Tokyoと呼ばれる大きな田舎町 

October 18 [Sat], 2008, 21:23
Tokyoと呼ばれるとてつもなく大きな町に住むことになりました。「東京」と書くそうです。その規模の大きさと言ったら半端じゃない! 私がこれまで住んだことのある大きな町では、最もターミナルの数が多かったのはLondonという町でしたが、それでも4つから5つぐらいだったような気がします。だけどTokyoには10個以上もターミナルがあるのですから!! 歴史も400年以上あるのだそうです。結構長い! でもTokyoで最も驚いたのは、純粋種の東京人と呼ばれる人たちです。メガメトロポリスだから、色々な地方からの人々が流入して混在して住んではいるのですが、Tokyoには以前より居住している東京人という人々がいます。山の民と谷の民の2種類いるそうですが、その2種類ともが驚くほど保守的というか近視眼的というか、Tokyo以外の町のことを知らないのです。Tokyoは日本という国の首都になっているのですが、日本という国は南北に非常に長い国で(チリほどではないですが)、各地方(Local)の文化の差が結構あるのです。だから地方(Tokyoに対してInaka-田舎と言うそうです)それぞれに非常に味わいある特色があって、私は日本のそれぞれの地方のことを学ぶのがとっても好きなのですが(方言や食べ物、そして歴史は特に面白いです)、東京人は田舎にとっても無関心。ほとんど田舎の文化のことを知らないように見えるのです。Tokyoだって単に日本の一地方ですから、その意味では田舎なのに。その他の田舎の人は自分の田舎の町のことも、そしてTokyoのこともちゃんと学んでいるみたい。でも逆はないのよね。In this term, Tokyo is extremely LOCAL. そんな感じを受けてしまいました。東京人は、Tokyoの西の端にあるHakoneという小山の向こう側にはモンスターが住んでいると思っているとき聞きました。ほんとかね? また、もっと西の先にあるOsakaとか言う大きな町はYakuzaというマフィアが充満していて道を歩くのも危ないと言い合っているとのことです。すごいね。大きな田舎町Tokyoでこれからどんなに楽しいLocal Lifeが過ごせるか、地方好きの私には楽しみです。

ヒヨケザル 

July 22 [Tue], 2008, 0:46
ヒヨケザルという生き物が東南アジアの熱帯の森のなかで細々と生きています。ヒヨケザルといっても猿の仲間ではありません。とっても原始的な生き物ですが哺乳類だそうです。原始的といってもカンガルーみたいな有袋類ではないのですね。ヒヨケザルはたった1種でヒヨケザル目ヒヨケザル科を作っていて、親戚も仲間も誰もいない、種としてはとっても寂しい生き物なんですって。可哀想ですね。

格好はムササビやモモンガに似ています。しかし全く血縁関係はないです。大きさはムササビくらい。手足を広げると膜が繋がっていて、ジャングルの樹から樹へ滑空するのです。120メートルも飛べると聞きました。すごいですね。でも、ムササビとの大きな違いは、ヒヨケザルは体のありとあらゆる出っ張りに膜が張っているところです。手や足の指の間にもカエルのように膜があります。これで飛ぶ方向を微調整するのだそうです。両手首からアゴのあたりにも膜が張っています。これって飛行機の前縁フラップのような役目を果たすのかしら?手と足の間には勿論大きな膜が張られています。ここはムササビと同じですね。しかし、ヒヨケザルには、更に、両足首と尾っぽの間にも膜が張られています。この膜は、飛行中に腰を前後に動かすことで(結構いやらしい動きです)、飛行距離を延ばしたり、方向を変えたり、エアーブレーキにしたりと、ユニークな働きをするそうです。

ヒヨケザルの母親は子供を1匹だけ産みます。子供はいつも母親のおなかにしがみついています。胸に乳首があってしがみつきながらお乳を吸っています。すごいのは、母親は子供をおなかにしがみつかせたままで樹から樹へ大きく滑空飛行できるという点です。すごいね!

ヒヨケザルの更にすごいところは、彼らの体色が樹の色とそっくりで、完璧なカモフラージュになっていることです。ヒヨケザルは夜行性で、昼間は樹の幹にペッタリしがみついてじっとしています。そうすると全く樹の幹と見分けがつかなくなってしまいます。まさに忍者隠れ蓑の術です。

ヒヨケザルは樹々のてっぺんにある若い柔らかい葉っぱだけを食べるのだそうです。ベジタリアンなのですね。そのためにいちいち樹から降りてきてまた次の樹に上るという手間を省くために、滑空して樹のてっぺんから樹のてっぺんへ直接移動できるように進化したのだそうです。進化って生き物がそうなりたいと思っているとそうなっちゃうのかしら?これって、ダーウィンの言っていることと完全に違ってますね。でも本当にダーウィンさん正しいのかなあ?ラマルクとか言う別の進化論の学者の言っていたことの方がヒヨケザルには当たるように思っちゃうんですねえ。

ヒヨケザルの顔は、見た目が目のとても大きな狐、或はリスの顔をもっと長くして鼻先をつんととんがらせたような、例えばツパイという動物に似ています。とっても可愛い顔つきですよ。

ヒヨケザルは、今ではとても数が減ってきたのだそうです。熱帯ジャングルが開発でどんどん切り開かれて、すみかを追われて、生活できなくなってきたからなんだって。食べる葉っぱがなくなれば死ぬしかないのです。たった一種類だけ生き残った寂しい存在なのに、滅んじゃうなんて悲しくて涙が出ます。人間の大人達は、どうして自分たちで作り出すことができないものをどんどん壊して行くのでしょうね?全く意味が分かりません!

