自転車によるツーリングの日記と、その他、日々の雑記を載せています。 旅に出ていないときは雑記を、旅に出てるときは、携帯から旅のリアルタイム報告を行っていくつもりです! 母体であるホムペのBBSも兼ねています.御意見、ご感想、あまり関係ない話題、などのコメントお待ちしております!

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カンボジア・ベトナム自転車旅行 13.眩しかった旅の終わり。 /  2012年05月20日(日)


カンボジア・ベトナム自転車旅行 13.眩しかった旅の終わり。











最終日は、ホーチミンから南に下ったところにあるチョロンという華僑の街へいった。

そこまでの道もなかなかの渋滞だった。
渋滞と言えば、バンコクのそれが有名ではあるけれど、ここ、ホーチミンも負けてはいないだろう。
「反対車線を走ってもいいよね?」という暗黙の了解は、むしろこちらのほうが強いような気がする。
そのホーチミンの巨大なバイクの渦に自分を埋もれさせることができるようになればぼくも一人前だ。
この日は“ラウンドアバウトのバイクの渦にブレーキなしで突っ込めるか?”に挑戦した。
まさにあそここそ、「渦」と表現するにふさわしい。
台風のように、円筒形のラウンドアバウトを取り囲むようにバイクが渦巻いている。










チョロンに向かったのは早朝だというのに、驚くほど人が活動した。
子どもたちは登校しているし、
おばちゃんたちは、もう市場で新鮮な野菜や果物を売り始めているし、
おじちゃんは、道端でチャイにいそしみ、
おじいちゃんは公園で太極拳をやっている。

本場中国でもこれほどまで早起きじゃないだろうな。







































さて。

ベトナムも今日で終わり。
今日の午後からタンソンニャット国際空港へ向かい、深夜の便で日本へ帰る。

感慨深いような、
そうでもないような。

ただ、これでサラリーマン世界縦断の東南アジア編は線が一本につながった。
だからしばらくは東南アジアへ来ることはないだろう。
それが少しさみしい。

思えば、大学4年生のころから6年連続で東南アジアを走り続けてきたのだ。
今さらだけれど、この間の変化って大きかったんだろうなと思う。

それを顕著に感じたのも今回の旅だった。

カンボジアだ。



カンボジアは、5年前にぼくが訪れた時に比べて、大きく変化していた。



まずは物価が高騰していた。
5年前に1泊1ドルだったドミトリーが2倍の1泊2ドルへ。

食事だって、フライドライスは1ドルが相場だったのに、
今はそこらへんの露天でも2〜3ドル取ってくる。

はじめはぼったくられているかと思ったが、
それが相場らしくて衝撃だった。

エアコン付きの宿の相場も、
今は12ドルやら15ドルやら。

ちょっとまえでは10ドルでも「高い!」と言えたのになぁ。



ぼくにとっては財布に厳しいこの事情もカンボジアの人々にとってはいいことなのかもしれない。
都市にはビルが次々と建っている。
地方に下っても、新しい長屋が建設中だったりする。

車も大きく変化した。

5年前は全ての車が、なぜかトヨタのカムリ(白)だった。
そんなに大ブームになったのか?!と思ったら、
どうやら国際援助の払い下げだったらしい。

全ての車がトヨタのカムリ。

しかし今は、トヨタのレクサスが意外に多い!
他の車も、ヒュンダイ、ベンツ、と幅広い。

カンボジア人が自分で車を変えるようになったのだ、
だからこうやって車も変化している。




この6年間、東南アジアは確実に変わっていった。
これからしばらく時間をおいて、また同じ町に走りに戻ってもいいかなと思う。

そしたらまた、新たな発見がありそうだ。



深夜のJAL便は羽田に向かって飛びたった。
さらば、暑かった、東南アジア。





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カンボジア・ベトナム自転車旅行 12.国境を越えて。 /  2012年05月19日(土)

