暇つぶしです 

2011年03月30日(水) 18時01分
ひまつぶしに、某方でやっていたのが面白そうだったので。
あと書いてみたけど置き場に困ったので。
好きキャラ、CPバトンです。

if (かな←)音←直←日 で生徒会パロ【AB!】 

2011年01月10日(月) 10時28分
【if 音直奏が三年生、日向が二年生で生徒会だったら】

音無 生徒会長
奏 副会長
直井 書記長
日向 会計


「おつかれーっす…」

その日、長引いてしまったHRのせいで、俺はいつもより随分遅くに生徒会室へ向かった。
生徒会室へ行くのに決まった時間などはないが、真面目な先輩たちはいつも早くに来て遅くまで仕事をして帰る。
クラスの用事で遅くなったのだから、サボっていた訳でもないのだが、なんだか申し訳ない気がして、少しばかり早足になる。

挨拶をしながら入った生徒会室は、しかし予想に反して人気がなくシンとしていた。

「…、?」

入った瞬間には無人かとさえ思ったが、ただ一人デスクに向かって静かにペンを走らせる人物がいることに気付く。

伏し目がちに下を向くその人物は、俺が入ってきたにも関わらず、顔をあげようともしない。
顔の造作は男性にしては慎ましく整い、18にもなる割には未だ濃く残る幼さもあいまって見目ばかりは麗しく、もちろん成績や仕事の内容も申し分ないが、その性格にはいささか問題がある。
基本的に、彼は冷淡なのだ。
彼の敬愛するある一人の人物に関すること意外には。

「直井先輩」

名前を呼んで、彼のデスクの向かいに立つ。
書記長のデスクと会計のデスクは向かい合わせに並んでいるから、つまりは自分の席へ。

「…日向くんか」

そうしてやっと、彼は目線だけを一瞬ちらりとこちらへ向けて、反応を示してくれる。
さして気にしない風を装いながら、肩にかけていた鞄を降ろし、椅子へ腰掛けながら再び手元へ目線を戻してしまった彼を横目で盗み見た。

「会長と、副会長はどーしたんすか。珍しいすよね、二人ともいないなんて」

彼がペンを走らせているのは、昨日の定例会議の議事録のようだった。
走り書きのメモと照らし合わせながら、丁寧に会議の内容を書き起こしていく。

特に、件の生徒会長の発言に関してはそれが顕著だ。
文面から愛が迸ってるわよねぇ、とは確かゆりっぺ先輩の談である。

「…会長と副会長なら、…ほら、あそこだ」

億劫そうに彼が指差したのは、窓の外、少し遠くに見える前庭。
顔をあげて、優しいような、でもどこか切なげなような眼差しで見つめる先には、麦わら帽子を被った副会長と、腕捲りをして軍手をした生徒会長の姿があった。
何やら、二人して花壇にうずくまっているようだ。

「立華さんの…、園芸部の手伝いだそうだ。あそこはほら、幽霊部員ばかりで立華さんがほとんどひとりきりで色々やって…会長はお優しいから、放っておけないんだろう」

あの人と話している時は、耳に鬱陶しいくらいやわらかに甘いはずの彼の声。
今は途切れ途切れで、どこか切なくシンとした室内に響く。

無表情を装ってはいるが、瞳に浮かんだ憂いばかりは隠しきれていない。

自分に対しては、先輩としての面子もあってだろうか常に冷静を保っているつもりらしいが、そうして所々詰めが甘く、滲む彼の人間らしさが事の他愛しくて堪らなかった。

「へー…」

先程まで熱心に動いていた手は止まり、未だ彼の目線は窓の外だ。
ここからでは、その輪郭を朧げに把握できる程度なのにじっと見つめたまま動かない。

彼が生徒会長ー音無結弦を深く愛しているのは周知の事実だ。
音無先輩は、面倒見が良く誰に対しても気さくで優しく、学業に関しても学年トップ、尊敬に足る人物であり、それが敬愛で親愛であることはよくわかる。
だがそこへ恋愛が含まれているかは、他人が簡単に踏み入っていいものでもなく俺の知り得る所ではない。

