電車の中の小さな幸せ 

November 20 [Tue], 2007, 20:12

電車の中で出会った2名を書きとめておきたい。

まず一人目。

彼の名前は「まぁ君」←そんな顔をしていたので勝手に命名

電車内の入り口付近に、まぁ君とお母さんが立っていた。

同じく入り口付近に立っていた私はなんとなく、まぁ君を見ていた。

まぁ君は母親に「外が見た〜い」と言った。

母親は「お外、見れるでしょ?もう大きいんだから、抱っこはこれで最後」と言いながら抱っこした。

確かに、そろそろ抱っこは卒業かな?という男の子だった。

きっと目を輝かせて外を見るのかな?と思った。

しかし、まぁ君は外を見なかった。

しっかりと母親に抱きつき、温もり感じながら幸せそうな顔をしていた。

まぁ君は母親に甘えたかったのだ。

母親のほうに目をやると母親も幸せそうだった。

これが最後の抱っこかもしれない・・・。

彼は大きくなっても母親の温もり、甘えた事を覚えているだろうか?

母親は最後の抱っこを覚えているだろうか?

忘れてしまうかもしれない。

私が心の中でずっと覚えておくよ・・・なんだか、せつなくて優しい気持ちになった。


そして二人目。

彼の名前は「信之」←上に同じくそんな名前っぽい顔だったから勝手に命名

電車の中で信之は笑っていた。微笑みではない。究極の大笑いだ。

こんなに楽しそうに涙を流しながら大笑いしている人を久しぶりに見た。

一人で・・・・・・。 私の見た限り30分以上・・・・・・。

信之は笑いながら独り言を言って大笑いを繰り返した。自分の言葉にウケているのか?

残念ながら、そのウケる独り言の声は大きいものの、何を言っているかは解らなかった。

信之の座っているシートはまるで信之を避けるようにガラガラだった。

他のシートはうまっていた。

女子高生二人組みが信之を冷ややかな目で見ながら悪口を言っていた。

私は信之がちょっとかわいそうになった。

彼は一生、笑い続けなければならないのか?(そりゃあ体力も消耗するだろう・・・)

彼は一生、冷ややかな目で見られるのか?(こんなに楽しそうなのに・・・)

そんな事を考えながら、私は信之から目をそらす事ができなかった。

見続けること数十分・・・なんと私は笑い出した。もちろん一人で・・・。

決して信之を馬鹿にして笑ったのではない。心の底から楽しくて笑ってしまった。

私の隣に座っている人が「こいつもか!」って感じに私から離れた。

私は気にしなかった。笑顔ってすごいと思った。つられ笑いってあるんだね。

すごく幸せな気持ちになっちゃった。

信之は、とある駅で反対側の電車に乗り換えた。

あと彼を見れるのは、特急通過待ちの5分間。

遠くの電車で声こそ聞こえないが信之は全身を揺らしながら、大笑いをしていた。

とっても素敵な笑い声でしたよ。とっても素敵な笑顔でしたよ。

笑うかどには福来たる。

どうか彼にたっくさんの幸せが訪れますように・・・。







健康診断の結果 

April 16 [Mon], 2007, 19:54

今日は会社の健康診断。

検査内容は、身体測定・血液検査・心電図・乳がん検診・レントゲン・婦人科検診。

病院は今までに何度も行ってるので慣れっこではあるが、

不安なのは、バリュームと婦人科検診。

初バリュームを飲むときがやってきた。

透明のコップに白いセメントが注がれる。

それを見ただけで私の咽喉は絞まっていった。

ゆっくりと飲んでくださいと言いながらレントゲン技師はガラス張りの

別室に行ってしまった。

わたしはセメントを口に流し込んだ。

沈黙・・・数十秒・・・

「飲んでくださーい」

ば、バレたか・・・

わたしは口に含んだが飲み込めないでいた。

それでも飲まない私の元へレントゲン技師が再び来た。

「ゆっくり、ゆっくり飲み込んでくださいね〜」

沈黙・・・数十秒・・・

「どべばぜーん」  訳:(のめませーん)

