体育祭ネタ 

2005年10月03日(月) 22時49分
 選手宣誓の為に前に出たメンバーは、旗を掲げたまま胡散臭そうな目でお互いを見合った。
 体育祭、とは本来学校行事、生徒の為の行事である。
「ねーママ、どうみても学生じゃない人がいるよ。」
 それを指摘したのは、正直な子供の声だった。人を指差しちゃいけないんだよ、と良心的な発言をした梨緒を膝カックンで黙らせると、大胆にも頓着アンティエルドは旗手を指差して、かなりでかい声で発言した。
「会社帰りのサラリーマン(田中)、三十路直前のおばさん(ベルカナ)がいるよー!」
「何ですって!!!」
「会社帰り…私ってそんなに疲れて見えるのかなぁ…。」
 その言葉に怒るベルカナと落ち込む田中。田中の残り少ない髪の毛が、ぶっちゃけた話一本しか残っていなかった毛が、ショックの余りか一本抜け落ちた。
 偶々隣に居合わせていたブルースは、親切にも「髪は大事だろう」といいつつそれを再び田中に植毛する。毛は元に戻った。
「えーっと、では、選手宣誓!!」
 何も見ていない何も見ていない何も見ていない何も見ていない…!!と内心絶叫しながらリーファはやけくそ気味に声を張り上げた。
 緑チームのリーダー、森雅が前に出て、宣誓!と叫ぶ。
「我々は全力を尽くして戦い、緑が優勝した暁にはハーレムを作ることを誓います!」

体育祭ネタ 

2005年10月02日(日) 19時07分
「…何なんだ、全く。…ん?」
 痛む頭に眉を顰めながら身体を起こそうとするブルースの目に、自分の上に圧し掛かるような体勢で牙をむく白い犬が映った。
 …そして、見つめ合う1人と1匹。
 数秒後、牙をむいて唸っていた犬が大人しくなりブルースの頬を舐め始めた。
「そうか…ヒューイと言うのか。俺はブルースだ…」
『ねぇ、何で人間と犬で言葉が通じてるの?』
 やっぱり私みたいな常識人には判んないわ、と白い羽をパタパタ動かしながらウェンディはそろそろカボチャパンツの王子様を回収に行こうと、一人と一匹に背を向けた。

「選手宣誓をしないといけないんで、いい加減に遊んで無いで各組リーダー前に出てきて下さい!!」
 悲鳴に近い声をあげるリーファが流石に哀れになり、各チームのリーダーが前に出る。
 …ちなみに、メンバーの中は気付かずに遊んでいる人が多々。

☆チーム名&リーダー紹介☆
・ゴールデンメンバー(黄色) 
 リーダー→田中

・紫愛好会。紫は世界を救う!!(紫色)
 代表→ベルカナ

・情熱の赤い薔薇、そしてジェラシー(赤色)
 代表→ブルース

・爽やかな運動会の空の色(青色)
 代表→フォルテ

・若さと美しさで勝負!(オレンジ色)
 代表→ジェイド

・雑巾を振り回せ!!(緑色)
 代表→殿(森雅)

