅な世界新に期待です(パウエル大丈夫かな…)。

2走にルメートル、アンカーにビコと100mファイナリストを2人揃えたフランスが38秒20で銀。永らく破られていないフランス記録が更新される日も近いかもしれません。
またセント・クリストファー・ネビスが38秒49で銅メダルを獲得。これは誰も予想出来なかったでしょうね。コリンズの2走の走りはいかつすぎでした(笑)

そしてアメリカは3走のパットンがイギリスのアンカーと接触して転倒。共にバトンが渡らず失格になった上、好位置につけていたトバゴ(39秒01で7位)まで巻き込んでしまったのが後味悪かったですね…。やっぱりリレーは何が起こるかわからない怖さがあります。

最終日は他にも男子5000mでファラーとラガトのラスト直線での激戦があったり(ファラーが優勝。ラガトが銀)、女子800mでは冷静にレースを進めて一気にトップに立ったセメーニャをサビノワが1秒55台で逆転Vを達成するなど見所満載の1日でした。

閉会式も放送して余韻を味わえるとなお良かったですが、十分楽しめた9日間でした。

と、同時に閉会してしまったことと、グランプリなどの世界的な陸上シーズンはもう終わりなんだなあという寂しさを感じますね。


シーズン全体を通してのネタも時間があれば書きたいと思いますが、とりあえずこんなところで。



一気に残量が減ったハードディスクを編集しなくては…


〜了〜

テグ世界陸上9

2011年09月06日(火) 21時08分
○8日目

50km競歩では森岡選手が3時間46分21秒で見事に6位入賞。今村さんの過去最高成績に並びましたね。
谷井選手が9位、新井選手が10位と3選手が10位内に入る健闘でした。今回は出られませんでしたが、山崎選手もいますし、これから盛り上がっていきそうです。
優勝はバクリンで3時間41分24秒、ニジェゴロドフが2位に入りロシアがワンツー。やっぱりロシアはこの種目強いですね。というか、ロシアに苦手種目ってほとんどないか…。


女子100mHでは今季絶好調のピアソンが12秒28(+1.1m)という最近では考えられない素晴らしい記録で優勝!準決勝の12秒36もビックリしましたが、まさか2台に突入するとは…。記録もさることながら、ほぼ100点満点ではないだろうかとも思える完璧な走りは素晴らしかったですね。リズムもタイミングもバッチリで、少し柔らかいというか、ちょうど良い位のキレ味には一切無駄のない完成度の高さを感じました。歴代では4位、2000年代では最高(1992年のエンクイスト以来の2台かな?)、そして80年代の記録を破っての大会新ということですが、世界記録並に価値のあるレースだったのではないでしょうか。
この種目での世界新はなかなか難しいだろうと思っていましたが、これから期待できそうですね。
2位にはカルザースが入り12秒47、ハーパーが同記録で3位と共に自己新をマークしたハイレベルなレースでしたが、今回はピアソンの一人舞台でした。


男子200m決勝にはボルトが登場。ピアソンが記録を出した条件を考えると、ボルトも結構いくのではないかと思っていたら、19秒40(+0.8m)という予想以上の好タイムをマークして優勝。
世間一般の評価からすれば「世界新ではなかった」という見方をされてしまうのかもしれませんが、19秒5を切ったことがあるのは過去に2人だけで、上には100年は破られないと言われたマイケル・ジョンソンの19秒32と、その記録をボルトが2度に渡って世界記録のみ。歴代3位はあのタイソン・ゲイがマークした19秒58でだいぶ差があります。そんな異次元の中でのパフォーマンス歴代4位で、しかも今季の状態とインレーンだったことを考えると今回の記録は本当に凄いっ!やっぱりスーパースターですね〜。

2位にはディックスが入り19秒70。自己新かと思いましたが、よく考えるとだいぶ前に19秒69を出してましたね。しかしボルトによく食らいつきましたし、自己最高の走りだったのではないでしょうか。ディックスはこれで100mと200mの両方で銀。北京オリンピックもそうでしたが、今のところ出てくれば必ず両種目でメダルを獲得していますね。

3位はルメートルで19秒80。100mでは届かなかったメダルを獲得しました。
白人選手としては19秒72のメンネアに次ぐ歴代2位、ヨーロッパ歴代も2位ですか。となるとメンネアの記録は高地のものですから平地では最高となりますね。ただ、ルメートルは人種がどうのこうの関係ないスケールの大きさがありますのであんまり気になりませんが。まだまだ伸びしろもあると思うので、これからが本当に楽しみな選手です。ちなみに3位の記録としては歴代1位タイだったでしょうか?2006年に好記録が続出した時に上回る記録があったような気もしますが、また調べておきます。

4位にはドゥレが入り19秒95をマーク。久々の19秒台ですが、多分セカンドベストですね。やっと実力に見合う結果を出したいう印象です。

5位はアシュミードで20秒29、6位がバロスで20秒31、7位がソリロで20秒34と下位は混戦となりました。キャリアから考えても19秒台が4人出たレースで自分の走りをするのはかなり難しかったのではないでしょうか。
そして前回銀のエドワードは途中棄権。かなり痛そうにしていたので、肉離れでしょうか。調子を上げてきていただけに残念です。