なぜか口からセメントを垂らしながらレントゲン技師に抱っこを

求めるポーズをするわたし

おもいっきり抱っこを拒否するレントゲン技師。

汚れてしまった私の口の周りをオシボリでフキフキしながら彼は笑顔で言った。

「もう一度、飲みましょうね」

彼の笑顔は悪魔に見えた

そして婦人科検診・・・

テレビで見たことがある出産シーンのあの台。

こんな明るいところではずかしい

と思いながらも順調に検査は終わった。

しかし、先生は難しい事を言った。

「台から降りるときはお尻を軽く持ち上げて降りてくださいね」

「ん?」

とにかく言われた通りにしよう。

お尻を持ち上げ足を上げた瞬間、半でんぐり返し。あれ?あれれ?

うん。そうそう、半でんぐり返ししろとは言われていない。

オムツを取り替える赤ちゃんスタイルといえばわかるだろうか?

いっそうのこと、一回転したほうが良かった。半って・・・。

その瞬間、私と先生と看護士さんは爆笑。

なんていっても私の下半身は何もつけていないのだから。






検査の結果・・・どこも異常なし
検査をした結果・・・人生に汚点がついてしまった






あいつが来た! 

July 07 [Fri], 2006, 12:34

仕事が休みだった昨日。

天気が良かったから掃除をして、部屋の風通しを良くしようと

部屋の窓と玄関を開けて気分良く過ごした。

その夜・・・午前3時をまわっていた。

何かの気配を感じて私は目が覚めた。

ふと、カーテンを見ると黒く光っているあいつが!!!

玄関から忍びこんでいた!

私は飛び起きて携帯を持ちながら台所へ避難した。

台所と部屋をくぎる扉を開けては閉め、開けては閉め。

見たくなかったけど、見失ったら私は一生部屋で過ごす事ができない。

涙が出てきた。鼻水が出てきた。退治する勇気は出てこない・・・

気付いたらマンション中に響き渡るくらいの声で泣き叫んでいた。

「なんだよ〜おまえ〜。来るなよ〜!バッカじゃないの?どうしたいんだよ〜


どうしよう!どうしよう!!どうしよう〜!!!

ふと思い出した。”片付けられない女達”の特番。←私は片付けられます

携帯で迷わず”104”を押す。

「便利屋さんの電話番号を教えてくださいぃぃ〜」

午前4時をまわっていたが、電話に出てくれない便利屋さんに何度も電話した。

「はい。○○です」←もちろん寝起きの声の便利屋。

「ゴキブリがいるんです。助けてください。」←号泣しながら訴えるわたし。

「今からですか?2時間ほどかかりますが・・・」←ちょっと迷惑そうな便利屋。

「いやァァ〜、早く来てください〜」←思いっきり便利屋に甘えてみたわたし。

「早く行くようにします。どのくらい発生していますか?」←甘えられ好きな便利屋。

「1匹です!」←かっこいい感じに言い切るわたし。

「いっ、1匹ですか?」←驚きを隠せない便利屋。

そんなこんなで約45分後、便利屋が来た。

そして便利屋が殺虫剤をあいつにかけようとした瞬間、

「やめてぇ〜、殺さないでぇ〜!」

「えっ?なんですか?」←やはり驚きは隠せない便利屋。

「捕まえて外に逃がしてください」

数時間という短い時間だったが、同棲生活を送ったあいつとわたし。

嫌いではあるが、情がわいていた。情とはやっかいなものだ。

甘えられ好きな便利屋は格闘しながら任務を終えた・・・。

けれども料金はチョー高かった。

そういえば数年前に住んでいたマンションであいつを見たとき、

たまたま外を歩いていたサラリーマン風を家に上げ、結果カナブンだった

ことを思い出した。

わたしとあいつの戦いは今後も続くだろう・・・

ありがとう、サラリーマン風・・・

ありがとう、甘えられ好きの便利屋・・・

さよなら・・・初めての同棲相手・・・





P R
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