妊娠兆候
2010.01.07 [Thu] 16:49

 妊娠初期にいわゆる「つわり」がおきます。
 妊娠16周期頃には自然に消失しますが、
 この症状が長く続いたり、ひどい場合は悪阻(おそ)とよばれます。
 妊娠の初期症状は、全く症状がみられない方もおられます。

●食欲不振、むねやけ、吐き気
 また唾液の分泌が増え、食べ物の好みが変わる。


●乳腺が発達する
 生理前のように乳房が張りってきます。
 乳輪の脂腺(モントゴメリー腺)が肥大し、ブツブツしてきます。
 乳頭(乳首)・乳輪は大きくなり、黒褐色に着色します。

●尿が近くなる
 妊娠すると尿が近くなる場合がある。
 妊娠によって、泌尿器系の血行が盛んになったり、
 子宮の増大で膀胱を圧迫したりするからです。

●おりものの量が増え、白っぽくなる。

眠気、微熱、下腹部の膨満感、腹痛、
 や顔にソバカスができやすくなる。
 
また、生理前の症状であるPMS(生理前症候群)に
似た症状が出たりします。

妊娠検査薬
2010.01.07 [Thu] 17:02

胎盤の基礎となる組織、絨毛から
「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」というホルモンが分泌されはじめ

排卵後10日目前後から尿中に排出されるます。
妊娠反応は、このhCGを尿中から検出することで判定します。

検査は、排卵後約3週間目頃に行うと確実です。
生理予定日の1週間後ということになります。

ただし、陽性であれば

絨毛組織が体内の中にあることは確認できるが
胎児の証明にはなりません。

流産や子宮外妊娠の場合でも妊娠反応は陽性となります。

最近の妊娠検査薬の感度があがり、

妊娠初期での流産でも陽性反応を示すことがあるが
自然流産後、反応は陰性になります。

妊娠周期の数え方
2010.01.08 [Fri] 20:12

妊娠週数はWHOの定義によると

 ・最終月経の第1日目を「妊娠0日」とする。

 ・7日を1週とする。

 ・28日を4週、妊娠の1カ月分とする。

最終月経の初日を第0日として、
つまり、最後の生理が始まった日から計算します。

排卵日が妊娠2週0日となり
受精卵が子宮内膜に着床した頃は、妊娠3週目(妊娠1ヶ月目)
月経が停止して2週間後は、妊娠5週目(妊娠2ヶ月目)となります。

分娩予定日は280日(40週0日)となります。

これは、通常の生理周期は28日×10ヶ月間ということです。
しかし人によって生理周期はバラバラなので、排卵日が変わってきます。

たとえば、35日周期の方は28日周期の方と最終月経が同じだと
排卵日は28周期の方より1週間遅れになります。

しかし妊娠周期の数え方は、どちらも最後の生理の始まった日とされるので
妊娠週数に差が生じるのです。

よって胎児の大きさも1週間のズレがあるのです。
しかし、妊娠12週までは胎児は同じ大きさといわれています。

出産予定日の計算
2010.01.09 [Sat] 20:24

最終月経を基にして分娩予定日を決める(ネーゲレ法)

●最終月経第1日目の日付+7=出産予定日の日付
●最終月経第の月+9(または−3)=出産予定月

例えば、最終月経1月10日から始まったとすれば
10日+7=17日
1月+9=10月
で、出産予定日は10月17日となります。

例えば、最終月経12月31日から始まったとすれば
31日+7=38日
12月−3=9月
で、9月38日ですが、9月は30日までなので、38−30=8
出産予定日は10月8日となります。

妊娠中の食事
2010.01.10 [Sun] 21:25

妊娠初期のつわりがひどい場合は
好きなもの食べたい時に少量ずつ回数を多くしてとりましょう。
妊娠末期には、子宮が大きくなって胃が押し上げられるので
一度に多くとらず、栄養があるものを数回にわけてとるようにしましょう。

妊娠中は好き嫌いが激しくなるため偏りがちになちます。
できるだけ多くの種類を摂取し、量より質をし
肥満にならないようにしましょう。

●たんぱく質…植物性たんぱく質(大豆製品など)をとりましょう。

●カルシウム…骨や歯の形成になり、母乳中にも必要なので積極的にとりましょう。
  
●鉄分…妊婦は貧血になりやすいため不足しないようにしましょう。

◎葉酸…造血に必要なビタミンで、妊婦が不足によって悪性貧血となる。
☆塩分…妊娠後期には浮腫(むくみ)や妊娠中毒症予防のためにも減塩を心掛けましょう。
    妊娠中は7g以下を目安にしましょう。