女子走高跳決勝は今季最高をマークしていたチチェロワが実力を発揮して2m03で優勝。同記録ながら有効試技数差でブラシッチが2位となかなか面白い争いでした。ブラシッチはよくここまで調子を上げてきましたね。2m03を跳んだ後のダンスをほとんど放送してくれなかったのが残念ですが(笑)


女子マイルリレー決勝は1走にリチャーズ、2走にフェリックスを持ってきて苦戦が予想されたアメリカ(3走ビアード、4走マッコロリー)が3分18秒09で優勝。ジャマイカが3分18秒17で2位、ロシアが3分19秒36で3位と強豪が順当にメダルを獲得しました。
織田さんがアメリカのオーダーはレース後にコーチ陣から大ブーイングだったという話をしていましたが、結果的には見事に当たった面白いオーダーだと思うんですけどね(笑)。まあ、確かな情報かどうかは分かりませんし、あくまで観てる側の感想ですが。


8日目はピアソンとボルトで大満足。価値あるレースをリアルタイムで見れて良かったです。


〜続く〜

テグ世界陸上8

2011年09月05日(月) 21時54分
世界陸上、終わっちゃいましたね〜。満喫出来ましたが、更新はサボってしまいました…。

というわけで、途切れていたところからいくつかピックアップしていきたいと思います。

○6日目(午後)

まずは男子400mHですが、結果は以下の通り。

1位 グリーン 48.26
2位 クルソン 48.44
3位 ファンジール 48.80
4位 サンチェス  48.87
5位 フレデリクス 49.12
6位 ジャクソン 49.24
7位 テイラー 49.31
8位 Derevyagin 49.32

なんと勝ったのはグリーン。ゴールデンリーグで勝っていましたし、なくはないかな…と思ってはいたものの、予選や準決勝の走りを見る限りは良くてメダル位かなといい加減な予測してました(笑)しかし見事なレースで予想外の金メダルを獲得。あの状況の中でもしっかりと自分の走りが出来たということなんでしょうけど、まるで自分が勝つのが分かっていたかのような堂々とした走りが印象的でしたね〜。
クルソンは敗れましたが2大会連続で銀メダル獲得。まあ本人は相当悔しいでしょうけど、何かと微妙なところで噛み合わなかったとでもいうのか、王者になるにはまだ早かったということでしょうか。

ファンジールは厳しいかなと思っていましたが、しっかり合わせてきましたね。シーズン序盤の好調さがあればなお良かったですが、結果を残しました。

アメリカのテイラーとジャクソンは作戦面も含めてミスがあったようにも思いますが、完敗でしたね。アメリカがメダルを取れなかったのはアテネオリンピック以来となりますか。

フレデリクスはちょっと期待外れでしたが、全くのノーマークだった8位のロシア選手はまだベストが49秒台にも関わらず決勝進出とは凄いですね。もちろん記録以上の実力を持っていたということだと思いますが、こういう勝負強さがあるのはたくましい限りです。

そして、サンチェス。メダルまであと一歩とおしかったですね!完全復活はもう無理かと諦めていましたが、来年からは気を取り直して応援したいと思います(笑)。


女子400mHはデュマスが世界記録に迫る52秒47で優勝。2位のウォーカーも52秒73で52秒台を記録しました。今大会、この時点では全体的に記録が低調だったので驚きましたが、条件を考えれば世界記録以上の走りだったかもしれません。


日本勢では槍投の予選に出場した村上選手が80m19まさかの予選落ち。
ランキングだけで見れば有り得ない話ではありませんが、今季の好調さから考えると通過出来ていたんじゃないかな〜という残念な結果に。世界できっちりと結果を出すのはどんな実力者でもやっぱり難しいということですね。


女子200m準決勝に進出した福島選手は23秒51(−0.7m)で1組8着。通過ラインは22秒85とまだまだ遠いところにありますが、準決勝各組4、5番手争いのラインではある程度戦える目安がたったレースだったかもしれませんね。いずれにせよ今までの日本選手では考えられなかった内容です。
福島選手自身が言っていたように、ここから少しずつ上げていっていつかは決勝の舞台に…というのが理想ですが、状況次第では100mに専念することも考えられるかもしれません。


○7日目

男子200mは予選と準決勝が行われ、日本勢では小林選手が予選落ちに終わりましたが、高平選手が4組2着(20秒87−1.1m)、齋藤選手が5組4着(20秒80−0.8m)で準決勝進出。
1999年の伊東さん、2001年の末續選手と藤本さんに次ぐ4人目、5人目のセミファイナリストとなりました(末續選手は2003年に銅メダル獲得、2005年にも準決勝進出)。
一概にどうこういえませんが、ラウンドが減ったことで通過ラインが広がった点はあるので、準決勝でどんな結果になるかが見所でした。

そして同日に行われた準決勝では高平選手が3組6着(20秒90−0.7m)、齋藤選手が2組6着(21秒17−1.0m)でいずれも落選。記録は悪いですが、普通の条件ならばそれぞれマイナス0.3秒位の走りだったのではないかと思うので、妥当といえば妥当でしょうか。
ただ欲を言えば通過ラインが20秒56でしたから、今回の条件でもキャリアのある高平選手には4〜5着争いの20秒7台位の位置にはいってほしかったかなぁ。
それでも2人とも自身過去最高の成績に違いはないので、初のセミファイナルの経験を生かして来年の五輪イヤーにつなげてほしいです。

