一年越し
2012年04月30日(月) 21時53分
土曜日は舞台を観に新宿へ。
観に行ったのは、福圓美里&松崎亜希子主宰の“乙女企画クロジ☆”の第十回記念公演『異説 金瓶梅』
スマギャンを初回から聴いていて、みさとんが劇団を立ち上げ、毎回公演のたびに想いを話していただけに、ずっと観に行きたいと思ってたんだよね。
今回、第十回記念公演で、かなっぺやかおるちゃん、なばに関さんも出るってことも手伝って、観に行くことを決定。
本来なら、昨年3月に上演されるはずだったんだよね。
震災の影響で延期になったこの公演だけど、本来のキャストがそのまま誰も代わらずに上演されたってのは嬉しい限り。練習の様子をブログやTwitterで見てて、震災直後から公演延期決定までの苦悩も見てただけにね。
しかし、まぁ、正直なところ、想像を遥かに上回ってました。
あれほどの世界観を見せつけられるとは。
目の前に繰り広げられる展開に釘付けで、あっという間に惹き込まれました。
目の前で繰り広げられる男女の絡み、憎悪、悲哀、圧倒的な感情の解放に、観ているこっちも自然と集中して、体力が削り取られていました。
2時間半の公演時間はあっという間に経ったけど、その時には疲労感が。
タイトルにある「異説」って通り、水滸伝のスピンオフ作品である金瓶梅を新たな解釈でって脚本なわけだけど、元々の金瓶梅を読んでないから、どのような変化があったかは分からず。
原作では潘金蓮は単なる悪女のような描かれ方らしいね。今公演では、それと共に、いや、それ以上に、哀しく淋しい女って感じかな。
今公演、内容が内容だけに、キスシーンからその先の情事まで、かなり激しく、艶めかしく表現されていた。
観劇中は、その世界観に入ってしまってるからほとんど気にしてなかったけど、改めて思うと、それぞれの役者の役者魂が感じられるよね。
特にかなっぺは十代の頃から知ってるだけに、あれだけの演技をするようにって気持ちだね。かなっぺ自身、Twitterでどんな風に受け止められるのか気にしてる感があったけど、確かに、ショックを受けるファンもいるかもしれない。それは否定しない。でも、俺自身は女優・酒井香奈子の本気の、体当たりの演技が心に残って、嬉しい気持ちだった。
ちなみに、個人的にはその後の使用人に戻ってからの雪娥の方がキャラとしては好きなんだけどね。
んで、好きなキャラと言えば、かおるちゃんが演じてた孟玉楼。六夫人の中で一番好きだね。
てか、事前にTwitterでかおるちゃんが「多分事前情報なしではどれが私か分からない」的なことを言ってたけど、その通りだったね。一応事前に役名をチェックしといたから、出て、名前呼ばれてすぐ分かったけど、それしてなかったら、きっとしばらく分からなかっただろうな。
玉楼は四夫人の中では比較的普通の感覚の持ち主に感じた。あの中で比較的ってだけで、決して普通の感覚ではないんだけどね。いい感じに俯瞰してるってのかな。偏りってか、そこまでの執着がないって言うか、最後、「また、未亡人」って言ったって事は、西門慶のとこに来る前にもってことなんだろうけど、ある程度、気持ちに余裕があったのかな。何気に笑顔が印象的でした。
玉楼のその後がどうなったのか、興味があるね。
もう一人、その後に興味があるのは呉月娘。最初はそうは見えなかったけど、どんどん内に秘めたものが見えてきた月娘。しかし、その想いは遂げられることなく、最終的に正夫人として残った月娘。彼女は西門家とどのように付き合ってその生涯を終えたのか。非常に気になるところ。
みさとんが演じた春梅は本来普通の使用人。それが、金蓮という存在とそこから起こる出来事で変わっていく。それは良い事だったのか悪い事だったのか。感情の表現と言うか、存在感の違いの表現に、改めて役者・福圓美里を感じた。この人が心血を注ぐクロジ、また観たい。心の底からそう思った。
自分の住む世界とは全く違う世界観。信じられないような考え方。でも、その一つ一つを紐解くと、決してそれは遠くない、いや、むしろ身近にもあるであろう感情たち。女も男も醜く鬼畜、でも愛おしい。人とはそういうものだと教えられたというか、感じさせてもらった。
去年から少しずつ舞台を観に行くようになって、どの舞台でも心動かされ、心躍らされたけど、今回はそれと共に心揺さぶられた。
瞬く間に変わりゆく場面、人物の立ち位置、そして感情。圧倒されながらも、必死に咀嚼していました。
素晴らしき哉、芝居の世界。
そして、最後のみさとんの挨拶。思わず泣いた。1年間の想いが伝わってきたから。
上演出来て、観ることができて、本当に良かった。
ちなみに、公演後は物販に数人の役者さんが。
ちょうど、みさとんの列でグッズを買って、一声掛けることが出来ました。
そして、その前でパンフのみを売るブースにいたのはかおるちゃん&かなっぺ。アンケートをゆっくり書いてて、最後の方だったからか、人がいなかったので、ちょいと話し掛けました。てか、気付いたら、結構喋ってました。
最後は残りの公演の成功を祈りつつ、劇場を後にしました。
にしても、さっき知った事実。
木村はるか=森悠
つまり、ヒロイン&脚本&構成
すげー!