カンボジア・ベトナム自転車旅行 12.国境を越えて。









カンボジア、ベトナム国境までは、
スバイリエンの街から40kmほどあった。

直前にもバベットという国境の街があったが、
ポイペトの件もあったし敢えて、手前のスバイリエンで留まっていたのだ。

(ポイペトは治安が悪いことで有名。一方でバベットは案外治安がよかった。宿も多い。)









陸路で国境を超えるのは久しぶりだったが、
あたかも高速道路の料金所を通過いするノリでカンボジア国境を超えられたのは嬉しかった。









一方で、入国が認められるかどうか、一悶着ありそうだったのがベトナムの国境。
今回はノービザでいくので、その証明となる航空券くらいは求められるだろうと思っていた。

しかし、実際には入国書類すら書かずにスタンプが押されてきた。
驚くほど簡易化されている。









カンボジアも、ベトナムも、
両者の国境警備員のやる気のなさと言ったら、
昼間から道路の日陰に寝転がっているくらいだ。

これもカンボジア・ベトナム間の国家関係が良好だからこそできる様であろう。
実際、驚くほどの人の往来だった。いいことだ。









国境を越えたらさすがはベトナムだ。



道路状況が一変した。

今まで簡易舗装だった道は、
美しく整備されたものになり、おまけに路肩までついてきた。
道も平坦で走りやすい。このまま国道1号線を直進すればベトナムの首都、ホーチミンだ。







ホーチミンに近づくにつれて、
だんだんと車とバイクの数が増えてきて、
やがて、お互い譲り合わないと進めないくらいにまで混雑し始めた。

ホーチミン市街へのアクセスも不確かなものだから、
正直立ち止まる余裕もないこの渋滞は困った。




人も変わった。

ベトナム人はカンボジア人に比べて、少しシャイなようだ。

大きな声で「ハロー」「ハロー」と言ってきたのがカンボジアだったが、
ベトナム人は、少し遠慮気味だ。
静かにVサインを差し出してきたり、
親指を立てて笑顔をしてくれたり、
バイクなどは追い越しざまにピースサインをくれたり。

カンボジアに比べると、物静かでまじめなイメージがこの国道1号線でできあがっていく。




さて、そんな追い越しざまにピースサインをくれたおじさんと仲良くなった。
どうやらぼくのことを気に入ってくれたらしい。
1号線を並走しながら片言のベトナム語で会話をする。

どうやらぼくを市の中心部にまで連れて行ってくれるようだ。


「こっちに来な!」


おじさんが手招きするのでついていくと、
見事、ホーチミン中心部への道へ入っていった。









4か月ぶりのホーチミンは以前にもまして暑かった。

せっかくのベトナムだし、と、フォーを食べて春巻きを食べて、
前回宿泊した「anan hotel」に泊まると、従業員の方がぼくを覚えていてくれて歓迎ムード。




























ホーチミンは、やっぱ、好きだな。

ここは居心地がいい。






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カンボジア・ベトナム自転車旅行 11.猛暑にうたれ、スバイリエン。 /  2012年05月11日(金)



カンボジア・ベトナム自転車旅行 11.猛暑にうたれ、スバイリエン。





暑い。















暑すぎるッ!!















もう、ここんところ毎日40度越えてる。
しかも、朝10時からだ。
さすがのぼくもこの暑さにはすっかりやられて、
走る気力のみならず、食欲まで無くしてしまう始末だ。


