アニマ

2007年12月09日(日) 23時46分
急啓

おもむろに短銃を構えながら引き金を引いた。たったこれだけのことで目の前のそいつは頭をのけ反らせ、奇妙な顔付きのまま倒れ込む。もう何百、何千と幾度も重ねてこんなことを繰り返していた。
(もしかしたらそれ以上かも知れないが、わしの頭はもう働いておらんかった)

また一つの魂が糸を切ったように崩れた瞬間、この時どうやら虫の報せが届いたようだ。見えない虫は着付け物を喰ったりはしない、目障りに跳び回ったりもしないから別に気にしなければ済むことだった。心臓に喰らいついた虫は脈を打って振り払えばよかった。
ところが皮肉なことに、風神様までわしの最も嗅ぎたくない匂いをしょい込んできたようじゃ。

そのうち桂の軍が帰ってきた。脂汗と土と返り血の匂い、それから肉の飛散した匂い、不快だが嗅ぎ慣れたものだった。

ふいに隣で胡座をかいて栗を剥いていた銀時が立ち上がった。剥きかけの栗がこつんと落ちる。奴は聞き取れなかったが何か叫ぶと、たちまち桂に駆け寄った。否、桂の傍らに居るモンのところへ。奴は誰かを背負い込んでいた。そうか、この肉の匂いはこやつのモンじゃったのか。

それから突如として心臓に虫が噛み付いた。ビクリと全身が逆立ち、鼻が疼いた。目をあらん限りひん剥いた。間を置かずに瞳孔が開く。
傍らでは体を温めるのに握りしめていた焼酎瓶がガチャリと鳴った。
(未だ呑んでもおらんのに喉元が熱くなるのは何故だろうか)

「たかすぎ!」

(奴は左目を討たれた。奴はこの戦にて戦死したのだ。)

なかなかどうして、またしても短銃を構えなければならなくなってしまったようじゃ、アッハッハ、奴の仇に行かねばならんと。

敬具























すみません…

独りの夜は淋しいから

2007年12月09日(日) 3時22分
さっきまで居酒屋さんでお世話になってました
というのわ、うちの前の居酒屋さんなんだけども焼鳥がめっちゃ旨いんですよー
ずっとお茶すすりながら顎動かしてました、いてー
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