January 10 [Tue], 2006, 3:07


正直が取柄なくせに

壊れそうなものを守るべく

咄嗟に口をついた

君の小さく白い嘘は

思わぬ方向に転がって

収拾つかなくなって

こんがらがって

笑えるほどおたおたしてる

そんなまっすぐな君の

一番酷い嘘と

一番優しい嘘を

僕の為に

僕らの未来の為に


フーガ 

January 03 [Tue], 2006, 10:57

きらきら光る海の中で

フーガのように僕らはじゃれる

深海に辿り着いたら

見失わぬように

手を離さぬように

君をふわりと抱きしめよう



瞬き 

November 24 [Thu], 2005, 0:36

瞬きも出来ないほど

君に魅せられていた

初めて虹を見た時のように

君から目が離せない

Rose 

October 30 [Sun], 2005, 3:44

君の無邪気な言葉に

少しずつ少しずつ傷ついていく


癒えないうちに新たな傷が被さり

化膿どころじゃ済まされない


こんなにも切なくかき乱されるのは

唯一の証だと思い込んでいる僕は


疼く痛みをRoseに溶かし

今宵も飽きるまで君を想う



新月 

October 28 [Fri], 2005, 2:09


新月が支配する闇夜に紛れ

堪えきれずに零れ落ちた想いを

海辺にそっと解き放つ

誰にも見つけられないように

僕にも見つけられないように


追う月 

October 19 [Wed], 2005, 3:58

あの日々の記憶と

薄っすらと残る傷跡は

いつか消える?



重さ違えど誰にでも潜む闇と

皆はどのように向き合ってるの?



逃げてもいい?

あの記憶から逃げてもいい?



根本的な解決には程遠い

幼い日に見た月のように

追ってくるのは知っているけど

今は全速力で逃げたい気分なんだ


なによりも 

October 17 [Mon], 2005, 3:40


女性らしさとか理性とか教養よりも

野生とか本能を研ぎ済ませたいと思う


道端 

October 14 [Fri], 2005, 3:21


天使が道端に落ちていたら

どうしたらいいんだろう?



月明かり 

October 12 [Wed], 2005, 3:43

眠れない夜は僕を思い出して

躊躇せずに携帯鳴らしてよ


上手く眠ることの出来ない僕は

時間を持て余している頃だから


月明かりに照らされながら

他愛もない話をしようよ

君が僕に会いたいと言うまで



甘美 

June 18 [Sat], 2005, 13:45
しとしと降り続く温かい雨の中

かざした僕の手のひらには

暗闇の雫と鮮血色の雫が1粒ずつ






存在を確かめるように

食い入るように見つめた後

そっと唇で拭い取る






戦慄を覚えるほどの冷たい甘さが

僕の中で広がっていく





穏やかで優しい人と形容される君の

冷たさを感じる一瞬が好き





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