ハクビシン 

July 04 [Fri], 2008, 20:46
ハクビシンっていう原始的な猫科の動物を知ってますか?日本にもペットで持ち込まれて、結構都市や町の環境に適応して数が増えているのですって。それでも天井裏とかでオシッコを大量にしたりして問題が出てきたとかで、ハクビシンバスターというプロのハクビシン狩人の人たちがハクビシンを片っ端から取っ捕まえているのだそう。捕まえたら殺してしまうのでしょうね。人間の勝手な趣味で持ち込まれて繁栄したら追いかけ回されて殺されちゃうというのは、なんと可哀想。人間って本当に残酷でひどい動物ではないですか。そういえば、ハクビシンは中国ではフルーツ狸とか呼ばれて中国人に食べられちゃうんだとか。ひどいね。そんなこともあってハクビシンが仲介するサーズと言う感染症が一時中国や東南アジアに流行して大騒ぎになったことがありましたね。ハクビシンの仕返しかしら。

カゲロウ飛行機 

June 05 [Thu], 2008, 16:51
蜉蝣(カゲロウ)が飛んでいるのを目にする時はとっても悲しい時です。カゲロウは一生の間ずっと水の中で暮らし、セックスできるような成虫になると変態して羽のある姿になり、初めて水界から脱出し、空中を浮遊して生殖相手を探しまわるのです。その間、飲まず食わず、ただただ伴侶を求めて、あっちへひょいひょい、こっちへふらふら、すーいすいと飛び回るだけです。セックスしたら、雄はすぐに死んでしまうし、雌はその後産卵してこれもすぐに死んでしまいます。雌雄とも成虫の姿で飛び回るのは1週間ほどなんですって。なんと短い!

その浮遊し、飛び回る様子も、なんだか死を覚悟しての悲しいものを感じてしまいますが、その体つき自体が透き通った薄緑をしていて、とっても細くて小さく、羽も透明で頼りなく、命のはかなさを体現しているよう。でも、よく見るととってもきれいなガラス細工みたいです。淡くて、細くて、小さくて、美しくて、悲しくて、なんと愛おしい生き物でしょう。

昔、とっても巨大なカゲロウが飛行機になっている夢を見ました。独り乗りの小型セスナぐらいの大きさで、もちろんこれも独り乗り。小高い岩山の谷間に浮かんで、私が乗り込むのを優しく待ってくれていたのです。私が近づくと、その柔らかそうな背中にすーっと切れ込みが入って、パカッと開くと、私はその体の中に潜り込むのです。中はちょっぴりひんやりしていて、なんだかふわふわの、しかし結構すべすべのクッションに包まれるような感じの操縦席で、私は仰向けに寝っころがる姿勢で搭乗します。足をカゲロウの頭側に向け、寝そべっていると、目の前に青い空が広がっていました。そうしたら、カゲロウの背中が優しく閉じて屋根になります。背中は薄緑に透きとおっていて、空が見渡せます。「出発しましょう」と声をかけると、カゲロウ飛行機はちゃんと行き先を知っていて、すいーっと、とってもスムーズに空中を滑るように飛び立つのでした。カゲロウ飛行機は生きた機械なのです。

広い草原の上をしばらく音もなく飛んで行くと、大きな湾に出ました。なんだか東京湾のようですが、建物はずっとすくないのです。沖に海上飛行場があって、底から巨大な旅客機が飛び上がるのが見えます。それは、とてつもなくでっかいクジラ型飛行機でした。グワーって言う感じで、真っ赤で巨大な口を開けて、飛び上がって行く姿が壮大でした。その横を私のカゲロウ飛行機はすこぶるスムースに音もなくスイーッと滑るがごとく飛びすぎて行くのです。

穏やかな午後の日だまりの中、あちこちで生き物型飛行機が優しく飛び交っていました。

飛行 

June 02 [Mon], 2008, 15:29
昔から空を飛ぶことに憧れを持っていました。飛行機の歴史の本を小学校の図書館で借りて読み漁ったものでした。レオナルドダビンチやリリーエンタールの、コウモリの羽のような翼に目を見張ったり、二宮忠八のカラスの羽の模型飛行機に夢を見たこともありました。挙げ句の果てにリリエンタールの翼によくにた実物大(に近い)翼をベニヤ板と木材と麻ひもで作って、それを背負って台風の中に出かけて両親にひどく怒られたこともありました。もちろん重量が大きすぎてとても滑空などしなかったですけど。。。

先日、多摩動物園に行ってきました。飼育員による説明ツアーがあってとっても楽しかった。雪彪がお尻を地面につけてマーキングしているのを目にしたのは儲け物でした。多摩動物園には昆虫館というのがあって、入り口を入ってすぐのところに大きな蜂の解剖模型がありました。両手で一抱えもあるほどの寸法です。皆も知っているように、昆虫は、頭/胸/腹の3つの節に分かれているのですが、蜂の胸の節はなんとそのほとんどが羽を動かすための筋肉で占められているのです!もう、キン肉マンもびっくり、あの2つ目の節のすべてがこれ筋肉の塊というような感じ!ああ、これだから、あんなに羽を猛スピードで八の字に回転させること(はばたくこと)ができるのかあ、と納得しました。鳥が翼で飛ぶのと、昆虫が羽で飛ぶのとでは、同じ揚力と推力を発生させるといってもその分布バランスがとっても違うので、メカニズム的には別物ですよね。虫はヘリコプターに近い力技で飛ぶのに対し、鳥は飛行機そのもの、空気の中を泳いでいるみたいな感じでしょうね。
P R
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