三月のまとめ 読書めーたー
2010年03月31日(水) 21時48分
2010年3月の読書メーター
読んだ本の数:61冊
読んだページ数:18740ページ
■時空祝祭日 (1981年)
図書館で借りたのでこちらが来ました。ふ、古い…。これが出た時代ってすごく昔なんだなぁ。と思いました。「インフェルノンのつくりかた」では、すっご…くえぐい世界が書かれていて、でもこれって普通に他の動物とかにやっていることだよな、それとこれって「親殺し」になるのかな?いやー、でも、えぐかった!エマノンをひさしぶりに呼んで、エマノンの背負うものがすこしだけ理解できたような気がします。
読了日:03月31日 著者:梶尾 真治
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■sweet aunt
実花ちゃんの両親がすごくヘンテコです。ある意味いなくなってしまって実花ちゃんにとっては良かったのかもな…。叔母さんが変だ変だって、そんなに変な人ではないと思う。ただ、きちんとした人を見ていなかっただけなのかも。でも、まあだらだらと時をすごしていただけなのに、なんか見出されて、やっていけそうじゃない?と言うところで話は終わってしまうんだけど、このままだとお母さんの二の舞になりやしないかしら。
読了日:03月31日 著者:さとうさくら
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■wonder wonderful 下
夢中で読みました。コカゲがちょっと鈍感すぎ?とか思っていたけど、彼女はあれで必死だったのだ。だって自分は帰ってしまうかもしれないのだから。もう二度と来れないかもしれないのだから。でも、関った以上は、しょうがないよね。好きになってしまったんだもん。二人の恋の行方も気になったけれど、ひなたとザキの物語とか、ディレイにもいい人ってできるのかなとか、あの三人の話ももっと読んでみたいし、あ!気になったんだけど、あちらの世界で結婚なりして、赤ちゃんがおなかにいる時にこちらの世界に帰ってしまったらどうするのかな?
読了日:03月30日 著者:河上 朔
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■wonder wonderful 上
夢中になりました。けどお姉さんがこかげで妹がひなたってちょっとおかしくない?普通逆だよねぇ?第一子に派手な名前つけるもんだと思うけど。まそれはおいといて、一般的に「お姉ちゃん」というのは、あのようにしっかりしているものなのですか?私も「お姉ちゃん」なんだけど、ボーっとしてるほうなので、こかげはすごいなぁ、有能だなぁ。と感心しきりでした。周りの人の考えをきちんと汲み取って、それに合わせたり主張を通したりして動けるというのは、私にとっては魔法に近いことなのです。なんで言葉がいきなり通じるの〜?
読了日:03月30日 著者:河上 朔
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■GOSICKIII ―ゴシック・青い薔薇の下で― (角川文庫)
今回ヴィクトリカが不在のままで(不在になった理由がツンデレで非常にカワイイ!)ある意味安楽椅子探偵になるんだけど、あいかわらず設定が昔ってことで人身売買とかむちゃくちゃえぐいですわ。「消える試着室」の都市伝説とうまくからめてお話を作ってるのはステキ。私はこの表紙のデザインが好きなので、新装丁になったら読まなくなるかもしれません。図書館で借りられるから手に取るのであって、ああいった表紙になったら、逆に萎える。萎え萎え〜。
読了日:03月29日 著者:桜庭 一樹
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■GOSICKII ―ゴシック・その罪は名もなき― (角川文庫)
ヴィクトリカのおかあさんの故郷の村に行くわけですが、お約束の「嵐の山荘」ミステリな訳ですが、村といっても人が10人ぐらいしかいないわけないのに、そのくらいしかいないみたいに思えました。シスターがとてもキャラクターが立っていて、魅力的だったのですが、あの人は何のためにいたのですかね?ちょっと、思い出せないのですが・・・。
読了日:03月29日 著者:桜庭 一樹
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■発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書)
最近、自分が普通の人とはすこし違うのではないか?と疑い始めたので、借りてみました。この中では私はバイトをなぜか次々クビになるという女の子、あの子に近いです。漢字は読めるけどな。予定が覚えられない、以前やった作業の手順をまるっと忘れてしまうとか。というかこの年になったら、発達障害より痴呆とか認知症とか疑ったほうがいいのかなぁ。
読了日:03月29日 著者:山下 成司
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■エスケープ!
勝手に自伝的小説かと思っていたので、普通の小説でした。まあ、表紙の格好と内容がリンクしてたのにクスっとしたのと、このモノローグなりなんなりをコントにすると冗長すぎて、やっぱり小説にするしかないのかなとは思います。面白かったけど、それは私が図書館で借りたからで、買うかどうかとなると・・・。
読了日:03月29日 著者:渡部 健
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■チェックメイト〈後編〉―ブラック・キャット〈4〉 (コバルト文庫 あ 2-17)
ひろふみさん、あんた、むちゃくちゃでんがな。と、ため息をついてしまうほど、最後のひろふみの「活躍」はすごかった!でもあれ、映像にしたらどうしたってギャグにしかならないよ〜。そのときはぜひ三谷 幸喜さんに演出をしていただきたいものです。ひろふみが自分の「能力」をようやっときちんと自覚したので、スカッとしました。ええ。もう、溜飲が下がるとはこのことですわ。というか、悪気があろうとなかろうと、壊したってだけで駄目ですから!派出所壊した時点で普通に懲戒免職だろう!
読了日:03月28日 著者:新井 素子
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■チェックメイト〈前編〉―ブラック・キャット〈4〉 (コバルト文庫)
千秋の運動能力のすごさに毎回びっくりするのだけれど、本当にね、スポーツの世界の人とか千秋を見出せなかったことで大損失ですよ。でもあれだけめきめき上達していったのも、キャットたちの会話に驚くべき理解力を発揮したのも、「居場所」をなくしたくないんだなぁ。とせつない。私、役に立ってるよ!足手まといじゃないよ!って。セツナス。
読了日:03月28日 著者:新井 素子
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■悦楽の園
凄いスピードで進んでいく物語。私は、169Pからのタチバナさんの言葉に、自分の子供時代のこと、今の自分のこと、色々なことを考えてしまっていつのまにか涙が頬を伝っていました。真琴のアンテナの敏感さ、場を読み、人を誘導してゆく能力でクラスを変えてゆく所は、すごくおもしろかった。結局、子猫を殺した犯人はどうなったのか?それが気になってしょうがなかった。繭から出てきた一がなんかオーラまとって真琴の前に姿を見せるところは、映像で見たいと思いました。
読了日:03月28日 著者:木地 雅映子
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■時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 (創元SF文庫)
読了日:03月28日 著者:R・F・ヤング他,ジャック・フィニイ
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■キャスリング〈後編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫)
まあ、本編はハッピーで終わってて、キャットが王妃のネックレスを盗んだことによって双方の落とし前がついたみたいで、よかったなぁ。と思いました。というか、あの続編はやばいよ!今度は、「星へゆく船」再読かよ!だって、あゆみの超能力がどんなだったか、きっぱりすっきり忘れちゃったんだもん!