さて、G.W.の間に、全面改訂されたという、昨年版の台本を読もうかな。
観に行ったのは、福圓美里&松崎亜希子主宰の“乙女企画クロジ☆”の第十回記念公演『異説 金瓶梅』
スマギャンを初回から聴いていて、みさとんが劇団を立ち上げ、毎回公演のたびに想いを話していただけに、ずっと観に行きたいと思ってたんだよね。
今回、第十回記念公演で、かなっぺやかおるちゃん、なばに関さんも出るってことも手伝って、観に行くことを決定。
本来なら、昨年3月に上演されるはずだったんだよね。
震災の影響で延期になったこの公演だけど、本来のキャストがそのまま誰も代わらずに上演されたってのは嬉しい限り。練習の様子をブログやTwitterで見てて、震災直後から公演延期決定までの苦悩も見てただけにね。
しかし、まぁ、正直なところ、想像を遥かに上回ってました。
あれほどの世界観を見せつけられるとは。
目の前に繰り広げられる展開に釘付けで、あっという間に惹き込まれました。
目の前で繰り広げられる男女の絡み、憎悪、悲哀、圧倒的な感情の解放に、観ているこっちも自然と集中して、体力が削り取られていました。
2時間半の公演時間はあっという間に経ったけど、その時には疲労感が。
タイトルにある「異説」って通り、水滸伝のスピンオフ作品である金瓶梅を新たな解釈でって脚本なわけだけど、元々の金瓶梅を読んでないから、どのような変化があったかは分からず。
原作では潘金蓮は単なる悪女のような描かれ方らしいね。今公演では、それと共に、いや、それ以上に、哀しく淋しい女って感じかな。
今公演、内容が内容だけに、キスシーンからその先の情事まで、かなり激しく、艶めかしく表現されていた。
観劇中は、その世界観に入ってしまってるからほとんど気にしてなかったけど、改めて思うと、それぞれの役者の役者魂が感じられるよね。
特にかなっぺは十代の頃から知ってるだけに、あれだけの演技をするようにって気持ちだね。かなっぺ自身、Twitterでどんな風に受け止められるのか気にしてる感があったけど、確かに、ショックを受けるファンもいるかもしれない。それは否定しない。でも、俺自身は女優・酒井香奈子の本気の、体当たりの演技が心に残って、嬉しい気持ちだった。
ちなみに、個人的にはその後の使用人に戻ってからの雪娥の方がキャラとしては好きなんだけどね。
んで、好きなキャラと言えば、かおるちゃんが演じてた孟玉楼。六夫人の中で一番好きだね。
てか、事前にTwitterでかおるちゃんが「多分事前情報なしではどれが私か分からない」的なことを言ってたけど、その通りだったね。一応事前に役名をチェックしといたから、出て、名前呼ばれてすぐ分かったけど、それしてなかったら、きっとしばらく分からなかっただろうな。
玉楼は四夫人の中では比較的普通の感覚の持ち主に感じた。あの中で比較的ってだけで、決して普通の感覚ではないんだけどね。いい感じに俯瞰してるってのかな。偏りってか、そこまでの執着がないって言うか、最後、「また、未亡人」って言ったって事は、西門慶のとこに来る前にもってことなんだろうけど、ある程度、気持ちに余裕があったのかな。何気に笑顔が印象的でした。
玉楼のその後がどうなったのか、興味があるね。
もう一人、その後に興味があるのは呉月娘。最初はそうは見えなかったけど、どんどん内に秘めたものが見えてきた月娘。しかし、その想いは遂げられることなく、最終的に正夫人として残った月娘。彼女は西門家とどのように付き合ってその生涯を終えたのか。非常に気になるところ。
みさとんが演じた春梅は本来普通の使用人。それが、金蓮という存在とそこから起こる出来事で変わっていく。それは良い事だったのか悪い事だったのか。感情の表現と言うか、存在感の違いの表現に、改めて役者・福圓美里を感じた。この人が心血を注ぐクロジ、また観たい。心の底からそう思った。
自分の住む世界とは全く違う世界観。信じられないような考え方。でも、その一つ一つを紐解くと、決してそれは遠くない、いや、むしろ身近にもあるであろう感情たち。女も男も醜く鬼畜、でも愛おしい。人とはそういうものだと教えられたというか、感じさせてもらった。
去年から少しずつ舞台を観に行くようになって、どの舞台でも心動かされ、心躍らされたけど、今回はそれと共に心揺さぶられた。
瞬く間に変わりゆく場面、人物の立ち位置、そして感情。圧倒されながらも、必死に咀嚼していました。
素晴らしき哉、芝居の世界。
そして、最後のみさとんの挨拶。思わず泣いた。1年間の想いが伝わってきたから。
上演出来て、観ることができて、本当に良かった。
ちなみに、公演後は物販に数人の役者さんが。
ちょうど、みさとんの列でグッズを買って、一声掛けることが出来ました。
そして、その前でパンフのみを売るブースにいたのはかおるちゃん&かなっぺ。アンケートをゆっくり書いてて、最後の方だったからか、人がいなかったので、ちょいと話し掛けました。てか、気付いたら、結構喋ってました。
最後は残りの公演の成功を祈りつつ、劇場を後にしました。
にしても、さっき知った事実。
木村はるか=森悠
つまり、ヒロイン&脚本&構成
すげー!
さて、G.W.の間に、全面改訂されたという、昨年版の台本を読もうかな。







