紙と木と 

2008年06月27日(金) 20時25分
えらい久しぶりで申し訳ございません。
どうも本格的に仕事になると
なかなかいち個人としての絵本との関わりのスタンスが
気軽になれなくなってきて…。言い訳か…。
























駒形克己さんの5月の新刊、
「Little Tree」がすばらしかったので紹介します。
1本(ひとりと言った方がいいか)の木の1人称による
ものすごく上品なポップアップ絵本です。
ポップアップ絵本て最近は特に過剰な感じのが多いですが、
最高級の紙を使ったからこそ出来るシンプルな美しさが際立っています。
細やかな紙に出来るポップアップの木の影がたまらないです!
本だけど、立体。
ページをめくる、時が流れる。

知らないうちにプロデビューしていた件 

2006年08月25日(金) 23時05分
大学の時の同級生が、イラストレーターとしてデビューしていました!



↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑めっちゃかわいいよ!↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

今度個展も開くそうです。

以下引用

カトウヨシミ イラスト展「王さまの砂時計」
日時:2006年9月1日〜2006年9月19日
会場:CAFE ORGA'N SON(静岡県浜松市)

コドモの頃は、みんな王さま。
目をつむれば、何でも手に入った。
時間の粒は、キラキラ輝いていた。
それが王さまの宝石。
王さまは、そんな宝石がいっぱい詰まった砂時計を、
くるくるひっくり返して遊んでた。
王さまは、永遠にコドモでいられると思ってた。
王さまは、永遠に砂時計をひっくり返せると思ってた。
でも王さまは、今はもう王さまではなくなって、
砂時計もなくしてしまったよ。
ねえ、王さまの砂時計、もう一度、ひっくり返せるかな。


絵本描いて欲しいねえ。
絶対いいよねえ。

ちょっと感動してしまったので、
ご紹介させていただきました。

こういう風に、自らの手で世界を作り出せる人が
とても羨ましいです。

ムナーリの造形教育 

2006年08月18日(金) 21時58分
お久しぶりです。

何度かこのブログでもご紹介させていただいている、
ギャラリーTOMにお伺いしました。
副館長で、日本ブルーノ・ムナーリ協会会長の岩崎清さんから、
ムナーリのワークショップと遊具を中心に代表作をまとめた
『ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう』をいただきました。

『ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう』
編著/岩崎清
発行/日本ブルーノ・ムナーリ協会
2006年

山形の米沢市上杉博物館で9月3日まで
企画展「ブルーノ・ムナーリ−アートとあそぼう−」
を開催中でして、それに合わせて作られたとのことですが、
展覧会のカタログではなく、ムナーリの造形教育を中心にした本になっています。

ムナーリの造形教育については、2004年にCorrainiから復刊した『the tactile workshop』(「触角のワークショップ」って感じ?)を持っているのですが、
とりあえず英語なので、日本語万歳!
使っている写真は1985年にこどもの城で開催された「大ムナーリ展」のものが中心で、
返す返すもここに映っているお子様たちと同年代の私としては、
ムナーリさんと遊べなかったことを残念に思うのです。
そんなこと思ってもしょうがないのですが…。

彼の作った本やプロダクトデザインの資料はここ数年
かなり充実してきたように感じますが、
ものとして残らないムナーリの造形教育を、
目の前で見て、私たちに教えてくれている岩崎さんだからこそ
できた本だと思うのです。
ありがとうございます。


私はいつか「直接の映写」(スライドのマウントに好きなもの入れて映写機で写す)をやろうと思っている…。
誰かスライド映写機くれないかな。


ムナーリのワークショップや遊具のことを書くと、
こどもが欲しくなるんだよね。



ちなみにこの本は、今のところ、
ギャラリーTOM、こどもの城、上杉博物館でしか売ってないそうです!

因果応報(いきすぎ!?) 

2006年05月30日(火) 21時01分
【今日の1冊】
もじゃもじゃペーター
ハインリッヒ・ホフマン
(ほるぷ出版)
1985年


これを幼児期に読んでいたら確実にトラウマでしょう。

しつけの絵本なんです。
「ピーマン食べないとピーマンお化けが出るよ!」
みたいなのの、極端なやつです。

「指しゃぶりすると仕立て屋さんが指をちょん切りにくるよ!」
ってお母さんは言い残してお出かけしました。
ちびっこ、1人になったら即指しゃぶり→即仕立て屋着→指斬。

そのような恐怖が次々に現れます。

ちなみに表紙はお化けではなく、
爪と髪を切るのが大嫌いなペーターくんです。

描いた人は19世紀のドイツのお医者さん。
自分のこどもに読ませるために描いたんだって。

なんというか、いかにもドイツ。
グリム童話のグロさを思い出しました。
手加減を知らない感じね。

大人になってからでよかった。かな?

