光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」のご報告3

2011年11月03日(木) 22時45分
 みなさん、こんばんは。
 本日は休日でしたが、午前中は着物関係の方約20名様の体験講座、夕方には「まっちゃまちサロン」を開催させて頂きました。
 みなさまにお楽しみ頂けた様子で嬉しいです。
 いつもお菓子をお願いしている八幡屋さんから届けて頂いたお菓子は、錦繍のきんとんにうっすらと初霜。
 確実に変化していく季節を感じました。

 さて、先日の「光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」のご報告の続きです。



■メリハリがでてよかったと思う。(40代 男性)

■とてもよかった。おもしろい。光のうつりかわりがステキ。僧の衣の色の変化がおもしろい。(50代 女性)

■良かった。初めて見ましたが感動しました。(60代 女性)

■(LED照明があると)却って見やすい気がします。色々見させて頂いていますが、今回のが一番見やすく良かったので、続けていってほしいです。(40代 女性)

■白と赤が印象的でした。足袋の白さが気になりました。真っ暗になった時はこわくて目を閉じてました。「葵上」の時はよかったです。謡はとてもわかりやすかったです。(60代 女性)

■前半は色調の変化が早くて舞台の鑑賞に集中するのが難しかったが、後半はよかったと思う。水辺を表す玉砂利部分の照明はよかった。(50代 女性)

■今回が初めての能鑑賞なので比べる事ができませんが、LED照明は良かったと思います。(30代 女性)

■良かったです。場面の移り変わりを感じられる。(40代 女性)

■照明効果がなかったら恐らく寝ていたと思います。初めて能を観ました。VOICEギャラリーでモノクロームサーカスさんのダンスの照明ディレクターで藤本隆行さんを知り、こちらの方も興味を持ちました。照明効果が面白かったです。(20代 女性)

■深い色、光の移り変わりはよかったと思うのですが、色が多すぎる気がしました。影がいいです。野外公演はどうだったんだろうと思いながら見てました。(20代 女性)

■LED照明によって、能の幽玄美を表す事は効果的だと思った。(50代 女性)

■幻想的でとても素敵でした。(50代 女性)



■青白く光っているのは水の中の様に感じました。(50代 女性)

■とても見やすく、目が自然と合わさって、違和感もなく照明の違いを感じました。(50代 女性)

■青い光が水面の雰囲気を上手く表現できていた。又舞台の屋根や柱に白色で塗られた部分がライトに照らされ、ぼんやり浮かび上がる様子が非常につやっぽかった。(20代 女性)

 今回、アンケートを拝見させて頂くと、和歌山や姫路、そして関東等ご遠方からもお出かけ頂いていました。
 ありがとうございました!

(とくい)

光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」のご報告3

2011年11月02日(水) 23時33分
 みなさん、こんばんは。
 土曜日の「光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」、私が申し上げるのも変ですが、本当に美しい公演でした。



 ご参加頂いたみなさまから頂戴したアンケートにも、沢山ご意見を頂戴しましたので、本日はご紹介させて頂きます。

 まずは、本当にたくさんのご意見を、アンケート用紙の両面を使ってお書き下さった女性の方のご意見です。

■久々LEDで楽しみにしていました。暗転の中、笛の響きにすごく集中しました。こきざみに変化していた気がしましたが、どうたったのかな?
 謡がいつもよりシンプルだった気がします。後半とても豪華な構成で驚かされました。橋掛かりは注目をひく場所なのだと実感したのが、あんなに派手な赤髪の龍神が出ているのに、衣をかぶった白い神が現れると、ついそちらを見てしまうものですね。水神キレイでした。衣をかぶったまま何ともしんどそうな中腰のまま、中央から前へ出てぱっと前進を現した時、「あ、女神だ!」人間の輪郭が見えているにもかかわらず、透明の杖のようなものを左右にかざして跪いている時、あきらかに面が満面の笑みを浮かべていると思いました。
 「鬼もの」LEDを立て続けに見て「泣いている」のは感じましたが、初「笑み」でした。影ってすごいですね。