プノンペンを出たぼくは、
東に進路をとり、スバイリエン州の州都、スバイリエンを目指す。

だが、こんなに暑いようでは、それもままならんぞ。



カンボジアには幸いにも、露天が多い。

やっぱり、カンボジア人でも同じことを思っているのだ、
暑いとやってられたもんじゃない。冷たい飲み物が欲しい、ということろだろう。

露店には必ずクーラーボックスがあって、
そのなかにはジュースや水が詰め込まれているのだ。

暑さにやられたらパラソルを目指す。
パラソルが露店の印だ。

そこに駆けこんで、「喉が渇いた」と言えば、
物珍しげに人々がかけよってきて、
椅子は用意するわ、日陰に手招きする輪の大騒ぎ。

ああ、カンボジアの人々のこの家族的な優しさ。
ぼくもこんな人間になろう。

お気に入りはライチジュース。
日本では売ってないけれど、炎天下の下では涙がでるほどうまいんだよね。









さて、いよいよメコン川を渡る。
カンボジア人のおじさんが丁寧にチケットの買い方などを押してくれた。感謝。













メコン川の渡船は現在3隻就航しているようだ。
大体、20分間隔でやってくる。

桟橋のようなものはなく、
砂浜までみんな直接かけ下りていく。
船も砂浜に直接着岸する。いいねぇ。

























この暑さの中でも元気なのは子供たちだ。
















































彼らをみていると、それだけで元気がもらえる。
彼らの方からも、ぼくに挨拶をしてくれる。

これがまた、いい元気の起爆剤になるんだ。
もういっちょ、頑張ろうか、って気になる。




今日は130km、カンボジアの人々に助けられて、いつもいつも走っている。














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カンボジア・ベトナム自転車旅行 10.それはチャリダー的な宿。 /  2012年05月10日(木)


カンボジア・ベトナム自転車旅行 10.それはチャリダー的な宿。




チャリダー。



過酷な旅路を敢えて選び、

己の鍛錬に全てを投入する、

いわば、ストイックの中の、ストイック!



それは彼らの旅のスタイルの随所に現れている。

驚くほどのカロリーを消費するにも関わらず、
「自炊で白米」とか、悲しいほどの質素な食事
、とか、

何日も旅をするにも関わらず、
衣服はボロボロのものを一着だけ
、とか。



勿論、宿泊スタイルも同じだ。



泊まる宿は決まって安宿ばかり。

何が楽しくて安宿に泊まるのか、
答えは彼らしか知らないのだ。




さて。諸兄のことだ。

「おーしまさんもチャリダーだから安宿に泊まるんですよね?」

と考えていることだろう。





無論。

問うも愚か也。





高級ホテルから中級ホテルまで
あまたのホテルが勢ぞろいするプノンペンにおいてすら、

ぼくは以下のような安宿に泊まっている。












う〜〜〜ん、











安っぽい!












このキングサイズのベッドとか。











このやたらおおい間接照明とかね。













当然、食事はルームサービス。











インターネットも使えるから、部屋から一歩もでないよ☆









そう、

己に厳しく常にストイックに。
これこそがチャリダーのあるべき姿なのだ。






(追記)
一部、写真と本文に不整合があるとの指摘をいただきましたが、両者誤っておりませんのでご了承ください。



(追記2)

……って言っておいて、実は超高級ゲストハウスですよ。泊まったのは。

「チャリダーは貧しくあるべき!」という、

貧しいことがカッコイイみたいな謎の風潮はいい加減どうにかいたしましょう、

誰が言い始めたのかわからないのですが、ぼくはアレ嫌いなんです。

捻くれ者のおーしまさんは、「チャリダー=安宿」という数式に自分を当てはめたくないんですよね。
どこか、常識から逸脱した存在でありたいと、思っているのかもしれません。
安宿に泊まると、「みんなとおんなじことやってる」って思って無性に悔しいのです。

だからぼくは高級ホテルがあって、かつ、そこに泊まるだけの財力があれば、確実に高級ホテルに泊まりますね。泊まらせてもらえないようなチャリダーにはなるまいと、日々心がけてすらいますね。
しかし、お金のほうがついてこないんですよね、ええ、だから泊まれないんですね。
すみません、頑張ります。。。



さて、今回の宿は、プノンペンで有名な外国人向けレストランが
ゲストハウスをはじめる、というので、尋ねてみたのです。

すると、まさにできたばかりで、この部屋を使うのはぼくが初めてでした。
いいですね、こういうの。なんだか得をした気持ちになります。

スタッフの方々の対応もよかったし、
まだまだ3階部分は建築中なので今ならならば「はじめての部屋」ゲットできるかも知れませんよ!