体育祭ネタ 

2005年09月25日(日) 19時30分
 カボチャパンツで運動会…というのもただでさえ奇妙な格好の彼は、
「さぁ、!見るがいいウェンディ!愛の力を!」
 と叫ぶなり、いきなり地面に這い蹲って匍匐前進を始めた。
「……」
 その様子を、呆れた目でウェンディは眺める。
 確かに速い。結構距離が離れていた爺さんにちゃっかり追いついて追い越してる辺り、確かに速いが…それよりも目に付くのは異常性だ。気持ち悪いー、と呟いてウェンディは、他のまともな人間を探して生徒達の方へ歩いていく。HAHAHA!!というクリストファーの高笑いと、男の叫び声…はっきりとは聞こえないが、「アゾート」と言ったような気もする…を無視して生徒の輪に紛れ込もうとすると、その時、声が掛かった。
「そこのミニスカート、止まれ。」
「え、私?」
 ミニかなぁー、と文句を言おうとしたが、どうやら声を掛けられた相手は違う人間だったようだ。走っただけで中身が見えそうなミニスカートに中世風の装飾が施された服の…やっぱり体育祭に来る格好とは思えない…女性がブルースから注意を受けていた。
「その長さは校則違―」
 忠告しようとしたブルースの声は途中で彼女の絶叫によって遮られる。
「NO…!!!!GO,Hewie!!!!」
 その掛け声とともに何処からともなく白い犬が飛んできて、ブルースの喉笛に噛み付こうと躍り上がった。
「!?」
 とっさにかわしたものの…犬に押し倒される形で彼はパイプ椅子ごと見事に後ろにひっくり返り、頭をしたたかに打ち付ける。その間にミニスカートの少女は、スカートのめくれ具合を気にしながらも逃げ出してしまっていた。運動神経が良さそうな外見ではないのに、結構逃げ足は速かった。

体育祭ネタ 

2005年09月24日(土) 21時40分
「……どうして私がこの紫の…いや、半ば気味が悪い色の物体を身に着けなければならないんだ」
 愕然とした表情でその紫色の体操着を見つめる佐助を見て、ベルカナは
『私の作った最強紫体操着を見て感動しているのね…。いいわ、この子私色(紫に決まっている)に染めてあげましょvV
 などと勝手に思いながら、また嬉々とした表情で体操着を配り始める。
 ちなみに最近の彼女のお気に入りは、紫海パンの前島サムと、紫色の瞳のフューチャー、それから紫色に染め上げてしまおうと目論む佐助の3人。

「ねぇ、リーファ。そこで呆然と立ち尽くしてないでさっさと進めたらどうだい?こんなクソ暑くて日差しが強い中に居たら、僕の麗しの白皙の肌が焼けてしまうからさ」
「……ナルシスト」
「…何か言った、リーファ?あ、そう、何か変な事口にしたら黎いびってあげるつもりだから」
「前言撤回します」
 等と低レベルな争いを繰り広げる2人の前を匍匐全身の男が通り過ぎて行こうとし、邪魔だとジェイドが蹴飛ばす。
 おじ〜ちゃん苛めちゃダメなんだよ!という可愛らしい子供の声が飛ぶのにも無関心。
 そして、匍匐全身おじいさんはダメージが回復されたのか、わけの判らない事を口走りながらまた匍匐全身を開始した。

「うわ、何アイツ!!匍匐全身メチャクチャ早くない!?」
「ははは、ウェンディ。やろうと思えば私などあんなじじぃよりよっぽど早く匍匐全身が出来るぞ!!」
「……マジ?」
「愛の力があれば不可能など無いのさ…ッ!!」
 と愛の炸裂トークを繰り広げるのは羽付きの少女ウェンディと、何故かカボチャパンツを身に着けマントを翻す青年クリストファー。

体育祭ネタ 

2005年09月22日(木) 22時14分
 ブルースは先程から、何処吹く風、と言った体でルービックキューブを玩んでいる。3×3マスのキューブはマスターしてしまったのか、4×4の、見ているだけでこちらが嫌になりそうなキューブをガチガチやりながら、「来年のプログラムからは省こう」と言われた日には…もう、落ち込むしか道は残されていなかった。
「…面倒くさいので、以下略…ってのはどうだい?」
 台の上で大きく溜息をつくリーファに向かい、彼にこの仕事を押し付けた「一教師」…こと、ジェイドがにっこりと笑って問いかける。
「………」
 その心の底から楽しそーな笑みを見て、リーファは心底、引き受けてしまった事を後悔した。
 助けを求めて教師の席を見やると(諸事情により今回の体育祭には教師もわんさか参加している)黎がどこか同情するような目でもういいよ、と言っていた。
 わかりました、と頷いて、目線を外そうとしたとき…彼の近くに、物凄い色合いの体操服が見えた。
 ずばり紫色だ。しかも一人だけ。 
 彼女…紫フェチの女教師、ベルカナは、自らも紫の体操服を着て、それから両腕にも紫色に染色した体操服を山のように抱えて徘徊している。