 猩々が上の衣の模様も華やかなので、非常にかわいらしく見え、龍神と並ぶ場面があるので、女面、泥眼入り、慈童面とゴージャスでした。
 曲解説を相談しつつ作り、これからも変化していく可能性のある新作にふれられて幸せでした。おいしいカルピスになりますように。(40代・女性)

■照明による状況の解説が明確でよかった。(40代 男性)

■LED照明、とても面白い試みですね。もっと見てみたいです。役者さんはもちろんですが、太鼓や笛、地謡等にメリハリがあり、音がとてもドラマティックに見えました。(30代 女性)

■不思議な空間と、奥行きを感じ取る事ができました。初めて能が有働で生の躍動を感じる事ができて魅了されました。(30代 女性)

■新鮮でよかった。対比できるほど、お能を観ていないですが、こんなのもアリなんだと思いました。やっぱりタイミングや感じ方はその時の真剣勝負で感じ取れると思いますが、いい舞台を魅せて頂きました。(30代 女性)

■LEDを使用する事によって、コントラストがはっきりして、役者さんの動き、面、装束が際立って見えるのは素晴しかったです。ただ、白色LEDのみの方が自然光に近く、美しいのではないかと思います。(30代 女性)

■衣装の色や面の表情がLEDによって違って見えて興味深かったです。(30代 女性)

■前半のLED照明の変化が早すぎて、ちょっと今回残念。一番最初の回は最後が明るくなったのが残念だったけど、他はとてもよかった。もう少し落ち着いた照明にしたらもっと良い舞台になるかも。(30代 女性)

■感じが伝わりやすくてよかったです。(30代 女性)

■光の廻り方が自然で、ほとんど人為的な感じがなくよかった。(50代 男性)

■照明の数をもう少し減らしても良いのかなとも思った。スポット的に使うと効果的かなと。(40代 女性)

■LED照明は2回目です。いつもと雰囲気が違って面白かったです。(50代 女性)

■よかったと思います。現代ぽくって思ったより見やすかったです。寝ませんでした!(10代 女性)

 今回、小学生や10代の方もちらほらお越し頂いていました。
 若い方にもお越し頂いて嬉しいです。
 続きはまた明日書かせて頂きます。

(とくい)

光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」のご報告

2011年11月01日(火) 23時20分
 みなさん、こんばんは。
 日曜日に開催させて頂いた「光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」のご報告をさせて頂きます。

 昨年10月から、LED照明デザイナーの藤本隆行さんに取り組んで頂いている「光と照明による能舞台の陰翳」公演も今回が6作品目、「葵上」は2度上演させて頂いておりますので、7回目の上演になります。
 「葵上」、「安達原」、「葵上」、「鉄輪」、「鵜飼」、7月の「土蜘蛛」、そして今回の新作能「水の輪」です。

 今回の公演がいつもと違ったのは、井上信太さんによる舞台美術で、能楽堂の中がいつもと違う雰囲気になった事。
 水鳥を配置して下さり、その水鳥達に藤本さんが照明をあてて下さる事で、能楽堂の中にいながら、野外のような、能舞台の周りが水で囲まれているような、幻想的な空間が浮かび上がりました。
 先日の近江八幡の八幡堀では、本当に堀の上、つまり水上にステージを組んで頂き、水の上で上演させて頂きました。
 水面に映る舞台が本当に美しかったです。

 今回は、もちろん水上ではなく、建物の中の能舞台ですが、まるでぽっかりと舞台が水上に浮かび上がっているような気持ちになりました。
 水がないのに、水を感じる、、、LED照明の力を感じました。

 

 また、今回の「水の輪」がいつもと違うのは、アイ狂言がなく、老水鳥も、子ども達の水鳥も出てきません。
 そこを、送り笛とワキ(僧)の語りによって想像して頂く趣向です。

 この場面で、藤本さんは、一度少し長い時間舞台を真っ暗にされました。
 闇の中から聞こえてくる笛の音の、澄んだ響き。
 水と一緒に心も浄化されていくような気持ちになりました。
 そして、少しづつ暗闇の中に光が現れ、何と表現したらいいのかrebirthな感じでした。