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■ナイト・フォーク(ブラック・キャット2) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
折り紙の鶴!そうそう、このころ素子さんは折り紙で鶴を作るのにはまっていたのでした!なんかエッセイだったかに折り紙で鶴を作るのがやめられなくなって、千羽鶴が沢山できたけどどうしよう…。的な事が書いてあって、影響を受けて鶴を折るのに凝ったことがありました。なつかしすぎる!全Bの紙なんてこれに書かれていたから存在を知ったけど、どんなものか文房具屋さんに見に行ったりしましたもんね。今では全Bの紙をおいてあるような文房具屋さんってなくなりつつあるものね〜ちなみに全B1030×1456_です
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■ブラックキャット (1) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
超ひさしぶりに再読。設定や登場人物をまるっと忘れていたので気持ちよく初めてみたいな気持ちで読めた。なんか、全然古くない。千秋のスリっていう設定がかえって新鮮だったし、そういえばスリって最近聞かないよね?いなくなったわけではあるまいに。なんか一回りして昔のものが新鮮に感じるように、古さを感じなかった。なんでだろ。
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■キャスリング〈前編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫))
これも前二作から時間がかなりたって刊行されて、そして表紙がなんか一般受けねらったようになっていて、ちょっと引いた記憶があります。非常に大掛かりなうえに、誰も傷つかないという「縛り」を課してのぞむ盗み。しかし山崎ひろふみはどうにかならんのかね!読んでいて非常に不快なのだが!何でも壊してしまうということは周りを良く見ていないということであり、行動に気を使っていないということなんだぞ!というか、このころの新井作品に出てくる「ささいなことにすごく思い入れをもっている人物」、今となってはイラッとくるね
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)
過去と現在が行ったり来たりで、おまけに人間関係も人数いないのにやたら複雑だったのでわけわかんなくなってしまったのでした。読む前は勝手に色々なカップルの話があるのかなと思っていたのですが、結局一代記みたいな感じで、狭い狭い世界の中での愛?ていうか、あれは愛なのですか?許されるシステムは解ってしまえばなぁんだという感じで。勝手に期待してて期待はずれってそれこそ勝手な話なんですけど。
読了日:03月26日 著者:杉井 光
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■GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
ヴィクトリカったらツンデレ。天才で幽閉されててパイプなんか吸っちゃう。なんちゅう萌え萌えキャラなの!一弥もみそっかすのフリして頭が切れるじゃない。船内消失ミステリかと思えば、そうではなく、動機となった当時の大人達のあんまりな行動がぶっ飛んでた。いくら国の命運を占うふりしたあんな!ゲームを!あんな!当時の孤児に人権などなかったのです・・・。うへぇ・・・。げんなり・・・。それの準備に使った金の一割でもいいことに使ったらよかったのにねぇ・・・。
読了日:03月23日 著者:桜庭 一樹
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■オスカー―天国への旅立ちを知らせる猫
オスカーはテレビで見たのです。その時、なぜそんな死神みたいなネコに好意的なんだろう?と不思議でしょうがなかったのです。だってこのネコが一緒に寝てたらその人は死んじゃうって事なんですよ!これでオスカーが普通の病院やホスピスにいたら忌み嫌われていたかも。老人ホームだからこそ感謝されたのかな〜。もう意識もない状態で、今日なのか、明日なのか、持ち直すのか、逝ってしまうのかそんな曖昧な状況におかれる時、オスカーが寄り添ってくれているというのは家族にとっても心強いのでは?オスカーは好きなことしてるだけなんだろうケド
読了日:03月23日 著者:デイヴィッド ドーサ
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■太陽のあくび (メディアワークス文庫)
テレビショッピング専門チャンネルのバイヤーと、新種のみかんを売りたい少年部のみんなと、それぞれの思いが少しずつ絡み合って最後はすごくいい結果に。その辺はすこしありえなくない?とか思ったけど、ショップチャンネルでのシビアな様子は多分本当にこんな感じだろうなと思わせられた。「太陽のあくび」は食べる時に汁が飛んで大変そうなので焼肉屋の紙エプロンをおまけに付けて販売するといいんじゃないのかな!今ならエプロン付いてます!なくなり次第終了です!みたいな感じで。すっぱいの苦手なのですが、食べてみたいよ!(よだれ)
読了日:03月23日 著者:有間 カオル
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■武士道エイティーン
久しぶりに読んだので物語の世界を全部忘れていました。やっぱりシリーズものは全部まとめて一気に読まないとね〜。忘れていたなりに楽しく読ませてもらいました。一番印象に残っているのは桐谷道場の話。すごくすごく、怖かったです。裏山で、少しずつ焼いていた…。どこに埋めたのかわからないから下手に掘ると出てくるかも…。全部焼かないと土地が売れないから・・・。キャアアアア!怖い〜怖すぎる〜。歴史っていやあね!都合の悪いことは全部だれかに押し付けてなかったことにしちゃうんだよね!
読了日:03月23日 著者:誉田 哲也
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■メグル
タイトルのつけ方がガリレオみたい。淡々とした文章で、少し、いや大分不思議なアルバイトと、その顛末がすごく面白かった。あの不思議なお姉さんが魅力的で、なぜアルバイトをその人が必要としているのが解るのか、不思議で少し不気味で。全ての事件に関っているようで、お姉さんが主人公の物語が読みたい!邪な私は、「タベル」の主人公とそれにくくっついてきた友達(名前が思い出せない)と雇い主(名前が思い出せない)の三人の友情に萌えました。「アタエル」は、超!怖かった!曖昧なままなのはキライだけど、これはそのままでイイ…
読了日:03月23日 著者:乾 ルカ
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■キケン
読了日:03月22日 著者:有川 浩
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■マーダーゲーム (講談社ノベルス)
ゲームのルールがすごく複雑で、わたし参加してもたぶん理解できません。なんでみんなちゃんとやれてるの?そんでこのゲームって実際にやったりするゲームなんですと!まあ、ケイドロもフルーツバスケットもルールがよくわからない私なので(だって誘われなかった)、しかたがないか〜。犯人があの人ってさー、メンバーのなかにいるとみせかけて・・・っつーパターンなんだけど、あれはずるいと思った。で、あそこで終わりじゃないんだよね。麻生さん、これからどう生きていくんだろうな・・・。
読了日:03月22日 著者:千澤 のり子
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■太陽の村
タイムスリップものだとばっか思って読んでたのにぃ〜!朱川さんちょっとSFよりじゃん?だから安心して読んでたのに!だまされた〜!けどさ、坂木竜馬ってなんかあんまりな名前じゃない?なので、ずーっと、偽名っつうか、適当に名乗った名前だと思っていました。本名だったんだ・・・。あとさ、家族全員死亡ってのも、ちょっとなんか疑った。他の人全員死んだのに一人だけあんな軽症ってありえなくない?デブだったから?脂肪がクッションになって?隅々までトンデモで面白かった!
読了日:03月22日 著者:朱川 湊人
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■小太郎の左腕
小太郎がかわいそうだ。爺様もそう思ったが故に隠していたのだろう。けど、やっぱり頭抜けて秀でてしまうとどうしたって目立ってしまうのだ。才能とは、天才とはそういうものだ。小太郎がこれからどうなるのか、とかそういうことよりも、ざっぱざっぱと殺されていく有象無象の人々がなぁ。モブキャラだって、人間なのになぁ。
読了日:03月22日 著者:和田 竜
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■V.T.R. (講談社ノベルス)
チヨダ・コーキの作品と云うことで・・・。どんな人物だったか忘れちゃってて・・・。終わり方も途中だし、Rがなんで他の女の子と売春してたかわからないままだし、それよりなにより、なんでTがRと別れたのか?Tの言い分は信じられない。なんで殺し屋を止めてしまったのかも。それはこの後語られるのか?っつーか、続編出るの?一回こっきりの作中作なの?シリーズとして続いていくの?気になります。頼むぜチヨダ・コーキ!
読了日:03月21日 著者:辻村 深月
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■本格ミステリー・ワールド2010
小説のひとつも載っているとまだましだったのかもしれないが、評論、批評ばかりで、ぶっちゃけおもしろくないぞ!作家の方の近況、これからの予定などがわかったのはとても役に立ちました。でもここに載っていない作家の方が気になる。なんであの人もあの人も入っていないの?なかよしじゃないから?はみごですか?ミステリー作家と認められてないとか?そ、そんなぁ〜!