→「khmer surin guest house」






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Posted at 21:15 /  【サラリーマンが】カンボジア自転車旅行【行く!】 / この記事のURL
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カンボジア・ベトナム自転車旅行 9.クメール・ルージュの足跡。 /  2012年05月09日(水)



カンボジア・ベトナム自転車旅行 9.クメール・ルージュの足跡。



※本日記事には非常にショッキングな写真がでてまいりますのでご注意ください。






プノンペンの街角で見かけた、

壊されたフランス統治時代の建物、

そして、片足を失った人々。



それらの元凶となったのがカンボジア内戦、
そしてクメール・ルージュという組織だ。

彼らが何をしようとしたのか、日本人のぼくにはよくわからない。
カンボジア人ですらわかっているのか疑わしい。
まだ、謎が多いのだ。

ただ、ひとつだけ確実に言えるのは、
ここ、トゥール・スレンにあることは全部彼らが行ったのだ。









がらんとした部屋に横たわる、死体。




もともと高校だったこの場所をクメール・ルージュは収容所として利用した。
そこで行われたのは、残虐な拷問と尋問。

そのなれの果てが、上の写真だ。

これはクメール・ルージュがプノンペンを放棄して逃げた後、
カンプチア救国民族統一戦線がここに入ったときの写真だそうだ。

学校の校舎には、死体がそのまま転がっていた。


今は、その死体だけ埋葬して、それ以外はそのままに、
こうやって、残して展示してある。












校舎だから沢山の部屋がある。

その部屋ごとに、死体の写真と、それが横たわっていたベッドや床がそのまま置かれているんだよ。




























それはあまりに生々しい。





ぼくは広島の生まれだから、
幾度も原爆資料館へ足を運んでいる。

はじめて原爆資料館へ行ったときも衝撃だった。
人々の遺品、生活道具の破片、証言、なにもかもが強いイメージとなってぼくの脳裏に焼きついた。

しかし、それらは全て爆風で吹き飛ばされてしまったものだ。
ぼくが実際に歩いたのは整備された博物館の上でしかないんだよ。




しかし、ここ、トゥール・スレンは違った。










ほんの30年前まで、ここには確かにこの死体があった、
もがきくるしんで殺された、
その最後の断末魔までが、ここには存在して、
30年経っても、そのまま残されている。

ぼくは30年前に亡くなった人々と、空間を共有している。

だからこそ、ここは生々しく、そして生臭い。




二万人収容されて、生き残ったのはたったの七人。



収容された人々の写真も、また、痛々しい。


訴えかけるように見つめてくる人。


諦めてうつろな表情の人。


まだ、自分のおかれた状況を分かっていない、子供。


笑顔の老人。


誰もが、生きては帰らなかった。





























なぜ、ポルポトはこのようなことをしたのか?

クメール・ルージュの目指した理想がこれだったのか?

これが共産主義、これが平等の世界、そう言うのであれば、
どうか、その存在ごと消えて無くなってしまえばよかったのにと、

手遅れだけれど強く思った。






(水攻めの拷問に使った吊るし台と壺)









(果てが見えない廊下)










(校舎)








(確かにここは学校だったんだよ。)










(上の写真で亡くなっていた彼は今はこの地に埋葬され、ここにやってくる人々を見守っている。)









カンボジアにくれば、アンコール遺跡だけみて帰れば楽しいし十分だと思う。

しかし、カンボジアの人々が抱えている現実を見据えたいのであれば、
クメール・ルージュが支配した世界稀なる最悪の三年間を差し置いて語ることはできない。









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Posted at 20:25 /  【サラリーマンが】カンボジア自転車旅行【行く!】 / この記事のURL
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カンボジア・ベトナム自転車旅行 8.王都プノンペン入城。 /  2012年05月08日(火)