海外勢では実力者がほぼ順当に決勝に駒を進めましたが、パットン、フォーサイス、コリンズ、オグノデ辺りは今季ランキング上位のソリロとバロスに持ち記録通りの走りをされてやられた印象です。


そして女子200mは決勝が行われました。準決勝を見た段階ではジーターがやや有利かと思われましたが、キャンベルが22秒22(−1.0m)で優勝。固いような気もしましたが、キャリアと地力で主導権を握ったような完勝レースでしたね。これで取ってないのはオリンピック100mのタイトルだけか…凄い。

ジーターは脚に不安があったのか22秒37で2位。フェリックスは22秒42で3位に終わり今回は個人での金はなし。今後はどちらかに絞るのか、本格的に2種目をやっていくのか気になるところです。
ソロモンは経験不足か離されて22秒61の4位、少し復調してきていたスチュワートは22秒70で5位でした。

大会終了の3日前に行われた男子マイルはアンカーでジャマイカ、南アフリカ、アメリカが混戦状態という珍しいレースパターンでしたが、アメリカのメリットが最後の直線で冷静に抜き去り優勝。ただ記録は2分59秒31でしたし、1走に400mHのロジャースを使うなどメンバーを揃えられなかったようなので、来年に不安を残す形となったのではないでしょうか。
アンカーにファンジールを起用した南アが2分59秒87で銀、ゴンザレスを2走に持ってきたジャマイカが3分00秒10で銅、メンバーの50%が400mファイナリストの双子というボルレー兄弟を擁したベルギーは5位となりましたが、8位の記録が3分01秒37でしたからなかなかの混戦でしたね。おそらく1位と8位の記録差は過去最小かな。


男子走幅跳は調子を一気に上げてきたフィリップスが8m45(無風)で優勝。ルイスとまではいかないにしても、さすが決めるとこは決めますねえ。
1本目でファウルながら大ジャンプを見せたワットは徐々に乱れて8m33(+0.4m)で銀。注目を集めたマクシャは8m29(+0.3m)で銅メダルを獲得しました。マクシャはスピードが有りすぎるせいか、かなり強引な印象でした(笑)。ただ若いだけにこれからが楽しみですね。室内で8m71のビックジャンプを披露したことのあるドイツのバイヤーが8位に入っていますね。


他に面白かったのは女子槍投げ。シュポタコワが71m58を投げて勝負あったか!と思わせた直後にアバクモワが71m99の大会新で逆転、そのまま逃げ切りという非常にアツい試合でしたね。


残り2日分もアップします。


〜了〜

テグ世界陸上7

2011年09月01日(木) 19時05分
6日目の午前中ネタを少し。まだ見てはいないのですが…


女子200m予選では福島選手が予選1組に登場。23秒25(−0.1m)で5着でしたが、プラスで拾われたようです。当然ながら100mと200mの2種目で準決勝進出は初のことですね。準決勝では記録も狙ってほしいですが、1レーンですし、厳しいか。
海外勢ではフェリックス、キャンベル、スチュワート、ジーター、ソロモンらは順当に通過。そして準決勝でフェリックスとキャンベルがあたるようです…。
フェリックスは疲れも心配なので、 100m決勝での走りを考えるとキャンベル有利かなあ。


女子槍投ではアジア大会チャンピオンの海老原選手が59m89で予選通過。10番目の通過ですか。上は全て60mを超えているので入賞なるかどうかですね。
その海老原選手を日本選手権で破った宮下選手は残念ながら予選落ちに終わりました。


男子走幅跳では今季不調だったディフェンディングチャピオンのフィリップスが8m32でトップ通過していますね〜。やっぱり強い。
優勝候補のワットも通過しましたが、モコエナやサラディノが落ちたのが残念です。


そして男子マイルの予選。そういえば今回はマイル→4継の順で行われ、予選と決勝の日も違うんですよね。マイルが最後じゃない寂しさはありますが、意外と面白い試みかもしれません。

1組には高瀬-金丸-石塚-廣瀬のオーダーで挑んだ日本が登場しましたが、着順にアメリカ、ジャマイカ、南アが3分を切り、イギリスとドイツが3分0秒台でプラス通過というハイレベルな組で、結果は3分02秒64で7着に終わり落選。2〜3走間でバトンミスがあったらしいので、それがなければ1秒以上は縮められたのかもしれませんね。
ただ昨年のアジア大会を除けば、ここ数年は3分4秒位がアベレージの印象だったので、そこから考えれば3分01秒以内の可能性があったレースとして、だいぶ盛り返してきましたね。来年の五輪では日本新とファイナル進出に期待したいと思います。
ちなみに通過最低ラインは2組で走ったケニアの3分00秒97でした。ケニアのファイナル進出はだいぶ久しぶりだったでしょうか?
パッと思い出すのは1993年シュツットガルト大会。確かその年は400mでも3人のケニア選手が決勝進出していましたね。当時、中・長距離ではなかなか代表になれないので、距離を縮めて400mや400mHに進出する選手が増えてきた…という背景があった気がしますが、最近はどうなんでしょうか。


