【 更新情報 】

動画配信運営上の問題点

●公序良俗問題
 ニコニコ動画並びにSMILEVIDEOの公序良俗を理由とした規約に違反している動画、例えば、性的表現を含む動画がアップロードされている場合には、発見次第削除されることとなっています。しかし運営側ではどのような内容のものが公序良俗に反するのかについて明確な基準を示してはおりません。削除の際には、動画投稿者に事後にメールで通知される以外に削除理由の旨を告知することも無いため、一般ユーザーは何を理由に削除をされているのかが(建前上)分からないのが現状です。
●著作権問題
 ニコニコ動画と提携しているSMILEVIDEOにアップロードされている動画(アニメ、ミュージカルライブ、テレビCM、テレビ番組など)は、ほとんどが著作権者に無断でアップロードされたものであると言えます。利用規約では著作権侵害になるファイルのアップロードは禁止されていますが、著作権法違反の投稿は後を絶たないのが現状です。
 著作権利者(個人、法人、法定代理人含む)から権利侵害の申し立てがあれば、審査し削除するとしています。その他肖像権などの権利侵害もこれに準ずるとしています。性的描写を含むアダルトコンテンツについては、閲覧者の判断で報告できるのですが、こと著作権に関しては権利者からの申し立てのみ受け付けることになっているため、アダルトコンテンツ程迅速な対応はされていないようです。
 近年はYouTubeでも著作権違反に関する規制が強化されているのに比べ、ニコニコ動画は登録制でクローズドな側面もあってか、著作権法を軽視する傾向にあるようです。著作権違反動画の投稿禁止は表面上だけでほぼ黙認状態に近い、との指摘もあります。
●その他
 カテゴリタグ騒動、政治的宣伝動画の配信と検閲の問題などがあった。

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ニコニコ動画の特徴

●システム
 ニコニコ動画は、動画を直接アップロードするサービスではなく、他の動画投稿サイトにアップロードされた動画をニコニコ動画にリンクして観覧するというものです。
βサービスまではYouTubeにアップロードされた動画にも対応しており、事実上、サイト上の大半の動画がYouTubeのものでありました。しかし、ニコニコ動画からYouTubeのサーバーへのアクセスを完全に遮断されたため、βサービスの終了を余儀なくされました。γサービスとしての再開時には、YouTubeへの対応を完全に打ち切り、その代替として用意されたのがSMILEVIDEOです。
 現在はRC2であり、SMILEVIDEOに動画をアップロードするか、フォト蔵にアップロードした動画のURLをニコニコ動画に投稿することで、ニコニコ動画内でその動画を見ることができるシステムとなっています。SMILEVIDEOはニコニコ動画専用のサイトであるため、アップロードするだけで自動的にニコニコ動画に登録されます。
●コメント機能
 ニコニコ動画の最大の特徴が、コメント機能です。コメントは動画再生中にコメントボタンを押すことで投稿順に記録され、投稿が成功した直後から投稿したタイミングから3秒間動画上に表示されます。コメント投稿そのものに時間差があっても、動画内の時間軸においては常に書き込まれた時と同じタイミングで表示されます。したがって自分の投稿とそれ以前に書き込まれたコメントが並存することになります。コメントに時間の概念を導入したことで、ニコニコ動画は従来の動画投稿には無い「利用者同士の一体感」を獲得することに成功しています。すなわち、閲覧者はチャットや掲示板のような時系列とは異なる「実時間を超越した擬似的な時間共有」を体感することが出来るといえます。(これを「非同期ライブ」と呼んでいます。)

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ニコニコ動画の概要

 ニコニコ動画は、動画へのリアルタイム・コメント機能を売りとした動画配信関連サービスです。インターネット動画共有サービスYouTubeの人気の高まりに伴い開始されたものです。
 2007年6月1日に、ニコニコ普及委員会が発表したニコニコ宣言(仮)において、ニコニコ動画の基本理念が明らかにされています。
[第一宣言] ニコニコは無機的な集合知ではなく人間のような感情を備えた集合知を目指します。
[第二宣言] ニコニコはすべてのものにコメントをつけられるサービスを目指します。
[第三宣言] ニコニコはネット上に人間本位の仮想世界を構築することを目指します。
[第四宣言] ニコニコはネットサービスをユーザと双方向につくりあげる作品として提供します。
 サービスのバージョンを示す部分は、時期によって「ニコニコ動画(仮)」「ニコニコ動画(β)」「ニコニコ動画(γ)」「ニコニコ動画(RC)」「ニコニコ動画(RC2)」と変わっており、2008年3月5日からは「ニコニコ動画 (SP1)」という名称で、テスト運営としてサービスを行っています。
 ニコニコ動画は非常に急成長しており、2008年1月21日の時点で、一般会員登録者数が500万人を越え、有料会員も17万4000人を突破しています。日本全体のトラフィックの約12分の1を占めるともいわれ位の成長です。負荷対策のためにユーザー数に制限を設けていますが、サーバ増強に応じて少しずつその制限を緩和しています。
 ニコニコ動画は、他の動画配信・共有サイトと同様に、著作権者に関する問題点を抱えています。しかしその一方で、趣向を凝らして制作された動画が高い人気を得るなど、独特のコメントシステムとあいまって、独自の文化を築きつつあります。

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