「能楽エイジング」とは

May 02 [Mon], 2016, 11:40
高齢化と共に認知症の患者も増えています。厚生労働省によれば2025年に認知症発症数が700万人以上で高齢者の4人に1人が認知や認知症予備軍になるとされています。
認知症、なりなくないですね。家族に迷惑かけるし自分も惨め。そこで、60代以上の方なら認知症予防ということが大変気になると思います。

認知症予防ってできるんですかね。できるんだった今から予防しなくては。
そんな、あなたにぴったりな商品、「能楽エイジング」という認知症予防対策のDVDが2015年12月25日から発売されています。

DVDで認知症予防が確実にできるならお安いものですが、この手の商品は購入前に中身を見ることができないのでパッと飛びつくわけには行きません。
そこで、この商品は本当に認知症予防にどのような効果があるのか、価格に見合った価値があるのか口コミなどを含めて調査しました。


● 商品概要
「いきいき脳楽エイジング」は、諏訪東京理科大学教授で、脳神経科学、応用健康科学の専門家である篠原菊紀教授が監修した記憶力編、注意力編、判断力編それぞれDVD4巻ずつの全12巻(約360分以上のボリューム)のセットです。

特典
全12巻のパッケージには特典としてスターターキットとして約60分のDVD1巻と約100ページからなる副読本が付いています。

価格
気になる価格は、全巻セットが希望小売価格2万9,800円(税別)。
各編毎にバラで購入も可能で、その場合1万2,000円/編となります。バラ売りの場合はパッケージに比べて1巻あたり2割高です。バラの場合は特典がつきません。


● 能のアンチエイジングなんてできるの?
認知症予防コンテンツ「能楽エイジング」を語る前に、そもそも能のアンチエイジングなんてできるのかということを調べまし。
脳細胞は、年齢と共に失われていき70才で生まれたときの約半分になるといわれています。
しかし、脳の機能はニューロンという神経回路のネットワークシステムの働きです。
このネットワークシステムがいかに働くかがポイントで、つまり脳のアンチエイジングは脳の活性化にあるそうです。
そのための方法は2つあるみたいで、一つは脳に刺激を与え神経回路を活性化させる動作を行うこと、もう一つは脳に良いという食物を摂取することです。

脳を活性化
1.運動する、指先を使う
運動能力の低下は小脳・大脳・前頭葉と関係しているといわれています。
全身運動だけでなく、指先を使うことで脳に刺激を与えます。
2.読み書き、計算をする
これにより、前頭葉を活性化します。
3.人とよく話す
これで、左脳を刺激します。
4.恋をする
恋をすることで、本能を司る大脳辺縁系を活性化して性ホルモンや成長ホルモンを分泌を刺激し、若々しくなします。
シニアの社交ダンスが盛んなのも、3分間のダンスタイムの疑似恋愛みたいなもので、脳のアンチエイジングに効果的と考えられますね。

脳に良いという食物
1.大豆製品
大豆製品は脳血管を丈夫にしてくれます。うまみ成分のグルタミン酸が豊富で、グルタミン酸は脳の神経伝達に関わります。
2.ごま
ごまは悪玉活性酸素を抑えるセサミンや、脳細胞の原料となるトリプトファンを多く含み、認知症予防に効果的です。
ごまの有効成分摂取は、食物からだけでなくサプリからの摂取も効果的です。
3.しいたけ
大豆同様にグルタミン酸が豊富に含まれており、脳の老化抑制、動脈硬化や高血圧の予防に有効です。
4.青魚
青魚の脂に多く含まれるEPAとDHAは、脳のアンチエイジングに効果的で脳の炎症を抑えてアルツハイマー病予防に役立つと言われています。
5.緑黄野菜
老化の原因と言われる活性酸素を除去してくれます。


● 能楽エイジングの内容をチェックする
「能楽エイジング」の公式サイトを見ると、能楽エイジングで行う脳のアンチエイジングは、以下の3つの要素から構成されております。

  脳を刺激する「脳トレクイズ」
  脳を働かせながら体を動かす「脳トレ体操」
  声を出して脳を喜ばせる「脳トレミュージックレッスン」

つまり、先の述べた運動と読み書き、話す、恋をするに類似のクイズと音楽というの要素がちゃんと含まれていることがわかります。

そして、全体をこの3つの要素で構成しないで、記憶力編、注意力編、判断力編に分けて、それぞれの編に「クイズ」、「体操」、「音楽」を収録しているのがポイントで、バラ売り販売しても、それぞれの巻でバランス良く脳トレができるようになっていることがわかります。

公式サイトでは、「効果がある脳の場所」、「クイズの内容」、「体操の内容」「ミュージックレッスンの内容」と各巻の内容がわかるので、興味のある方は是非ご覧下さい。

各巻の内容の詳細は  →  こちら

これを、見る限り「能楽エイジング」の内容に特におかしなことや効果のコンテンツは含まれていないようです。


● 口コミは?
現時点でネットをサーチして有力でまともに参考になる口コミは見当たりません。
まだ、口コミを形成するほどの販売数になっていないのかもしれません。


● 能楽エイジングのここが気になる

検証結果は順序が逆では?

このDVDは篠原菊紀教授の監修です。監修とは『著作物の著述や編集などを監督・指揮すること』で、直接の制作者、著者ではありません。
従って、このコンテンツを制作するに当たって、篠原菊紀教授が実際どこまで関与したか気になるところです。

公式サイトに、「効果測定」というページがありますが、製品作りの前に効果があることが検証されたコンテンツを用意してから制作に入るのが本来ではないでしょうか?
製品が完成してから「効果測定」ということは、篠原菊紀教授がコンテンツ制作にあまり関与していないのではと思ってしまいます。
大学教授など識者を監修者として製品を権威づける方法はどこでもやっていますが、後出しでなくもっと前面に関与を打ち出して欲しいところです。

また、購入者に取ってはコンテンツの中身が全く見られないのは比較的高額の商品なので敷居が高いと思います。
ネット販売ならではを生かして、コンテンツのさわりを数十秒でも見られるようなデモを提示頂いだきたいです。
今からでの遅くはありませんので、是非実現して頂きたいと思います。


● 誰向きの商品か
最近物忘れが多くなった、おつりを出すのが面倒でお札を使うことが多い、人の名前が出てこない等、認知症が気になる人


● 購入する価値はあるか!
コンテンツの内容は、特に変なものでないと思います。飽きずにやれば効果があると思います。

ただし、この手の動画コンテンツは最初は熱中しますが、何回も見ているとその内に飽きが来ます。
とくにクイズはそうです。
「能楽エイジング」は全巻セットが2万9,800円とけっして安い製品ではありません。ボリュームが多いのですが、何回目の視聴まで飽きないか、それと価格の見合いだと思います。
高いと見るか、安いと見るか意見が分かれるところでしょう。

いきなり全巻セットを買ってもね〜と思う方は、少々割高ですが、バラで購入してはいかがでしょうか。
また、購入を躊躇される方は、デモコンテンツや利用者の口コミが出てくるまで待ってみてはいかがでしょうか。


「能楽エイジング」の公式サイトは → 【こちら】
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