「解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の偶然の出会いのように美しい」
(ロート・レアモン伯爵 1846-1870)
ふっ・・・・・・・
やってくれるぜ!
2月3日の、節分の日を過ぎたにもかかわらず、
ファミリーマートのケーキ売り場に威風堂々とそのコーナーを確保するそれは、
―――恵方巻ならぬ、恵方ロールケーキッ!!!
くっ……
ツッコミたい!
ツッコミたいぜ!!
今日はもう、2月3日じゃない、ってな!
だが駄目だ!
ファミマの定員はそのことに気づいちゃいない!
もしくは―――
(口に出すのも恐ろしいことだが)
突っ込み待ち、という可能性も十分考えられる。
スピード感だけじゃない、関西の“ボケとツッコミ”の文化。
敢えて、“遥か前に当然ツッコまれているべき事象”を
適切で普遍的な環境に配置しておくことによって
善き市民「ちょw(オイ、ちょっとマテ。なんで今頃恵方巻なんだ?
しかも、ロールケーキだと?そんなばかな!これはツッコんでいいのか?)」
善き市民「?(だが!周囲の誰も、ツッコんでいない、それは何故?(Why))」
善き市民「!(本来ツッコまれるべきなのに、誰もツッコまないってことは……)」
善き市民「www(もしかして…もしかすると!)」
善き市民「!(実は、今の世の中のデファクトスタンダードだったりして?←空気を読む日本人)」
善き市民「ψ(だがくそ!ツッコミてぇ!!しかしっ!今、ツッコんで外すのが、より、恐ろしい)」
善き市民「!?(俺は……
俺はどうすればぁぁぁぁhじょえjほr(略)……)」
―――と、上記のように無用の欲求不満の世の中に蔓延させようという悪質な罠かもしれない。
しょうがない……
まずは、購入だ!
===我が家===
おーしまさん「・・・・・・・。」
恵方巻 「・・・・・・・。」
↓
ずんぐり・・・・・・
「ううむ……こうやって、
まじまじみると、
いよいよ、怪しい」
なんというか、
ロールケーキにしては、恥ずかしくなるくらいの口径(φ≒5cm)だ。
ちょうど、手で握ってしっくり来る程度か……
どうやら中にはマンゴーとパイナップルがはいっているようだ。
手で握ると、
ゆっさ、ゆっさ、揺れて、
恵方巻を食べる際の、“ゆっさゆっさ”を忠実に再現していることがわかる。
(こういうのも悪くないな……)
ぼくは端っこをもって、まじまじと観察したり、
恐る恐る、指先で触れてみたりした。
ゆっさ。
(こ……これを咥えるのか? 臆面もなく?)
ゆっさ、ゆっさ。
(くっ!覚悟を決めろ! 願いをかなえる恵方巻だ!)
ゆっさ、ゆっさ、ゆっさ。
(よし!勇気出していくぜ! 独りでできるもん!)
ゆっさ、ゆっさ、
ゆ!!!!!!
おーしまさん「な・・・・・・!!!!!!!!!!!!」
↓
お、折れただとぉ〜〜〜??????
FU○K!!
なんてこった…最低だ。
このロールケーキ、
自らの具の重みに耐え切れず、遠心力と重力で折れやがった……
幸先悪い、
……なんかもう、幸先、悪すぎるぜ!!!
追記:味そのものは、すごくおいしかったです(笑)
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