〜続く〜

テグ世界陸上6

2011年09月01日(木) 14時45分
男女400mHの予選を通過した岸本選手と久保倉選手が準決勝に挑みましたがいずれも7着で落選。やはりトップクラスとの走力が違いましたね。ただ、どちらも準決勝進出という最低限のラインはクリアしたんじゃないでしょうか。

前回取り上げた男子海外勢の中から決勝に進出したのはクルソン、フレデリクス、テイラー、グリーン、サンチェス、ジャクソン、ファンジールに、ロシアのDerevvaginの8人。クレメントはやっぱり合わせられなかったのか落選しました。やはりクルソンが優勝候補かなと思いますが、フレデリクスも結構気になります。あとテイラーとジャクソンのアメリカ勢がどこまで意地を見せることが出来るか。
そしてサンチェスの決勝進出にはビックリ。予選の走りから可能性はあるかもと思っていましたが、やっぱり大会前の戦績から考えても着順で通過するとは全く思いませんでした。この段階でも凄いですが、メダル争いに絡んでくると面白いですね〜。頑張れサンチェス!


楽しみにしていた男子800m決勝は期待通り1分43秒91で優勝。出来れば大会新を更新してほしかったですが、強かったですね。
1周目で後続を引き離せなかった(引き離さなかった?)のであまり慣れないレースパターンに乗り切れずひょっとすると逆転されるかも…と、ふと思いましたが全く問題なかったですね。地力が違いました。
今後は世界チャンピオンとしてどんな走りをしてくれるかに注目です。
対抗馬のカキは1分44秒41で銀。やっぱりルディシャに届きませんでしたが、最後の追い上げは見応えがありました。来年以降に向けてこれからどんなルディシャ対策を練ってくるか、今後も2人で盛り上げていってほしいところです。
そして復調してきたボルザコフスキーは1分44秒49で銅メダルを獲得。全盛期に及ばないとしても、レースを盛り上げてくれましたね。


男子400m決勝はジュニアのキラニ・ジェームスが44秒60で優勝!ジェームスに勝機はあるかもしれないが、メリットには勝てないかなあ…と、大方の予想を私もしていましたが、やってくれました!実に気持ちのいい走りでしたね。
10代の400m世界チャンピオンといえばソウル五輪にて43秒87の驚異的な世界ジュニア新をマークして優勝したアメリカのスティーブ・ルイスという偉大な選手もいましたが、10代チャンピオンとして今後伸びるのかどうかという視点が悪い意味で付きまとわないかなあ、と勝手な心配をしています。が、何というかジェームスは若さの勢いとか能力の異常な高さで勝ったというよりかは(それももちろんあるでしょうけど)、あの年齢にして冷静で勝負が上手いというか、そういう巧さを感じました。年齢云々に留まらず、今までの常識をどんどん破っていってほしいですね。

メリットは珍しく固くなってしまったようで残念。やっぱりブランクが影響しているのでしょうか。ただ、予選でみせてくれた走りは素晴らしかったですね。

3位には安定感のあるK・ボルレが入り44秒90。5位のJ・ボルレと兄弟ということは知っていましたが、双子だったことは知りませんでした。こういう前例ってあったでしょうか?

ゴンザレスはメダルに届かず44秒99で4位。期待していたオグノデは通過順位通りの8位でしたが、どちらかというと200mの方が期待できる気はします。


〜続く〜

テグ世界陸上5

2011年08月30日(火) 19時41分
3日目

やりましたね!男子ハンマー投げで室伏選手が81m24を投げて見事に優勝しました!
内容的にも4本で80mを超え、6本全てで79m以上という、質の高い投擲を見せてくれました。
解説の小山さんも言っていたように、とにかく落ち着いてましたね。まさに心技体全て揃った達人中の達人、という領域に到達したのではないでしょうか。
2位のパルシュが最終6投目を投げる時は、「ここで逆転すれば試合が面白くなるな」と思いましたが、いざ室伏選手と同じ辺りにハンマーが落ちた瞬間に「超えないでくれ〜」と即座に態度が変わってしまいました(笑)しかしパルシュも一気に記録を伸ばして81m18でしたから凄いですね。
また復帰してきた北京オリンピックチャンピオンのコズムスは79m39で銅メダルを獲得。来年に向けては良い結果でしたね。
7位に入ったジョルコフスキーと室伏選手が金メダル争いをしたエドモントン大会がちょうど10年前か…、あれからはるかに偉大な選手になったことを考えると、メダルを取れなかった大会や、ほとんど試合に出なかったシーズンも含めたこれまでの過程全てが本当に見る側としても価値のある凄いパフォーマンスだったんだなと思います。
もはや超一流アスリートの中でも異次元の室伏選手。来年も期待出来ますね!