読了日:03月20日 著者:
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■Fine days―恋愛小説
昨日読んだのに内容があんまり思い出せない。かろうじて「シェード」は面白かった。あのとてもステキな話にあのカップルはそぐうのか?と思いました。
読了日:03月19日 著者:本多 孝好
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■ダッシュ!
なんで他の人のことを想うねーさんのためにそんなに一生懸命になれるんだ!?お見舞いとか、リハビリとか・・・。最後のほうの山場はちょっとアンタたち、むちゃくちゃすぎ!誰だかのお父さんが言ったように、なんで大人を頼らなかったの?そしたらずっと安全で早かったのに〜。しかし、まあでも、気持ちはわかる!それも青春の回り道!青春時代の真ん中は道に迷っているばかりなのですな。
読了日:03月19日 著者:五十嵐 貴久
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■つくも神さん、お茶ください
語り口がなんか読みにくい・・・。なんでこんなのなんだろう・・・。時代物書いてるから?そんな気取らなくても良いのに。と思った。
読了日:03月19日 著者:畠中 恵
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■もいちどあなたにあいたいな
澪湖のあほっぷりに非常にいらいらしました。なんじゃあの子は。普通の子ってあんななの?陽湖の呪詛に似たパートは、心情とか立場とかすごく良くわかるけど、くどい。話の中にそぐわない。そして、やまとばちゃんが中心でこの物語のメインであるはずのパラレルワールド移行について、あっさり〜。と終わってしまって、いったいなんだったのか?よくわからないお話でした。というか、つらいことから「逃げる」くせがあるから悲惨な状況ばかり起こるのではないのかな〜?とか思った。
読了日:03月18日 著者:新井 素子
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■極北クレイマー
桃色眼鏡の先生が背が高いということに、今回初めて気が付きました。じゅくそう問題があんなあっけなく解決したのが意外だったのですが、でもあんなにじゃぶじゃぶ消毒液(生理食塩水かも?)で洗われて痛くないのかな?寝たきりの人って痛くないの?絶対痛いと思うんだ。だからあんまみんなやらないのではないの?とかそんなことが気になりました。トイレが水洗になったくだりがあんまりだけど、なんだかリアルです。どうしようもないことが、案外普通にまかり通っているものなのですよね。
読了日:03月16日 著者:海堂 尊
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■キケン
大学に進学しなかった私にとって、大学が舞台になっている小説はファンタジー。今回びっくりしたのは「お店の子」の計算能力の高さ、すばやさ!ほんとにそうなのですかと他のお店の子に聞いてみたいです!語り手が明かされ、最後の黒板で、やられた!ってかんじです。すがすがしい。ほんとうにすがすがしい気分になりました。もっと読みたい話がいっぱいある!本番のロボコンにはどんなメカで臨んだのかとか!上野さんの現在の職業を激しく知りたいです。なんか開発しててほしぃな!二話目の女の子の心理、実は少しわかります。
読了日:03月16日 著者:有川 浩
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■怪談 FINAL EDITION (studio voice BOOKS)
小池さんがいろいろな所で書いてきた怪談をまとめたものでしょうか?ちょっと話が小説風に具体的なものがあり、怪談に必須な(と私が思う)ぼかしがはいっていないので、あまり楽しめなかったです。つるっと読んで終わりかな。
読了日:03月16日 著者:小池 壮彦
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■ロード&ゴー
この作品は映画とかドラマにして、ひろく人々に救急医療、とくに救急車要請の現場の苦労とかを知らせるべきです。救急ヘリとか救急病院とか、レスキューとか海上保安庁とか、いろいろなものがドラマになっている今、またかよとか思われるかもしれないけど、題材は良いのではないのでしょうか?無線娘はあんまりリアリティなかったかな?
読了日:03月16日 著者:日明 恩
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■ボクハ・ココニ・イマス 消失刑
なんとむごい刑なのか「消失刑」そしてシステムは脆弱でずさん、だから廃止になったんだろうけど、交通事故で死んでしまわないと見つけられないとか、たとえば起き上がれないような病気になった時はどうするのか、とか、いくらテストケースだからとはいえ、いい加減すぎて腹がたったです。というか、あの女の子がこれこれこういう人がいますと、たとえばメディアに訴えたとして、執行機関はちゃんととりあげてくれるのかなぁ?とか、もみ消されてさらにひどいことになったら?とかその先をいろいろ考えてしまいました。
読了日:03月15日 著者:梶尾 真治
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■SP
ドラマは録画してCMカットしてDVDに移しました。でも見ていません。なのでノベライズを読んでみました。金城さんの夢と希望がいっぱいつまったドラマだったんですね〜。ディスクさがして見てみようかしら。映画化されるとのことで、岡田さんのボーナスショット期待しています。
読了日:03月15日 著者:金城 一紀
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■僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)
えー・・・、もうなんか、「わかってくれない大人なんかほっておいて、自分の道をすすめ!大人が全部正しいわけではないぞ!」的なものは、飽きたよ〜、言ってることにブレがないのは結構だけど、連続して読むとちょっとねぇ。キャラクターの造形とか設定とかにはとても魅力を感じるんですが、誰かを全部否定するところから始まるのがなんとも・・・。
読了日:03月11日 著者:香月 日輪
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■火星ダーク・バラード
未来物なのに人物の造形が未来っぽくなかった。でもすごく面白かった!自分でも制御できない大きな力をもった少女とその力をなぜか(ここポイント!)制御できるさえないけどめちゃめちゃタフな中年男性!いいなぁ。設定も話の筋立てもすごく面白かった。最後のカタルシスがなんかどこかでさんざん見たような感じだけど、ラストはハッピーなようで、よかったよかった。
読了日:03月11日 著者:上田 早夕里
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■左京区七夕通東入ル
ヤマネくんとアンドウくんが好きでした。自分目当てでない女の子にもきちんとやさしくしてあげられる真っ当さが、理数系で寮暮らしの学生というイメージからなんか遠かったのですが、(超偏見)主人公たちより、ワキの人物の方が魅力的でしたよ。
読了日:03月11日 著者:瀧羽 麻子
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■骸骨ビルの庭(下)
読んでいるうちにだんだん悪者であるはずの夏美までもがかわいそうに思えてくる。自分の記憶を自覚なしに捏造するなんて簡単だからね。でもあんなに頑丈につくられたビルを解体するのって大変だろうなぁ。あとに何が建つにせよ、なにか碑でものこしてればいいかな?とも思うし、いやいやそういうことではないのだとも思うし。
読了日:03月11日 著者:宮本 輝
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■骸骨ビルの庭(上)
戦災孤児というだけで、なんだか苦手だなと思っていたのですが、読み始めるとおもしろい!骸骨ビルの住人ひとりひとりが凄く魅力的で、主人公が引き込まれていったのがよくわかる。前任者も住人が好きになってしまったからこそ、任務を遂行できなくなったのでは?
