今回は自分の記憶の整理 

2006年08月15日(火) 17時34分
かれこれ二ヶ月ほどここで文章を書いていなかった。思い返せば、何度か書こうと思ったんだけど、どうも調子が悪くて途中で書いていた文章が消えてしまったりで「むぎゃー」って発狂してしばらく書かなかったら二ヶ月たっていたわけで。

まぁあんま本も映画もこの二ヶ月はあまり触れてなかった。もちろん、論文用のやつはいくつか読んだけど……それをここで書くのもなんか違うと思うし。

とりあえず、自分の頭の整理(一度買って読んだのに間違えてもう一度買って読まないために)のために少し読んだ本を書こう。

論文と関係ない本。

 白洲次郎「プリンシブルのない日本人」
 青柳恵介「風の男 白洲次郎」
 
 少し前から流行っているダンディなおっちゃんの関連の本。キャラがあまりかぶらない明石家さんまが珍しく彼のドキュメント番組をしていた。
いいところのおぼっちゃんっぽいところも所々で出ていたけど、考えはなるほどなぁとうならせられるところもちらほら。日本って国は戦後から始まったって考えもあるけど、もしそうなら彼が今の日本の天照だろう。


 

『樹の海』 瀧本智行監督 

2006年06月13日(火) 18時39分
《たくさん、たくさんのものを背負わされて人は樹海に吸い寄せられるのかもしれない》

あらすじ
悪質な金融屋の社員のタツヤ(池内)の元に夜逃げした債務者の北川今日子からの電話がある。富士の樹海に来て自殺しようとしたものの足を挫いて動けないというのだ。客を逃したくない思いからタツヤは樹海に入るのだが、進むたびに忘れていた昔の記憶が呼び起こされていく。

朝倉(萩原)は5億円もの公金を横領し、挙句、暴力団に殺されかけて樹海に捨てられる。暴力団は朝倉を殺したと思ったが、朝倉は幸か不幸か死ぬことができなかった。彼は樹海をさまよい歩き、自殺者の遺留品を漁っていく。そのとき後ろに突然の人影。まさに首を吊ろうとしている田中と目が合うのだ。朝倉は怖くなって必死に逃げ出した。

小学校の卒業文集の夢はそこそこのサラリーマンになる。夢を実現したが月々の小遣いは三万円平凡すぎる日常を過ごす山田(津田寛治)の元に探偵の三枝が現れる。まったくわけのわからないまま一緒に呑みに行く山田。三枝は樹海で自殺した女性のことを調べていたのだ。彼女の遺留品には楽しそうに笑っている山田との2ショット写真があったのだ。
まったく彼女を思い出すことができない山田。しかし徐々に記憶のヒモは解けていき、三枝とともに彼女の思い出を共有していく。

駅のキオスクで働く映子(井川遥)にはストーカーという過去があった。キャリアも過去もなにもかも捨てて働く映子の目の前に、ストーカー相手だった男性が現れる。しかし彼は映子のことを気づかずに家路に向かう。映子はそのまま樹海に向かうのだが……。

自殺した田中の遺留品を漁りながら、手帳を見つけた朝倉は樹海から出て行くことを決意する。出て行く道もわからない朝倉だったが、田中が貼った消費者金融の広告が道しるべになっていた。

『オロロ畑でつかまえて』 荻原浩 

2006年06月12日(月) 18時20分
《ユーモア作家としての荻原浩の原点》
あらすじ
牛穴村は人口300人。そのうち30パーセントが65歳以上という典型的な過疎地。主な産業はカンピョウ、人参、オロロ豆。
そんな村の青年会が牛穴村再建に向けて立ち上がった。手を組んだのは超大手広告代理店の帝国社ではなく、倒産寸前のユニバーサル広告社。
なにもない村の再建に向けて一発逆転を狙った大博打に出たのだが、それが原因で大騒ぎに。一体どうなる牛穴村。

『嫌われ松子の一生』(映画版) 中島哲也 

2006年06月09日(金) 20時26分
《ブラボー! すごい! 天才!》

紹介・あらすじ
トヨエツと山崎努が卓球しているCM(サッポロ黒ラベル)でおなじみのCMディレクターであり映画『下妻物語』で一段と注目を浴びた中島哲也作品。

パンクミュージシャンを目指して上京したが、いつしかその夢も忘れて、付き合っていた彼女とも別れて、自堕落な日々を過ごす二十歳の笙。
そこにお骨を持った父親がいきなり現れる。存在すら知らなかった叔母が何者かに殺されて、彼女の部屋の後片付けを頼まれる笙。
笙は彼女の部屋の後片付けをすることによって今までまったく知らなかった彼女の人生を知り、そして彼女の人生の一部を引き受けることになる。

