ある意味で逆ハーレム

December 04 [Sat], 2010, 21:48
ウェンスペンサー著ようこそ女たちの王国へを読了激しくワロタこゆのが多分、海外におけるライトベル的なポジションなのかしらあとがきを読む限りでは、そんな気がする俺ですが、これは面白かった。男女比が極端に偏り男子は希少種、男尊女卑が逆転した異世界が物語の舞台。そこで総人口の僅か数パーセントでしかない男は、財産にして物資だった十九世紀末風な世界で、主人公は王女とのロマンスの末、はてさてと。男女比の極端化あるいは片性のない世界、失われた世界は目新しくない。色々な作家が様々なジャンルでトライしているのだが、料理は素材と腕前だ。だれがどう調理するかで、物語は劇的に変わり、良くも悪くもなると思う。本作では封建社会制度の中世末期を下地に、男女の全てを逆転させている。勿論、子供を産むのは女性だが、それ以外のあらゆる全てが逆転してるのだ。女は外で働き兵士もこなす、男は交配第一に手厚く守られ字も読めない、と。本作は現実世界の中世の貞操観念や、男尊女卑の構造を知るとさらにいい。処女性やセーフセックスに対する概念なんかは、ひっくり返ると面白いのだ。昔子供を産む機械って言葉があったが、子供を産ませる機械なのだ。そんな逆転世界を巧みに描写し、リアリティを与えてる点も素晴らしかった。大真面目に緻密な嘘をくというのは、人を楽しませる技術の一なのだから。さて、すでにご存知の人も多い筈ですが、俺は創作では強い女性が好き。精神的にも肉体的にも、気丈で頑強で逞しく勇ましいでも美しいと。今まで惚れ込んできたキャラを列挙すれば、まあその趣味が顕著ですよね。だからさ、ナウシカとかクシャナ殿下とかがツボで、セイバーもその枠なの。まあ、俺の中では更に細分化されてますが、大まかに言えばそうでしょう。そんな俺が今作を読むと、まるでご褒美小説であるかのごときですね登場する女性は誰もがみな、兎に角強くて逞しい一部はさらに美しい特筆すべきはエルデストウィスラーまあ、主人公の一番上の姉ですね。これがかわいい、ぶっきらかわいい冷静かわいい腕っ節かわいいっ閑話休題、ハリーポッターとハーマイオニーはラブラブになると思ったらしいんですよね、日本の一部読者は特にラベ購買層がそうらしい。これは、日本のラベ他多数のメディアのテンプレがあるからだろう。主人公は勿論、主人公と結ばれるヒロインも冒頭に登場するのが日本の常識。これに当てはめればなるほど、ハリーポッターの二人をそう見てしまいますね。シンジとミサト、キラとマリューとか、年が離れてると例外になるのかなようこそ女たちの王国へ、の作中でも、主人公は冒頭で王女の命を救います。、この王女とラブラブになるんだなと俺も思ったよ違ったけどね実際には、助けた王女の姉とラブラブになるという回り道なのだけども。どれだけ現在の日本のオタク向け作品が、テンプレ化してるかって話。因みにようこそ以下略内では、主人公が助けるのはメインヒロインじゃない。でも、その回りくどさが逆に、世界観や人物関係を自然に説明してるかも。
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