援交女子高生ラクスと鳴海くん 2話

November 10 [Tue], 2015, 22:32

俺と鳴海はしばらく歩いてマンションと呼ばれるところに着いた。
「着いたぞ、1人部屋だから一緒に寝るけどいいか?」
「う、うん。」
正直俺は嬉しかった、お母さんに一回も大好きなんて言われたことないし、一緒に寝ることなんて一回もなかった。
「あ、ラクスそういえば…怪我大丈夫か?今救急箱持ってくるから待ってろよ」
と、鳴海はどこかへ行ってしまった。
「寂しいな」
と一つつぶやく、部屋を見渡すととても綺麗に整ってて自分の家とは大違いだ。でも鳴海の家だとおもうと落ち着く。
「持ってきたぞ、なにぼーっとしてるんだ?」
俺が部屋に見惚れていると、鳴海が来た。それだけでとても嬉しかった。
「いや、私は何でもないよ。なんかいいところだなあってね。」
「何だそれwそれより傷を見せてみろ。」
顔はあざだらけで、片目は開かなくなってる。
腕は地面に落ちてるガラスで切ったのだろうか、食い込んでえぐれてる。
「ひっどいなぁ…少し痛むけど手当するぞ。」
「いっ…痛っ。」
「こら、動くな。うまく手当できないだろう。」
「うん…ごめんね。」
鳴海は丁寧に傷に消毒していく。痛いけど優しく手当されてるからなんか嬉しくて、初めて笑顔になれた。 鳴海はそれを見て安心した顔をする。
「手当終わったぞ。そろそろ飯にでもするか?」
手当された顔と腕は包帯だらけだった。傷だらけってのもあるけど少し過保護で、おもしろかった。
「ご飯?何にするの?」
鳴海が優しいから、普段はあまり喋らないのに話すことができる。俺が質問すると鳴海は
「ああ、寒いし鍋にでもするか?」
「鍋?何それ?」
俺は鍋を食べたことなんてなかった。食べたとしてもカップラーメンとお菓子だけ。そうすると鳴海は
「そんなのも食べたことないのか…。じゃあ私がいくらでも食べさせてやるぞ!」
いくらでも?…ずっといていいってことなのかな?…少し期待しちゃうよ。でもそんなこと素直には言えないから…
「うん!早く作って!」
こうしか答えられない。でも鳴海といる時間って幸せだなあと思った、まだ少ししかいないのに。
それを聞くと鳴海は台所で、具材を切ってくる。
俺は鳴海の後ろ姿をずーっと見つめてる。鳴海は手慣れた手つきで早く具材を切り終わった。
それで、机までもどってくる。
「具材切ってきたぞ。あとガスコンロ持ってくるから待ってろ」
俺は鳴海のことをひたすら待ってる。役に立てることはないかなって、考えたけどそれはまた後にしよう。
「持ってきたぞ、じゃあ作るか」
鳴海はガスコンロの火をつける。火をあんまり見たことなかったからおれは思わず驚いた。
「わっ!」
「くっwwこんなのも見たことないのか?ほんと何も知らないんだなw」
「仕方ないじゃん。料理作ったことないんだもん」
「なら致し方ないかw」
そうやって会話するうちに、鳴海は出汁と具材を入れた。あとは蓋をして煮込むだけ。その間は暇だから鳴海が話を初めた。
「ラクス、お前って今何歳なんだ?」
「私は…普通でいうなら高校二年生くらいかな」
「は、はw私の方が年上だな。私は大学一年生だ。」
「そうなんだ〜…大学って頭いい人が行くんだよね。じゃあ鳴海ってあたまいいんだね!」
「そんなことないっ…。」
少し照れた顔を鳴海はした。年上とは思えないくらい可愛かった。
「そ、それよりできたぞ。」
「わぁ!美味しそう!」
アツアツであったかい鍋。見るだけで心まで温まりそう。あ…手が痛くて動かないや…それに気がついたのか鳴海は訪ねる
「ん?どうしたんだ?」
「えーっと…手が動かないんだ。」
「仕方ないなぁ。私が食べさせてあげるから。」
鳴海は箸でつまんだ具材にフーフーと息を吹きかけて、おれの口の中に入れる
「美味しいね。」
「ははっ…まだたくさんあるからもっと食べろよ」
そう言って俺たちは笑い合いながらごはんをたべ楽しい時間を終えた。


「へへ。美味しかった。だけどこれ少し量多くない?」
「何を言っている、これくらい食べないと栄養つかないぞ。」
「うん、ありがとう」
「お前さっきからありがとうしか言ってないぞw」
「だって嬉しいから」
明日になったら家から出なきゃいけないのかな?
そう思うと時間が過ぎるのが嫌だなぁと思う。もう少しだけここにいれたらいいなぁと思った。
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