『ハードボイルド・エッグ』 荻原浩 

2006年06月06日(火) 18時13分
おもしろい! と叫びたくなる物語ではない。でも気づけばページをめくる親指は速くなっていた

紹介・あらすじ
今もっとも輝いている作家・荻原浩の名前を知らしめた名作。

フィリップ・マーロウに憧れる「私」の職業はもちろん探偵業。しかしマーロウみたく殺しの案件なんてものはもちろんない。来るのは動物探しぐらいなもの。
まぁそんな暇な探偵業。しかしそんな仕事にも確定申告という厄介な作業が必要である。「私」は事務仕事を任せるため(そして少しの下心)若い女性秘書を雇うことにするのだが、やってきたのはダイナマイト・ボディ(?)の秘書。
マーロウに憧れる男とちょっとキュートな秘書が織り成すタフさと優しさを兼ね備えたハードボイルド物語。

『蝉祭りの島』 

2006年06月06日(火) 11時59分
《ちょっと不愉快な気分になるけど、それがこの作品のキモでもある》

あらすじ
東京でストリップ劇場で働く珠子。その夫である卓は仕事をせずぶらぶらする……つまりヒモ生活。そんな生活にも関わらず珠子は妊娠中。その上、卓は交通事故で死んじゃう。
お腹の子どもとともにどこにも行くことができない珠子は卓の生家の沖縄の離島に行くことにする。卓の話では島一番の旅館ということだったが、確かに島一番の旅館だったが島には旅館が一つしかないと言うオチ。その上、珠子は女流作家に間違われて勝手に盛り上がる島民たち。
お盆に行われる蝉祭り。蝉は死者の乗り移りと考えられている島で珠子は卓と再会する。
“ろくでもない”でも愛すべき人たちの物語。

『ソラニン』 浅野いにお 

2006年06月01日(木) 20時14分
《リリーさんの『東京タワー』以来の目があった本。2006年注目の漫画なのでは!?》

紹介・あらすじ
『ヤング・サンデー』は立ち読みすらしたことがない未知の雑誌。そんな僕がどうしてこの漫画を手に取ったのか。それは単純な理由。目が合ったから。本当はその隣にあった『もやしもん3巻』を買うつもりだった(集めているし)。でも僕の手はこのなんともいえない装丁の漫画の方に伸びていた。

あらすじ
社会人二年目の芽衣子は東京の二流だけど地味さは一流のOA機器メーカーでつつましく社員をしている。大学一年のときに出会った彼氏の種田は新聞社の下請け会社のイラストの仕事をしている。ちなみに同棲中。
ある日芽衣子は些細なことで部長に説教を食らう。会社のビルの間から見上げる空は低く狭く、そして重い。それは東京に出たて、種田と出会ったときの空とは全然違っていた。そしてそのとき会社を辞めることを決意する。
会社を辞めた芽衣子。一方、種田にも本当にやりたい仕事があった。それはミュージシャン。しかし世の中は甘くはない。当たり前だ。
限りなく不透明なイマを生きる、僕らの青春ラプソディー。

『ペルソナ 三島由紀夫伝』 猪瀬直樹 

2006年05月30日(火) 18時04分
紹介
『仮面の告白』における三島由紀夫。そして現実世界における三島由紀夫。鏡のような二つの三島由紀夫がこの書籍によって紐解かれていく。
また“天才”という言葉だけでは片付けることができない三島の努力もこの書籍には描かれている。本の出版に対する三島の粘着的な想い(それはノーベル賞に対する想いに通じるものがある)、そして思惑、人間くさすぎる三島由紀夫がここにはいる。

『噂』 荻原浩 

2006年05月26日(金) 22時09分
《なにがイイってテンポがいい。ひっぱりどころがわかっているね。きっとこの緊張感がサスペンスの魅力だろう》

紹介・あらすじ
映画絶賛上映中の『明日の記憶』の荻原浩の作品。

『足首切断魔の“レインマン”。彼から身を守るには一つの方法しかない。それは“ミリエル”という香水をつけておくこと』
渋谷の女子高生たちの間に広がる噂。それはクチコミを利用した“ミリエル”の広告キャンペーンだった。真っ赤な作り話だった。しかしある日、女子高生の死体が発見される。その女子高生の足首から下は見事切断されていた。
事件を追う元本庁にいた小暮(妻をなくしたのをきっかけに支店勤務に)。そして女性刑事の名島のチーム。捜査は思い通りに進まない。その間にももう一つの殺人事件が……。

『日本という国』 小熊英二 

2006年05月24日(水) 18時31分
《装丁買いだったけど……》

紹介
今月の『ダ・ヴィンチ』の“この本にひとめ惚れ”のコーナーで紹介されていた本。
筆者も小熊英二ってことで即購入。
上手いこと色が出なかったけど、現物はもっと原色っぽくて昭和の香りがする橙色と赤の間のような色をメインにしている表紙です。
ぶっちゃけ、装丁がよかったからが7割で小熊英二ってことで2割。内容は1割って感じだった。でも読むとちょっと“日本”について考えようと思えた。
ホンマに構成も小学生にも読めるような教科書風(ふりがなが必ず振られているし)。←若干、ネタっぽいけどね。
なるほどねぇ〜と知っているつもりに過ぎなかった“日本”という国をなにかと教えてもらえます。
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