大江戸線が停電、1300人避難
23日午前7時55分ごろ、都営地下鉄大江戸線の中井〜豊島園間で停電が起き、全線で運転を見合わせた。このうち、1本の列車が練馬と新江古田の間で立ち往生し、約1300人が電車から線路上に降りて避難誘導された。停車した車内では空調設備が止まるなどしたため、乗客13人が体調不良を訴え、このうち10人が病院へ搬送された。この車両は当時、乗車率170%ほどの満員状態で、先頭車両に1カ所ある緊急避難用のドアから脱出したため、乗客の避難には約2時間かかった。都交通局によると、今回、停電になった区域は2つの変電所から電気が来ているが、今月19日に点検を行った際に「断線器」のスイッチを切ったままにしていたため、一方の変電所に負荷がかかり停電したという。午前11時には運転を再開したものの、約9万3000人に影響が出た。
江戸川で住宅が爆発、男性死亡
23日午後4時ごろ、東京・江戸川区で爆発火災があり、木造2階建ての住宅が倒壊した。爆発から約1時間後、玄関近くの柱の下から、この家に住む沢辺彰久さん(84)が意識不明の状態で救助されたが、その後、病院で死亡が確認された。死因は、瓦礫の下敷きになったことによる圧死とみられる。また爆発の衝撃で、周辺の住宅8棟にも窓ガラスが砕け散るなどの被害が出た。爆発があった住宅はプロパンガスを利用していたとみられていて、警察と消防は24日に合同で調査を行い、爆発原因を調べることにしている。
温泉マンションからレジオネラ菌
東京・足立区の温泉付きマンション「アパガーデンコート綾瀬」で、貯湯槽など3カ所から国の指針の最大8900倍ものレジオネラ菌が検出されたことがわかった。このマンションは、源泉からくみ上げた温泉を二酸化塩素消毒し、貯湯槽から各住居に循環させるシステム。足立保健所は、原因として「管理の不備」などが想定されるというが、このマンションを販売したアパ・グループは「温泉の使用量が想定より少なかったことで、塩素滅菌の効果が落ちた可能性がある」としている。レジオネラ菌は42度で最も増殖し、菌を吸い込んで肺に達すると肺炎を引き起こす原因ともなり、過去には体力のないお年寄りや幼児が死亡したケースもあった。
守屋氏、去年秋まで業者とゴルフ
防衛省の守屋前事務次官と、防衛省と取引のある商社の元専務との癒着が指摘されている問題で、守屋氏は自衛隊倫理規定が施行された平成12年4月以降から去年の秋まで、この元専務とゴルフを続けていたことが明らかになった。防衛省は守屋氏に対して数回事情を聴いていて、その結果を石破防衛大臣が公表したもの。石破大臣によると、守屋氏は「プレーの都度、1万円を渡していた」と釈明しているが、ゴルフの後にマージャンや焼き肉店に行くこともあり、元専務が費用を負担することもあったという。守屋氏は退職金およそ8000万円を受け取っているが、石破大臣は「退職金を自主的に返納すべき」との考えを示している。そんな中、この元専務が去年9月に独立して新会社を設立した際、山田洋行のアメリカ法人の金約1億円を引き出していた疑いがあることがわかった。また、元専務の側近だったアメリカ法人の元社長が、不正な経理作業で数億円の裏金をつくり、その一部が防衛省の幹部らがアメリカに出張してきた際の接待費などに使われた疑いも持たれている。さらに山田洋行をめぐっては、民主党の小沢代表の2つの政治団体が合わせて600万円の献金を受けていたことが明らかになったが、小沢氏側は「献金は、23日午前中にすべて銀行振り込みで返却した」としている。
米加州の山火事、26万人超に避難勧告
アメリカのロサンゼルス近郊で20日に発生した山火事は、今なお燃え続けている。カリフォルニア州南部のサンディエゴでは、住宅や教会など650戸が全焼し、26万5000人に避難勧告が出された。現地メディアによると、これまでに1人が死亡し、消防隊員16人を含む41人が負傷しているという。山火事はロサンゼルス周辺からメキシコにかけての少なくとも14カ所で起きていて、消失面積は約1000平方キロメートルにも及んでいる。「サンタアナの風」と呼ばれる乾燥した熱い風が吹き付けていることに加え、ロサンゼルス付近では雨の少ない時期に入っていることが延焼の原因とみられている。この大規模な山火事に対し、ブッシュ大統領は23日、非常事態宣言を出した。
新潟中越地震から3年で追悼式
68人が犠牲となった新潟県中越地震から、23日で3年がたち、被災地では追悼式が行われた。被災地では復興が進んでいるが、その一方で、地震の影響で過疎が一気に進むなど、新たな課題が浮き彫りとなっている。被害の大きかった旧山古志村では約3人に1人、小千谷市でも1290人が土地を離れた。被災地には高齢化の進んだ地域が多く、これから家の建て直しをすることが難しいため、ほかの地域に住む親族に身を寄せる世帯が増えているという。被災地では今後、集落やコミュニティーの維持が大きな課題となる。
広辞苑が10年ぶりの大改訂
広辞苑が10年ぶりの改訂を行い、「うざい」「逆ぎれ」「メタボリック症候群」など約1万語の新しい言葉が収録されることになった。今回の改訂では、このほかにも「9・11事件」「鳥インフルエンザ」といった社会性のあるもの、「ゲーセン」「コンビニ」のような略語、「ウルトラマン」「サザエさん」など昭和の風物も収録される。一方、「イナバウアー」「クールビズ」「できちゃった婚」といった語は“一時の流行”などの理由で見送られた。広辞苑・第六版は、来年1月に刊行される。
きょうのSPORTS
●今季限りで日本ハムを退団するヒルマン監督が、メジャーリーグ・ロイヤルズの監督就任会見に臨んだ。「私はこの5年間、メジャーの監督だったと思っている。日本のプロ野球を学んできたが、メジャーのレベルに匹敵していると思う」とヒルマン監督
●先週、左ひじの手術を行った横浜の工藤公康がリハビリのために渡米。「(リハビリして)必ず良くなるんだと。悪くなっても必ず良くなっていくんだと思いながら、しっかりやることが大事」と工藤
2007年10月22日