読了日:03月11日 著者:宮本 輝
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■WILL
それにしても最近葬儀屋を舞台にした小説増えましたよね。これもか!と最初は思いました。続編ですよね。前作を読まずに先にこちらを読んでしまった・・・。森野さんの話し方が男前すぎて、時々男の人かと思ってしまいました。鎧ってたんだね。でもちゃんと女の子だった。彼女は幸せにならなければいけないと思います。
読了日:03月11日 著者:本多 孝好
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■陰陽師 天鼓ノ巻
腐的視点から言わせてもらうと、なんか今回は、清明の博雅へのラブ光線が強く出ていたような気がしました。なんか曖昧に引きこもっていたキャラだったのがわかりやすくなってきたいうのかな・・・。博雅のキャラが「いい男」それだけになってしまって、漠然としてしまったような気もします。それより、あの虫愛ずる姫君はもう出てこないのでしょうか?そういう生き生きとした存在がすくなく、生命力があまり感じられませんでした。
読了日:03月11日 著者:夢枕 獏
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■ツグミはツグミの森
おかあさんの設定がヤダ。まあわたしは素直な良い子なので、まんまとこの作品でも騙されて、えー!みたいになりました。それまではなんか凄い通じ合ってるからすこし萌えてたのに!台無しだよ!登場人物たちとラグビー部の連中は、マンガとしたら悪者だけあからさまに絵が違う、そのくらい一緒の空間にいるのが違和感があった。そのほかの盛りだくさんの要素は、私的にはいらなかった。
読了日:03月10日 著者:竹本 健治
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■手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)
いままでのシリーズより読みやすかったです。なんでだろう。けれど、こういうのは、全部並べて順番に続けて読まないとどうも私のような記憶力の乏しい人間には楽しめないようです。ゴメンネ
読了日:03月09日 著者:谷原 秋桜子
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■メモリー・ラボへようこそ
もっと色々な事例が読んでみたいです。設定の奇抜さを感じさせることなく、むしろ地味に進んでゆく物語。でも、他の人の記憶を自分に入れて、混乱などは起こったりしないのかなぁ。普段から、自分の記憶が本当のことか思い込んでるだけかあやふやな私としては、メモリーラボに行って頭の中を整理してもらいたいです。
読了日:03月08日 著者:梶尾 真治
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■君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)
一番驚いたのがニコチン水溶液の致死量です。そんなに少ないので人は死んでしまうの!いやー、びっくりびっくりですなぁ。雨の日のコンビニの灰皿にはおそろしい猛毒がたまっているということですか〜。管理には気をつけてもらわないと。あと、熱をもった電気製品による発火は時々聞いていましたが、これほどまでにおそろしい事態をひきおこすのだとあらためて思い知りました。面倒だからとかこれくらいいいだろうと思ってズルをすると、それのツケを取り返すのは楽をした期間の何倍もかかるのものなのですなぁ。
読了日:03月08日 著者:石持浅海
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■水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ)
えー!犯人その人ー!なんじゃそりゃー!説明がつかんではないか!なんじゃそりゃ!なんじゃそりゃ!という叫びが頭のなかで爆発しそうでした。まだ私は騙されているのでしょうか?というか、祖父江ちゃん!手ごわい人を好きになったもんだ。がんばれよ!みんな応援してるよ♪
読了日:03月07日 著者:三津田 信三
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■やさしいため息
淡々、淡々と普通に過ぎていく日常・・・。って普通じゃないだろ!あの弟も!あの男も!まどかちゃんもなんかへんてこながら、関係をもってしまった後で相手にどうしようもなく惹かれていくのだけど、それも自分の思い込みにすぎないのよネ〜というところが、共感できてリアルでした。
読了日:03月07日 著者:青山 七恵
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■殺気!
もっと殺伐としたハードな作品かと思っていたのですが、なんかゆるゆると話は進んでいくし、まあ逆にそれがリアルかなぁとも思うんですが、記憶の封印も、なんかドラマチックな展開になるかと思いきや、そうではなく〜、うーん、ぬる〜い日常の影に実はこわいものがかくれているんだよ〜んだよ〜んだよ〜ん♪的な印象です
読了日:03月07日 著者:雫井脩介
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■ダイイング・アイ
ダイイングアイという題名にもかかわらず、目が。あの目が。というのは加害者の被害者意識にしか思えず、登場人物の行動が現実離れしすぎていて、なるほどこれはホラーなのだね?交通事故加害者の量刑が軽すぎるという社会的な題材をあつかってるようなまじめな顔をして、トンデモホラーな作品です。騙された☆
読了日:03月07日 著者:東野 圭吾
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■蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)
世界観は共通しているけれど、どの話も独立していて、相互性はあまりなく(読み込めてないだけ?)ともすれば繋がっているということも忘れながら読んでいました。つーかどうでもいー。スーパーの屋上駐車場に事務所がある話がおもしろかったです!
読了日:03月06日 著者:道尾 秀介,伊坂 幸太郎,大山 誠一郎,福田 栄一,伯方 雪日
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■死体を買う男 (講談社文庫)
どんだけ乱歩好きなんだよ!乱歩に対する作者の想いがひしひしと感じられました。どんなに美少年がしていても女装はキモイですかそうですか。物語はとて良くできていて面白かったのですが、最後の暴露はいらなくても十分おもしろかったのになぁ・・・。
読了日:03月05日 著者:歌野 晶午
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■DOWN TOWN/ダウン タウン
昭和のかおりがただよう話でした。あの時代に青春を過ごしたひとには、たまらない郷愁をさそうのではないでしょうか。人々の結びつき、誰かのためになにかをしようとする力。ラスト近くのカーチェイスは息をのむ緊張感があり、すごくどきどきしました。けれども、なんか私にはリアリティなかったです。
読了日:03月04日 著者:小路 幸也
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■マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉 (ポプラ文庫ピュアフル)
天野くんはぴりかちゃんが好きなんだと思うんだけど、そうやって心を動かされるということに慣れていないから、周りの人が気をつけてあげないと、ぴりかちゃんを憎んでしまうかもしれないなぁ。好きという感情の動きがたぶんわからない人だからちゃんと正しい方向に導いてあげないと、ぴりかりゃん殺しちゃうかもなぁ。とか思いました。あのキュウリの件で殺意は確実に芽生えてると思う・・・。あと、沙鳥ちゃん、がんばれ。だんだんぴりかちゃんの過去がわかってくるにつれてまんまと彼女がいとおしくなってきました。
読了日:03月03日 著者:木地 雅映子
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■マイナークラブハウスの森林生活―minor club house〈2〉 (ピュアフル文庫)
さてさて、登場人物が多いと、いつも把握することを放棄してしまうのですが、この巻でのお気に入りは奈緒志郎くんです。いいなぁ。ふつうっていいなぁ。いいお家でいいなぁ。と思う私はぴりかちゃん苦手です。
読了日:03月03日 著者:木地 雅映子
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■マイナークラブハウスへようこそ!―minor club house〈1〉 (ピュアフル文庫)
登場人物ひとりひとりがあまりにエキセントリックなので、変わってりゃいいってもんじゃないんだぞコノヤロウ的な感想をもってしまいました。ぶっちゃけ嫉妬ですなぁ。
読了日:03月03日 著者:木地 雅映子
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■追想五断章
途中にはさまれる小説とあいまって、謎がどんどんほどけていくのですが、ほどけた謎はあまりワクワクした感じの謎ではなく、なんか真相はなんとなくわかってしまったんですが、それはきっと、可南子本人もわかっていたのではないでしょうか。記憶を再確認したかったとか。つうか、主人公はわざわざ戻って真相を言わなくてもいいのになぁ。まあ、最後に謎解きしないといけないっつうのはお約束なので仕方がないのですがね〜。
読了日:03月02日 著者:米澤 穂信
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■メルサスの少年―「螺旋の街」の物語 (徳間デュアル文庫)
借りたはいいがなかなか読み始められなかったのは、設定のせいか。しかし、大きなお兄さんにはある種たまらない設定なのではないでしょうか。読み始めるとすいすいいけた。とてもおもしろい。ただ、残念なのは、この物語も少年と少女が手に手をとって新しい時代に踏み出したところで終わっているところ。終わったところからが多分大変なんだろうなぁ。そっからが読みたいんだけどなぁ。
読了日:03月01日 著者:菅 浩江
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▼読書メーター
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読んだ本の数:61冊
読んだページ数:18740ページ
■時空祝祭日 (1981年)
図書館で借りたのでこちらが来ました。ふ、古い…。これが出た時代ってすごく昔なんだなぁ。と思いました。「インフェルノンのつくりかた」では、すっご…くえぐい世界が書かれていて、でもこれって普通に他の動物とかにやっていることだよな、それとこれって「親殺し」になるのかな?いやー、でも、えぐかった!エマノンをひさしぶりに呼んで、エマノンの背負うものがすこしだけ理解できたような気がします。
読了日:03月31日 著者:梶尾 真治
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■sweet aunt
実花ちゃんの両親がすごくヘンテコです。ある意味いなくなってしまって実花ちゃんにとっては良かったのかもな…。叔母さんが変だ変だって、そんなに変な人ではないと思う。ただ、きちんとした人を見ていなかっただけなのかも。でも、まあだらだらと時をすごしていただけなのに、なんか見出されて、やっていけそうじゃない?と言うところで話は終わってしまうんだけど、このままだとお母さんの二の舞になりやしないかしら。
読了日:03月31日 著者:さとうさくら
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■wonder wonderful 下
夢中で読みました。コカゲがちょっと鈍感すぎ?とか思っていたけど、彼女はあれで必死だったのだ。だって自分は帰ってしまうかもしれないのだから。もう二度と来れないかもしれないのだから。でも、関った以上は、しょうがないよね。好きになってしまったんだもん。二人の恋の行方も気になったけれど、ひなたとザキの物語とか、ディレイにもいい人ってできるのかなとか、あの三人の話ももっと読んでみたいし、あ!気になったんだけど、あちらの世界で結婚なりして、赤ちゃんがおなかにいる時にこちらの世界に帰ってしまったらどうするのかな?
