映画原作 

February 16 [Sat], 2008, 17:12
こんばんは。
日が暮れるのもだんだん遅くなってきました。

今回読んだのは、またしても推理?モノ。
「犯人に告ぐ」(雫井脩介)
去年映画化もされている見たいで、帯に豊川悦司が載っていた。

ストーリーは良くできたものだった。
すごく映画にしやすい内容だった。
意識して作ったのだろうかと思うくらいだった。

この手の小説は、時間つぶしに非常に有効だけれども、
残念ながら、再度読もうかなって気にはなれないなぁ。

他に読んでいる本を読むとするか。

日本語の美しさに気づく本。 

January 15 [Tue], 2008, 23:03
「日本の色辞典」吉岡幸雄

日本語って美しいなぁ、と思います。
言葉の細やかさがあるからこそ、
曖昧な、微妙な色も数多く、美意識が高いのだとも思う。

気が向いたときにパラパラ読むとよいです。

個人的には、瑠璃色と緋色が好きな色です。

角田第弐弾 

January 13 [Sun], 2008, 12:14
空中庭園読み終えました.

東京近郊に住むある家族の物語.
一見,秘密をつつみかくさず開放的な家族のようではあるが,
それは嘘の壁で塗り尽くされている.

でも,案外それが“普通”の家族だったりするかも.
そして,それが家族を問わず,人と人とのコミュニケーションにおいて,
誤解や思いこみでそれらが成り立っているんじゃないかって思った.

俺が友達と思っている友達は,俺の頭の中で友達というカテゴリーに入っている人.
でも,本当の本人は,その限りではなく,もっと広がった人でもあり,
俺の頭の中で思っているような人ではないかもしれない.
逆もまたそうなんだろうと.
だからといって,誤解が溝を生み友達ではなくなるかというとそうではなく,
その微妙(絶妙?)なバランスの上で成り立っているんじゃないかと.

人間の脳みそは1つなんだから,相手の脳みそ分理解していたら崩壊してしまう.
だから,自分のなかの知り合い達はその限りでいいのだと.
ただ現実のその人たちは,日々更新されているので,
自分の頭の中でも,時々刻々と形を変えていかないと溝が広がる.
だから,腹を立てたりうんざりしたりするんだと思う.
でも逆に,意外な喜びだったりすると,とてもうれしかったりする.
人間ってとても勝手なものなんだなぁと思う.
それでも人は人とのつながり無しには生きていけないので,
がんばって頭の中でバランスを取りながらいきているんだと思った.

ときどき周りの人が自分の事を勝手にこういうキャラクターだと決めつけた対応をしているけれども,
昔は腹立たしかったけれども,最近はそうでもなくなってきた.
好きにして,という感じ.
自分のことをよく知ってくれている(相手にとっては都合の良い)人は,
そんなやっかいな誤解を持っていないから.
だからこちらでバージョンアップする必要もなく,彼ら,彼女らは,自分たちで,
それぞれソフトウェア更新をしているんだろうな.

話がそれてしまったが,人と人とのコミュニケーションについて思った小説でした.

下巻読破 

January 06 [Sun], 2008, 23:02
昼過ぎに近所の本屋に買いに行って,
下巻読破しました.

ん〜,犯人予想が外れていたので面白かった.
事件が終わったあとの描写がすばらしい.

春のあたたかな雰囲気が伝わってくる.

春は嫌いな季節と思っていたのだが,最近はそうでもないかなと思うようになってきた.

いままでは,生活のリズムが劇的に変わる最も疲れる淋しい狭間だったんだけど,
最近,そういう機会がめっきりなくなって,純粋に暖かくなってきた雰囲気を味わえる
ようになってきたからだろうか.

ちょっと番外だけど,NHK教育で放送されていた「電脳コイル」.
今は,再放送までやっているNHKの力の入れようが非常にわかる,
ほんとうに,すばらしい,感動の作品.
日本アニメ界も,こんな作品をつくることができるんだと,本当に嬉しくなった.
エンディングは,最高.
これも桜の季節で,あのピアノとキョウコのうなずきに涙がでそうになる.
機会があれば,是非!
というかDVD焼いたんでお貸し致します.

…と話をもとにもどすけど,
バチスタは映画化されるらしい.
主人公が男性→女性になるようだ.
ガリレオみたいだな.
面白ければいいけどな.

では.

医局モノ 

January 06 [Sun], 2008, 12:22
あけましておめでとうございます.
本年もよろしくお願いします.

毎年,誰がどれだけ投稿してるのかって統計取ったら面白いかも.

さて,帰省からの帰りにふと買った一冊.
「チーム・バチスタの栄光(上)」(海棠尊)
大学病院の権威社会の中でうごめく人間模様を
主人公のライトなタッチで進めていく.
なので,「白い巨塔」よりもすらすらと読んでしまった.

バチスタをテーマにしたものとして,「医龍」って漫画があるが,
あれも相当面白いね.
スペリオールには,「ムーンライトマイル」や「あずみ」など,
面白い作品が多い.

チーム・バチスタの手がけた手術に謎の術死が起こった.
それを解いていくミステリーもの.
だいたい犯人らしき人物の予想がついたのだが,果たして…!?