妊婦と生活
2010.01.11 [Mon] 05:27

●運動
 妊婦の体力や健康度にもよるが、
 妊娠前から行っていたものについては差し支えないが
 激しいスポーツは避けるようにし、
 妊産婦体操や散歩など適度の運動をおすすめします。

 炊事・洗濯など日常の家事は問題ないが
 重たいものを運ぶなど、下腹部に力の入ることは避けましょう。

●睡眠
 妊娠後期には腹部が大きくなり、腰や背中に負担がかかるため
 疲労回復のためには十分な休憩が必要になります。
 睡眠時間は1〜2時間多くし、昼間も1〜2時間横になりましょう。

●身体の清潔
 妊娠中は、新陳代謝が多くなるため、汗・分泌物が多くなります。
 毎日シャワーや入浴で清潔をたもちましょう。
 ただし、長湯や熱い湯は避けましょう。

●お口のケア
 妊娠中は、虫歯や歯周炎になりやすいので、妊娠初期に歯科の受診を
 しておきましょう。妊娠を考慮した治療が行われます。

●靴
 幅が広めの、体重が増加してもしっかりと支えられる
 太いかかとの中ヒールがよい。ヒールが低すぎても重心が後ろに傾くので
 不安定になります。

妊娠中毒症
2010.01.12 [Tue] 05:29

発病の原因は不明ですが、
初妊婦で特に19歳以下または35歳以上の初妊婦に多く

過剰な塩分摂取または極端な塩分制限、
高血圧症・慢性腎炎・糖尿病などの場合におこりやすい。

ゆっくりと進行することもあり、
急激にあらわれて悪化することもある。

高血圧・タンパク尿・浮腫(むくみ)の3つが主な症状としてあらわれ

スパズム(血管が縮む)がおこると、
子宮への血流量が減り胎児に栄養が行かなくなる。

血圧が160mmHg以上になったり、
頭痛・吐き気・視力障害をおこすと
重度の妊娠中毒症で非常に危険になる。

更に突然失神して、痙攣発作をおこしチアノーゼがあらわれ
発作がやむと深い昏睡状態にはいる特有の発作をおこす。

子宮外妊娠
2010.01.13 [Wed] 05:31

受精卵が子宮体部以外の場所に着床し発育する場合をいう。
普通子宮外妊娠といえば卵管妊娠で、そのはかの
卵巣・卵膜・頸管妊娠はまれです。

原因としては、卵管に慢性炎症や発育不良があると
受精卵が通過しにくくなり子宮に達する前に発育してしまうが
発育が悪く早期に妊娠が中絶してしまいます。

卵管妊娠では、片側に突然強い下腹痛があり、吐き気・嘔吐がある。
症状は妊娠が中絶して初めてあらわれる。

卵管妊娠には、流産と破裂があり
流産では場合によって症状が非常に軽いこともあるが

破裂では出血が多く、膣からも多少の出血があり腹痛も流産にくらべて
非常に強く、急性貧血をおこし重症の場合はショックをおこします。

着床出血
2010.01.14 [Thu] 05:35

受精卵が子宮内膜に着床時に子宮内膜が剥れ排出したもの。
着床出血は排卵日の約1週間後にあります。
つまり生理予定日の約1週間前ということになります。

排卵期に見られる「中間期出血」は
おりものに混ざって排出される少量の出血で
生理予定日の約2週間前になります
こうした出血とは別になります。

着床出血のほとんどは、ごく少量の茶色いおりもののようなもので
通常の月経とは性状が異なるが、個人差があり
1日〜3日、中には7日前後続く方もおられます。

出血量も個人差があり、普段から月経血が少ない方は
生理が早くきたと思われる場合もあります。
着床出血しない方の方が多いです。

ただ、流産の場合も少量の出血があり、下腹部痛を伴いますが
治療や安静によってそのまま妊娠が継続することが多いので
すぐに産婦人科を受診しましょう。

妊娠 排卵日
2010.01.15 [Fri] 05:37

排卵日は
生理の初日から逆算して、14±2日(12〜16)におこるので
いいかえると排卵した日から次の生理開始までの
日数は、生理不順の方でも一定です(荻野学説)
ですから、排卵がなければ生理はきません。

排卵日を調べる方法として基礎体温を計ります。
生理開始から次の生理開始までの間に
2相(低温期と高温期)に分かれるのがわかります。

生理が始まると、体温は下降し、約2週間続きます。
そして、わずかに下がった後急に上昇しますが
この2日ほどの間に排卵しているといわれてます。

妊娠されたい方はこの時期に性交をするとよいでしょう。
そして基礎体温は高温期に入ります。

しかし、妊娠しないと、体温は下降して元の体温に戻り
次の生理が始まります。

妊娠すると、このまま高温期のままになります。
ただ中にはホルモンのバランスがくずれ
高温のまま生理が来る方もおられます。