カンボジア・ベトナム自転車旅行 8.王都プノンペン入城。



スクンからプノンペンまではわずか75kmだった。
少し頑張って走れば午前中で着いてしまいそうだ。

しかし、一筋縄にはいかないのがカンボジア。

道路状態がこの間、かなりわるかったのである。







路肩がないところを、
プノンペンに向けて走るミニバスや高速バスがすごい勢いで飛び交っていく。
その間はバイクで埋め尽くされる、そんな感じだ。









途中から工事区間がでてきた。
こうなったらもう舗装はされていない。
砂煙がもうもうと立つ中を必死になって走り抜ける。

プノンペンまで3時間ちょっとと踏んでいたが、
世の中、そう簡単にはいかないようだ。










出発かッラ4時間後、やっと辿り着いたプノンペン。










どうしてもプノンペンと言えば、
退廃的なイメージがつきまとって離れなかった。

ポルポト時代の虐殺、
その後の社会主義政権での混乱、
児童買春に麻薬。。。

しかし、実際に訪れてみるとそんなことは全くなかった。
実に整備されたいい街である。





















勿論、バイクや車は反対車線を平気で走るし、
ほこりと排気ガスが立ち上っていて、
とても普通に息ができたもんじゃない。

だが、そういった不快感を差し置いても、
この街は、ぼくの期待以上に美しく整然としていた。

(どれだけ悪いイメージ持っていたんだよ、って感じだけれど。)




各所に残るフランス統治時代の建物がいい感じ。


































中華街で食べた餃子はうまい。









歴史的な建造物が街を彩る。









ちょっと日本の香りもした。









しかし、一方で気になったのは、
片足、もしくは両足がない人々をみかけたということ。

まぎれもなく、内戦の傷跡だ。









そういえば、フランス式の建物の中には明らかに人為的に破壊されているものもあった。

これも同じだろう。









ここはプノンペン、良くも悪くも、そうには違いない。









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カンボジア・ベトナム自転車旅行 6.灼熱の国道6号線 /  2012年05月06日(日)




カンボジア・ベトナム自転車旅行 6.灼熱の国道6号線






シェムリアップを出発したぼくが一路目指したのは、コンポントム州の州都、コンポントム。
しかし、この間の距離がちょっと半端ない。

150km。

通常であれば、苦しくてもなんとか走れてしまえないこともない。

しかし、今は違った。

カンボジアの気温は朝の10時で40度を超えた。












とにかく、暑くて暑くて。

身体がほてって、とてもじゃないけれど連続して20kmもこげない。
10km走ったら休憩、5km走ったら休憩。

そうやって走らないと、すぐに身体はヒートアップ。

休憩していても、頭と目の奥の痛みがとまらない。
熱中症の傾向が現れてくる。




















さすがにこれだけ暑くてはカンボジア人も動いていない。
一番気温が上がる正午から午後3時の間は休憩時間だ。

外を歩く人は少ない。

動いているのは、冷房の効いた車とぼくくらい。






























すぐにでもギブアップしてしまいそうなこの環境だが、
後押ししてくれたのは、他ならないカンボジアの人々。

とにかく、挨拶をしてくれる。

どこからともなく、ハロー、ハローと。

声がかかってくる。

はたとみれば、道路脇の高床式住居から子供たちが顔を手をのぞかせていた。

今日は本当にたくさん挨拶をした。
そして、そのたびに元気をもらった。

応援されていると、さすがに立ち止まることはできない。





















そんなぼくだけれど、立ち止まらざるを得ない状況に遭遇。

自転車の後輪がパンクしたのだ。
急いでパンク修理を、と思って日陰を探すがどこにもない。

そんな!この炎天下の中でパンク修理か?!