ということで,下巻を買ってこようっと.

角田さんの「空中庭園」は,もうすこしで読み終えるが,途中頓挫してしまった…

なかなか読みたい本がみつからない,だからこの部があるんだろうけど,
有効に使えていないなぁ.
今年は,もっと,いろいろ俯瞰して,生きていこうと思います.

部長ならびに相談役,ご指導ご鞭撻の程,よろしくお願い申し上げます.

直木賞 

December 08 [Sat], 2007, 14:52
こんにちは。
久しぶりの投稿です。

本は結構ぼちぼち読んでいます。
先日読んだのは、ご存じ角田光代の「対岸の彼女」。

最初は、読んでいて、なんてつまらないんだろう、退屈だと思っていました。
しかし、次第に、そのペースになれたのか、
ペースがかわっていくのか、どんどんはまりこんで、読み終えた。

いやぁ、面白かった。とても。
赤線を引きたくなる文章とかもあったりして、自分のなかでは結構上位にランクイン。

二つのストーリーが流れており、
それが最後にいくにつれて融合されていく。

小夜子は葵であり葵は小夜子であり…

自分は、何のために年を重ねていっているんだろう、という想いが
進むに連れて説き明かされていく。

すばらしい構成力だなぁ。

ということで、現在、「空中庭園」を読み中。

山岳小説シリーズ(3) 

December 05 [Wed], 2007, 9:31
本、読みました。

「神々の山嶺(上下)」夢枕獏

またまた山岳小説です。
これも山気球人に熱烈に薦められて読んでみた。

個人的には新田次郎の方が好き。
なんというか、あまり適した表現がみつからないけど
…登場人物が軽薄な感じがする。
登場人物を表現する言葉に重みがない、というか。

新田次郎の小説の場合は、
淡々とその行動を書くことでヒーローのキャラクターを表現しているけど
本書の場合は、小説に登場する人たちに、
ヒーローの人柄を語らせている。
それがあんまりに続くと、ヒーローへの期待過剰になってしまって
実際にその人物が登場したときに失望してしまう。

全体的にやらせっぽい、というか。
つまりは私はあんまりこの小説は好きじゃないんだな。

ちなみに、この「神々の山嶺」の主人公は
実在の人物、森田勝さんという人をモデルにしているそうです。
やっぱりモデルがいないと、こういう小説は書きにくいよね…。

ところで、遠藤甲太という人が書いた
「登山史の森へ」という本がある。
それは日陰のヒーローや、新田次郎を含め山岳小説をめった切りにしているらしい。
読んでみたいけど、アマゾンだと高いんだよな〜…。

どっか図書館か古本屋にないかな?

子曰く、 

November 27 [Tue], 2007, 19:55
孔子の「論語」を勉強中です。

当然のごとく、読み物として楽しむというより
生きていく戒め、として読んでいます。

「賢を見ては斉しからんことを思い、
不賢を見ては内に自ら省みるなり」

とりあえずは、これです。

山岳小説シリーズ(2) 

November 19 [Mon], 2007, 12:28
新田次郎の「剱岳〜点の記〜」を読みました。
山を通じて知り合った友人に教えてもらった本。
歴史小説、山岳小説は面白いから一気に読んでしまいますねぇ。

「点の記」とは、測量官が山のてっぺん、三角点を定めるときにつける
一連の記録のことです。行程、会計、人員などなど。
ちなみに、一等三角点、二等三角点、三等三角点のみ点の記はのこすそうです。

この「剱岳」は日本の山の中でも、最後の方に三角点を設置された山だそうです。
(あ、ネタバレだけどまいっか)

私にとって、まったく未知の分野だった地図づくりについて
地図とはどうやってつくるか、地図をつくるのがどんなに大変なのかを
しらしめてくれる小説でした。

地図を見る目が少し変わりそうな作品でした。
もちろん、小説としても面白いです。

これには悪者が出ないのでヨカッタ(笑)。

死体は切なく語る。 

November 08 [Thu], 2007, 18:49
びやーーっと1冊読みました。

「死体は切なく語る」上野正彦

高校生の頃、1日1冊ぐらいのペースで本を読んでいました。
主には授業中。
現代文、古文、数学、地理の授業がだいっ嫌いで(おもしろくなかった)
くだらない授業を聞くぐらいなら、
面白い本を読んでいたほうがよいと思って、
机の下に本を隠してひたすら読んでいました。

小学生の頃から読書の習慣はあったのですが、
「面白い」と思った、「本は新しい知識を与えてくれる」と思った
きっかけが、この上野正彦さんの本でした。

たしか一番最初は「死体は語る」という本だったかと。
「死体は語るって何を!?」と高校生の頃、強く興味を惹かれ
そのときもあっという間に読んだものです。

溺死と絞殺死の見分け方とか、人間の体が腐乱するとどうなるかとか
ページをめくるたびに驚きを感じたものでした。

今回の「死体は切なく語る」は、“切なく”なるような死体のエピソードを
まとめたものでした。
今更新しい驚きはありませんでしたけども
(エピソードメインだったので)
初めてこの人の本を手にしたときの自分を思い出して
少し切なくなったのでした。

おわり。
P R
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