G級生物と岩本明浩との出会い

July 07 [Tue], 2009, 16:23
G級生物と岩本明浩との出会い
〜 生きた化石 〜

3億年前にすでに完璧なプロポーションを兼ね備えていたため、モデルチェンジの必要がほとんどなかったのでしょう、その頃からほとんど姿を変えることなく現在まで繁栄してきました。そのため、ゴキブリは「生きた化石」ともいわれます。

シーラカンスやカブトガニなども同じく「生きた化石」と呼ばれる生物たちは賞賛されていますが、そんな生物とは対照的に、ゴキブリは徹底的に嫌われている悲しい生物です。

もともとは他の昆虫たちと同様、森林に生息する昆虫ですが、人類の生活に密着してしまったがために、信じられないほど嫌われています。毎年、特に夏ともなれば、その嫌われぶりはピークに達します。

今回はそんな夏のスーパーヒーロー、ゴキブリを見ていこうかと思います。
夏、先取りっス!

〜 現世最大のゴキブリ 〜

現世最大のゴキブリには諸説がありますが、ヨロイモグラゴキブリやナンベイオオチャバネゴキブリなどいくつかが候補にあげられます。これらは10センチ前後の体長を誇ります。体幅もかなりあり、手のひらにジャストフィットします。まるで携帯電話です。


絶滅種はどれぐらいでしょう。有史以前の生物には桁外れに大きいものがたくさん生息していましたから、ゴキブリにも多大なる期待をかけてしまいます。

たとえば、絶滅種のトンボの仲間、メガネウラなんか翼開長が1メートル近くにもなりましたし、現世ではとても小さな昆虫であるカゲロウでさえも、絶滅種メゾサイロスは翼開長が50センチ以上にも成長しました。

昆虫以外の節足動物 (せっそくどうぶつ) も、古代には巨大な生物がひしめいています。ヤスデの近縁、アースロプレウラ、海のサソリ、ユーリプテルスなど共に2〜3メートルと恐竜なみの迫力です。

それではゴキブリはどうでしょう?

〜 絶滅超巨大ゴキブリ 〜

そしてやはり、というかゴキブリの仲間にも、絶滅種には現世のゴキブリではとても太刀打ち出来ない巨大なものが生息していました。ペルム紀 (2億9千万年前〜2億5千万年前) に生息していたというアプソロブラッティナ (or アプトロブラッティナ, アフトロブラッティナ, Apthoroblattina) です。

信じがたいことに、このゴキブリは体長が50センチ以上に成長しました。50センチのゴキブリです。これと比べれば、巨大フナムシと恐れられるジャイアント・アイソポッドでさえ、かわいらしく感じてきます。

形的にも大きさ的にも、洋式トイレの「便座のフタなみ」と考えて頂ければ想像しやすいかと思います。厳密には便座のフタよりも一回り大きいです。

日本に限って言えば、家の中で目にするでっかいゴキブリはクロゴキブリとかワモンゴキブリです。羽が大きいのと恐怖感でものすごく大きく見えますが、実際はせいぜい4〜5センチといったところです。

絶滅種のゴキブリは体長が10倍以上ですから、その恐怖たるや凄まじいでしょう。おそらくそれだけ大きいと敏捷性には欠けるものと思われますが、50センチの昆虫というだけで恐ろしいのに、さらにそれがゴキブリであるという点が、いっそうの恐怖を誘うことでしょう。

ただしこのアプソロブラッティナ、本当にこんなに大きかったのかというと、かなり疑わしいです。個人的に見たことがあるアプソロブラッティナの化石は、大きいことは大きいですが10センチぐらいだったと思います。りあまりに情報が少なすぎるのでガセの可能性あり?
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:nukunukunuko
読者になる
2009年07月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/nukunukunuko/index1_0.rdf