ただ、ウィニングランをじっくりみせてほしかった…。


男子110mHはロブレスが13秒14(−1.1m)で優勝…と思いきや劉翔に対する妨害行為ということで失格。2位に入った好調のリチャードソンが13秒16で繰り上げて金メダル、劉翔が13秒27で銀、ターナーが13秒44で銅メダルを獲得し、最後まで不安要素を解消出来なかったオリバーは13秒44で4位に沈みました。
確かに、手がぶつかっていなければ劉翔が勝っていたかなと思いますが、一方的にロブレスの責任かと言われると難しいですよね。
何とも後味の悪いレースになってしまいましたが、リチャードソンは見事でした。結局のところ最も冷静に走れたリチャードソンが勝ったという見方も出来るのかもしれません。


女子100mはジーターが10秒90(−1.4m)で優勝。他を引き離してついに頂点に立ちましたね。内容的にも10秒64のベストに見合う走りだったのではないでしょうか。
2位にはキャンベルが入り10秒97。男子のルメートルとは反対に8レーンに入ったのがかえって良かったのかもしれませんが、リアクションタイム0.234秒からよく盛り返しましたね〜。200mも楽しみです。
3位は今季調子を上げてきていたバプティステが入り10秒98、4位のフレーザーが10秒99とメダル争いはかなり熾烈なものとなりました。フレーザーは全体的な仕上がりがもうひと息だったでしょうか。ただ、こちらもリアクションタイム0.194秒と反応は悪かった割にスタートは良かったですね。

また日本人初となる準決勝進出を果たした福島選手は3組8着で11秒59(−1.5m)。最下位に終わりましたが、初めての準決勝としては内容的にもタイムも悪くはなかったんじゃないですかね。ああいう舞台で自分のベストの走りが出来るか、プラスどこまで更に力をつけることが出来るか…まあそれが相当難しいことだとは思いますが、まだまだ将来性を感じる走りだったので、福島選手のこれからが今まで以上楽しみになりました。


女子400m決勝はモンショーが49秒56で優勝。フェリックスは49秒59で届きませんでしたが、最後はレースを盛り上げてくれましたね。どちらも好きな選手ですが、400m選手として一日の長があったモンショーが上回ったという印象です。来年のオリンピックも2人の対決が見たいところ。
3位には今季最高をマークしているカパチンスカヤが入り50秒24。リチャーズは51秒32で7位に終わりました。


男子棒高跳はポーランドのウォジェコフスキーが5m90で優勝。予選ではひやりとしましたが、勝負強いですね〜。
同記録で2位に入ったバルゲスはこの種目ではあまり見ないキューバの選手ですが、さすが跳躍大国。全身のバネと踏み込みが魅力的な凄い選手です。
ダイヤモンドリーグで好調だったラビレニは5m85で銅メダル。
澤野選手は5m65で14位。入賞の可能性もあっただけに残念ではありますが、久々に強い澤野選手が見れました。末續選手、醍醐選手、内藤選手、井村選手らと同期の黄金世代の一人。最近は誰も目立った戦績を残していませんでしたが、まだまだ世界と戦えることを証明してくれて嬉しかったです。


女子砲丸投ではアダムスが21m24の好記録で優勝。最後は凄い迫力でしたね〜。何よりこの種目で80年代の記録を抜いたことが喜ばしいことです。


その他の予選種目。

午前中に行われた男女の400mH予選では岸本選手と久保倉選手が準決勝進出。いずれもプラス通過ではありましたが、準決勝でどう修正してくるかですね。
特に久保倉選手はキャリアをどう生かしてくるのかが見所です。
男子の安部選手と今関選手は予選落ち。安部選手は途中までダイナミックでいい走りをしていただけに残念でした。

混戦が予想される男子ですが、組順に気になる上位選手をピックアップしていくと、
1組
1着グリーン(48秒52)
2着フレデリクス(〃)

2組
1着ファンジール(48秒58)
2着フィリップス(48秒64)
3着サンチェス(48秒74)
4着クレメント(48秒91)

3組
1着クルソン(48.95)
2着テイラー(49.38)

4組
1着ジャクソン(49.82)
2着ゴードン(49.90)

5組
1着アンダーソン(48.81)

個人的にはクルソンかなと思っていますが、意外とクレメントも調子良さそうでした。毎度のことながら他の選手以上にハードリングが課題でしょうけど。
グリーンとフレデリクスも結構期待出来そうです。
ファンジールはシーズン序盤に比べるとやや調子を落としているような気もしますが、どうなんでしょ。
実績組ではクレメント同様、テイラーとジャクソンも無事に通過。テイラーは波があってちょっと読めないですが、はまればやっぱり強いでしょう。
それから決勝は微妙なラインになりそうですが、しっかり調子を上げてきたサンチェスはさすがですね。


男子400m準決勝には金丸選手が出場しましたが、1組6着で落選。タイムは46秒11でしたが、最後まで粘って2人の選手に先着したことに価値があるのではないでしょうか。

海外勢ではメリットが優勢ですが、ジェームズがやってくれると面白いですね。アジアチャンピオンのオグノデは3組4着で敗退かと思っていたらプラス通過。決勝は厳しい戦いになるかもしれませんが、混戦になれば分かりませんね。
また、ピストリウスは3組8着で落選。ただグランプリレースの経験も結構ありますし、今回の2レースを生かして来年以降どう成長していくのか楽しみです。