友愛の範囲かもしれない、とも思うのだが、今みたいにこんなに切ない眼差しを向けられたのでは、彼の心が透かして見えるようで、俺としては気分のいいものではない。

純粋に彼の気持ちを応援できるならば、この光景ももしかしたら微笑ましいものに映るのかもしれない。

だが、こういう時は決まって、俺の心はぎしりと軋んで掻き乱されて、酷く落ち着かない気分にされる。
苦々しいものが、紙の上に落としたインクのようにじわりじわりと広がって滲んでいく。

あんなに遠くを見つめなくったって、こんなに近くで俺が彼を見つめているのに。

頼りないその肩を、抱き寄せたい。
潤んだその瞳に、俺だけを映してやりたい。
そう思うようになったのは、いつからだろうか。

「直井先輩、」

向いの席とはこういう時にはとても不便だ。
見つめる為だけになら絶好の場所でも、手を伸ばすには障害物が邪魔をする。

キャスター付きの椅子をごろごろと引っ張って、彼のデスクの側へ移動した。

俺の奇行に、窓の外へ注がれていた彼の目線はやっとこちらを向いた。
またこのバカは何をするつもりだ、とその顔が言っているような気がしないでもなかったが、そこはさらりと見ないフリ。

椅子を引き摺ったままで彼の後ろへ周り、そのままぎゅうと抱き締めた。

「日向…貴様、一体何がしたいんだ」

呆れたような彼の声が、すぐ近く。
彼の座る椅子の背凭れへ、ぎゅうと抱き付く俺を身体を捩って覗き込む。

しかし、彼の背中へ頭を押し付けるようにしている俺の表情は、角度的に彼から見るのは難しい。

何も返事をしない俺に、彼ははぁ、とひとつ溜息をついて、再びデスクへ向き直った。

俺の奇行は目に付くものの、さして害はないと判断して放置を決め込んだのだろう。
俺にとっては都合が良い。

背凭れへまわした腕が、彼の背中へ触れている。
制服が冬服なのが惜しい。
 分厚い生地に阻まれて、だがしかし微かに彼の熱を感じることができる。

本当は、こんなまわりくどくではなく、直接その身体を抱き締めたかった。
だがそんな事をすれば、いろんなものがガラガラと音を立てて壊れて行きそうな気がして、そうすることができなかった。

前にどさくさに紛れて手を握ろうとした時などは、全身の気を逆立てて威嚇する猫の風情で嫌がられ、その後一週間はシカトを決め込まれた。
それから何やかんやとコミュニケーションをはかって、少しずつ許される距離を縮めてきたのだ。