国際こども図書館で7月2日まで展示会やってます。

もじゃもじゃペーターとドイツのこどもの本

主催:国立国会図書館国際子ども図書館
開催期間:平成18年1月28日(土)〜7月2日(日)
休館日:月曜日、国民の祝日・休日(5月5日を除く)、年末年始
資料整理休館日:毎月第3水曜日
開館時間:9:30〜17:00
会場:国際子ども図書館 3階本のミュージアム

スズキコージと遊ぶ夜 

2006年03月25日(土) 22時25分
お久しぶりです。

さっきまで、スズキコージさんと楽しい夜を過ごしていました。

現在浜松の街中にある、静岡文化芸術大学の学生が運営する、2ヶ月限定のやどかりギャラリーで、浜北市(現浜松市)出身の画家スズキコージさんの展覧会をしています。(28日まで)

そして今日から明日は、コージさんがいらっしゃって大きな絵を描いています!ここで!

今夜はパフォーマンスイベントがあり、歌だの踊りだの絵だのでとても楽しい夜になりました!

地元ならではの手作りアットホーム展覧会になってますので、お近くの方はぜひお出かけください。

■[スズキコージズキン+民+イクノ 展]■

日時 2006/3/23(木)-28(火) 13:00-20:00
場所 やどかりギャラリー
主催 hacos
協力 cafe the eel
入場無料

旧浜北出身の超ナンセンス絵本作家ことスズキコージズキンと、画家でDOUBLE FAMOUSのパーカショニストであるタミイ J. 広河、そして画家の大畑イクノによる3人絵画展を開催いたします。会場では、絵画販売も行う予定です。
ぜひ3人の、プリミティブでファンタスティックな絵画に触れて、深い深いアートの旅へと出掛けてみませんか?

■[ライブペインティング!]■

日時 2006/3/25(土) 
OPEN 19:00 START 20:00
場所 やどかりギャラリー
前売 3000円 当日 3500円
限定 50名
問い合わせ 090-9128-7202(やどかりギャラリー)
      hacos_06@yahoo.co.jp

スズキコージズキン+民+イクノ展の開催中に3人が来館し、ライブペインティングを行います。
音楽は、前回の浜松のライブで原始的な歌声と演奏で観客をあっといわせたICHIと、民と共演するTakuji Aoyagi(LITTLE CREATURES)、また浜松で活動しているDJmotoによる音楽ライブ。ぜひ、この6人のパワー全開のライブパフォーマンスを全身で感じてください。


■やどかりギャラリー
 浜松市田町327-25
 万年橋パークビル1階(手芸屋トリイさんの隣)
 遠鉄第一通り駅より徒歩2分
 URL http://www.geocities.jp/hacos_06/

ムナーリの展覧会だよ 

2005年11月08日(火) 15時53分
青山のこどもの城でムナーリの展覧会が行なわれます。
ワークショップやギャラリートークもあるよ。
私は11/24〔木〕の、「大人のための造形表現教室」参加者向けのワークショップ参加予定です。
お久しぶりの皆様、よろしくお願いいたします。
しかしこの日、午後まで仕事…
間に合うだろうか。
―――――――――――――――――――――
すべての人の創造性と豊かな感性の育成のために

 ブルーノ・ムナーリ(1907〜1998)は、造形、デザイン、建築、評論、子どものための造形教育など幅広い領域で優れた制作活動をしたミラノのアーティストです。ムナーリの作品を見る時、誰でも形や色が語りかけてくる率直な意味を、想像力を働かせながら読み解く自分を感じることでしょう。
 本展覧会では、グラフィックアート、オブジェ、プロダクトデザイン、子どものための遊具、絵本などを展示し、その視覚言語の意味を作品とともにパネルで紹介します。また期間中は造形スタジオで、ムナーリが開発した子どもたちのためのアートワークショップを実施します。
―――――――――――――――――――――
開催日  2005年11月15日(火)〜12月18日(日) 月曜日休館
時間   開館時間中
会場   こどもの城1・2Fアトリウムギャラリー、3F造形スタジオ
料金   入館料
主催   財団法人児童育成協会 こどもの城造形事業部
共催   日本ブルーノ・ムナーリ協会
後援   イタリア大使館/イタリア文化会館
協賛   アート・バイ・ゼロックス/中川ケミカル株式会社/山田ダンボール株式会社/リンテック株式会社
協力   小海町高原美術館/富山県立近代美術館
助成   独立行政法人国際交流基金
企画協力 岩崎清(日本ブルーノ・ムナーリ協会代表)

買いです。 

2005年10月01日(土) 14時50分
お久しぶりです。
サボっていたわけではありません。
お金がなくて絵本が買えません…


【今日の1冊】
闇の夜に
ブルーノ・ムナーリ
河出書房新社
2005


Nella notte buiaの日本語版、待望の刊行です。(情報遅い!)

