命がけでやることでもない。 

2004年08月10日(火) 15時06分

馬は犬と違って汗をかくから
多少夏の暑さにも適応力があるかも知れない。
しかし、熱中症の危険が伴う季節に、
わざわざ体温の上がる運動を強いられる者の立場も
理解する必要はあると思う。
ましてや日本で競走するサラブレッドの大半は北海道生まれ、
夏に九州まで連れて行かれて
本来の実力が発揮できるわけがない。

「格より調子」
夏競馬の鉄則は、体調のいい馬を狙うこと。
パドックを周回する馬の声を理解できれば、
当たり馬券はもらったようなものだが、
そうもいかず、
厩舎のコメントから調子の良さそうな2・3頭をピックアップし
買い目も絞ってシンプルに勝負する。

いいところ(3着・4着あたり)には来るけれど、
馬券は思うようにヒットしない。
調教師も馬の本音は聞き出せないみたいだ。
暑さは不快を通り越して脅威ですらある。

それでも日曜日はやってくる。
次週は、クイーンステークス(札幌G3)
    小倉記念(小倉G3)

みんな、死ぬまで頑張るな。

ヤマちゃんの競馬日記 8月8日号

追伸

西院にある春日神社の米川宮司と
ラジオの番組で知り合いになった。
奈良の春日大社の流れを受けた
由緒正しい神社の宮司だが
以外に年齢は若い。
音楽がテーマの番組だったので
放送中に冗談半分で
「CD神社ができないだろうか?」
という話をしていたのだが、
それがついに具体化することになった。
8月8日(日)
世間では「琵琶湖花火大会」という日に
CDのヒット祈願をするインディーズアーティストが
神社に揃って祈願祭を挙行した。
冗談も言い続けると真実になる。

坊っちゃん泳ぐべからず。 

2004年08月04日(水) 10時33分
7月22日から2泊3日で四国を旅した。
しまなみ街道から渡って松山、祖谷、鳴門、高松と回って
瀬戸大橋から帰って来るというドライブコース。
初日の宿泊地は「坊っちゃん」ゆかりの道後温泉。
ひとつの記憶がよみがえる。

15年ほど前の話、
小型無人ヘリコプターのビデオをつくる仕事があって、
各地で撮影ロケをしていた。
函館、龍野、宇和島、
わずか数秒のカットを撮るために、
数名の撮影クルーが飛行機で出張し、
自衛隊や電力会社、農協、漁協のサポートでロケが進められた。
同行したスポンサーよりも豪華なホテルや温泉旅館に泊まり、
夜毎打ち上げの宴が開かれた。
まさにバブリーな時代を象徴する仕事だった。
密漁監視のシーンを撮影するため宇和島に行った際には、
撮影に全く関係のない松山に寄り道して
道後温泉本館で風呂に入った。
「坊っちゃんのお風呂に入りたい」という
わがまま極まりないプロデューサーの一言で
レンタカーを借りてわざわざ行ったのである。

15年経っても佇まいは全く変わらず、
時間つぶしで入った商店街のパチンコ屋も健在だった。

四国旅行記は次回につづく(かも知れない)



Tokyo、行っちゃってサー。 

2004年07月06日(火) 20時08分

「512億円の現金がある。近鉄バッファローズを売ってくれ」
と、ベンチャー企業の若社長が名乗りを上げる。
「金さえ払えばいいってもんじゃない」
と、新聞屋のオヤジが応える。
グランド外のプロ野球はなかなかエキサイティングだ。

高度成長期の少し前、
世界一の人工密度を誇ったのは東京ではなかった。
「端島」という長崎県の沖に浮かぶ小さな島である。
本土から見える姿から別名「軍艦島」と呼ばれるこの島は、
良質の石炭が採れることから、
三菱が資金を注ぎ込み炭鉱の街をつくった。
最盛期は人工密度が東京の9倍。
日本で最初の高層アパートが建ち、
学校や病院、映画館もあったと言う。
三菱が光熱費を負担し、水道は使い放題、
島民はかなり裕福な生活をしていたらしい。