 「水の輪」は、汚れてしまった大阪の水を、子ども達が扮する水鳥達によって美しく清められ、再び水神様が現れ、大阪の繁栄を寿ぐといった物語ですが、「汚れた水を清める」という一番大事な役の水鳥が登場しなくて大丈夫なのかなぁ、、、と思っていましたが、そこはやはり能の持つ芸術性というか、奥行きの深さ。
 水鳥達を想像する事で、却って世界が広がり、水が本当に清められた気持ちになるから不思議です。
 
 もちろん、子ども達の水鳥が現れると可愛らしくて、いいのですが、今回の演出も、これはこれでより清らかな感じがしました。
 能って、何だか固い芸能といいますか、ガチガチの伝統芸能に思っていましたが、こんなにも柔軟性があり、表現の幅や可能性が広い事に、驚きました。
 
 後半部分の、龍神の登場の仕方や、猩々、そして水神様の動き(型)も、野外の舞台でさせて頂いている時とは全く違っています。
 ある意味、大阪城の「水の輪」は大阪城の、八幡堀は八幡堀の、八軒家は八軒家の、それぞれ上演させて頂く場所によっての、その場に応じた表現の仕方があり、「水の輪」はたえず変化して上演させて頂いてきているんだなぁ、と改めて思いました。

 もう2週間もすれば、ブルガリアのソフィアでの新作能「水の輪」の制作が始まります。
 今回、ブルガリアで上演させて頂くにあたり、その前に、一度能楽堂できっちりと上演させて頂きたいと思いました。
 ソフィア劇場で、今度はブルガリアの小学生役30名と一緒に上演させて頂く「水の輪」は、いったいどんな感じになるのか、今から楽しみです!

(とくい)


 

光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」のご報告

2011年10月31日(月) 0時04分
 みなさん、こんばんは。
 本日は「光と照明による能舞台の陰翳work#06新作能「水の輪」、お陰様で無事盛会に催させて頂き有り難うございました。



 今回もLED照明デザイナーの藤本隆行さんの照明デザインで、美しい世界を構築して頂き、加えて井上信太さんの舞台美術で、いつもとは違う能楽堂の雰囲気をお楽しみ頂く事ができました。

 実は、オランダの総領事様もこの「光と照明による能舞台の陰翳」公演のシリーズがお好きで、毎回楽しみにお越し下さいます。
 今回も、「素晴しかった!」と喜んで下さいました。

 

 詳細はまた明日、ご報告させて頂きます!
 本日は誠にありがとうございました!

(とくい)

「光と照明による能舞台の陰翳〜新作能「水の輪」

2011年10月28日(金) 0時05分
 みなさん、こんばんは。
 次の日曜日、10月30日の午後6時より、LED照明デザイナーの藤本隆行さんの照明デザインによる「光と照明による能舞台work#06」を開催させて頂きます。
 今回の演目は新作能「水の輪」。
 8月に大阪城西の丸庭園、9月に近江八幡の八幡堀の水上ステージ、で開催させて頂きましたが、今回は能楽堂での開催です。
 しかも、美術家の井上信太さんが、能楽堂の中に美しく幻想的な世界を作って下さいます!

 ちょうど約1年前に、井上さんのご紹介で初めて藤本さんにLED照明による能舞台のデザインをして頂きました。
 初めて見るLED照明。
 LEDと聞くと、大抵の方は電気屋さんとかでよく売っているLEDの電球を思い浮かべられると思います。
 私もそうでした。
 あと、信号機とか。

 でも、舞台芸術に使用される LED灯体は、全く違うものです。
 しかも、RGBでほぼ無限の色を作る事ができます。
 一番最初に、拝見した時の感激。
 今もその感動が続いています。
 照明が全てを美しく包んでいく、そんな感じでしょうか。