げっそりとうなだれていると、向こうから小さな子供が自転車に乗ってやってくる。

「うちの村で修理できるよ。」

そんな感じのことをいって、ぼくが連れて行かれたのは村に一軒あるバイク修理屋さん。

ここで自転車を修理してもらえることになった。
勿論、ぼくの修理道具を使って。

ぼくが慣れた手つきで自転車のチューブに空いた穴をふさいでいく。
すると、バイク屋のおじさんがすかさず空気を入れてくれる。

二人三脚の修理はあっというまに終わったのだけれど、
気がつけば、物珍しさか、周囲は村人に囲まれていて。




















自転車が再び立ち上がったときには拍手!

嬉しかったなぁ。





美しい湖畔を眺め、ちょっと歩きだすと、
そこに地雷が埋まっていたり。





















照りつける太陽も、

眩しいくらいの人々も、

決して寄り道できない地雷の埋まった道路脇も

それらをひっくるめて今日はカンボジア日和。







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帰国報告。 /  2012年05月05日(土)



皆様、こんばんは。
本日、ベトナムから帰国いたしました。

本人、自転車ともにいたって元気です。

ただし、あちらがあまりに暑かったためか、
こちらが非常に涼しく感じられます。



暑いながらも、それなりに楽しい、いい旅でした。
現在もすでにアップ中ですが、これから1週間程度かけて、
引き続き、旅日記をブログにアップしてまいりますので、お付き合いくださいませ。



ではでは、いつもどおり旅の概要と、スナップ写真をどうぞ!


□ルート:

(カンボジア)
 シェムリアップ〜
 コンポントム〜
 スクン〜
 プノンペン〜
 スバイリエン〜

(ベトナム)
 クチ〜
 ホーチミン〜
 チョロン



□走行距離:820km



□スナップ写真















































































































































































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カンボジア・ベトナム自転車旅行 5.古代クメール王国の道を行く。 /  2012年05月04日(金)



カンボジア・ベトナム自転車旅行 5.古代クメール王国の道を行く。









クメール王国。

アンコールワットやアンコールトムに代表される、
その壮麗な遺跡は世界遺産にも登録され、今は世界的に有名である。

多くの日本人が訪れるシェムリアップがその観光の起点となり、
ここから数キロ四方にわたって世界遺産に登録されている数々の遺跡が点在する。

しかし、実はその外にも多くのクメールの遺跡があることが意外と知られていない。




プノンペンの南に、もしくはタイとの国境に、それらは位置する。
あるいは、ここにも、







このように、都であったアンコールの地から、
放射状に延びる古代の道に当時の面影をみることができる。

そして幸いにも、これらの古代の道は、現在でも「国道」として使われているのだ。

日本でいえば東海道のようなものだろうか。

道はすでに均されてしまっているが、
川と川をつなぐ橋は、石造りとあって現在でも残っている。




とくに、シェムリアップからコンポンクディの間にはいくつかの古代橋がはっきりと残っている。


























橋の保存状態は、まちまちといったところ。
橋の脇が崩れかけたものもある。

そのような事情もあり、現在車両は通行禁止。
通っていいのは、二輪車と歩行者だけだ。



そこで、自転車の出番である。
自転車で古代の道を走る、こんなロマンチックなことはそうそうできない。




















国道からの接続も多くの場合は簡単。
わざわざ道をそれて走りに行くだけの価値がある、
古代クメールの道。













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カンボジア・ベトナム自転車旅行 4.独り日本人宿の件について /  2012年05月03日(木)



カンボジア・ベトナム自転車旅行 4.独り日本人宿の件について





日本人宿に諸兄は泊まったことがあるだろうか?

