無料という名の罠=アリ地獄

November 01 [Thu], 2012, 13:10
ネットサービスの一端だろうか、無料サービスでいろいろワールドオークションなソフトが配布されている。
重くなったパソコンの中を掃除してくれるソフト簡単に作曲できるような無料ソフト油絵を描ける無料ソフトなどなど。
そのなかに、モーションキャプチャという無料ソフトがある。
モデルになった人の要所要所関節部分に印光とか発信器とかをつけそれを受信しデータ化して誰にでも使えるように配布したデータだ。
配布する人は、それなりの目的があって無料にしているのだろうとおもう。
己の技術を公表したいという虚栄心。
自身の技術を磨きたいという向上心。
人の為になりたいという慈悲心。
なかには、困らしめてやろうという正義感からウィルスをばらまく人もいる。
これは無料配布とは異なる代物だがついでなので列記。
いろいろな思惑があって無料配布しているのだと想う。
無料配布を使う人は多い。
私もいくつか無料配布の恩恵を受けている。
アニメーションを学習し始めるに従いアニメーションに関わるモーションキャプチャのデータに興味を持った事はあった。
チュートリアルに含まれているサンプルは歩行だった。
歩行から椅子に座り込むまでの動きがデータとして付属していた。
使ってみて、たしかに、なるほどと想わせるものだった。
しかし、自分の作品にモーションキャプチャのデータを使う気にはならなかった。
特に無料のデータには興味がわかなかった。
見た限りでは無料モーションキャプチャデータの動きは汚い。
汚らしい動きなのだ。
その元になっている動きのモデル自体が汚らしい動きしか出来ない人なのだろうと想う。
また、他人の作ったデータを使う場合自作のモデルと調和している動きなのかどうかそれを見極める能力が必要になる。
モーションキャプチャを使うのであればモデル演技する役者を一日雇い、カメラスタジオを一日借りデータを数十万かけて保存するという方法しか無い。
まぁ、素人がお遊びでやってみるのは差し障りは無いだろうが学習している人、あるいは特定の目的で制作している人には無料モーションキャプチャデータを使わない事をすすめる。
動きは、自分で付けた方が、良いものが出来る。
動きを設定する技術は学習すればするほど上達する。
無料モーションキャプチャに依存している限り求めるような動きは無理。
無理どころか無料という罠にはまって己の能力を退化させてしまう。
退化していく事を感じつつも、無料という罠にハマり込んで抜け出せなくなってしまうアリ地獄。
恐ろしい罠だ。
タップスのモーション設定は苦痛半分だった。
愉しみもあったけれど苦しみも多かった。
しかし学習し、苦しみつつ、一つ一つ会得していく悦びも、また麻薬のような快感を与える。
その悦楽に何度も包まれた。
タップスの設定を学習し終えて、モーションキャプチャという便利なソフトの有効的使用法と能力退化的使用法を知ってしまう。
便利な道具になればなるほどそれを使う人の能力が道具以上に必要不可欠な要素になってくる。
夢中になる事はあってもアリ地獄に陥ること抜け出せなくなってしまう状況になることなく、学習していけるのは、幸運というべきだな。
今まではだけど。
この先は分からない。
要注意。
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