ところが、エネルギーが石炭から石油にシフトして
島は急速に寂びれた。
今では残された廃墟の崩壊が危険であるため
立ち入ることも禁止されている。
岩盤自体がもろくなり、
このままではいずれ海に沈み込んでしまう。
それを案じる声は多く、
軍艦島で生まれ育った人たちが中心となり
島を守るためにとんでもないことを始めた。
この島をユネスコの世界遺産に登録させようというのだ。
仮に認められれば国に保護義務が生じ島は守られる。

なるほどいいアイデアだ。
失いたくないモノを守るにはこれに限る。
どこかのプロ野球チームもこのアイデアを参考にしてはどうか?
「世界遺産に登録された野球チーム」
国が保護するのだから、国立のチーム、オーナーは国民だ。
選手や職員など関係者全員が国家公務員、
監督は総理大臣が任命し、コーチは官僚の天下り。
このチーム主催のゲームはもちろん入場無料、
全試合をNHKが完全中継、
ペナントレースで優勝すれば祝いに税金が還付され・・・

しょうもない想像はこれぐらいにして、
本題に戻ろう。

今週は、福井の実家に米をもらいに帰ったので、
競馬は日曜日のメインレースだけのスポット参戦。
福島の「ラジオたんぱ賞」と
阪神の11レースが的中してプラス2,100円。
ようやく梅雨明けか。

それでも日曜日はやってくる。
次週は、「七夕賞」(福島G3)
    「マーメイドステークス」(阪神G3)

夏の予定だけは、着々と決まっていく。

ヤマちゃんの競馬日記 7月4日号


私の夢は 

2004年07月06日(火) 20時01分

「あなたの、そして私の夢が走ります。
 私の夢はゼンノロブロイです」
今年はJRA50周年記念ということで
「宝塚記念」の実況席から久々の杉本節が流れた。
出走馬がファン投票で選ばれるグランプリレースは、
春の「宝塚記念」と暮れの「有馬記念」の2レース。
夢が走るというフレーズにはそういう意味が込められている。

数年前に定年退職で現場を退いた
元関西テレビの杉本清アナウンサー、
競馬に興味を持ったのはこの人の実況があったからだ。
「赤い帽子がただひとつ、後ろからは何にも来ない」
「中山の直線を流星が走りました」
「もう一度ハギノトップレディ、今日は大丈夫だ」
「雨は止んだ、フレッシュボイスだ」
数々の名文句が純真な高校生をオヤジの世界に引き込んだ。
ある年の「宝塚記念」の実況で自分が馬券を買った馬を
「私の夢はバンブーです」と発表したことが話題になり
以来、毎年「私の夢は・・・」と続けたものの、
一度も当たったことがない。
「杉本さんが本命にすると勝てない」とまで言われ、
騎手や調教師からも恐れられている。
今年が本当に最後の実況らしいが、
不吉な予感はやはり・・・・

「金鯱賞」でレコードを塗り替えたタップダンスシチー、
さらに調子を上げてグランプリに登場。
これを勝ってフランスの「凱旋門賞」を目指すと言うのだから、
負けてはいられない。
相手は同世代実力ナンバーワンのゼンノロブロイと、
G1三連勝を目指す安勝が騎乗のツルマルボーイ。
人気薄を絡めて3連複も少し買った。

梅雨どきのレースは天気との戦いでもある。
雨が降るのか降らないのか、
ベランダの洗濯物を心配する主婦のように
週末から空模様ばかりが気になる。
朝から時折強い雨が降り、
それでも芝は良馬場、
ツルマルボーイには微妙だ。
当日発表された馬体重を見て
直前でシルクフェイマス(マイナス12キロ)と
ザッツザプレンティ(過去最低体重)は買い目から外した。

