聖域へ入っていく 

June 29 [Fri], 2012, 15:59
この日はヒマラヤホテルからマチャプチャレBCまでトレッキングだ。マチャプチャレBC手前から「内院」と呼ばれていて、地元の人々から聖域と崇められている。そんな聖域にトレッキングなんかで、僕みたいな単なるバカな旅行者が行っていいのかとも思うが、良いらしい。

マチャプチャレBCまでは、たった3〜4時間の距離。この辺りから3000mを越えるので、緑豊かな木々は少なくなり、低い木や棘のある植物が多くなってくる。標高が高くなったんだ、と実感できる。そしてもちろん山もドンドン近づいてきて、迫ってくる感じがする。そのことをガイドさんに行ったら、「アンナプルナBCはもっと凄いよ」と言われた。これより凄い景色はなかなか想像できない。なぜなら、今の時点で見たこともない絶景だからだ。


マチャプチャレは、登ってはいけない山だそうだ。地元の人に聖なる山と崇められているからという理由だそうだが、じゃあなぜベースキャンプがあるのだろうか?なんて考えてはいけないんだろう。マチャプチャレは形が本当に特徴的だ。ポカラから見ると見事な3角形だが、内院から見ると「フィッシュテイル」の異名を持つのがわかるように山頂が二股に分かれている。どっちが高いんだろう?

明日はいよいよアンナプルナBCだ。このトレッキングの目的地。ここまで長かったなぁ。

ヒマラヤホテルへ!!! 

June 12 [Tue], 2012, 14:01
アンナプルナベースキャンプトレッキング5日目。今日は、ヒマラヤホテルへ向かう。「ヒマラヤホテル」っていう名前からして、少しずつヒマラヤ山脈に向かっている実感が湧いてくる。チョムロンは1951m、ヒマラヤホテルは2873m。約900mも標高が高くなる。

そのため、今日はずっと登りかなぁと覚悟していたら、チョムロンから出るとすぐに階段を降りて行った。これで、約1000mはこれから登らなくてはいけなくなった。なんか矛盾を感じる。とにかく階段を降りて、吊橋を渡ると、今度は急な登り。やっぱり矛盾を感じる。自然の地形だから仕方ないのだが、矛盾を感じずにはいられない。

途中から鬱蒼とした暗くちょっと不気味な森の中を歩く。それまでは、明るく段々畑を眺めながら歩いていたから、特に不気味に感じたのかもしれない。

途中、バンブーでダルバートのお昼ご飯を食べて、またトレッキング開始。このバンブーで食べたダルが本当にうまかった!たぶん、ネパール旅行で食べたダルの中で一番うまかったかもしれない。うまいものを食べると、やっぱり幸せになる、そして、午後のトレッキングも頑張ろう!と思えてくる、ご飯なんかで僕は単純だと思うけど、でも生活の中で食は大切な原動力となるのだ!

ダルバートのおかげでヒマラヤホテルに無事到着。なんとか1000m登れた。さすがにちょっと脚がだるい。今日は自分でマッサージするか。でも、自分でマッサージするとあんまり気持ちよくないんだよなぁ。

チョムロンへ!!! 

June 05 [Tue], 2012, 18:54
アンナプルナベースキャンプトレッキング、4日目。これまでは、ゴレパニとプーンヒルトレッキングのコースだったけど、今日からは本格的にアンナプルナBCトレッキングのコースに入っていく。なんかいよいよ!って感じだ。

標高的には、タダパニは2721mでチョムロンは1951mなので、今日は下り坂が多いので比較的楽な行程だ。でも、ガイドさんに「下りは脚が痛くなるから気をつけて!」と言われた。確かに、階段も下りのほうが足腰に負担がかかるっていうからなぁ。ガイドさんから「ストックを上手に使って」とアドバイスを貰ったので、なるべく脚に負担がかからないように気をつけながら歩いてく。ここで、脚を痛めたら、今後のトレッキングがきつくなるから。

この日も森の中を歩いていく。シャクナゲの木々が多いが、季節ではないので花を見ることはできない。シャクナゲはネパールの国の花なんだそうだ。花の季節はきっと綺麗で壮観な眺めだろう。

