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レノボが「高性能タワー型」と自慢する「IdeaCentre K320」を試してみた / 2010年08月06日(金)
 先日掲載した「Lenovo H320」のレビューでも触れているように、国内大手PCメーカーのラインアップでは、タワー型のデスクトップPCは、非常に少なくなっている(Lenovo H320のレビューはレノボのデスクトップPC「Lenovo H320」で“Core i3”を見直すを参照のこと)。かつて、Lenovo H320のような「スリムタワー」を採用したセパレートタイプのデスクトップPCは、メーカー製PCの主力ラインアップであったが、今では、その座をノートPCに奪われ、デスクトップPCで主力となっているのは液晶一体型PCという状況にある。

【拡大画像や各パーツの画像】 【表:ベンチマークテストの結果】

 今回取り上げる「IdeaCentre K320」のようなミニタワータイプのデスクトップPCは、デルなどの海外PCメーカーと、PCショップのオリジナルブランドでのみ入手できるというのが、今の日本のPC市場だ。大手PCメーカーの製品として貴重なタワー型PCといえるIdeaCentre K320は、本体が180(幅)×465(奥行き)×408(高さ)ミリ、重さ約14キロ。5インチドライブを収納できるオープンベイが2基、3.5インチドライブを収容するシャドウベイは3基を備えるなど、ドライブ回りの使い勝手はミニタワーPCとして標準的だ。

 2基あるオープンベイの下に3.5インチドライブ向けのオープンベイが用意されている。フロントパネルを外してネジ止めされたカバーを取るとドライブベイが開口するが、ドライブを固定するステーがないので、標準構成のままでは利用できない(上部に専用ステーを取り付けるレールがあるが)。その代わり、5インチオープンベイの上、フロントパネルの最上段に「メモリースティック」(Duo、Pro対応)、「SDメモリーカード(SDHC対応)/マルチメディアカード」、「コンパクトフラッシュカード」、「xDピクチャーカード」のそれぞれ専用カードカードリーダーを4基搭載するほか、2基のUSB 2.0を備える。さらにその上、天面側に向いたパネルに電源ボタンを設けるなど、本体を机の下に設置した状態での使い勝手を考慮したレイアウトになっている。

 電源ボタンの列には、HDDのアクセスインジケータとともに、後で説明するパワーコントロールのモードで点滅するフロントパネル内蔵LEDのオンオフボタン、ファイルバックアップソフトの「BackOn Track」を起動する専用ボタンがある。なお、天面中央に“くぼ地”が設けられているが、これは移動用(屋内に限ると思うが)の取っ手として使うもので、デルなどの製品で見られるような「USBインタフェースを備えた周辺機器置き場」としての機能はない。

●工具なしでスイスイと作業ができるメンテナンス性

 フロントパネルの拡張性は、液晶一体型PCやノートPCを上回るほどに充実しているが、内部に搭載しているマザーボードのフォームファクタはmicro ATXであるので、システム構成の拡張性はある程度限られてしまう。

 IdeaCentre K320のマザーボードはIntel H57 Expressを搭載したmicro ATXフォームファクタのオリジナルモデルで、CPUソケットはLGA1156とLynnFieldとClarkdale世代のCore iシリーズに対応する。メモリスロットはDDR3 1333対応で4基。レノボジャパンのスペック表によると、CPUにCore i7-870(2.93GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.6GHz)を搭載する構成では、標準で6Gバイト(2Gバイト×3)、Core i5-750(2.66GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz)を搭載する構成では、4Gバイト(2Gバイト×2)のメモリを搭載する。なお、Core i7-870もCore i5-750も統合するメモリコントローラが対応する最大メモリ容量は16Gバイトとされているが、レノボジャパンのスペック表でIdeaCentre K320の最大メモリ容量は8Gバイトとなっている。

