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二重派遣とは?

過去にもこんなことはなかったと言うくらい、不況の波が押し寄せています。
それに伴って、大手自動車メーカーから始まって、たくさんの企業でも派遣社員の削除といった形で不況による打撃をいかにすくなくするか試行錯誤している状態です。

派遣社員の方からしてみれば、とんでもない話ですよね。
ですが、その派遣業界の中でもある問題が発生しています。
それは、二重派遣といったことです。では、二重派遣とは一体何なのでしょうか。

例えば、自分が派遣会社から○社に派遣されたとして、○社の上司(派遣先の責任者)の指示で働いていたとします。そしてしばらく働いた後に、○社の上司から関連会社の△社へ出勤して働くように指示を出されたとします。これが二重派遣といったことになります。

派遣とはどういうものかというと、派遣会社で雇用している(登録している)社員を別の会社で働かせることをいうのですが、さきほどの例のような場合は、基本的に○社は派遣先であって、自分と直接雇用契約を結んでいるわけではありません。このようなことは派遣法違反となります。

勤務先からの指示で別の会社で働くという解釈では「出向」と二重派遣は同じような感じもしてしまいがちですが、雇用契約をどこと結んでいるのかといった点で大きく変わってきます。

派遣社員として働いている方は、知っておきたい知識のひとつですので、覚えておくといいでしょう。

二重派遣の現状について

現在では、派遣人口はなんと300万人を超えるともいわれています。

これに伴い労働者派遣法も改正されました。以前までは派遣の仕事は26職種に限られていたのですが、これまではなかった医療業務や製造も条件付きではありますが解禁しています。

労働者派遣法では、派遣会社は年齢や性別、
国籍といったことで差別してはいけないという決まりがあります。
誰でも簡単に登録することができてしまう派遣でも注意しなくてはいけないことがあります。

それは二重派遣というものです。

二重派遣とは、命じられた派遣先の企業ではなく、派遣された企業からの指示でまた別の会社で働かせる事をいうのですが、これは立派な違反行為になります。

そして、二重派遣だと知らずに働いていたという報告もありますので、
かなり注意が必要です。

しかし、二重派遣との認識があっても断ったら雇用契約を打ち切られてしまうのではないかといった不安から違法行為だとなかなか言い出せずに、そのまま指示に従ってしまうといった現状があるのも確かです。

契約の打ち切りについては、合理的理由がない場合の解雇などは労働者派遣法で守られている部分もありますから、安請け合いをせずにきちんといけない事はいけないと言える勇気を持ちましょう。

二重派遣の裏側

例えば、3ヶ月ごとの更新で1年の派遣契約を結んで働いていたとします。

3ヶ月経って一度目の更新を終了した何日か後に、突然何の理由も分からずに派遣先から契約解除を言い渡され、その後、登録している派遣会社の担当者からは、次の仕事を紹介するまで待っていてと連絡はあったものの、何週間か待った後、他の派遣会社で新しい仕事を紹介され、その仕事を始めたとして、この例のような場合、法律によってどのような対処ができるのかといった事が分かる方はそんなにいないのではないでしょうか。

法律の知識がないまま、「派遣先が契約打ち切りだといっているんだからしょうがない」と諦めてしまっていると、ついこの間更新したばかりなのに解除されて、しかも何の保障もないのに次の仕事に就かされて、今までのことは水に流されてしまうのです。

このような場合は、「契約解除を申し出た代わりに、解雇30日前までに言わなかったことを理由に、派遣会社から30日分の解雇予告手当を求める」などといった対応ができるはずなのです。

ですが、知らないことをいいことにうまく利用されてしまって、次から次へとたらい回しのように扱われてしまうのです。そしてその他にも、法律違反だと知らずにしてしまっている事が多いのですが、それは二重派遣といったことです。

これはあくまでも、派遣という働き方の裏側の一部です。
派遣法を知らないとこういったことで損をしてしまう事になり兼ねません。

派遣として働こうと思っている方、またすでに働いている方は少しだけでも、
法律について知っておくと自分のためになると思います。
P R
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