読了日:03月30日 著者:河上 朔
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■wonder wonderful 上
夢中になりました。けどお姉さんがこかげで妹がひなたってちょっとおかしくない?普通逆だよねぇ?第一子に派手な名前つけるもんだと思うけど。まそれはおいといて、一般的に「お姉ちゃん」というのは、あのようにしっかりしているものなのですか?私も「お姉ちゃん」なんだけど、ボーっとしてるほうなので、こかげはすごいなぁ、有能だなぁ。と感心しきりでした。周りの人の考えをきちんと汲み取って、それに合わせたり主張を通したりして動けるというのは、私にとっては魔法に近いことなのです。なんで言葉がいきなり通じるの〜?
読了日:03月30日 著者:河上 朔
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■GOSICKIII ―ゴシック・青い薔薇の下で― (角川文庫)
今回ヴィクトリカが不在のままで(不在になった理由がツンデレで非常にカワイイ!)ある意味安楽椅子探偵になるんだけど、あいかわらず設定が昔ってことで人身売買とかむちゃくちゃえぐいですわ。「消える試着室」の都市伝説とうまくからめてお話を作ってるのはステキ。私はこの表紙のデザインが好きなので、新装丁になったら読まなくなるかもしれません。図書館で借りられるから手に取るのであって、ああいった表紙になったら、逆に萎える。萎え萎え〜。
読了日:03月29日 著者:桜庭 一樹
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■GOSICKII ―ゴシック・その罪は名もなき― (角川文庫)
ヴィクトリカのおかあさんの故郷の村に行くわけですが、お約束の「嵐の山荘」ミステリな訳ですが、村といっても人が10人ぐらいしかいないわけないのに、そのくらいしかいないみたいに思えました。シスターがとてもキャラクターが立っていて、魅力的だったのですが、あの人は何のためにいたのですかね?ちょっと、思い出せないのですが・・・。
読了日:03月29日 著者:桜庭 一樹
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■発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書)
最近、自分が普通の人とはすこし違うのではないか?と疑い始めたので、借りてみました。この中では私はバイトをなぜか次々クビになるという女の子、あの子に近いです。漢字は読めるけどな。予定が覚えられない、以前やった作業の手順をまるっと忘れてしまうとか。というかこの年になったら、発達障害より痴呆とか認知症とか疑ったほうがいいのかなぁ。
読了日:03月29日 著者:山下 成司
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■エスケープ!
勝手に自伝的小説かと思っていたので、普通の小説でした。まあ、表紙の格好と内容がリンクしてたのにクスっとしたのと、このモノローグなりなんなりをコントにすると冗長すぎて、やっぱり小説にするしかないのかなとは思います。面白かったけど、それは私が図書館で借りたからで、買うかどうかとなると・・・。
読了日:03月29日 著者:渡部 健
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■チェックメイト〈後編〉―ブラック・キャット〈4〉 (コバルト文庫 あ 2-17)
ひろふみさん、あんた、むちゃくちゃでんがな。と、ため息をついてしまうほど、最後のひろふみの「活躍」はすごかった!でもあれ、映像にしたらどうしたってギャグにしかならないよ〜。そのときはぜひ三谷 幸喜さんに演出をしていただきたいものです。ひろふみが自分の「能力」をようやっときちんと自覚したので、スカッとしました。ええ。もう、溜飲が下がるとはこのことですわ。というか、悪気があろうとなかろうと、壊したってだけで駄目ですから!派出所壊した時点で普通に懲戒免職だろう!
読了日:03月28日 著者:新井 素子
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■チェックメイト〈前編〉―ブラック・キャット〈4〉 (コバルト文庫)
千秋の運動能力のすごさに毎回びっくりするのだけれど、本当にね、スポーツの世界の人とか千秋を見出せなかったことで大損失ですよ。でもあれだけめきめき上達していったのも、キャットたちの会話に驚くべき理解力を発揮したのも、「居場所」をなくしたくないんだなぁ。とせつない。私、役に立ってるよ!足手まといじゃないよ!って。セツナス。
読了日:03月28日 著者:新井 素子
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■悦楽の園
凄いスピードで進んでいく物語。私は、169Pからのタチバナさんの言葉に、自分の子供時代のこと、今の自分のこと、色々なことを考えてしまっていつのまにか涙が頬を伝っていました。真琴のアンテナの敏感さ、場を読み、人を誘導してゆく能力でクラスを変えてゆく所は、すごくおもしろかった。結局、子猫を殺した犯人はどうなったのか?それが気になってしょうがなかった。繭から出てきた一がなんかオーラまとって真琴の前に姿を見せるところは、映像で見たいと思いました。
読了日:03月28日 著者:木地 雅映子
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■時の娘 ロマンティック時間SF傑作選 (創元SF文庫)
読了日:03月28日 著者:R・F・ヤング他,ジャック・フィニイ
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■キャスリング〈後編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫)
まあ、本編はハッピーで終わってて、キャットが王妃のネックレスを盗んだことによって双方の落とし前がついたみたいで、よかったなぁ。と思いました。というか、あの続編はやばいよ!今度は、「星へゆく船」再読かよ!だって、あゆみの超能力がどんなだったか、きっぱりすっきり忘れちゃったんだもん!
