♪ 新訳 読み切り【白雪姫】

June 11 [Tue], 2013, 21:37
♪新訳 【白雪姫】

遠い昔のことです。

可愛くて、色白の少女が、みずぼらしい、ぼろぼろの服をきながら、せっせとお皿洗いをしていました。

(ああ…もう、新しいおかあさまに変わってしまったんだわ。ままははさまに…。)

少女が下を向きながらお皿を洗っていると、新しいままははが少女をペシッと叩きました。

「ちゃんと洗っておくれ」

そう言ってままははは自分の部屋に帰り、自分の部屋にある大きな丸い鏡に身を映すと、鏡に向かってこう言いました。

「私と白雪姫。どちらがきれい?」

すると鏡の色が不気味な緑に変わり、鏡はこう答えました。

「白雪姫です」

ままはははカンカンに怒って、辺りを歩きまわりながら考えました。

(あの子をうまく罠に入れる方法はないかしら!!!!!)

そのころ、白雪姫は、広い庭で小鳥や蝶々と遊んでいました。

すると、大きな男の人の声が聞こえました。

「白雪姫ー!!!!」

白雪姫は、水面に映っている男の人をうっとり見つめながら言いました。

「なんてすてきな王子様なんでしょう」

白雪姫は小鳥にキスしました。

小鳥は、階段の上の上の上の、王子様に白雪姫のキスを届けてあげました。

「またいつか、会おうな」

そう言って王子様は、帰っていきました。

白雪姫は、ルンルン気分で、野原にお花詰みに行きました。

すると、太った家来が、白雪姫に近寄って来て、こう言いました。

「私、ムルマと申します。
先ほど、ままはは様に、姫を殺し、その心臓をこの箱の中に入れて来い、と申されたのです。」

白雪姫は目を真ん丸にしてしまいました。

「なんですって…」

ムルマは話し続けます。

「でも私には姫を殺すことなんてできないのです」

姫は下を向き、手で口を押さえました。

「なので、私はブタの心臓をこの箱に入れて持って帰ります。姫は、今のうちにどこかへ逃げて下さい。」

姫は立って言いました。

「…分かったわ。でもままはは様は私のことをそんな風に思っていたのね」

姫は即座に走りだしました。

途中で、暗闇の影に包まれた大きな森にたどり着きました。

はあはあ走って、前が見えなくて、転んでしまいましたが、ゴールはもうすぐ。

光が見えました。

姫はそこを目指して再び走りだしました。

ようやく光の場所にたどり着くと、そこに大きな木の家がありました。

ちょうど、誰もいなかったので、白雪姫はいったんここで寝ることにしました。

疲れきったせいか、二階のベッドで、すぐに、ぐっすりと眠ってしまいました。

1時間もたつと、どこからか元気な歌が聞こえて来ました。

「ヤッホー ヤッホー ヤッホッホー♪」

その声はだんだん木の家に近づきました。

先生のドックがドアを開けると、なにやら静かないびきが聞こえるのに気づきました。

なにか…いるのではないか…と、不安の目を光らせながら、そろそろと二階へ上がっていきました。

すると、そこには、なんとも美しい少女が眠っていたのです。

7人の小人はいっせいに顔を見合わせました。

少しして、姫は目を覚ましました。

そばにいる小人にびっくりしてしまいましたが、すぐに仲良くなりました。

白雪姫はまず、汚い部屋をきっちりと掃除しました。

次に、皆のためにアップルパイを焼いてあげました。

アップルパイが焼けるまでの待ち時間に、皆で遊びました。

笑顔がはっちゃけてすてきな1日で、夜になると、焼き上がったアップルパイを皆でフーフーしながら食べました。

そして、疲れきった体を休ませるために、ぐっすりと眠りました。

朝になると、小人達は森へ、宝探しに出掛けて行きました。

おとぼけドーピーは、白雪姫に「知らない人が来ても、絶対に開けちゃだめだよ」と言ってみんなを追いかけました。

それから何時間かしたときに、窓がガタンガタンと揺れました。

なんだろう?と思いカーテンを開けてみると、そこにいるのは、黒いマントをかぶったおばあさんでした。

おばあさんは薄いかすかな微笑をうかべると、こう言いました。

「食べると願いが叶うリンゴはいかがかね?」

白雪姫は、その言葉にあっけにとられてしまいました。

そして、あとであんなことになるとも知らず、そのリンゴを買ってしまいました。

おばあさんは「さようなら」と言って帰っていきました。

白雪姫は、「あの王子様ともう一度会いたい」と願い、リンゴを一口食べました。

すると…
バタン。

白雪姫は、その場に倒れてしまいました。

実は、そのリンゴには毒が入っていて、おばあさん__は、ままははだったのです。

少しして帰ってきた小人たちは、倒れた白雪姫を見て、驚きました。

けれど、先生ドックの指示で、まずはベッドに寝かせておくことになりました。

何日しても、白雪姫は目を覚ましません。

…死んでしまったの??

小人たちは、そんなことも考えてしまいましたが、目が覚める、ということを信じて、辛抱強く待っていました。

そんなある日、一人の青年が家に入ってきました。

「二階へ上がらせて」

と言うと、少年は白雪姫の顔をみて、そのくちびるにそっとふれました。

するとどうでしょう。

白雪姫は生き返ったのです。

そのお祝いに、森の皆でパーティをし、二人の結婚式をしました。

そう、二人は結婚することになったのです。

そして、9人で、仲良く幸せに暮らしましたとさ。



ミ★おわり★ミ

読み切りだったので、読みやすかったと思います。

訳も、頑張ってやってみました★ミ

これからも応援よろしくお願いします!!

やってほしいののリクエストなどあれば、受け付けますんで、いってください♪

ここまで読んでくださってありがとうございました。
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