〜続く〜

テグ世界陸上4

2011年08月29日(月) 16時59分
男子100m、とんでもないことになっちゃいましたね…。まずは結果から

決勝−1.4m
1位 ブレイク 9秒92
2位 ディックス 10秒08
3位 コリンズ 10秒09
4位 ルメートル 10秒19
5位 ベイリー 10秒26
6位 ビコ 10秒27
7位 カーター 10秒95
失格 ボルト

ということでボルトがまさかのフライング失格。
準決勝では予選ほどのキレがなかったようなので、スタートを完璧に決めようとしていたのか、大会前までの不調でナーバスになっていたのか、全世界の期待からくるプレッシャーなのか…いずれにせよ、今回は違う形で世界中の人々を驚かせる結果となりました。

誰もフライングするなよ〜と思いながらレースを見守っていた人も多かったと思いますが、まさかボルトがあんなにあからさまなフライングをしてしまうとは思いませんでしたね。
これで今回のルール改正について議論が巻き起こりそうですが、当然ながら他の7人はフライングしなかった訳ですから決勝舞台のスタートに「対応出来なかった」ということでしょう。ただ、この種目に限らず全体的にリアクションタイムが悪いようなので、今後世界大会で記録を狙うのは難しいのかな、とするとそこはさみしいですね。

まあその辺の話は別の機会にするとして、レースを振り返りましょう。
まず、勝ったのは実力通りブレイク。序盤はリードされましたが、完全に主導権を握り、自分の走りが出来たレースだったと言えそうです。ボルトがいても勝っていたかも…と思える位の快勝といえるかもしれませんね。出来ればシーズン中に記録を出してほしいところ。また、21歳での優勝は世界陸上では史上最年少なのだとか。というかまだ21歳だったのか…。

ディックスは粘り強かったというか、やっぱり勝負強かったですね。準決勝の段階ではメダルがとれるかどうか位だと思っていましたが、北京オリンピックや今年の全米選手権しかり、ピーキングに長けた選手です。

そして、コリンズですよ。大会前には考えもしなかった銅メダル獲得には驚きました。こちらは史上最年長のメダル獲得だとか。
後半は固くなったようですが、スタート一歩目を非常にコンパクトにまとめて一気に抜け出した走りが印象的で、若手の好記録が続出した今季、まるでコリンズだけが今大会の決勝のレースパターンをだいぶ前から読んでいたかのような走りにすら思えました。本当に偉大な選手ですね。
あと気になったのはコリンズの体格。細身でしなやかな筋肉の方が年齢的にレベルを保てるものなのかな、と思いました…まあこれはただの素人による憶測です(笑)


ルメートルは残念ながらメダルに届かず。ボルトの影響もあったのか、途中で横を見る(見てましたよね?)など集中力に欠けていたたような気がします。この辺がキャリアの差でしょうか。

今季はいまひとつだったベイリーと無名のビコは健闘したと言えますね。特にビコは19歳(?)ですし、大躍進です。固かったとは思いますが、初の世界陸上で堂々とした走りは見事でした。こうなるとフランスのリレーが楽しみです。

カーターは何かあったようですね。ケガでなければいいのですが、予選はいい走りをしていただけに残念です。


向い風の影響と、フライングのルール改定の影響もあったのか今大会の9秒台はフレーターの準決勝と決勝の2回のみ。また、今季ランキング上位者がほとんど揃わなかったことなどから盛り上がりに欠けたと言えばそうかもしれませんが、このレースの更なる価値が見えてくるのは今回のファイナリスト達の今後の、そして来年オリンピックイヤーの活躍次第かなと思います。


2日目のその他の種目を少し

女子400m準決勝はフェリックスとモンショー、カパチンスカヤらは順当に決勝進出を決めましたが、リチャーズはまさかのプラス通過。一気に調子を上げていただけに優勝候補筆頭かなとも思えましたが、まだ波があるようです。決勝は厳しいかなあ。
となると、優勝争いはフェリックスとモンショーが軸になりそうです。ややモンショーが優位な気もしますが。


男子800m準決勝もルディシャとカキ、ボルザコフスキーらが順当に決勝を決めましたがカキはプラス通過。直前のダイヤモンドリーグもそうでしたが、対ルディシャ対策に翻弄されているのか…。決勝でも攻めにいってほしいですが、どんなレースパターンでくるのか見所です。
そしてカキを破ったジュニアのアダムも楽しみな存在ですね。

女子走幅跳はリーズが6m82(+0.1m)で優勝。記録は低調ですが、あのカーシー以来の連覇だったんですね。確かに90年代中盤以降位から常に入れ替わりが激しかったかぁ。いかに連覇が難しいかということですね。そう考えるとカール・ルイスはやっぱりとんでもない選手でしたね…と、もはやおじさんネタでした。

男子10種はハーディー8607点、イートン8505点、スアレス8501点と、上位3選手がなかなか競った面白い内容でしたね。毎度のことながらハイライトででもいいのでもっと取り上げて欲しかった。
右代選手は7639点で20位。厳しい戦いになりましたが、初出場としてはそう悪くはないかなと思います。
もちろんもっと上を狙っていたと思いますが、能力から考えてもまだまだこれからやってくれるのではないでしょうか。


