僕は乙姫様!? ☆ぷろろーぐ☆1☆ 

2010年12月13日(月) 17時00分




     僕は乙姫様!?





     ☆プロローグ☆1☆












 僕の名前は 神埜 遼 (カミノリョウ)。 ごく一般的な中学生で、勉強も運動も普通。何においても、得意な事などなく、特別苦手なこともなかった。そして、今年でそんな普通の中学生活を終えようとしていた。



 来年からはまた普通の高校生活がはじまるのかな〜とか思っていた。



 今までは。







 8月。



 各地で最高気温が叩きだされた今年の夏。僕達3年A組は猛暑の中、呼び出された。



 冷房をガンガンつけた部屋でネット社会にどっぷり浸かる僕の生活が一日だけ狂ってしまった。



 そんな1日が僕の運命を変えるなんて思ってもみなかった。



 




 「暑い中、よく集まってくれたわね。今年の文化祭の出し物を決めようと思って。じゃあ、実行委員さんお願いね」



 (文化祭なんて11月にやるのに・・・そんなまだまだ先の事を・・・)



 文化祭の出し物なら、夏休み明けに決めるはずだった。



 なのになんで今日わざわざ決めるんだ!?と思っていたら、大谷 美姫(オオタニミキ)が口を開いた。



 「今年の文化祭はみんなで『メイド喫茶』をやることにしましたっ!」



 (・・・へ〜)



 「有り得ない」

 「なんでメイド喫茶なの!?」

 「なんか面白そうかも〜」



 教室中がざわめく。僕はもちろんどーでもいい。みんなとゴチャゴチャするのは嫌いだ。テキトーにやりたい人がやってればいい。じゃあ、ちょっくら寝てますか。と、腕に頭を乗せたときだった。




 「あ、ちなみに〜今回は男子も参加!女装SP!!あたしが可愛いなと思った男子はメイドさん決定ね♪じゃあ、まずは〜神埜くん決定ね〜」



 (へ〜・・・は?え・・・ぇぇぇぇぇええええええええ!????)



 「神埜だけでいいと思いまーす」
 
 「確かに神埜くんって可愛いよね」

 「メイド服着てみてー!」




 有り得ない有り得ない有り得ない・・・・・・・



 この言葉が僕の頭の中を循環する。



 なぜこんなに人見知りでクラスに馴染めてない僕が、メイド服なんか着て「おかえりなさいませご主人様」なんて言わなきゃいけないんだ!?



 「あ・・・あの、僕そーゆーの苦手だし・・・メイドさんとか無理だし・・・それに・・・・・」



 「はい、神埜くん決定ね〜!他に男子は・・・可愛いのいないから、男子は神埜くんだけね〜!女子は交代で参加でいいですかー?」



 「「いいでーす」」



 全然よくねーよ!と言いたいところだったが、こんな雰囲気で言いだせるはずもない。




 どうしようか悩んでいると、大谷が僕の机まで来た。そして、さらにとんでもないことを耳元で囁いてきた。



 「遼、当日までに髪の毛1oも切っちゃ駄目だからね〜てか、切ったらどうなるかわかってるよね?じゃあ、よろしく〜」




 大谷 美姫 コイツは僕の幼馴染みで大財閥のお嬢様。明るくていつもクラスの中心的存在だが、腹黒さは幼馴染みの僕しか知らない。いつも幼馴染みの僕になにかとちょっかいを出してくるムカつく奴だ。しかし、お嬢様なだけ逆らうことはできない。



 (大谷・・・お前、いつか必ず痛い目に合わせてやる・・・)



 約3ヵ月も髪を切らないなんて・・・ただでさえ女の子っぽいと言われ悔しい思いをしているのに、さらに女の子っぽくなるのかっ!?



 大丈夫だ、遼、これは悪夢だ!!!!!



 今の僕は、そう思い込むしかなかった。








 ☆ぷろろーぐ☆2☆に続く










R:前に書いていたBL小説を少しアレンジして書いてみました
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アニメ、ゲームなどが好きだったりします

突然現れて更新しては、颯爽と消えてゆきます

お暇があれば見てやってください
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