その名の通り、日本人をメインの宿泊客においていて、
日本語の看板や日本語のできるスタッフやらがいて、
よって多くの日本人がそこに泊まるので、

日本人一人で海外に行っても、淋しくない、というのがそのウリだ。




それがウリのはずなんだが―――



どうしてだ?

どうしてぼくは宿の個室で体育座りをしているんだ??




ああ。
説明しよう。

この日本人宿はすでに仲のいいグループができあがっていて、
ぼくが話しかけても、よそよそしいんだ。

海外に来てまで、グループつくんなよ!

とか、

みんな旅人同士なんだから気さくに話しかけてもいいだろ?

とか、

とにもかくにも、日本人宿で独りぼっちほど淋しいものはないってわからないのかよ(涙)

・・・・・・などと思うのだが、やむを得まい。

ここにはぼくの居場所はない、それだけさ。





別にいいや。

ぼくは独りでいよう。。。




そうやって気持ちを切り替えようとしたがうまくいくはずもない。

挙句の果てに、

「えへへっ。この宿にいるみんな、不幸になればいいのに・・・・・・(^_^)」

などと、人として矮小にもほどがある思索に耽る始末。








ぼくはみじめになって、部屋の隅を眺めた。

すると、インテリアのためか、部屋の隅には仏像の頭部が置いてあった。









おおお!

そういうことか!





合点がいった。

日本人の群れに溶け込めない奴はこの仏像と話しとけ!

ってことだな!ナイスアイデア!!




ぼくは早速仏像と話し始めた。

それを30分くらい続けていた。

悲しかった。









(追記)

今回利用したのは以前の東南アジアの旅でも利用したYゲストハウス。
二階にハンモックもあって、簡単な食事どころもついてて、ドミは安いし、いいところなんですよ。

前回は、偶然泊まった人たちが良かったのか、
それぞれグループでやってきてはいたけれど、皆気さくに話しかける雰囲気がここにはあったんだよなぁ。

今回はその正反対だったんだよね。


ところで。

自転車に荷物をくくりつけるゴム紐をかけていて、

部屋から戻ってきたらもう、なくなっていた。

人の不幸を願えば、自分が不幸になるという、典型例である・・・・・・(涙)






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サラリーマン自転車旅行ノウハウ集
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□はじめに
□日々の準備編
_■有給休暇取得の方法
__・旅に出る人、という暗黙の了解
__・夢を人に語ろう。
__・旅の計画は半年前に伝えておく
__・有給休暇の申請は少なくとも3ヶ月前に
__・有給休暇をとるタイミング
__・自分の仕事を自分で抱え込まない
__・周囲への感謝を忘れないでおく
_■旅の準備をする時間のつくりかた
_■効果的に体力をつける方法
_■旅のお金はどうやって貯めるのか
□旅の準備編
_■目的地の決定
_■旅に適した自転車
_■旅の装備について
_■航空券の確保
_■連絡手段の確保
_■出発前夜に
□旅の後片付け編
_■帰国日程について
_■手際の良い後片付けの方法
_■帰国後に仕事向き合う
_■アウトプットについて
□あとがき
☆プロフィール☆
クリックでこのブログの母体サイトのホムペが開きます。
クリックでこのブログの母体サイトのホムペが開きます。
■名前■  大島義史
■地元■  広島県広島市
■職業■  サラリーマン&チャリダー
■趣味■  自転車の旅、筋トレ、格闘、マラソン、水泳
■所属■  某重工業の本社勤務
        WarmSowers会員
大学1年の時に、生まれて初めてのマウンテンバイクを購入し、自転車旅の虜に。
大学4年間で日本をはじめ北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなどで14カ国52000kmを走破。
現在は会社に勤めつつ、サラリーマン自転車世界縦断を目指して奮闘中。
2008年より年に3〜4回、お盆や年末年始などの有給休暇を利用して世界を自転車で少しずつ走ってます。
詳細は順次カテゴリ「サラリーマンが行く!」にてレポートして参ります。
まだまだひよっこですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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