だから、このはたから見れば珍妙な光景でさえも、俺たちにとっては素晴らしい進歩の成果なのである。

「…、」

彼が再び紙面へ集中しはじめた頃を見計らって、少しばかり間を詰める。

びくり、と反応する背中へ、甘えるように頭を擦り付けた。
一瞬態勢をがたつかせた彼に、ちょっとやり過ぎたかとも思ったが、ギリギリセーフだったようだ。

努めて俺の方を見ないようにしながら、再びペンを走らせる。

ちらりと見上げると、さらさらとした黒髪の合間からのぞく耳が、ほんの少し赤くなっているように思えた。


あぁなんて、可愛い人だろう。


軋んで黒く染みの滲んだ心が、解れてあたたかく脈打つようだった。
彼のこんな一挙一動で、俺はこんなにも沈んだり浮かれたりしてしまえる。


「日向、…いい加減席へ戻れ」


たまりかねたらしい彼の声にそう諭されて、俺はさしたる抗議も抵抗もせず、大人しく椅子を引き摺って戻る。

「はいはーい、っと」

逸りすぎてはいけないのだ、少しずつ、少しずつ、彼の中へ入り込んでいく為に。
時間はまだまだ、たっぷりと。



「…、?」


ふと視線を感じた気がして、窓の外へ目をやった。
そこには、相変わらず仲睦まじい様子の生徒会長と副会長の姿があった。

俺が顔を向けるとすぐにそらされてしまったが、会長がいつからかこちらを見ていた様子だった。


「…渡しませんよ」


ぽつりと呟いた小さな声は、彼には再び無視された。

あの人は、できた人物だが少し欲張りが過ぎるように思う。
独り占めは、良くないよ、先輩。


「〜♪」


自分のデスクへ戻って、やっと職務を全うするために机上の紙類を手に取り、目を通し始める。

気分よく歌う鼻歌は、彼の一睨みで諌められてしまったけれど、俺はそれでも随分気分が良かった。



愛しい彼を抱きしめるまで、あと…






■■
フラストレーションが妄想を滾らせてついできあがってしまった何かです。
別に盛り上がらずオチもしなかった。
ちなみに、音無さんと日向はこれでも普段はちゃんと仲がいいですよ。


日直→音(かな)【@AB!】※パラレル気味 

2010年07月14日(水) 13時41分




咄嗟に逃げたそいつを追いかけたのは、本能に近かった。
音無に向けた笑顔がぎこちなくて、すぐに顔を背けるようにして走り出されたんじゃ、気にならない方がおかしいってもんだ。
様子がおかしいのには音無も気付いてたみたいだが、俺が追いかけるのを見ると、ただ一言、頼むと言われて、俺は力強く頷いた。


sweet sweet morning(オリジナル) 

2010年07月11日(日) 19時40分
ふわふわと、日だまりの中に浮かんでいるような、曖昧で、でもそれでいてひどく心地いい、感覚。

視界の暗さに、自分が目を閉じたままだということにふと思いあたって、ゆっくりと瞼を持ち上げる。
覚醒しきらない頭でも、目の前にいる人物が崎村だということくらいは認識できた。
そして追随して、徐々にはっきりとしてくる五感が今の状況を把握しはじめる。

午前3時の[桜英→勇(@龍桜)] 

2006年10月08日(日) 21時17分


室内に、桜木が一定の時間を置いて本のページをめくる音だけが響く。

数時間前までの熱い空気もすっかり冷めて、そこには静寂だけが在った。

awakening[壱成×雪村(@WBB)] 

2006年05月29日(月) 20時24分
ユッキーが、倒れて丸3週間。

俺は一度もユッキーの顔を見てない。

意識は一週間の内に戻って、二週間の内にメンカイシャゼツがとかれた。
そしてその後一週間、俺は躊躇ってた。





「…………はァー…」


柄にもなくため息をつく俺。

電車を乗り継いでやっと着いた病院の、ユッキーの病室の前の廊下。

何をそんなに迷ってるのかは自分でもよくわからない。
本当なら、ユッキーの意識が戻って一番に元気な顔を見たかった。
心配させんじゃねぇって、言ってやりたかった。

けど、正直今はユッキーに会うのが怖い。
病気におかされてるユッキーを見るのが嫌だ。
あれから3週間も経ってるんだから、だいぶ回復はしているはずだが、それでもやっぱり。

決勝戦の前日バスの中で俺に、死ぬんだと言ったユッキーの顔が頭の中でちらつく。


「……ぬぁー!!」


思わず叫んで、グシャグシャ髪をかきまぜてその場にしゃがみ込んだ。

こんなにたくさん、頭の中で色々考えるのは苦手だ。

だから普段はあまり考えないようにしてるのに、ユッキーのこととなるとどうも駄目だった。


「……おい、サル。そこで何してる」

壱成×雪村(@WBB[ワイルドベースボーラーズ]) 