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■ナイト・フォーク(ブラック・キャット2) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
折り紙の鶴!そうそう、このころ素子さんは折り紙で鶴を作るのにはまっていたのでした!なんかエッセイだったかに折り紙で鶴を作るのがやめられなくなって、千羽鶴が沢山できたけどどうしよう…。的な事が書いてあって、影響を受けて鶴を折るのに凝ったことがありました。なつかしすぎる!全Bの紙なんてこれに書かれていたから存在を知ったけど、どんなものか文房具屋さんに見に行ったりしましたもんね。今では全Bの紙をおいてあるような文房具屋さんってなくなりつつあるものね〜ちなみに全B1030×1456_です
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■ブラックキャット (1) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
超ひさしぶりに再読。設定や登場人物をまるっと忘れていたので気持ちよく初めてみたいな気持ちで読めた。なんか、全然古くない。千秋のスリっていう設定がかえって新鮮だったし、そういえばスリって最近聞かないよね?いなくなったわけではあるまいに。なんか一回りして昔のものが新鮮に感じるように、古さを感じなかった。なんでだろ。
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■キャスリング〈前編〉―ブラック・キャット〈3〉 (コバルト文庫))
これも前二作から時間がかなりたって刊行されて、そして表紙がなんか一般受けねらったようになっていて、ちょっと引いた記憶があります。非常に大掛かりなうえに、誰も傷つかないという「縛り」を課してのぞむ盗み。しかし山崎ひろふみはどうにかならんのかね!読んでいて非常に不快なのだが!何でも壊してしまうということは周りを良く見ていないということであり、行動に気を使っていないということなんだぞ!というか、このころの新井作品に出てくる「ささいなことにすごく思い入れをもっている人物」、今となってはイラッとくるね
読了日:03月27日 著者:新井 素子
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■すべての愛がゆるされる島 (メディアワークス文庫)
過去と現在が行ったり来たりで、おまけに人間関係も人数いないのにやたら複雑だったのでわけわかんなくなってしまったのでした。読む前は勝手に色々なカップルの話があるのかなと思っていたのですが、結局一代記みたいな感じで、狭い狭い世界の中での愛?ていうか、あれは愛なのですか?許されるシステムは解ってしまえばなぁんだという感じで。勝手に期待してて期待はずれってそれこそ勝手な話なんですけど。
読了日:03月26日 著者:杉井 光
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■GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
ヴィクトリカったらツンデレ。天才で幽閉されててパイプなんか吸っちゃう。なんちゅう萌え萌えキャラなの!一弥もみそっかすのフリして頭が切れるじゃない。船内消失ミステリかと思えば、そうではなく、動機となった当時の大人達のあんまりな行動がぶっ飛んでた。いくら国の命運を占うふりしたあんな!ゲームを!あんな!当時の孤児に人権などなかったのです・・・。うへぇ・・・。げんなり・・・。それの準備に使った金の一割でもいいことに使ったらよかったのにねぇ・・・。
読了日:03月23日 著者:桜庭 一樹
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■オスカー―天国への旅立ちを知らせる猫
オスカーはテレビで見たのです。その時、なぜそんな死神みたいなネコに好意的なんだろう?と不思議でしょうがなかったのです。だってこのネコが一緒に寝てたらその人は死んじゃうって事なんですよ!これでオスカーが普通の病院やホスピスにいたら忌み嫌われていたかも。老人ホームだからこそ感謝されたのかな〜。もう意識もない状態で、今日なのか、明日なのか、持ち直すのか、逝ってしまうのかそんな曖昧な状況におかれる時、オスカーが寄り添ってくれているというのは家族にとっても心強いのでは?オスカーは好きなことしてるだけなんだろうケド
読了日:03月23日 著者:デイヴィッド ドーサ
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■太陽のあくび (メディアワークス文庫)
テレビショッピング専門チャンネルのバイヤーと、新種のみかんを売りたい少年部のみんなと、それぞれの思いが少しずつ絡み合って最後はすごくいい結果に。その辺はすこしありえなくない?とか思ったけど、ショップチャンネルでのシビアな様子は多分本当にこんな感じだろうなと思わせられた。「太陽のあくび」は食べる時に汁が飛んで大変そうなので焼肉屋の紙エプロンをおまけに付けて販売するといいんじゃないのかな!今ならエプロン付いてます!なくなり次第終了です!みたいな感じで。すっぱいの苦手なのですが、食べてみたいよ!(よだれ)
読了日:03月23日 著者:有間 カオル
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■武士道エイティーン
久しぶりに読んだので物語の世界を全部忘れていました。やっぱりシリーズものは全部まとめて一気に読まないとね〜。忘れていたなりに楽しく読ませてもらいました。一番印象に残っているのは桐谷道場の話。すごくすごく、怖かったです。裏山で、少しずつ焼いていた…。どこに埋めたのかわからないから下手に掘ると出てくるかも…。全部焼かないと土地が売れないから・・・。キャアアアア!怖い〜怖すぎる〜。歴史っていやあね!都合の悪いことは全部だれかに押し付けてなかったことにしちゃうんだよね!
読了日:03月23日 著者:誉田 哲也
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■メグル
タイトルのつけ方がガリレオみたい。淡々とした文章で、少し、いや大分不思議なアルバイトと、その顛末がすごく面白かった。あの不思議なお姉さんが魅力的で、なぜアルバイトをその人が必要としているのが解るのか、不思議で少し不気味で。全ての事件に関っているようで、お姉さんが主人公の物語が読みたい!邪な私は、「タベル」の主人公とそれにくくっついてきた友達(名前が思い出せない)と雇い主(名前が思い出せない)の三人の友情に萌えました。「アタエル」は、超!怖かった!曖昧なままなのはキライだけど、これはそのままでイイ…
読了日:03月23日 著者:乾 ルカ
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■キケン
読了日:03月22日 著者:有川 浩
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■マーダーゲーム (講談社ノベルス)
ゲームのルールがすごく複雑で、わたし参加してもたぶん理解できません。なんでみんなちゃんとやれてるの?そんでこのゲームって実際にやったりするゲームなんですと!まあ、ケイドロもフルーツバスケットもルールがよくわからない私なので(だって誘われなかった)、しかたがないか〜。犯人があの人ってさー、メンバーのなかにいるとみせかけて・・・っつーパターンなんだけど、あれはずるいと思った。で、あそこで終わりじゃないんだよね。麻生さん、これからどう生きていくんだろうな・・・。
読了日:03月22日 著者:千澤 のり子
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■太陽の村
タイムスリップものだとばっか思って読んでたのにぃ〜!朱川さんちょっとSFよりじゃん?だから安心して読んでたのに!だまされた〜!けどさ、坂木竜馬ってなんかあんまりな名前じゃない?なので、ずーっと、偽名っつうか、適当に名乗った名前だと思っていました。本名だったんだ・・・。あとさ、家族全員死亡ってのも、ちょっとなんか疑った。他の人全員死んだのに一人だけあんな軽症ってありえなくない?デブだったから?脂肪がクッションになって?隅々までトンデモで面白かった!
読了日:03月22日 著者:朱川 湊人
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■小太郎の左腕
小太郎がかわいそうだ。爺様もそう思ったが故に隠していたのだろう。けど、やっぱり頭抜けて秀でてしまうとどうしたって目立ってしまうのだ。才能とは、天才とはそういうものだ。小太郎がこれからどうなるのか、とかそういうことよりも、ざっぱざっぱと殺されていく有象無象の人々がなぁ。モブキャラだって、人間なのになぁ。
読了日:03月22日 著者:和田 竜
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■V.T.R. (講談社ノベルス)
チヨダ・コーキの作品と云うことで・・・。どんな人物だったか忘れちゃってて・・・。終わり方も途中だし、Rがなんで他の女の子と売春してたかわからないままだし、それよりなにより、なんでTがRと別れたのか?Tの言い分は信じられない。なんで殺し屋を止めてしまったのかも。それはこの後語られるのか?っつーか、続編出るの?一回こっきりの作中作なの?シリーズとして続いていくの?気になります。頼むぜチヨダ・コーキ!
読了日:03月21日 著者:辻村 深月
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■本格ミステリー・ワールド2010
小説のひとつも載っているとまだましだったのかもしれないが、評論、批評ばかりで、ぶっちゃけおもしろくないぞ!作家の方の近況、これからの予定などがわかったのはとても役に立ちました。でもここに載っていない作家の方が気になる。なんであの人もあの人も入っていないの?なかよしじゃないから?はみごですか?ミステリー作家と認められてないとか?そ、そんなぁ〜!