 雪景色は、全てのものを美しく覆い隠し銀世界を生み出しますが、覆い隠さずに「透明に」美しく包み込む感じです。

 でも、本日一つ欠点を見つけました、、、
 それは、「汚くならない」事です、、、(笑)
 汚れてしまわない世界。
 それは、能という芸術の持つ、ある種崇高な魅力とも相まって、だからこそ更なる美しい世界が構築されるのかなぁ、、と思ったりしました。
 今回の公演は、11月のブルガリア公演へと続いていきます。

(とくい)
 

「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」アンケートA

2011年07月30日(土) 23時59分
 みなさん、こんばんは。

 さて、「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」のアンケートの続きをご報告させて頂きます。




■2回目ですが、LEDはくせになります!(50代女性)

■光の変化や不均等が、ある意味自然さを感じた。舞台上だけではないダイナミックさがおもしろかったです。初めての能が楽しめるか不安でしたが、とてもよかったです。(20代男性)

■微妙にうつろう光がいいなと思いました。AIホールの「true」も観たのですが、この能楽堂で能の照明として使われているのは、光の雰囲気が違いますね。「幽」という字を思い出しました。舞台が近くてじっくり見られてよかったです。また来たいと思いました。(20代女性)

■照明がある事により、より臨場感のある舞台でした。能は今日が初めてでしたが、大変すばらしく感動いたしました。また解説、アフタートークがあることで、わかりやすく親しみやすいものとなりました。(40代女性)

■良かった。(60代女性)

■幽玄な世界を感じました。楽しく拝見させて頂きました。(70代女性)

■微妙な色調の変化が面白かった。前解説で能が身近なものと感じることができました。(60代男性)

■私はLED照明がある方がわかりやすくて好きです。(40代女性)

■色が実際と変わるように思う。昼に開催して頂きたい。(70代女性)

■幻想的でよかったです。もっと宣伝して下さい。(70代女性)

■特に終盤は効果的だったと思います(もしかして効果的すぎかも?)。まわりが暗いだけでも野外の夜の状況を作るので、衣装をてらすところなど。胡蝶ってほんとに謎の女ですね。(50代女性)

■「葵上」はLED照明がよかったが、土蜘蛛は激しい動きなので難しそうでした。(60代男性)

■照明により場面状況がよくわかる。(60代女性)

■大変柔らかい光で、能の動きにさまたげにならずに退屈せず、眠くもならず、進行にあわせてワクワクしながらみせてもらいました。初めてのお能を楽しませてもらいました。また次回見る機会があれば、、(70代男性)



■面白かったです。思ったよりやわらかい光だと思いました。(30代女性)

■もっとドラマティックでもステキかもしれないですね。(30代女性)

■躍動的な演目に限らず、心の内面を引き出す演目も見てみたいと思いました。杜若、采女など。山本能楽堂にははじめて伺いましたが印象的な舞台でした。大切に守ってほしいです。(60代女性)

■もっと頻繁に色が変わるのかと思ったけれども、落ち着いた照明でよかった。(70代男性)

■演出効果が高いと思う。(50代女性)

■幽玄なストーリーのものも見てみたいと思いました。正面から見えている時の胡蝶さんは、心配顔に見えたのに、横顔が悪女顔に見えたのが面白かったです。(30代女性)

■光のゆらめきの中での上演で、劇的効果が感じられた。他方鮮明度に欠けるキライがあったが、今後も試みを続ヶ帝って下さい。(50代男性)

■場面の変化が色の変化で良くわかりました。能初心者でもわかりやすいです。(20代女性)

■以前の「葵上」の折より、色に多様性がでたような気が致します。でも光の変化が多様下分、早くなっていた用に感じます。(40代女性)

■とてもよかったです。明るい時より集中できる。(30代女性)

■大変素晴らしい照明でした。(80代以上 男性)

■違和感を感じず、雰囲気が出ていたと思います。(70代女性)

■明暗があり印象的でよかった。クライマックスが良かった。(60代女性)

■LED照明はよくわかりませんが、赤の色が美しかった。(70代女性)

■照明効果で、なお興味が持てる。(70代男性)

■照明で場面の変化がよくわかった。(30代男性)

■蛍光灯より暗い照明でしたが、暗いながらも衣装や人の表情がよく見えてよかったです。盛り上がり部分では思わず引き込まれてしまいました。(40代女性)

 今回も本当に大勢の方にアンケートにご協力頂きました。
 ありがとうございました!