「ねえっ!!折角だからあなたも着ましょうよ、紫の体操服っ!!」
 ぐいぐいと紫色の体操服を押し付けられているのは、何故か体育祭なのに浴衣を着ているミステリアスな美青年。…本来学校ネタには居ないのに、人員不足のため引きずり込まれた男、佐助だ。

体育祭ネタ 

2005年09月21日(水) 22時45分
「え〜…今日は秋晴れの良い天気で、まさに体育祭には最高の日だと言うように言われましたが、僕にはただ、蒸し暑いし、日差しは強いし、体育祭なんてやってられねぇよ、っていう日にしか思えません。第一、文化祭の翌週に体育祭をやるって時点で間違いで……――ッ!!」

とある一教師に押し付けられた司会の仕事を嫌々ながらこなしていたリーファの後頭部にルービックキューブが激突する。

「…真面目にやれ」
「僕は真面目にやってます。…っていうかこの原稿作ったの誰なんですか!?ぜ〜〜〜んぜん体育祭日和だなんて僕には思えないんですけど
「…日差しが美しい」
「…先生聞いていますか?」
「挨拶など面倒だ。どうせ聞いているやつなど居ない」

確かにルービックキューブ教師…ブルースの言う通り、聞いている生徒など居る筈も無く。…生徒はともかく教師まで2人のやり取りなど耳に入っていないような態度だ。

「……それならどうして僕はこんな面倒な原稿など読まなければならなかったのですか。誰も聞かないならやる必要など欠片も無かったではありませんか!
「…おぉ。言われてみればそうだな。来年からプログラムから省こう」

その言葉には流石のリーファも頭を抱えるしかなかった。

カナダネタ 

2005年07月30日(土) 18時45分
(ブッチャードガーデン終了。バンクーバーに戻る。船の中の会話云々は割愛)

 そして、バスは無事にバンクーバー港に到着し、そこから、ホテルまで移動することになる。

「みなさん、左を見て下さい」
「……」
「わぁー、大きな建物が見えますねぇ!あれは○○です。」
 バスガイドの言葉に反応する人は誰も居ない。…といっても、皆熟睡しているのだから仕方ないだろう。
 バスガイドと運転手とブルースとジェイド意外は皆眠り込んでいる。
「…バスガイドさん、もう良いよ」
 苦笑しながらジェイドがつぶやいた。バスガイドは座りながらすねる。
「いつもいつもこうなのよっ」!私は一生懸命原稿を書いて準備しているのに…それなのに…どうして誰も聞いてくれないのっ!?

…迄で途切れてたので、追記。

「そもそも…興味が無いんじゃないか?」
 ブルースがクロスワードからふと顔を上げて言い放った。
(それを言ったら余計拗ねるんじゃないかな…?)
 ジェイドはちらりと思っていたが、話がこじれたとき巻き込まれるのは嫌だったので黙ったまま雑誌に目を落とす。
「…バスガイドをやって、十余年…」
 バスガイドはぐっとこぶしを握り締めて怨念の篭る声でつぶやいた。
「いつもいつも、団体旅行の人たちはお喋りばっかり!!私が一生懸命、その国のことを伝えようと努力してるのにっ!!いっつもショッピングとお食事の話ばっかり!」
「…」
 ブルースは我関せずと、今度はルービックキューブをいじり始めた。
「死んでやるーーっ!!!!!」
 バスガイドはマイクを握り締めたまま大声を上げた。
「!!!???」×全員
 ぎょっとしたように飛び起きるクラス一同。
 まだ寝てたツワモノは、フォルテだけでしたv
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