チョムロンは、ゴレパニよりも1000mくらい標高が低いからか、緑豊かな村。ヒマラヤ山麓の村っていうと荒涼としたイメージだけど、緑がいっぱいの綺麗な村だ。ちょっと意外な感じ。先入観っていけないなぁとつくづく思う。

今日も夕食はダルバート。ダルバートを食べると、なんかネパール人になったような気がする、別になりたいわけじゃないんだけど、でも郷に入りては郷に従えだ。それに美味しいし。トレッキング中は、娯楽がないから、食べ物はひとつの大きな楽しみだ。もちろん、トレッキング自体が大きな娯楽なんだが。

ガイドさんによると、明日からはどんどんヒマラヤが近くなってくるそうだ。楽しみで仕方ない。早く、ベースキャンプまで行きたい!すでに4日目で写真は500枚を越えている。撮りすぎな気もするが、少しでも写真にこの素晴らしい景色を残しておきたい。

タダパニへ!!! 

May 30 [Wed], 2012, 16:22
アンナプルナベースキャンプ3日目の続きから。

さっきまでの素晴らしい日の出とヒマラヤ山脈の絶景を思い出しながら、ゆっくりと朝ごはんを食べた。あんな素晴らしい眺めを見たのが、なんか信じられないようなフワフワしたような変な感じだ。たぶん、自分の想像以上のものを見てしまったから、頭の中がショートしているのか、見たものを消化できていないのか。そんな感じだろう。

そんなフワフワしている中でも、朝飯はうまい。特に、日の出前から起きて行動したから、いつも以上にうまく感じる。こういう経験をすると、日本でのダラダラした生活を考え直さなくては!という気分になる。でも、僕はわかっている。いくらここで決意しても、日本に帰ったらまたダラダラな生活をしてしまうことを。

とにかく、荷物をまとめて出発。バックパックの重さが両肩にのしかかる。ゴレパニからは、また森の中を進んでいく。鬱蒼とした森の中は昼間でもちょっと不気味だ。ここを一人でトレッキングする気にはなれない。木々のせいで、ヒマラヤも見れないし。しかし、1時間歩くと急に見晴らしのよい場所に出た。マチャプチャレやアンナプルナがキレイに見える。ここで、ちょっと休憩。そして、また森の中を行く。

この日は標高的には2853mから2721mとほとんど差がないのに、アップダウンが厳しかった。なんか損した気分だ。昼食時間も含めて7時間ほどで、タダパニに到着。タダパニからは、キレイにマチャプチャレが見える。ここからのマチャプチャレは、ゴレパニからのよりも好きかもしれない。

今日は、朝から行動してトレッキング時間も長かったから、腹減った。夕食は久しぶりにダルバートを注文した。ダルバートは、お替り自由だから。山のダルバートは、ポカラやカトマンズのものと少し味が違う。「家庭料理」って感じだ。でも、かなりうまい。明日からもダルバートにしよう。

アンナプルナベースキャンプ・トレッキング 3 

May 22 [Tue], 2012, 17:50
アンナプルナベースキャンプを目指してのトレッキングは、今日で3日目だ。

僕は、目覚ましの音で目を覚ました。眼を覚ましたのはいいが、部屋は真っ暗。
窓の外を見ても真っ暗だ。
なんでまだ夜が明ける前に目覚まし時計が鳴ったかというと、日の出を見るためだ。
今、僕はゴレパニにいる。
このゴレパニという峠から近い場所にプーンヒルという丘があるそうなのだが、そこからのサンライズは本当に綺麗らしい。

僕は基本的に朝が弱いが、ネパールで日の出なんてもう一生見れないかもしれないから、頑張って起きた。
本当のことを言うと、楽しみすぎて勝手に眼が覚めたのだ。
普段の大学がそんなに嫌いかとも自分で思ったけれど、それとこれとは別の問題。
とにかく、服を着替えてロッジのダイニングへ降りていくと、ガイドさんが待っていてくれた。