 次回の「光と照明による能舞台の陰翳」は、10月30日(日)の18時から。
 新作能[水の輪」を、藤本さんのLED照明に加え、井上信太さんの舞台美術でお楽しみ頂くという、かなりワクワクするプログラムです!
 お申し込みは、山本能楽堂、またはチケットぴあでお願いします。

(とくい)

「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」アンケート@

2011年07月29日(金) 23時19分
 みなさん、こんばんは。
 今日は蒸し暑かったですね。
 さて、先日の「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」のアンケートにお寄せ頂いた、みなさまのご意見をご紹介させて頂きます。
 できるだけ原文そのままでご掲載させて頂きます。
 今回、7歳の方や、10代の方にも大勢お越し頂き、そうかと思えば90歳の方にも、、本当に、あらゆる世代の方にお楽しみ頂きました。
 年齢が違われても、同じ事を感じて下さっていたり、お若い方でも鋭いご意見を頂戴したり、、、
 拝見させて頂いて、面白かったです。
 みなさまからお寄せ頂いたご意見は、今後の参考にさせて頂き、より楽しんで頂ける公演づくりに役立てさせて頂きたいと思います。



■チラチラしてて前回の方がよかったけどギリギリO.K. 2Fでももっと立体感があればいいな。(7さい 女性)

■舞台にうつる松と枝壁が赤く染まるのに魅せられ照明が変わるおかげでよく意味が解りドキドキしました。(70代女性)

■橋がかりの上の前シテが特に印象的でした。お顔が陰になって全く見えなかったり、本当に闇に消えていったり、想像の後押しをしてもらいました。(女性)

■土蜘蛛が出てくる場面では、照明の効果で通常よりも迫力があったと思います。(40代女性)

■伝統芸能に現代のLEDを使うという発想が素晴らしい!薪能ともろうそく能とも違い、まるで月明かりの中で拝見しているようでした。現代の能をいつも追求されていて頭が下がります。(60代女性)

■大変良かった。明かりが変わるのがよくわかりました。今回初めて来たのでよくわかりませんが、日本の文化を守って頂くために応援したいです。(60代女性)

■色が変わってキレイだった。よかったと思う。初めてだけどすごくわかりやすかった。(10代女性)

■やわらかい照明で良かったです。戦いの場面が、もっと激しい色合いがでるのかと思ってましたが、能の動きが勝っていてよかったのかと思いました。(50代女性)

■きれいでよかった。(10代女性)

■幻想的な雰囲気が出てよかった。舞台だけが浮き出る工夫がよい。衣装、出し物によっては、青っぽい色、赤っぽい色がマッチする様子がわかる。(60代男性)

■LED照明はすごく自然でした。(40代男性)

■蛍光灯の下ではなく、夕暮れ時の自然光に近づけた照明で、リアリティーのある能舞台になっていたと思う。(50代女性)

■照明にもう少しアクセントをきかせてもよかったと思う。(60代女性)

■LEDライトの効果ですごく魅力的でした。(30代女性)

■LED照明は効果的であったと思う。(50代男性)

■LED照明をもっと遊んでも良いと思う。明暗を強く。色を強く?(30代女性)

■もっと照明が派手なのかと思っていましたが、ほどよい臨場感があってよかったです。(40代女性)


■個人としては、LED照明がない方がいいと思います。(60代女性)

■LED照明は、興味深くとてもよかったです。(70代女性)

■大変良かった。光が陽炎のようにできないか。(70代男性)

■思った通り迫力のある土蜘蛛を見せて頂きました。これからの作品も今からとってもワクワク期待しています。微妙に色が変わるところが良い感じです。(50代女性)

■室内だか、野外で鑑賞しているような感じがした。(60代男性)

