予告された殺人の記録 

2004年12月03日(金) 1時23分
ガルシア・マルケスの原作の映画化。
27年前、町中が知っていた、殺人。その背景にはなにがあったのか?当時の事件を回想する。
タイトルをみるとミステリーのような感じですがエキゾチックな愛の物語。
ある日まちに1人の若者バヤルト・サン・ロマンがやってきた。
彼は町の娘、アンヘラを見初め、結婚する。
が、結婚式の夜、アンヘラが処女でなかったことがわかり、彼女は実家に返される。
兄弟達が彼女に問う。“相手は誰だ?と。
”そして彼女は答える。“サンティアゴ”と…。
バヤルトは失意のもと町から姿を消した。その後不条理な殺人がおこり、27年間が過ぎた。
でも物語には続きがあったのだ。深い愛の物語が・・・。

<なんといってもバヤルト役の謎にみちた鋭い瞳のルパート・エヴェレットが素敵すぎ*^^*!! 
そしてサンティアゴ役のアンソニー・ドロン(アラン・ドロンの息子らしい・・)のラテン系な雰囲気もいい! 
緊迫感のある音楽とエキゾチックな町の映像・・・すべて良し!!!
バヤルトにはよけいなセリフは無い。しかしどんなにアンヘラを愛していたのかがわかる。
原作と違って、ラストは感動的なシーンで終わるんです。
二人のそしてサンティアゴの運命を狂わせた事実はなんだったのか?はっきりした答えはあきらかにされません。でもそんなことはもうどうでもいい。
27年間のわだかまりに決着をつけてバヤルトは再びこの町に降り立ったのです。二人は深いところでつながっていたのですね。
とにかく大好きな映画です。私のベスト1かも・・・。原作もおすすめ!
/色>

陽のあたる場所 (1951) 

2004年12月03日(金) 1時01分
セオドア・ドライサー原作の映画化 (原作は「アメリカの悲劇」←分厚くて非常に疲れた…^^;)
叔父を慕って田舎からでてきた真面目な青年ジョージ。
叔父の工場でコツコツと働く日々のなかで、上流階級の娘アンジェラ(エリザベス・テーラー)と恋に落ち、次第に“陽のあたる場所”を手に入れ始める。
ところがジョージにはすでに工場で知り合った秘密の恋人がいて、あろうことか彼女は妊娠してしまったのだった。
しかしもう彼女への愛は醒めていた。
ある日ラジオのニュースをヒントに彼女の殺害を思いつくが・・・。

ジョージは仕事でも出世し、アンジェラとの仲も急接近して まさに人生上向き!。
その反面、もとの恋人アリスはそんなジョージに不信感を抱くようになり、イジイジしていて 見ててほんとハラ立つ。
私はアリスにまったく同情しない。とっととあきらめて身をひけば?!という感じ。
でもジョージのハッキリしない態度にもハラ立つ(笑)
真面目で優しい性格が結局は身を滅ぼすんだよね…。
アリスが死んだのは事故だと主張するジョージの気持もわかるし、実際、確かに事故だったけれど、彼はアリスをすでに“心で殺していた”のですよ。
…アンジェラ(エリザベス・テーラー)が一番かわいそうだった…。

パリ・テキサス (1984) 

2004年12月03日(金) 0時47分
荒れ果てた地をただもくもくと歩く男。いったい何に向かってるのか?それは一人の女性の幻・・・

むか〜〜し観て、その不思議な雰囲気がすっかり気に入ってしまいました。
こういうの、ロード・ムービーっていうのかな?ライ・クーダーの音楽がまたいいのです。
前半、なかなか、物語の筋がつかめないのですが、主人公が出て行った妻の影を追ってさまよってることが徐々にわかってきます。
セリフは少ないんだけど、妻をどれほど愛していたのかが想像できるの。
弟夫婦に育ててもらっていた実の息子との心の交流がだんだん交わされていく過程も素敵です。
男が妻を探し当てた先は風俗店・・・。女は顔のみえない相手がかつての夫とは知らずに淡々と会話が進みます。
ついに彼女も男の正体に気づくのですが・・・。
結局、男はまた姿を消すというラストがなんだかとても切ないです。
その主人公の妻をナスターシャ・キンスキーが演じているのもミソです^^。
謎めいた雰囲気がぴったり。

84年度カンヌ映画祭パルムドール賞受賞作品

蜘蛛女のキス (1985年) 