懐中電灯を頼りに、プーンヒル頂上への道を登っていく。暗いのでいまいち傾斜がわからないのが良いのかもしれない。
結構あっという間についてしまった。思ったよりも疲れていないし。
登ってくるのにうっすら汗をかいたが、頂上に着き動いていないとかなり寒い。
でも、まだ空は暗く日の出までには時間がある。
足踏みしながら日の出を待っていると、うっすらと東の空が濃紺からオレンジ色へとゆっくりと変化してきた。
普段全く日の出なんて見ないので、「すげー・・・」とボーっと眺めていた。
このグラデーションが本当に綺麗だった。
自然の美しさは本当に素晴らしい。

ただひたすらボーっと見ていると、ガイドさんが「ヒマラヤも見えてきたよ」と教えてくれた。
ヒマラヤ???と振り返ってみると、暗い空にヒマラヤの大きな輪郭が映し出されていた。
さっきまでは何もなかったかのようだったのに、いきなり巨大なヒマラヤ山脈が姿を現していた。
そこからは、もう表現できない美しさだ。僕の日本語の能力ではちょっと無理。
微妙な表現になるなら、表現しないほうが良いだろう。

日の出&ヒマラヤマジックショーを堪能した後は、ゴレパニまで戻り、ゆっくり朝ごはんだ。
朝から動いたせいか、いつも以上に朝めしがうまい。冷えた体にミルクティが染み渡るのがわかる。

朝飯を食べて少し休んだら、タダパニまでトレッキングだ!

アンナプルナベースキャンプ・トレッキング 2 

May 16 [Wed], 2012, 18:11
アンナプルナベースキャンプ・トレッキング2日目は、ゴレパニまでトレッキングです。

ティケドゥンガのロッジでしっかり朝ごはんを食べて、いざ出発。ティケドゥンガを出て橋を渡るとすぐに階段地獄に突入した。歩いても歩いても階段。ガイドさんはスイスイ登っていくのに、僕は「ハァハァ」言いながら登っていく。ガイドさんは平然としてるのが悔しい・・・。なぜだ〜!!!でも、休みながらなんとか階段地獄が終了した。階段を登りきり、少し歩くとウレリという村に到着だ。ここでお茶を飲んで少し休んだ。このときほど甘い紅茶を美味しいと思ったことはない。疲れている時には、甘いものが良いといわれているが、この時本当に実感した。

紅茶に元気を貰い、また頑張ってトレッキングに出発だ。ウレリからは森の中を歩いていく。ガイドさんが「これはシャクナゲの木で、ネパールの国の花」と説明してくれたが、残念ながらシーズンではないらしく、まだシャクナゲは咲いていなかった。

途中、バンタンティという村でお昼ご飯を食べて、2時過ぎにゴレパニに到着した。ゴレパニに入ると、一気に目の前にヒマラヤ山脈が広がった。部屋に荷物を置いて、散策に出かけた。ガイドさんに「あれがマチャプチャレ、あれがアンナプルナT、アンナプルナ・サウス」などと説明を受ける。本当にグルっとヒマラヤ山脈を見渡すことができる。ダウラギリとマチャプチャレが形状が特徴的で好きだなぁ。

ゴレパニの人は、いつもこんな景色を眺めているのかとうらやましくなる。

明日は、日の出前に起きて、プーンヒルへ登る。かなり朝日が綺麗らしいから、本当に楽しみだ。

アンナプルナベースキャンプ・トレッキング 1 

April 09 [Mon], 2012, 19:20
今日からいよいよヒマラヤトレッキング開始だ!!!
ワンゲルの名にかけて、絶対に成功させてやる!!!