■観客席が暗くなるので、舞台に集中できますが、やはり「盛り上がり系」よりは、今までのような演目の方があうのではないでしょうか。いつも楽しく拝見させて頂き、山本能楽堂のファンになってしまいました。親しみやすいこの雰囲気をこれからも大切にして頂ければと思います。(40代女性)

■前回の鉄輪に比べると照明の迫力に欠けているように感じました。女性が主役の方がわかりやすかったかも、、、でも毎回どんな照明なのかが本当に楽しみです。次回も拝見するのが待ち遠しいです。(50代女性)

■照明は、もっと自然な感じがいいのでは。初めて見るのがLEDなので比べようがない。この位であれば私も見に来れる。解説があるので、学びながら見る事ができるのが嬉しい。(50代女性)

*続きはまた明日ご紹介させて頂きます!

(とくい)

「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」のご報告そのB

2011年07月26日(火) 23時49分
 みなさん、こんばんは。
 今日は久しぶりの突然の夕立! (夕立は、突然やってくるのが当たり前ですが、、、、)
 私は、夕立が好きなので、実は嬉しかったです。(夕立のあとの雨の匂いが大好きです)
 みなさんの中にも案外夕立がお好きな方が多いのではないかと思ったりします。
 如何ですか?

 さて、土曜日の「光と照明による能舞台の陰翳work#05土蜘蛛」のご報告の続きです。



 前シテの怪僧の本当に不気味な姿、、、
 LED照明による光の効果を強く感じました。
 闇の中から僧が出てくる事で、この世のものとは思えない雰囲気が醸し出されます。

 そして、後シテの土蜘蛛の精。
 舞台中央に運び込まれたあやしげな塚。
 LED照明の効果で、静寂した空気が漂い、よりいっそう土深く、音もなく、息をひそめて潜んでいるような感じがしました。
 そして、独武者により、塚を崩され、その正体を現す土蜘蛛の精。
 そこからは、土深く隠れていた姿と対照的に、千筋の糸を繰り出し、激しく動いて襲いかかってきます。
 そのコントラストが、LED照明によって、より鮮やかに、テンポよく、リズミカルに表現されている気がしました。



 そして、最後には、切り伏せられ、倒されてしまう土蜘蛛の精。
 土蜘蛛族の無念さ、というか、ただ単に土蜘蛛の精が征伐されたのではなく、もっと壮大なものを感じました。
 


 LED照明の不思議さは、視覚だけでなく,五感に働きかける力を持っている事ではないかと思います。
 前回の「鵜飼」では、NHKの方が、テレビの中で、「まるで本当の夜の海にいるような気がして、寒さまで感じました」とコメントして下さいましたが、本当にその通りだと思いました。

 次回は、10月30日。
 新作能「水の輪」を、能楽堂バージョンで、井上信太さんにも舞台美術をご担当頂き、藤本さんにLED照明デザインをして頂いて、ご覧頂きます。
 今からとても楽しみです。

(とくい)

「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」のご報告そのA

2011年07月25日(月) 23時59分
 みなさん、こんばんは。
 昨晩は、ブログを更新できずすみませんでした。
 やらないといけないことがたくさんありすぎて終わらず、気がつけば寝てしまってました、、、
 
 さて、土曜日のLED照明デザイナーの藤本隆行さんによる「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」、今回も美しい世界を作り上げて下さいました。
 「土蜘蛛」は、能の中でもダイナミックでスペクタクルで、筋書きも変化にとみ、いつもあっという間に終わってしまいますが、今回はさらに短く感じました。
 これも、LED照明の効果でしょうか、、、




 最初に登場する頼光と頼光のトモ、ともに能面はかけずに直面(ひためん)で登場しますが、その肌の色の美しさに驚きました。
 以前、藤本さんに、何の演目をLED照明デザインして頂くかご相談させて頂いた時に、私は素人感覚で彫りの深い能面を使用する演目が一番効果的で、そのような能面を使用する演目がいいのではないかと考えてました。
 また、何となく「夜討曽我」が、イメージ的にぴったりだったので、「あっ!夜討曽我を拝見したい!」と思いましたが、よく考えると直面。
 イマイチ効果的な気がしませんでした。

