脳卒中は脳血管障害の総称で、脳梗塞や脳出血などの症状を指します。
一言で脳卒中といっても、症状は発症した部位や程度によって違い、またその後のケアもそれによってずいぶん変わります。
日本では脳卒中の基本的なデータが少なく欧米のデータを参考にしなくてはならないことが多々ありました。
そこで、1999年に脳卒中のデータベースを作るための脳卒中データバンクが始まったのです。これは日本脳卒中協会が脳卒中患者の実態をつかみ療学的研究を進めるためのものです。
脳卒中協会の会員は医師のみならず看護師・理学療法士・作業療法士・患者とその家族などで事務会費や年会費は必要ですが様々な立場の人で構成されています。主な活動目的は脳卒中データバンクのホームページを開設したりシンポジウムを開いて脳卒中の知識をより多くの人に知ってもらうことです。
また脳卒中についての電話相談も行っています。脳卒中を起こし命を取り留めても患者とその家族がそれ以降直面する後遺症というのはほとんどの場合でてくるのです。
それに対しどう対応していけばいいのか患者本人やその家族は不安が多いことでしょう。
そこでこの脳卒中データバンクが役に立つのです。
全国の医療機関で脳卒中の治療にあたっている医師が患者や治療などに関するデータを相互に提供しあうことで様々な症例への対応や家族へのフォローが可能となっています。