非常に丁寧なつくりで、Corraini版の致命的な間違いが改善されています。
何より、読めるのがいいですね。
外国語のよりは安いしね…。
やっぱ、自国語版がないと普及しないんだよね。
本屋で見かける回数が全く違うからね。
ありがとう、河出書房新社

amazon ムナーリ検索


amazon Munari search

DANESE展@静岡 

2005年07月08日(金) 22時21分
●「Danese:Edizioni per bambini」展
内容:「Danese:Edizioni per bambini」シリーズの展示・販売
期間:2005年8月03日〜8月28日 場所:百町森

春にcollexでやったやつの巡回ですよ。
以下百町森から引用

●ダネーゼ社

1957年イタリアのミラノでダネーゼ夫妻が設立。ブルーノ・ムナーリとエンツォ・マリの二人が中心になって手がけたプロダクト・メーカー兼ショップ。「長く使い続けられる良品」をモットーとした大人のための日用品や、子どものためのプログラム教具を教育専門家と共同開発していた当時としては大変革新的な会社でした。1991年に惜しまれながらも一度閉鎖されましたが、2001年活動を再開。現在も注目を集めています。


DANESEの遊具は、すごい。
前から何度も書いている、ムナーリの「プラス・マイナス」を出した会社。
他にも、一流のデザイナーがコンセプトからデザインした
美しく楽しい遊具が、たくさん。
ムナーリのものは特に、絵本的でいいですよ。
絶対行きます。

日本でDANESEと言ったらクワノ・トレーディングス

なんだいこのとびだしっぷりは! 

2005年06月16日(木) 12時48分
【今日の1冊】
スズキコージ
とびだす!妖怪のえほん「エノカッパくん」
教育画劇(2004)


この前届いた絵本学会の学会誌、「BOOKEND」の3号に、このシリーズのついての記事が載ってまして、面白そうだなーと思って買ってきました。
とりあえず、メンバーがすごいです。
既刊は、
 
■エノカッパくん  スズキコージ・作/絵
■おたすけてんぐ 長谷川義史・作/絵
■ようかいアニミちゃん 荒井良二・作/絵
■江の島妖怪伝 りゅうのおくりもの 宇野亞喜良・作/絵
■きつねのばけものでら 斎藤隆夫・作/絵
■ひとりぼっちのだいだらぼっち 沢田としき・作/絵


こんな感じ。

ものすごくしっかりした厚紙で、またとび出しっぷりが豪快です。
表紙に穴開いてるし。
繊細じゃないところがいいね!
テーマが妖怪だしね!
とび出す紙の裏もちゃんと色がついていていい感じです。
「とび出す部分」も含めて、作家の創造性が発揮されている気がします。

てか、この話、人魚のスープーちゃんがブサエロかわいい。グラマーだし。
なんかちょっとドキドキしました。
人魚って川にもいるのね。


■ようかいアニミちゃん 荒井良二・作/絵
←これも欲しい。アニミちゃん怖かわいい。

ゾーヴァ講演会 

2005年06月05日(日) 23時50分
6/4(土)
静岡文化芸術大学で行われた、
ミヒャエル・ゾーヴァの講演会に行ってきました。
講演会の情報はこちら

私は、ゾーヴァさんと言う人を知りませんでした。
この講演会は、たまたま恩師が関係していたため
誘われて見に行きましたが、
こんな片田舎によくもまあ!というくらいお客さんが来ていてびっくりしました。
関連書籍やグッズも売り切れ続出のようでしたよ。
日本の特に女性にとても人気があるそうです。

進行役が、ゾーヴァの本の翻訳をはじめ、
児童文学の世界では有名な那須田淳さんと言うことで、
これまたファンにはたまらない講演会だった模様。

なんで浜松で?というのは、
那須田さんが浜松出身&那須田さんの本を多く出版している地元の出版社
ひくまの出版
がコーディネートしたというところからみたい。

で、私のことだから一応美術的なところから感想を。
印象的だったのは、「マジメにふざける」ということで、
ゾーヴァ氏のイラスト、基本的に愉快なんですよ。
ちょっと毒があって、こわかわいい感じで。
でも、すっごい細かいし、色は何とも言えない美しさだし、
絵の描き方としてはものすごいまっとうなのです。
そこが面白いなあって思いました。
本人も、「(自分はそうは思わないけど)マジメですか?」
って言ってたし。

それから、ゾーヴァ氏、気に入るまで何度も何ども描き直すそうです。
しかも上描き。
だから、原稿は絵の具の厚みでものすごいことになっているらしい。
既に出版された原稿でも、上から描き直しちゃってるものもあって、
それは原画が存在しないことに…。
その辺も「おかしいほどにマジメ」だよねー。

全編に通してユーモアと言うか”オチ”たっぷりのお話で、
ドイツ人面白いじゃないかと思った次第です。

京都で原画展
もやるそうなので、ぜひ見に行きたいと思います。

那須田淳さんのBLOG
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