読了日:03月20日 著者:
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■Fine days―恋愛小説
昨日読んだのに内容があんまり思い出せない。かろうじて「シェード」は面白かった。あのとてもステキな話にあのカップルはそぐうのか?と思いました。
読了日:03月19日 著者:本多 孝好
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■ダッシュ!
なんで他の人のことを想うねーさんのためにそんなに一生懸命になれるんだ!?お見舞いとか、リハビリとか・・・。最後のほうの山場はちょっとアンタたち、むちゃくちゃすぎ!誰だかのお父さんが言ったように、なんで大人を頼らなかったの?そしたらずっと安全で早かったのに〜。しかし、まあでも、気持ちはわかる!それも青春の回り道!青春時代の真ん中は道に迷っているばかりなのですな。
読了日:03月19日 著者:五十嵐 貴久
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■つくも神さん、お茶ください
語り口がなんか読みにくい・・・。なんでこんなのなんだろう・・・。時代物書いてるから?そんな気取らなくても良いのに。と思った。
読了日:03月19日 著者:畠中 恵
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■もいちどあなたにあいたいな
澪湖のあほっぷりに非常にいらいらしました。なんじゃあの子は。普通の子ってあんななの?陽湖の呪詛に似たパートは、心情とか立場とかすごく良くわかるけど、くどい。話の中にそぐわない。そして、やまとばちゃんが中心でこの物語のメインであるはずのパラレルワールド移行について、あっさり〜。と終わってしまって、いったいなんだったのか?よくわからないお話でした。というか、つらいことから「逃げる」くせがあるから悲惨な状況ばかり起こるのではないのかな〜?とか思った。
読了日:03月18日 著者:新井 素子
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■極北クレイマー
桃色眼鏡の先生が背が高いということに、今回初めて気が付きました。じゅくそう問題があんなあっけなく解決したのが意外だったのですが、でもあんなにじゃぶじゃぶ消毒液(生理食塩水かも?)で洗われて痛くないのかな?寝たきりの人って痛くないの?絶対痛いと思うんだ。だからあんまみんなやらないのではないの?とかそんなことが気になりました。トイレが水洗になったくだりがあんまりだけど、なんだかリアルです。どうしようもないことが、案外普通にまかり通っているものなのですよね。
読了日:03月16日 著者:海堂 尊
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■キケン
大学に進学しなかった私にとって、大学が舞台になっている小説はファンタジー。今回びっくりしたのは「お店の子」の計算能力の高さ、すばやさ!ほんとにそうなのですかと他のお店の子に聞いてみたいです!語り手が明かされ、最後の黒板で、やられた!ってかんじです。すがすがしい。ほんとうにすがすがしい気分になりました。もっと読みたい話がいっぱいある!本番のロボコンにはどんなメカで臨んだのかとか!上野さんの現在の職業を激しく知りたいです。なんか開発しててほしぃな!二話目の女の子の心理、実は少しわかります。
読了日:03月16日 著者:有川 浩
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■怪談 FINAL EDITION (studio voice BOOKS)
小池さんがいろいろな所で書いてきた怪談をまとめたものでしょうか?ちょっと話が小説風に具体的なものがあり、怪談に必須な(と私が思う)ぼかしがはいっていないので、あまり楽しめなかったです。つるっと読んで終わりかな。
読了日:03月16日 著者:小池 壮彦
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■ロード&ゴー
この作品は映画とかドラマにして、ひろく人々に救急医療、とくに救急車要請の現場の苦労とかを知らせるべきです。救急ヘリとか救急病院とか、レスキューとか海上保安庁とか、いろいろなものがドラマになっている今、またかよとか思われるかもしれないけど、題材は良いのではないのでしょうか?無線娘はあんまりリアリティなかったかな?
読了日:03月16日 著者:日明 恩
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■ボクハ・ココニ・イマス 消失刑
なんとむごい刑なのか「消失刑」そしてシステムは脆弱でずさん、だから廃止になったんだろうけど、交通事故で死んでしまわないと見つけられないとか、たとえば起き上がれないような病気になった時はどうするのか、とか、いくらテストケースだからとはいえ、いい加減すぎて腹がたったです。というか、あの女の子がこれこれこういう人がいますと、たとえばメディアに訴えたとして、執行機関はちゃんととりあげてくれるのかなぁ?とか、もみ消されてさらにひどいことになったら?とかその先をいろいろ考えてしまいました。
読了日:03月15日 著者:梶尾 真治
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■SP
ドラマは録画してCMカットしてDVDに移しました。でも見ていません。なのでノベライズを読んでみました。金城さんの夢と希望がいっぱいつまったドラマだったんですね〜。ディスクさがして見てみようかしら。映画化されるとのことで、岡田さんのボーナスショット期待しています。
読了日:03月15日 著者:金城 一紀
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■僕とおじいちゃんと魔法の塔(1) (角川文庫)
えー・・・、もうなんか、「わかってくれない大人なんかほっておいて、自分の道をすすめ!大人が全部正しいわけではないぞ!」的なものは、飽きたよ〜、言ってることにブレがないのは結構だけど、連続して読むとちょっとねぇ。キャラクターの造形とか設定とかにはとても魅力を感じるんですが、誰かを全部否定するところから始まるのがなんとも・・・。
読了日:03月11日 著者:香月 日輪
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■火星ダーク・バラード
未来物なのに人物の造形が未来っぽくなかった。でもすごく面白かった!自分でも制御できない大きな力をもった少女とその力をなぜか(ここポイント!)制御できるさえないけどめちゃめちゃタフな中年男性!いいなぁ。設定も話の筋立てもすごく面白かった。最後のカタルシスがなんかどこかでさんざん見たような感じだけど、ラストはハッピーなようで、よかったよかった。
読了日:03月11日 著者:上田 早夕里
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■左京区七夕通東入ル
ヤマネくんとアンドウくんが好きでした。自分目当てでない女の子にもきちんとやさしくしてあげられる真っ当さが、理数系で寮暮らしの学生というイメージからなんか遠かったのですが、(超偏見)主人公たちより、ワキの人物の方が魅力的でしたよ。
読了日:03月11日 著者:瀧羽 麻子
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■骸骨ビルの庭(下)
読んでいるうちにだんだん悪者であるはずの夏美までもがかわいそうに思えてくる。自分の記憶を自覚なしに捏造するなんて簡単だからね。でもあんなに頑丈につくられたビルを解体するのって大変だろうなぁ。あとに何が建つにせよ、なにか碑でものこしてればいいかな?とも思うし、いやいやそういうことではないのだとも思うし。
読了日:03月11日 著者:宮本 輝
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■骸骨ビルの庭(上)
戦災孤児というだけで、なんだか苦手だなと思っていたのですが、読み始めるとおもしろい!骸骨ビルの住人ひとりひとりが凄く魅力的で、主人公が引き込まれていったのがよくわかる。前任者も住人が好きになってしまったからこそ、任務を遂行できなくなったのでは?
