
日曜日に早起きして、砧公園のなかにある世田谷美術館へ行ってきました。お目当ては
福原信三と美術と資生堂展。電車の中で広告を見て、絶対行かなきゃーー!と楽しみにしていたのです。復刻版の
オイデルミンにこないだ感動していたばかりなのに、初代オイデルミンがドドンと大きくポスターに。。。!
福原信三氏は、初代資生堂の社長であり、写真家であり、〜リッチでスマートでモダンで〜という資生堂のイメージをつくり、企業文化の基盤を築いたお方だそうな。。。
あの可愛い花椿マークも彼の下絵をもとにできたものだそう。
展示は主に信三氏の写真の作品と彼の親交の深かった川島理一郎氏、梅原龍三郎氏らの作品や、資生堂のデザイナーさんたちのお仕事、当時のポスターや、パッケージやらノベルティまで〜。
展示を見ればすべて、納得!というぐらいに彼の美意識から作られるもの、つながる人、すべてが素敵で、それらが支える企業が資生堂なわけで、、、こんなにうまく結びつくのかしら。。。と感心してしまうのでした。今回の企画の意図は美術と企業≠ニの関係を展覧会に、、、ということから始ったらしいのですが、まさに。。。。といった感じで見ごたえありました。
特にやはり当時のポスターやパッケージにはうっっっっっとりしてしまいます。
香水瓶や粉白粉。こんな素敵なお化粧品、ドレッサー前に並べてみたい。
当時のご婦人方がこれを片手にパフパフする姿を想像してしまいます。なんだか優雅なように感じます。
資生堂パーラーの食器も、すべてに花椿マークがきちんとはいっていて、可愛かったナ。
そしてやはり資生堂といえば、、、山名文夫氏。原画もたくさんあって、アトリエが再現されていました。
今回 はじめて名前を知った日本画家の川島理一郎氏。彼の絵日記から展示がはじまります。
はっきり文字が読めないのが残念なのですが、素朴なタッチで愛らしくてかなり見入ってしまいました。今回一番気に入ったポスターも彼のデザインしたものだったので、気になります。。。
信三氏のパリでの交遊仲間の名前には川島氏のほかに、藤田嗣治氏の名前もあって、びっくり。わたしの知る数少ない芸術家のひとり。繋がっているのね。
展示場から出るのが惜しいくらい素敵な展示でした。つい図録を買ってしまいました。
ハードカバーなのがまたらしくて、よいです。
こういう展示のときはグッツを見るのもまた楽しい。
帰り道は雨の中、迷子になるはめに。。。。。ボロボロになった地図を片手に住宅街をひとりさまよってしまいました。あぁ。 疲れたけど、心は満たされたいちにちでした。。。。