ただいまネット断ちをしているため、今日の前半がどうなっているか気になって仕方ありませんが、追っかけ再生できるハードディスクを購入したことですし、帰宅まで我慢するか(笑)


〜続く〜

テグ世界陸上3

2011年08月28日(日) 20時25分
男子100m準決勝。

1組−0.4m
1位 ブレイク 9.95
2位 ディックス 10.05
3位 ビコ 10.10
4位 ベイリー 10.14
5位 ブレッドマン 10.14
6位 ハインズ 10.32
7位 ロドリゲス 10.49
失格 チェンバース

ブレイクいいですね〜。貫禄すら感じる走りでしたが決勝で自分の走りが出来るかどうか。ディックスははなされましたが、地力で決勝を決めたような形でしょうか。
驚いたのはフランスのビコがプラスながら決勝を決めたこと。ベストは10秒07ですがタイム以上の結果を出しました。
そして結果的にもう一枠のプラス通過枠をベイリーとブレッドマンが争いましたが、ベイリーが勝利。経験の差ですかね。
そしてチェンバースは残念でした。予選で思い通りの走りが出来なかったことも影響したかもしれません。

2組-1.0 m
1位 ボルト 10.05
2位 ルメートル 10.11
3位 トンプソン 10.20
4位 キモンズ 10.21
5位 ドゥレ 10.21
6位 フレーター 10.23
7位 デボニッシュ 10.25
8位 クツ 10.51
ボルトは思いのほか記録が出ませんでしたね。予選よりもはまらなかった気がします。決勝でどう立て直すか。
そしてルメートルが決勝進出。競ってから冷静だったことが凄いですね。やっぱり白人どうこう関係なく素晴らしいスプリンターです。3着争いは大混戦になりましたが、プラス通過ならず。トンプソンはスタートが0.2秒と悪すぎましたね。トンプソンに限らずフライングをおそれてか全体的にリアクションタイムが悪いですが。

3組-0.8 m
1位 コリンズ 10.08
2位 カーター 10.16
3位 アイキンス 10.23
4位 ガトリン 10.23
5位 マクシャ 10.27
6位 マルティナ 10.29
7位 オウハディ 10.45
8位 ワーナー 10.47

3組はなんとコリンズがカーターを抑えて1着!メダルもありえるかもしれません!カーターは決勝で思い描いた走りが出来るか少し不安を残しましたね。
復活してきたガトリンは落選。合わせることが出来なかった印象ですね。そのガトリンに勝ったアイキンスは予選に続き健闘しました。


決勝はやっぱりボルトか、ブレイクの優勝もありえるか、ルメートルとコリンズあたりがメダル争いか。そこにディックスとカーターがどう絡んでくるかといったところでしょうか。


決勝直前、めちゃくちゃ雑な更新でした(笑)

〜続く〜

テグ世界陸上2

2011年08月28日(日) 16時58分
2日目の前半ネタを。

まず男子20km競歩ではロシアのボルチンが1時間19分56秒で2連覇を達成しましたが、日本の鈴木選手が1時間21分69秒で見事に8位入賞。一時はトップでレースを引っ張った積極的な姿勢が結果につながりましたね。粘りが凄かったです。


男子400m予選では3組に登場した金丸選手が45秒51の4着で念願の準決勝進出。全体的には18番目の通過でしたが、1着のメリットが44秒35、2着のK・ボルレが44秒77というレベルが高い組で健闘しましたね。また45秒51は世界大会で出された記録として高野さんを除いての最高記録。準決勝は厳しい戦いになるでしょうけど、初の舞台でどんなレースを見せてくれるか期待したいと思います。
それにしてもメリットはやっぱり強いですね。1組で44秒台をマークしたバーソロミューとクオウ、その他の組で1着のゴンザレス、ジェームス、ブラウン等も好調の様子。
また話題のピストリウスも5組3着で予選通過。解説の為末さんも驚いていましたが、300mからが凄かったですね。そのピストリウスの次に入ったオグノデはギリギリ4着での通過。あまり調子がよくないのか、400m仕様になっていないのか。まあ、持ちタイムや実績から考えれば妥当か…。

女子100mでは先程も少し書きましたが福島選手が4組2着の11秒35(+0.1m)で通過。全体では21番目ですから組み分けの運もあったでしょうけど、ほぼ無風だったことと、アメリカのバーバーに勝っての2着通過ということが素晴らしいですね。準決勝は全く別次元のレースになるとは思いますが、非常に楽しみです!
有力選手はほぼ全員が無事に通過。ジーターとフレーザー、キャンベルが抜けているような気がしますが、バプティストやスチュワート、1着通過はなりませんでしたがマイヤーズがどう絡んでいくかですね。

男子110mH予選は劉翔、オリバー、リチャードソンが順当に1着通過。ロブレスはメリットに敗れて2着通過でしたが、かなり余裕がありましたね。オリバーは前半が心配ですが、準決勝で修正出来るかどうか。


