AT&T、LTE網を利用したマルチキャスト映像配信サービスを計画

September 07 [Thu], 2017, 14:40





AT&Tが、同社のLTEネットワークを利用したライブ映像配信サービスの展開を計画しているという話をFierce Wirelessなど複数の媒体が報じている。

AT&Tのランドール?ステファンソン(Randall Stephenson)CEOは、米国時間24日に行なわれたゴールドマン?サックス?コミュニケーション?カンファレンス(Goldman Sachs Communacopia Conference)のなかで、この「LTE Broadcast」サービスの展開計画を明らかにした。同社は2011年にクアルコム(Qualcomm)から獲得した700MHz帯の周波数帯を利用してこのサービスを提供する予定で、CNETによると今後3年以内にはサービスが実現する可能性があるという。

クアルコムは以前この周波数帯を使って「Media FLO」という携帯端末向けマルチメディア放送サービスを行っていたナイキ エアマックス-マーキュリアル スーパーフライ AT&Tはクアルコムから2011年に19億3000万ドルで同周波数帯を取得していた。ステファンソン氏によれば、AT&Tは現在、映像配信のためのネットワーク構築に注力しており、今後3年間は設備投資の大部分を同分野に集中する予定だという。

GigaOMによると、LTE Broadcastでは「eMBMS」(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)という技術を利用することから、Media FLOなどの場合と異なり、受信端末に専用のチップなどを搭載する必要がないというメリットがあるという。またサービスの用途については、たとえばスーパーボウルのようなたくさんの人々が試合やイベントをライブで視聴するケースに加え、特定の会場に受信地域を限定した放送などにも適しているなどとしている。

なお、同様のサービスは、ベライゾン?ワイアレス(Verizon Wireless:以下、ベライゾン)でも展開に向けた準備が進められており、同社では2014年中のサービス開始が予定されているという。


【参照情報】
?AT&T to use Lower 700 MHz D and E Block spectrum for LTE Broadcast - Fierce Wireless
?AT&T will build an LTE-Broadcast network tailor-made for video - GigaOM
?AT&T is reviving a dead concept to broadcast video over its network - The Verge
?AT&T wants to get into the wireless broadcast video biz - CNET