文字と名前と想像力・・・ 

April 20 [Mon], 2009, 8:00
保育園の先生が、文字を覚えると想像力がなくなるから、うちでは教えません。なんてことを言っていたとママトモから聞いたそうです。



確かにそれはそうだけど、文字を覚えると分析力など考える力がついてくるんだろうにと思いました。やっぱり早めに教えた方が・・・・。というのが2日前の僕の結論でした。



今朝、映画で、インスピレーションを扱うものがあったのですが、それを見ていて、あることを思い出しました。それは、僕の高校生のころよく考えたことで・・・。



当時の僕は、といっても今とあまり変わりませんが、一通り人と話ができるようにと、星や花や文学などを一通りさらっていました。それは一問一答式みたいなものなのですが・・・。



それは、その後の人生には大変役立っていますが、そのときの疑問が、例えば花の名を覚えると、その花への感動が減少してしまっているんではないかというものでした。



名前を知らないと、花を良く観賞したり一生懸命したり観察したり感動も大きいのですが、知った花だと、名前をツブヤキすべて分かったような気がしてしまう。名前で全て分かった気がする。これは危険だとおもったものです。



そんなことを今朝思い出していました。インスピレーションはむしろ減退していくのではないか・・・。



それで、冒頭の文字の話。これも保育園の先生の言われることも実感として分かる気がしてきました。

伝記作家小島直記先生との再会 

April 07 [Tue], 2009, 12:03
小島先生がなくなられたのは昨年のことです。

塾時代からビジネスマン時代にかけて、大変お世話になり、励まされ続けていたのですが、病気療養ゆえに数年前から年賀状を失礼する旨の案内が来て以来、音信不通状態が続き、昨年、唐突になくなられたニュースを遅れた知ったのです。

その小島先生と本日再会をしました。といっても先生の伝記文学全集です。約20年間、宮崎の実家に置いていたものを、本日青山の事務所に届けてもらいました。全15巻。

これから1巻から読めば、15巻までどのくらいかかるでしょうか。文章を通じて先生とお会いできる。幸せです。


新年度のスタートです 

April 01 [Wed], 2009, 8:54
今日から4月。僕の会社は3月が決算なので、何かと気ぜわしいものでした。

4月というと、本当はすっごく忙しいはず。というのも、各社の入社に関する書類を役所に提出するのです。

ところが、今年は各社の入社手続きが激減。会社の自己都合退職も激減。ということで入退社にかかる手続きが去年の3分の1以下なのです。

それにしても、雇用調整の相談は、今でも続いています。社員全員の解雇や、希望退職制度等。

景気のいいときであれば、再就職も比較的容易でしょうが、今は再就職も困難。できるだけ、雇用調整助成金を活用して雇用を維持してくれるようお話をしています。

早く景気が回復して、働きやすい職場作りの支援の方に軸足をおきたいものです。

春の椿事。今日は啓蟄 

March 05 [Thu], 2009, 8:04
まだ、中小企業診断士の勉強を日比谷図書館でしていたときのこと、ちょうど啓蟄の日。

気分転換に、日比谷公園を散歩していたら、アスファルト道の真ん中を「ガマ蛙」がすくんでおりました。おやまぁ・・・。本当に啓蟄だわと思い。このままほっていたら車にひかれてしまうだろうし、それはかわいそう・・・。

ガマ蛙を素手で握ってわざわざ、池まで運んで、助けてあげました。ガマ蛙は不思議な力があると昔から言います。運びながら、「オイオイ、助けてやるんだからオレの顔を覚えて、ご恩返しでもしてくれよ」そう心でつぶやいたものです。

ガマ蛙にとっては、僕の顔などわからず、突然巨大な手でつかまれて運ばれたくらいの認識しかないんじゃないのかなぁ・・・その後思ったりしました。

啓蟄の日に、都心にありながら蛙に遭遇した僕は、不思議な気がしたものですが、今から考えれば中小企業診断士一発合格は、ガマ蛙のご恩返しだったのかもしれません。

もしも百年が この一瞬の間にたつたとしても 何の不思議もないだらう 

February 26 [Thu], 2009, 13:25
時間の経過がだんだん早く感じられるようになりました。

事務所も開業1年目は長く、以降どんどん早くなってきて、今では時間の感覚が鈍くなってきました。

今が夏なのか冬なのか一瞬わからなくなることも・・・。

そんな中、早朝信号待ちをしているとき、ふと、「もしも百年が この一瞬の間にたつたとしても 何の不思議もないだらう」というフレーズが思いだされました。三好達治の大阿蘇の一文です。

大自然の悠久を詠うにはいいでしょうが、限りある生命の中では、ジタバタして悠久に飲み込まれないようにしたいと思うものです。

いつも何かしら新しいことに挑戦していければ、いいのかもしれません。

ちなみに、大阿蘇は・・・・・



大阿蘇


雨の中に、馬がたつてゐる ・
一頭二頭仔馬をまじへた馬の群れが 雨の中にたつてゐる ・
雨は蕭蕭と降つてゐる ・
馬は草を食べてゐる ・
尻尾も背中も鬣(たてがみ)も ぐつしよりと濡れそぼつて ・
彼らは草をたべてゐる ・
草をたべてゐる ・
あるものはまた草もたべずに きよとんとしてうなじを垂れてたつてゐる ・
雨は降つてゐる 蕭蕭と降つてゐる ・
山は煙をあげてゐる ・
中岳の頂きから うすら黄ろい 重つ苦しい噴煙が濛濛(もうもう)とあがつてゐる ・
空いちめんの雨雲と ・
やがてそれはけぢめもなしにつづいてゐる ・
馬は草をたべてゐる ・
艸千里浜のとある丘の ・
雨に洗はれた青草を 彼らはいつしんにたべてゐる ・
たべてゐる ・
彼らはそこにみんな静かにたつてゐる ・
ぐつしよりと雨に濡れて いつまでもひとつところに 彼らは静かに集つてゐる ・
もしも百年が この一瞬の間にたつたとしても 何の不思議もないだらう ・
雨が降つてゐる 雨が降つてゐる ・
雨は蕭蕭と降つてゐる ・
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:tamaru takuya
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:7月2日
読者になる
松下政経塾、長銀総合研究所OBです。現在、青山中央社会保険労務士法人を経営しています。

メールフォーム

TITLE


MESSAGE

2009年04月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新コメント