今晩はいよいよ男子100mの決勝ですか。準決勝も含めてフライングがなければいいんだけどなあ。


〜続く〜

テグ世界陸上1

2011年08月28日(日) 12時44分
始まりましたね〜。この土日は引きこもって堪能しています。

なんといっても時差がないのが助かります。じっくり見てるからかもしれませんが、いつも以上に織田さんの登場回数が多く感じるのは気のせいでしょうか(笑)

さて男子100mの予選。組ごとに振り返りたいと思います。

1組−1.7m
1位 コリンズ 10秒13
2位 キモンズ 10秒32
3位 トンプソン 10秒34

いやぁ、まさかコリンズがここまで仕上げてくるとは!今季も安定感はありましたが、やや失速気味かなという印象でしたし、今の全体的なレベルを考えると決勝は難しいかと思っていましたが、一気にファイナル候補に名乗りを挙げてきました。さすが抜群のピーキングですねぇ。心配なのは体力面でしょうか。
キモンズとトンプソンはコリンズの走りに乱されたような気がしましたが、トンプソンの記録はやっぱり当てにならないのか…準決勝でどうレースを組み立てるかですね。


2組−1.7m
1位 ディックス 10秒25
2位 アイキンス 10秒28
3位 ブレッドマン10秒32

ディックスはどうなんでしょう。かなり余裕は持っていましたが準決勝の切れ具合を見てみないとわからないですね。
アイキンスもまずまず健闘したのではないでしょうか。


3組−1.0m
1位 ルメートル 10秒14
2位 ガトリン 10秒31
3位 マルティナ 10秒32

やっぱりルメートルは気持ちのいい走りを見せてくれます!しっかり合わせてきましたね。準決勝以降でジャマイカ勢と走った時に自分の走りが出来れば面白くなります。
ガトリンは少し不安を残す走りでしょうか。元世界チャンピオンとしてどんな走りを次のラウンドで見せるか。
10秒34で4着のデボニッシュがプラスで通過していますね。


4組−1.3m
1位 ブレイク 10秒12
2位 ビコット 10秒25
3位 マクシャ 10秒31

ブレイクは全く問題ないレースでしたね。少なくともストックホルムの時以上の走りは見せてくれそうです。想定内とは言えマクシャはちょっと期待はずれか(笑)。ただキャリアが浅い選手だけに何をするかわからない魅力がありますので、準決勝でどんな走りをするか楽しみです。

5組−1.2m
1位 カーター 10秒26
2位 ベイリー 10秒34
3位 オウハディ 10秒42

ストレートで個人の代表入りをしていた訳ではなかったので、少しだけ心配していたカーターですが、こちらも全く問題なさそうです。メダル候補の実力を示した走りでした。
レベルは劣るとは言え、ワールドチャレンジミーティングスを今季制しているオウハディがしっかり結果を残しましたね。


6組−0.7m
1位 ボルト 10秒10
2位 チェンバース10秒28
3位 ロドリゲス 10秒37

不調説もなんのその。やっぱりボルトはスーパースター…。一気にテンションが上がりました(笑)。少なくとも9秒6台〜7台前半位はいけるんじゃないでしょうか。次のラウンド以降で更に驚かせてほしいですね。

7組−1.2m
1位 フレーター 10秒26
2位 ドゥレ 10秒33
3位 クック 10秒36

フレーターはその他の組のトップにやや見劣りする気もしますが、キャリアから考えても準決勝ではまとめてきそうです。


というわけで以上7組。実力者が順当に勝ち上がりました。というか、今回は7組なんですね。標準記録が上がったことと、その標準の適用期間が短かったことが影響しているのかもしれません。あとファンの勝手を言うなら、やっぱり1ラウンド減ると寂しいですね。それだけ内容が濃くなるというメリットもありますが。この一歩前の走りがやっぱり見たいんですよねぇ。


その他の種目を少し

とりあえず初日。女子マラソンはケニア勢が凄かった!抜け出したタイミングをリアルタイムでがっつり見れなかったのが残念。あと、それ以降バラけてからはワイプをもっと使って欲しかった…。
世間的評価はメダルを取らないと厳しいのかもしれませんが、5位の赤羽選手は大健闘ですね。

男子800mの横田選手は残念ながら予選落ち。レベルの高い組で、レースの組み立てが難しかったでしょうか。そしてルディシャはやっぱり凄かった!カキも好調ですし、今季復調してきたボルザコフスキーも無事に通過。

ハンマー投げの予選に登場した室伏選手は78m56で一発通過。評判通りしっかり合わせてきました。これはホントに金メダル最有力候補ですね!さすがアニキ。痺れます(笑)

男子棒高跳の澤野選手は5m50にとどまり落選かと思いきや、拾われて3大会ぶりの決勝進出!クリアは出来ませんでしたが5m60も徐々に良くなっていたので、決勝では更に修正してきてほしいですね。


現在2日目が始まっていますが、先程女子100m予選で福島選手が準決勝進出を決めました!ずごい!
詳細また書きます。

〜続く〜
プロフィール
  • ニックネーム:ねけ
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  • 現住所:兵庫県
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一体何のためなのか、ド素人が勝手に陸上競技を語らせて頂いてます。2010年からはこれまで以上に男子短距離ネタに専念予定ですが、気になればその他の話もアップします
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