ラブレター 

May 04 [Wed], 2005, 11:02
 本が好きで様々な作家の本を読んできているが、その中でも私にとって原点とも言える本、それが室井祐月著「熱帯植物園」だ。書店でそのタイトル「熱帯植物園」に一目惚れして購入したその日から、室井さんの文章は何年経とうと、ずっと私の傍にあった。
 で、そんな彼女が自身のBlogで文章を募集していると言う。ここにこうして私の文章を書き連ねるなんて、それはもう恥ずかしくてたまらない。でも書かずしてどうする、とも思うのである。折角焦がれている人と接点をもてるのだから、書かねば。
 と、いう経緯を経て、以下「ラブレター」。

- - -

『だから何度も言うように、私は君たちを愛している』

吉井 (20) 友人たちへ

 私は君たちを愛している。もう心底、どうしようもないくらい大好きだ。
 君たちと出会わなかったら、なんて考えることすらできない。何しろ私は君たちの様々な姿を、喜びも悲しみも怒りも困惑も不機嫌さも色欲も何もかも見てきたと思うし、私は君たちに同じ様にそれらを露呈してきたのだから。よくもあんなに感情むき出しで、無防備な毎日を過ごせたものだと思わない? 思春期だったからと言われればそれまでだけれど、その真っ只中にいればそんなことわからないし。まあ、恐らく無防備なことにも気付かずにいたのだろう。だとしたらほら、やっぱり私たちは本当に、すごく貴重な時間を共に過ごしたといえるんじゃないかな。
 思えば、私がリストカットしようが、生きるとか死ぬとか考えすぎてわけわからなくなりかけようが、逃げなかったのは君たちだけだった。いや、もしかしたら、私があまりにがっちりと君たちを掴み過ぎて逃げられなかったのかもしれない。これは私の我が儘だけど、だって君たちには傍に居てほしかったんだもの。手負いの獣のように全身棘つかせて過ごしていた私ではあったけれど、それでもあの時出来る最大限で、君たちに心を開いていたんだと思う。君たちがいたから私もいることができたって、本当、心から感謝しているよ。
 20歳を越えたころに、もう一度7人で集まろうよ。ちゃんと7人で集まったことなんて多分数えるほどしかなかっただろうけど、だからこそ面白そうだと思う。そのときだけは「感情むき出し」だった頃を思い出して、思い切り馬鹿やろう。

 私の、愛しい愛しい6人の男友達よ、君たちに出会えてよかった。やっぱり私は君たちが大好きだ。
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