読了日:03月11日 著者:宮本 輝
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■WILL
それにしても最近葬儀屋を舞台にした小説増えましたよね。これもか!と最初は思いました。続編ですよね。前作を読まずに先にこちらを読んでしまった・・・。森野さんの話し方が男前すぎて、時々男の人かと思ってしまいました。鎧ってたんだね。でもちゃんと女の子だった。彼女は幸せにならなければいけないと思います。
読了日:03月11日 著者:本多 孝好
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■陰陽師 天鼓ノ巻
腐的視点から言わせてもらうと、なんか今回は、清明の博雅へのラブ光線が強く出ていたような気がしました。なんか曖昧に引きこもっていたキャラだったのがわかりやすくなってきたいうのかな・・・。博雅のキャラが「いい男」それだけになってしまって、漠然としてしまったような気もします。それより、あの虫愛ずる姫君はもう出てこないのでしょうか?そういう生き生きとした存在がすくなく、生命力があまり感じられませんでした。
読了日:03月11日 著者:夢枕 獏
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■ツグミはツグミの森
おかあさんの設定がヤダ。まあわたしは素直な良い子なので、まんまとこの作品でも騙されて、えー!みたいになりました。それまではなんか凄い通じ合ってるからすこし萌えてたのに!台無しだよ!登場人物たちとラグビー部の連中は、マンガとしたら悪者だけあからさまに絵が違う、そのくらい一緒の空間にいるのが違和感があった。そのほかの盛りだくさんの要素は、私的にはいらなかった。
読了日:03月10日 著者:竹本 健治
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■手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)
いままでのシリーズより読みやすかったです。なんでだろう。けれど、こういうのは、全部並べて順番に続けて読まないとどうも私のような記憶力の乏しい人間には楽しめないようです。ゴメンネ
読了日:03月09日 著者:谷原 秋桜子
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■メモリー・ラボへようこそ
もっと色々な事例が読んでみたいです。設定の奇抜さを感じさせることなく、むしろ地味に進んでゆく物語。でも、他の人の記憶を自分に入れて、混乱などは起こったりしないのかなぁ。普段から、自分の記憶が本当のことか思い込んでるだけかあやふやな私としては、メモリーラボに行って頭の中を整理してもらいたいです。
読了日:03月08日 著者:梶尾 真治
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■君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)
一番驚いたのがニコチン水溶液の致死量です。そんなに少ないので人は死んでしまうの!いやー、びっくりびっくりですなぁ。雨の日のコンビニの灰皿にはおそろしい猛毒がたまっているということですか〜。管理には気をつけてもらわないと。あと、熱をもった電気製品による発火は時々聞いていましたが、これほどまでにおそろしい事態をひきおこすのだとあらためて思い知りました。面倒だからとかこれくらいいいだろうと思ってズルをすると、それのツケを取り返すのは楽をした期間の何倍もかかるのものなのですなぁ。
読了日:03月08日 著者:石持浅海
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■水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ)
えー!犯人その人ー!なんじゃそりゃー!説明がつかんではないか!なんじゃそりゃ!なんじゃそりゃ!という叫びが頭のなかで爆発しそうでした。まだ私は騙されているのでしょうか?というか、祖父江ちゃん!手ごわい人を好きになったもんだ。がんばれよ!みんな応援してるよ♪
読了日:03月07日 著者:三津田 信三
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■やさしいため息
淡々、淡々と普通に過ぎていく日常・・・。って普通じゃないだろ!あの弟も!あの男も!まどかちゃんもなんかへんてこながら、関係をもってしまった後で相手にどうしようもなく惹かれていくのだけど、それも自分の思い込みにすぎないのよネ〜というところが、共感できてリアルでした。
読了日:03月07日 著者:青山 七恵
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■殺気!
もっと殺伐としたハードな作品かと思っていたのですが、なんかゆるゆると話は進んでいくし、まあ逆にそれがリアルかなぁとも思うんですが、記憶の封印も、なんかドラマチックな展開になるかと思いきや、そうではなく〜、うーん、ぬる〜い日常の影に実はこわいものがかくれているんだよ〜んだよ〜んだよ〜ん♪的な印象です
読了日:03月07日 著者:雫井脩介
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■ダイイング・アイ
ダイイングアイという題名にもかかわらず、目が。あの目が。というのは加害者の被害者意識にしか思えず、登場人物の行動が現実離れしすぎていて、なるほどこれはホラーなのだね?交通事故加害者の量刑が軽すぎるという社会的な題材をあつかってるようなまじめな顔をして、トンデモホラーな作品です。騙された☆
読了日:03月07日 著者:東野 圭吾
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■蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)
世界観は共通しているけれど、どの話も独立していて、相互性はあまりなく(読み込めてないだけ?)ともすれば繋がっているということも忘れながら読んでいました。つーかどうでもいー。スーパーの屋上駐車場に事務所がある話がおもしろかったです!
読了日:03月06日 著者:道尾 秀介,伊坂 幸太郎,大山 誠一郎,福田 栄一,伯方 雪日
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■死体を買う男 (講談社文庫)
どんだけ乱歩好きなんだよ!乱歩に対する作者の想いがひしひしと感じられました。どんなに美少年がしていても女装はキモイですかそうですか。物語はとて良くできていて面白かったのですが、最後の暴露はいらなくても十分おもしろかったのになぁ・・・。
読了日:03月05日 著者:歌野 晶午
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■DOWN TOWN/ダウン タウン
昭和のかおりがただよう話でした。あの時代に青春を過ごしたひとには、たまらない郷愁をさそうのではないでしょうか。人々の結びつき、誰かのためになにかをしようとする力。ラスト近くのカーチェイスは息をのむ緊張感があり、すごくどきどきしました。けれども、なんか私にはリアリティなかったです。
読了日:03月04日 著者:小路 幸也
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■マイナークラブハウスは混線状態―minor club house〈3〉 (ポプラ文庫ピュアフル)
天野くんはぴりかちゃんが好きなんだと思うんだけど、そうやって心を動かされるということに慣れていないから、周りの人が気をつけてあげないと、ぴりかちゃんを憎んでしまうかもしれないなぁ。好きという感情の動きがたぶんわからない人だからちゃんと正しい方向に導いてあげないと、ぴりかりゃん殺しちゃうかもなぁ。とか思いました。あのキュウリの件で殺意は確実に芽生えてると思う・・・。あと、沙鳥ちゃん、がんばれ。だんだんぴりかちゃんの過去がわかってくるにつれてまんまと彼女がいとおしくなってきました。
読了日:03月03日 著者:木地 雅映子
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■マイナークラブハウスの森林生活―minor club house〈2〉 (ピュアフル文庫)
さてさて、登場人物が多いと、いつも把握することを放棄してしまうのですが、この巻でのお気に入りは奈緒志郎くんです。いいなぁ。ふつうっていいなぁ。いいお家でいいなぁ。と思う私はぴりかちゃん苦手です。
読了日:03月03日 著者:木地 雅映子
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■マイナークラブハウスへようこそ!―minor club house〈1〉 (ピュアフル文庫)
登場人物ひとりひとりがあまりにエキセントリックなので、変わってりゃいいってもんじゃないんだぞコノヤロウ的な感想をもってしまいました。ぶっちゃけ嫉妬ですなぁ。
読了日:03月03日 著者:木地 雅映子
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■追想五断章
途中にはさまれる小説とあいまって、謎がどんどんほどけていくのですが、ほどけた謎はあまりワクワクした感じの謎ではなく、なんか真相はなんとなくわかってしまったんですが、それはきっと、可南子本人もわかっていたのではないでしょうか。記憶を再確認したかったとか。つうか、主人公はわざわざ戻って真相を言わなくてもいいのになぁ。まあ、最後に謎解きしないといけないっつうのはお約束なので仕方がないのですがね〜。
読了日:03月02日 著者:米澤 穂信
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■メルサスの少年―「螺旋の街」の物語 (徳間デュアル文庫)
借りたはいいがなかなか読み始められなかったのは、設定のせいか。しかし、大きなお兄さんにはある種たまらない設定なのではないでしょうか。読み始めるとすいすいいけた。とてもおもしろい。ただ、残念なのは、この物語も少年と少女が手に手をとって新しい時代に踏み出したところで終わっているところ。終わったところからが多分大変なんだろうなぁ。そっからが読みたいんだけどなぁ。
読了日:03月01日 著者:菅 浩江
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