 マザーボードの拡張スロットは、PCI Express x16とPCIがそれぞれ1基ずつ、PCI Express x1が2基となる。拡張スロットには標準構成でグラフィックスカードが組み込まれるが、こちらもCore i7-870を搭載した上位構成ではGeForce GT 320が、Core i5-750を搭載した下位構成ではGeForce 310をそれぞれ採用している。デスクトップPCラインアップで下位シリーズに当たるLenovo H320もGeForce 310を採用しており、スリムタワーとミニタワーという違いのあるのにもかかわらず、グラフィックスカードは同じクラスを採用していることになる。

 PCケースの左側サイドパネルは工具なしでまわせるタイプを使っている。内部はマザーボードエリアとドライブベイエリアが干渉しないので、メモリの増設や拡張カードの組み込みも容易だ。ドライブベイの固定では、3.5インチシャドウベイで樹脂製のステーを使用している。樹脂の反発力を利用してドライブベイからステーを脱着できるだけでなく、ステーを“ぐにっ”と開いてHDDをセットし、ステーに用意されたピンでHDDを固定できるなど、工具なしで作業が可能だ。5インチオープンベイでも、ドライブを固定する専用のレールが設けられていて、こちらも工具なしで換装できる。

●上位構成と下位構成、どちらを選ぶか?

 IdeaCentre K320で導入されたユニークな機能がフロントパネル中央に設けられた「パワーコントロールスイッチ」だ。このスイッチによって、パフォーマンスと静音性能のバランスを変えた「Turbo」、「Auto」、「Cool」の3つのモードに切り替えられる。フロントパネルにはLEDが内蔵されていて、切り替えたモードにあわせて光る色と点滅周期が変わる(Turboモードは赤く光って明滅が早い。Autoモードは青くゆっくりと明滅する。Coolモードは点灯せず)。

レノボジャパンの説明によると、TurboモードはCPUの性能を常時100%とするもので、その代わりファンも回転を速めて騒音が大きくなる。逆にCoolモードは、CPUのパワーを50%以下に抑えることで、ファンの回転数も抑えて騒音を出さないようにする。Autoは、その切り替えをシステムの負荷にあわせて自動で行うとしている。

 残念ながら、今回の評価作業で用いた機材が試作機で、モードの切り替えでどの程度パフォーマンスや騒音が変化するかを検証できなかったため、ベンチマークテストによる測定は、パワーモードが無効になった状態で行っている。また、試作機で測定した結果なので、ここでは参考値として紹介するにとどめておきたい。

●せっかくのタワー型なら高性能構成が望ましい

 IdeaCentre K320は、フロントパネルに用意された豊富なインタフェースやマザーボードエリアがクリアになってアクセスしやすいケース内部、工具なしですべてのスロットとドライブベイで増設作業が可能など、使い勝手とメンテナンス性に優れている。システム拡張についても、スロットの数による制約はあるが、PCIスロット1基とPCI Express x1スロット2基が利用できる。標準で用意されているグラフィックスカードを将来換装する場合でも、LowProfileモデルに制限されることがない。ノートPCや液晶一体型のみならず、スリムタワータイプのLenovo H320と比べても、その拡張性は優れている。

 K320シリーズのラインアップには、搭載するCPU(Core i7-870とCore i5-750)とグラフィックスカード(GeForce GT 320とGeForce 310)、メモリ容量(6Gバイトと4Gバイト)、HDD容量(1Tバイトと500Gバイト)が異なる2モデルと、それぞれに、液晶ディスプレイ(上位構成モデルは23型ワイドの「Lenovo L2361p Wide」、下位構成モデルは21.5型ワイドの「Lenovo L2261 Wide」)をバンドルした2モデルの計4モデルが用意される。上位モデルに搭載されたGeForce GT 320はCUDAコア75基搭載、VP4実装とGeForce 310から機能と性能が格段に向上する。CPUもクアッドコア搭載8スレッド同時処理対応となる。液晶ディスプレイの有無はユーザーの環境や購入予算によって選択が分かれるが、性能を重視したいユーザーには、上位構成モデルがより適しているといえるだろう。【長浜和也(撮影:矢野渉),ITmedia】

【8月5日19時9分配信 +D PC USER
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100805-00000067-zdn_pc-sci
 
   
Posted at 09:39/ この記事のURL
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