 しかし、藤本さんが仰るには,「人間の皮膚は赤色にきれいに反応するので、直面でも大丈夫,却って面白いかもしれません」、というお答え。
 さらに、直面ものがダメだというなら、それは直面ものの能そのものを否定してしまう事になるのではないか、と。
 確かにその通りです。
 でも、結局まだ今のところ、「夜討曽我」などの直面ものをLED照明デザインして頂く機会がありませんが、頼光とトモを拝見していて、確かに直面ものも面白いかもしれない、、、と感じました。

 そして、現れる胡蝶。
 今回、胡蝶について学んだせいか、いつもより、さらに艶っぽく、不気味で、謎な感じがしました。
 胡蝶が身につけている唐織の「赤」が、色んな「赤」にぐるぐると変化して、さらに妖艶な感じがしました。
 途中、頼光と胡蝶が見つめ合う場面がありますが、頼光が本当に胡蝶の事を愛していて、でも胡蝶はそんな事なくて、見せかけだけでだましている、、って気がしました。
 頼光が何だかかわいそうでした。

 そして、胡蝶が切り戸口から出ると、入れ替わりに幕から僧が登場します。
 「ああ、やっぱり、胡蝶と怪僧(即ち土蜘蛛の精)は、同一人物だ!」と思いました。
 それらが、いつもの明るい照明の中でではなく、薄暗い舞台の隅にできた闇の中で行われる事により、より一層不気味な感じが漂ってました。

 今回、橋懸かりの照明をとても効果的に使って下さっていて、あとで教えて頂いたのですが、前回の「鵜飼」から色んな事を試して下さっていて、三間四方の舞台だけが、浮かび上がったような効果を感じる場面もありました。


 
 公演当日までに、藤本さんが、能楽堂でクリエーションして下さっている間、できるだけ邪魔をしないように気をつけていますが、時々はお話させて頂く事があります。
 そんな時、クリエーション途中の照明を拝見させて頂いて、私はすぐについ、「もっと暗くてもいいのではないですか、、、」と申し上げてしまいます、、、
 今回の「土蜘蛛」は、前回の「鵜飼」ほどは、全体的に暗くはなかったのですが、さらなる[闇」の効果を感じました。
 全体が暗い、というのではなく、さらに効果的に[闇」を配置されたといいましょうか、舞台の要所要所に「闇」を作って下さってたような気がします。(あくまで私の主観ですが、、、)

 でもその「闇」が、色んな「闇」と結びついて、何といったらいいのか、全体としては、真っ暗な漆黒の夜の山の中のさらなる奥深い「闇」(実際は全部真っ暗なんでしょうが、その中のひときわ暗い部分。あくまで私のイメージなのでうまく説明できず、申し訳ありません)が現れた気がして、そこから放たれる白い千筋の糸は、より鮮やかに、人を捕らえ、心を捕まえ、絡みとっている感じがしました。

 続きはまた明日書かせて頂きます。

(とくい)

明日は「光と照明による能舞台の陰翳〜work#05土蜘蛛」です。

2011年07月22日(金) 23時17分
 みなさん、こんばんは。
 今日は涼しい一日でした。

 今朝は朝から打ち合わせがあり、お昼からもバタバタと慌ただしい一日でした。
 明日のLED照明をデザインして下さる藤本隆行さんに、プライベートにぜひともLED照明のセミナーをして頂きたいとのお申し出があり、約30名の皆様に、能楽堂にお越し頂き、藤本さんにLED照明のお話をして頂きました。

 

 今までも色々とご説明頂いていましたが、系統立ててじっくりお伺いさせて頂いたのは初めて。
 とても勉強になりました。



 ご参加頂いた皆様方も、「へぇ〜すごいね」「知らんかった」とご興味津々で、終了後も絶え間なく、質問が飛び交いました。



 知れば知るほど面白く、興味が深まるLED照明。
 今日は他にも新しい発見があり、ワクワクと充実した一日になりました。
 明日が楽しみです!

(とくい)
プロフィール
  • ニックネーム:山本能楽堂
読者になる
大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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