2004年12月03日(金) 0時38分
原作はマヌエル・プイグ。このヒトの小説、他にも読んだのですが非常に技巧に満ちて複雑で難解なのですが、不思議な魅力があるんです。
この蜘蛛女という作品は映像化していっそう魅力を増した、という気がしました。特にモリーナが語る映画の内容が映像になってとてもわかりやすくなりました。(原作の映画の語りの部分で何度睡魔が襲ってきたことか…)
ホモセクシャルのモリーナを演じるのはウイリアム.ハート。体格の良い彼が演じるホモ役というのは現実味があってすごくいいです。
ミュージカルではモリーナ役市村正親さんと蜘蛛女役の麻実れいさんがもう、絶品でした。
ラストにおいては映画のほうが原作に忠実で緊張感もあり絶望感もあり…です。

カッコーの巣の上で 

2004年12月03日(金) 0時34分
暴力事件や強姦などの罪で刑務所にいれられたマクマーフィ(J・ニコルソン)は精神異常者かどうかの観察のためオレゴンの精神病院に送られる。
そこの“治療”に反感を持ったマクマーフィが他の入院患者たちに疑問を提起したり、外に連れ出したりするうちに彼らの意識もほんの少し変わりかけていた。
マクマーフィにはいわゆる精神異常はみとめられなかったものの、彼の型破りな行動を“治療したい”、という看護婦のひとことで彼は退院できなくなってしまう。そして精神病院の“型”に封じ込められ、結果的に電流をながされ、通常の状態でなくなってしまった…。

何度観ても恐ろしいです。優秀な看護婦の“治療に対するまちがった意識”がまともな人間をそうでなくさせてしまうということ。そして一般の環境で生きていけない弱い精神を持った人間たち、、その多くは希望入院していて、結局“治療”という名目で外の世界から逃げてるだけ。。それを本人達はわかっていないこと。
ただ、ひとつの救いはマクマーフィによって心を開いた大男のインディアン、チーフがマクマーフィを自由にさせてやり(安楽死)、自ら病院の窓を叩き壊し、外の世界に向かっていくラストシーンです。
マクマーフィのJ.ニコルソンの演技が素晴らしいです。精神病患者役でダニー・デビートやクリストファー・ロイド、名前知りませんが「ゴースト」の地下鉄にさまようユーレイの人、などが出ています。

ジョニーは戦場へ行った 

2004年12月03日(金) 0時12分
ドルトン・トランボ原作の同名小説の映画化。
タイトルから戦争シーンがやたら多いのかと思いきや、 そういうシーンはほとんどありません。
戦争で“悲惨な状態”になったジョニーの現在がモノクロ、 過去の回想シーン、そして現在のジョニーの夢(なのか妄想なのか)のシーンが カラーで描かれてます。
外からの情報をいっさいシャットダウンされたジョニーの心の叫びが見ていてとても辛い…(泣)
看護婦の“メッセージ”がジョニーに理解できたときは涙が噴出しましたね。
そして・・・ なんともやりきれないラストシーン…
これほど辛く、ショッキングな映画はそうないと思います。
そういえばこの作品の映像が何年か前、メタルバンド “メタリカ”のミュージックビデオに 使われたりもしました。

イブの総て 

2004年12月02日(木) 23時47分
田舎娘のイブが大女優の付き人から大スターにのし上がるまで。
知らなかったけれど四季ミュージカル「アプローズ」のもととなった作品だそうです。
ひとこと…いやぁ、、だまされました!イブちゃん!!って感じです。でもほんと、おもしろかった!!素直でウブな野心のかけらすらない女性だと思っていたのに…。
野望を持つ人間ってすごいです・・・。でも実は芸能界のウラってこんなものかもしれませんね。
ラスト、イブのところにかつての自分のような少女が現れるのがまたこわいですね。
大女優マーゴ(B・デイビス)の迫力ある演技がすばらしいです。 

ウエストサイド物語 

2004年12月02日(木) 23時38分
ミュージカル映画の最高傑作ではないでしょうか。(ただ一つ残念なのはトニーが山口さんでないこと←あたりまえ^^;)
どのシーンもよいけど特に冒頭のシーンとダンスパーティのシーンが迫力満点で大好きです。トニーとマリアの出会いの、幸せで宙に浮いたようなふんわかしたダンスも好き〜。二人が向き合い両手を横に挙げてチャ、チャ、と指を鳴らすとことか…(あ、だめ、完全に瞑想モード・笑)
映画の場合、トニーではなくベルナルド(G・チャキリス)が主役!?ってくらい素敵です。(紫のシャツのスーツ姿がかっこいい!!)
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» 予告された殺人の記録 (2006年05月05日)
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