地上の君と、空の輝き星 

September 01 [Sat], 2018, 13:09
星がきれいに見える夜の方が、闇が一層深く思える。



輝けば輝くほど、そのすぐとなりの闇を意識してしまう。

白のとなりにある黒には、より強い深さを感じさせる力があるから。



輝きを失うことを恐れてばかりいるより、

いっそその中に吸い込まれ、

溶けてしまう方が楽なのかもしれない。




だけどどこかで、溶けることを怖がっている。

溶けたらきっと、誰にも気づかれないから。




ここにいることも、いたことも、

忘れてしまうから。





私たち二人、空と地上で。

もうその手を触れ合わせることはない。




たとえ君の特別になれなくても、

いつかふと見上げて、小さな光に気づいてもらいたいと。



いつまでもそう願ってる。

だから、光を放つんだ。

飴玉歌い 

February 24 [Tue], 2009, 1:56

君の奏でる歌いつまでも

止まないでいて



小さな風は

私を大きく揺さぶって


君の魂が

私の底を抉る



抉られた

その場所にはちょうどよい粒の

君の音



そのうちに

音とことばの飴玉が溶けたなら

溶けずに残ったものを見つけられる



記憶だけでは溶かせないから

ほんの少しだけ分けてよ



君の紡いだ音が私の何かを鳴らす

その瞬間に



私の中にも飴玉を落として

覚めない夢 

February 03 [Tue], 2009, 15:09

その場所に

青い馬を閉じ込めた



それから長い時間が過ぎて



青い馬がどうしているのか


気になっても

怖くて中を覗けない





外からは何も見えなくて

聞こえなくて


ただ私の胸は高鳴っている




私がここに置いたのは

夢なのか希望なのか



それとも

怒りや悲しみなのか



正体のないこの気持ちは

何なのか





何度ここを離れても

いつの間にかまたこの場景の中




自分で閉じた扉にさえ

触れることができずに



今日もまた水面へと浮上していく

気休め 

January 28 [Wed], 2009, 23:47

今ではね、

戻ってきてほしいとはそれほど思わなくなった。



ふと思い出すことはあっても。



度々胸の中に現れる君に、

何かを願うことはなくなった。



今はもっと大切なものがあるからかな。



それがなくなったらまた君のこと、

考えてしまうのかな。



イメージするだけじゃ、分からないけれど。





女性の方が次への切り替えが早いといわれるのは、


ただでさえ不安定なわたしたちのこと、

守ろうとしてくれてる人がいるからなんじゃないかって時々思うの。




悲しい結末を迎えても、


わたしたちってそういうものなんだって思えば、

少しは気が軽くなるでしょ?




たとえ気休めだったとしても、

それが必要な時もあるんだ。




受け取る側だって気休めだと分かっていても、

本当に気が休まることがあるんだから。

手紙 

January 20 [Tue], 2009, 22:37
手紙を書いてとせがんだ。



遠くにいる私を想ってと、


独りよがりなメッセージを、

君にわかってほしくて。



だけど手紙は届かなかった。



照れじゃなく、気持ちがないのだと、

気づいたのは全部終わってからで。



思えばあの時書いた手紙にも、

君は何も言わなかった。

私は何も聞けなかった。



愛し続けるという決意を綴った手、震わせて。



都合の悪いことからは目を背けて、

確かめるように、君の手をギュッと握る。



君は私を許してくれていたのに。

それを知りながら、君のこと試し続けてた。



許せてなかったのは私の方。

箒星の森 

January 20 [Tue], 2009, 0:21

流れる星たちの帰る場所、それは箒星の森。



その身を削り夜空を流れたとしても、

きっと帰り着けるから。



信じたものが砕けても、

光ることをやめないで。



箒のしっぽをつかんだら、

それを決して離さないで。




願いを叶える箒星。

お前自身の願いが見つからなくとも、

流れることをやめてはいけない。



空の端と端をつなぐことができるのは、

お前だけなのだから。



願いを運び、つなぐお前を、

帰る場所は優しく待ち続ける。

昼と夜 

January 18 [Sun], 2009, 21:04

私と、私。


いつもお互い気にしながら、

どちらかがいないときに、やってくる。



決して一緒にはいない、二人。

だけど、どちらかだけにもならない二人。



今ここで、手をつなごうか。



ずっと一緒にいられる約束なんてないけれど、

今の二人の気持ちが同じなら。



「逃げられない」この状態を、

「逃げない」って思いたい。




太陽が昇るのも沈むのも、

ここから一緒に見ていよう。




二人なら、怖くない。

揺らぎ 

January 18 [Sun], 2009, 0:20

風に揺れる大きな木を見て、

何故だか涙が出そうになる。



何だかとても、

その姿は自然。




出しゃばりな主張はない。




風はいつもその木を揺らすのに、


そこにあるべくしてあるのだと、

その姿こそが主張のように思えてくる。





そう思うのと同時に感じてしまう、

対照的な自分の存在。





揺らいでばかりが、

悲しくて。

情けなくて。





その木を羨ましいと、

見つめることしかできなくて。

【改作】青と黒は追いかける 

January 15 [Thu], 2009, 0:25

夕暮れの中を進む自転車


闇は時間と共に

さらに見ることのできるものを少なくさせていく


そこから逃げられるものならば

どこでもいいから連れてって




ただ冷たい風を切って走る自転車


返事するものはどこにもない

君がそこにいるならば、早く帰ろうというんだろうけど


青と黒の混ざる時間

その色に飲みこまれてしまう前に


ライバル 

January 14 [Wed], 2009, 15:55

今目の前にいる大嫌いな君、

私のライバル。



違う道を歩んでいくと決めたあの日からずっと、

君は永遠にライバル。




もし君がいいもの作ったら、

私だってもっとすごいの作ってやる。



もし君にいいことがあったら、

私もっといいこと、この手で掴んでやる。




今は、君が頑張ってる姿見られないけど、

きっと毎日無理してるに決まってるんだ。


昔からずっと、そうだったじゃない。



だからね、私も真似して無理をする。






もう一生顔合わせることない君、

今でも唯一のライバル。



頑張る姿見て何度も勇気付けられた君、

変わらず優しいライバル。




君が語ってくれた理想思い出し、

私ちょっと悔しくなる。



君にも小さな炎、一瞬でもつけられていたのなら、

私少しくらいは嬉しがってやってもいい。




互いに頑張る姿、頭上の空だけが知ってる。

いつかどこかで、遠くの君の名前聞いてしまうまでは。



私が知るずっと前から、君ひとりで頑張ってたね。




だからね、私もずっと続けようって決められた。





頑張ってること、進む道、

全然違う君と私。



それでも君は私に頑張れるきっかけをくれたから。

そのことには素直に感謝。




今度会えたとしても、ありがとうなんて絶対言うもんか。

それは心の奥底だけで。





君と私、その道はもう交わらないけれど、

ずっとずっと大切なライバル。

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26歳女子。
もの書き初心者です。

ネガティブな上に、せつない文章が好き。
普段思っていても表に出せない言葉たちを、ここに書き溜めています。
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