2006年05月27日(土) 11時06分

最近、気付いたことがある



「………っせ…っ!い……ッぁ……!」

馨×忍(@ハチクロ・森田兄弟) 

2006年02月26日(日) 0時04分
「すぐに戻るよ・・・ごめんな」



ディリブレイト




俺に背を向ける忍と、そしてここで数度見かけたことのある眼鏡の男。

後輩兼親友だと忍は言っていたが、二人のやりとりや醸し出す雰囲気からおそらくはそれ以上の関係があるだろうことがうかがわれた。
無性に腹が立って、しかしそれをけして顔には出さず、無表情なままに二人の間に割り込む。


「忍」


やっとこちらに顔を向けたその表情はひどく曖昧なもので、忍が何を思っているかを量ることはできなかった。


「時間がないと言っているだろう・・・行くぞ」


真山×森田(@ハチクロ) 

2006年01月28日(土) 22時31分

「忍、早くしろ」

「ハイハイ」

「着替えは持ってるな?」

「ん、大丈夫だって・・・と、真山。おかえり」




ブレイタント・ライ




時刻は午後9時を少しまわったくらい。
銭湯が閉まるギリギリまで湯につかって、帰りにコンビニに寄ってアイスのふたつ入った袋を提げて帰ってきたところだった。

本当はスタンダードなバニラのアイスを一つだけ買って帰るつもりだったけれど、新発売と言う文字が目に入って、それに続いてサラサラとした男の割には長すぎだろうという黒髪を思い浮かべてしまって、ついそれに手を伸ばしてしまったのだ。


「・・・あぁ、どうも」


しかし、帰ってきてみれば先客がいた。

前にも何度か目にした人物だ。
どういう関係かはあえて問うたことはないが、いつも突然やってきては彼を連れ去っていく。


「また、どっか行くんですか」


努めて落ち着いた声で尋ねると、例の黒髪が揺れて、森田さんは少し困ったような顔をした。


「あぁ、ちょっとな。でも今回はすぐ帰ってくるから」


言いながら、頬を指で掻いて、目をそらす。
知っている、もう見慣れてしまった森田さんのクセだ。

ふと、手に持った袋を見ると、見覚えのある柄がだらしなくのぞいている。

極彩色の[桜英(@龍桜)] 

2005年08月16日(火) 12時25分
「…俺まだ…勇介ちゃんの前では、純粋なフリ…してて良いよね…?」


極彩色の爪がシーツを握り締め、その指にぽつりと水滴が落ちた。


「ねぇ…せ…んせ…」


やっと桜木を見上げた顔は、涙に濡れて桜色の唇が細かに震えていた。


「緒方…」


手を伸ばし、涙の跡が幾筋もついた頬にそっと触れる。


「お前は、フリなんかしなくともまだ綺麗だよ。粋がってたって所詮はガキなんだから、そんな心配しなくていい」


こんな役はガラでもないんだがな、と呟きながら震える躰を引き寄せてただ抱き締める。

同世代にはない包容力で自分を包む桜木の広い胸に、緒方は自分の頬をまた涙が伝っていくのを感じた。


「嘘じゃ…ないよね?アンタはズルイ大人だけど、でも嘘は、つかないよね…?」


問掛けるように言うが、緒方は答えを求める訳でもなく、それ以上何も言わずにただ桜木の胸に躯を預けた。

桜木も、緒方の気持ちを察するかのようにそれ以上言葉を紡ぐことはしなかった。




■■□

・・・こんなん放置してすいません・・・。
勇介ちゃんが好きだけど勇介ちゃんにはよしのちゃんがいるので、つい桜木先生とやっちゃうう英喜(こんな字だっけ)くんな感じなのです。
ウチの英喜くんは尻軽・・・お馬鹿ちゃんです。
本当はもっと前も書かなきゃなのでしょうが力尽きました。(爆)
極先のころからTぺい受に萌えています。

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