7時半に朝食の予定だったから、7時に起きればいいのに、6時に目が覚めてしまった・・・。
日本にいるときなんて、絶対に無理なのに。
1限目からの授業なんて、1年生の時以来取ってないし。起きれないから。
それなのに6時起床。どれだけ張り切っているのか。
身支度して、愛用のトレッキングシューズを履いて、トレッキングパンツを着て、荷物をまとめて、ゆっくりトレッキングルートの地図を眺める。

アンナプルナベースキャンプへのトレッキングだが、某ガイドブックに書いてあるルートとは違う。
まず、プーンヒルに行ってから、アンナプルナベースキャンプに向かうルートだ。アンナプルナベースキャンプからは、あまりダウラギリがキレイに見れないので、どうせなら時間もあるし、プーンヒルも行ってみることにしたんだ。

僕は、ダウラギリの形が好きだ。マチャプチャレは女性的な形をしているが、ダウラギリは力強い男性的な形をしていると思う。もちろん、見る方向によって山の形は変わるだろうけど、プーンヒルからのダウラギリは、本当に力強く雄大な形をしている。

8時にタクシーに乗り込み、ナヤプルという村へ向かう。ナヤプルまでは車で1時間ちょっと。山道をずっと走っていく。ナヤプルは村というより集落と言ったほうが良い規模の村。ガイドによると、トレッキングコースにある村はここよりずっと小さいものが多いそうだ。

ナヤプルから早速トレッキング開始だ。この辺りの景色は、緑がキレイで、非常にのどかな雰囲気が漂っている。ヒマラヤは全く見えない代わりに、段々畑やキレイな川が周りを取り囲んでいた。この辺りは、ブーゲンビリアなども咲いているので、亜熱帯に近いと思う。ここからヒマラヤ山脈のベースキャンプまで歩けるのか、不安になる。

この日は本当に良い天気。空気も澄んでいて、爽やかだ。ちょうとトレッキングシーズンのためか、結構他のトレッカーに出会う。僕のようにガイドをつけている人もいるし、一人でトレッキングしている人もいる。

今日は、アップダウンも少なく、比較的楽な道のりだ。4時間ほどで今日の宿泊地、ティルケドゥンガに到着した。今日は全然ヒマラヤが見えず、残念。明日は見えるらしいので、明日じっくりヒマラヤを拝む予定だ。ヒマラヤが見えないと、「ヒマラヤトレッキング」に来た感じがしない・・・。でも、緑の中を気持ちよく歩けたから、満足だ。

ネパール旅行 7 

April 09 [Mon], 2012, 17:58
ネパールに来て3日目。

今日は、アンナプルナベースキャンプトレッキングの出発地になるポカラへ移動する日だ。
バックパッカーらしく、飛行機ではなくバスで移動することにした。
朝6時半にホテルまでガイドさんが迎えに来てくれて、タメルから近いバス乗り場へと歩いていく。
カトマンズからポカラまで7時間。
日本だったら、気が遠くなるような時間だが、ネパールではそんなもんだろう。
ミネラルウォーターを持って、バスに乗り込む。窓側の席で、ただボーっと景色が変わっていくのを楽しむのみ。
日本とは全然違うネパールの風景。カトマンズの街を出るとすぐに、風景は山になった。途中で、ヒマラヤ山脈が見えて、思わず写真を撮る。ヒマラヤを見ると、「ここはネパール」ということを実感した。

途中で、サービスエリアのような場所でご飯を食べ、またバスに乗り込む。午後2時過ぎにようやくバスはポカラへ到着した。やっぱり7時間のバス移動は、結構キツイ。日本のバスのようにリクライニングがあったり、フカフカシートではないし。まぁ、貧乏学生はそんな贅沢も言っていられないが。

タクシーで、ガイドさんとレイクサイドのゲストハウスへ向かう。ポカラからは、ヒマラヤ山脈が普通に見える。ポカラは800m。アンナプルナは8000m。その差、7200m。そう考えると、凄い標高差だ。800mから8000m級の山を間近に見ることができる。これって結構凄いことなんじゃないか?
そして、僕はその8000m級の山をもっと近くで見るために、明日からトレッキングに行くんだ。

ポカラの町は、カトマンズよりゆっくりしていてのんびりできる場所だ。アンナプルナベースキャンプトレッキングから帰ってきたら、少しこのポカラの町でゆっくりするのも良いな。フェワ湖のほとりにあるポカラの町、ゆっくりヒマラヤも眺められるし、ビールでも飲みながら、ヒマラヤを一日中眺めているのは、贅沢極まりない。
そのためには、明日からのトレッキングを成功させなければ!!!

P R
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