予想より少し早めにタップダンスが先頭に立つ。
シルクがフラフラしながらも粘り込む。
ゼンノロブロイはトップスピードに乗ったとき
コースを阻まれ外へ立て直す不利。
(審議になってもいいくらいの致命傷)
最後は武豊のリンカーンにも抜かれ4着に。

杉本清の夢は今年も叶わず。
ヤマちゃんは相手を読み間違えて万事休す。

安勝落ちても・・・。 

2004年06月17日(木) 16時06分


日曜日の10レースで安勝が落馬した。
幸いにも大事には至らなかったが、
11レース、12レースに騎手変更が出た。

競馬は馬7分に騎手3分といわれる。
いくら騎手が優秀でも走るのは馬だから
7割は馬の力で決まるという理屈だ。
馬と騎手とを比べれば確かにそうかも知れない。
しかし、馬券を検討するつまり馬と馬とを比べる上では、
騎手は極めて重要なファクターである。

実際、優秀な騎手に強い馬の騎乗依頼が集まり、
強い馬に乗る騎手は良い成績があげられる。
この繰り返しで数人の騎手に勝ち馬が集中するという
現在のリーディングジョッキー寡占状態が起こっている。
関西では武豊、安勝、幸、四位、藤田、福永、
関東では柴田善、横典、蛯名、後藤、
この10人の騎手の勝ち負けを掌握できれば
およそJRA全レースの半分近くは手中にできる。
極端な話、武豊の単勝馬券だけを買い続けても
1年で200レースぐらいは的中するのだから。
(それが儲かるかどうかは別の話)

結果的に、本来なら安勝が騎乗するはずの馬は
11レースも12レースも連に絡まなかった。
そして、マイナスだけが積み重なっていた今週の競馬は
この2レースで大逆転勝利に終わった。
圧巻は最終レースの福永勝負!
今年前半を締めくくるグランプリを前に
大きな上昇機運に乗る。

それでも日曜日はやってくる。
次週は、「宝塚記念」(阪神G1)

04年上半期を総括する。

ヤマちゃんの競馬日記 6月20日号


坐禅のこころ。 

2004年06月17日(木) 15時50分
土曜日に見た「NHKスペシャル」、
104歳になる永平寺の住職の話はインパクトがあった。
『禅とはそのものと一つになること』
『坐る、歩く、しゃべる、すべてが禅だ』
11歳で永平寺に入って90年以上、
毎朝毎晩、坐禅を組んできた人にして言える台詞だ。
『坐ったら何も考えない』
言うのは簡単でも、簡単なことほど難しい。
凡人が精神を集中させようと思えば
「集中、集中」と考えてしまう。
『体をまっすぐにすると、心もまっすぐになる』
まっすぐな言葉は、まっすぐに届く。
住職は片肺を失うという大病を患った時でさえ、
医者や看護婦に隠れて病室で坐禅を続けたそうだ。
『欲は克服するすべを覚えんといかん』

逃げればJRAで1、2の快速を誇るタイキバカラが
「ファルコンステークス」に出走してきた。
これは買いだ。
台風の影響もなく良馬場で絶好の4番枠。
「NHKマイルカップ」のスピードが評価され、
予想以上の人気。
ところが・・・
影も踏ませず中京の1200メートルを逃げ切るはずが、
スタートで後手を踏み、ダッシュがつかずに後方追走、
3コーナーでは進路を失い蛯名騎手が立ち上がる不利、
結局掲示板にも載れない大敗を喫する。
人気の逃げ馬には危険がつきまとう。
「馬券道」は遠く厳しい。

それでも日曜日はやってくる。
次週は、「プロキオンステークス」(阪神G3)

早くも函館開幕。

ヤマちゃんの競馬日記 6月13日号

追伸

ベランダにある桜の植木鉢に
この頃アマガエルが座っている。
梅雨とはいえない日差しから逃れてきたのか、
ジョウロで水をかけてもビクともしない。
カエルに雑念があるかどうかは知らないが、
見事な坐禅である。


2004年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:nitiyoubi
読者になる
Yapme!一覧
読者になる