年賀切手 

2016年11月02日(水) 9時14分


 毎年、年賀切手が発行になると、そろそろ今年も終わりだと感じるのだが、今年はまだ山のように新切手があるのでそんな感じがしない。
 「切手の発行は切手収集家のためではない」という文句は、昔から聞かされてきたが、平成の初めまでは「一般利用者の声を聞いて」という大義名分だった。当時はそんなものかな、と思ったものだが、最近は、切手収集家のためではない」は同じだが、それではと尋ねると「増収のため」という回答が郵政関係者から返ってくる。
 それは、どう見ても目先の利益だけのことではないだろうか。不断の努力が感じられない。未使用や消印を押して楽しむ切手収集家を育てずに、郵便料金の証としか考えない一般の人に売るのなら、こんなに新切手を出さなくてもよいのではないか? 切手や郵便は独占事業なのだから、売り場を増やす、販売期間を増やす(主として年賀)、売り物を増やすことで増収になるということよりも、切手収集家を増やし、ヤマトよりもゆうパックを安心して使う利用者を増やすことが大事なのではないだろうか。
 来年度からオリンピックの寄付金付き切手が発行されるらしいが、昭和39年の時には、寄付金付き小型シートを買う東京中央局の行列が、5列で三菱銀行の一角を一周して皇居広場まで続いたのだ。日頃からお客様を大事にしていれば、販売に努力は要らないのだ。売れる枚数が減ったから、たくさんの種類を作るというのは本末転倒だと思うのですが、如何。

リニューアルオープン 

2016年10月04日(火) 1時46分
 郵政博物館のミュージアムショップが、10月1日からリニューアルオープンしました。
 といっても、基本的にレジの机の位置が変わっただけなんですが。細かく言うと私設ポストが設置されて、ポストが2つになりました。ひとつは投函すると風景印を押してくれる特設ポスト、もうひとつは小型ですが一般ポスト。
 これまで向島郵便局の臨時出張所だったんですが、ミュージアムショップが切手販売所になって新切手の販売を始めました。
 お見えになるお客様には、以上はあまり関係のないことです。
 本棚が増えましたから、図書を充実させました。
 「逓信事業史」「続逓信事業史」「特定局大鑑」などの郵便史本、各地の市史など、少しずつ充実させています。戦後の郵趣雑誌なども置いていきます。覗いてみてください。
 すぐに売り切れるので宣伝になりませんが、月に雁3000〜5000円、見返り美人1000〜3000円など、記念切手は格安で販売しています。
 外国切手も少しずつ充実させています。
 皆さまのお越しをお待ちしています。
 都営浅草線、半蔵門線、東武線の押上スカイツリー前で下車、そのまま東京スカイツリーソラマチを9階(8階で乗り換え)に上がると郵政博物館です。入場料300円、ショップは博物館入口横です

上高地 

2016年09月23日(金) 21時52分


 天然記念物シリーズ第1集。
 なんでもかんでも東京中央局が指定局だったが、今回は上高地郵便局が指定局になった。いささか新鮮に感じてしまう。10種連刷のシートが主流になってから、ペア+田型+田型の3通セットが当たり前のようになってしまった。毎週のように続々と発行される新切手。このまま、乱発がずっと続くのだろうか。映画「アラビアのローレンス」の冒頭で、主人公がバイクで暴走して追突するシーンがあるが、その光景を思い出してしまうこの頃である。
 さて、上高地は、私にとって想い出の場所だ。昭和47年8月10日の中部山岳国立公園で、初めて多局印カバーを制作した。9日の夕方に上高地郵便局へ打ち合わせのために訪れると、そのまま閉局までまってくれと言われ、2階に上がって切手を購入し、押印も済ませた。終バスが無くなると、郵便局の車で中の湯温泉まで送ってくれた。今ならコンプライアンスとかでとんでもない話なのだろう。44年前の話で、これまで誰にも言わなかった。当時私はまだ、中学生だった。



 想い出は、もうひとつある。昭和51年8月に消印を集めるために上高地郵便局を訪ねた時のことだ。今と違ってハンコを押したいといえば、押させてくれた。和文印を一生懸命に押していると、「今年のローラーは面白いんだ。」という。「?」と思って手を止め、ローラー印を押してみると、局名表示が「上高地(季節)」となっていた。そこで、それから乗鞍山頂に行くのをやめ、ローラー印の押印に専念した。手持ちの切手、有り金をはたいて郵便局の切手も売ってもらって、3000枚ほど押印した。
 それが、持ち帰って郵趣会で飛ぶように売れた。これが、満月印の会の始まりで、昭和51年9月から現行切手満月印の会を始め、現在に続いているのである。

捨てられないゴミ 

2016年09月16日(金) 19時51分


 2万部限定。切手に抱き合わせ。
 昨年の普通切手の特別切手帳に味をしめたのか、今年に入ってからたびたび額面を上回る販売が行われている。しかし、それは良しとしよう。買わなければ良いと言われてしまえば、それで終わってしまう。切手商の在庫ならばいざしらず、収集家ならば売るために買うのではないのだから、このさい目をつむって買おうではないか。
 問題は、そのレターブックやらタトウである。これをほとんどの収集家は、邪魔だと思うのではないだろうか。
 そもそも、透明袋に入っていて、封がしてある。収集家は、この封を切って中身を取り出すのに躊躇するのである。購入した状態の原型を変えたくない、という心理だ。
 それを、思い切って封を切る。中身を取り出す。勇気がいることである。サミットの小型シートを、どれだけの人が袋から取り出したか知りたい位である。ましてや、あのシルクの小型シートを切り抜いた人がどれだけいるだろうか。
 それでも、アルバムリーフに貼るために勇気を振り絞って切手を取り出す。
 そして、問題はここからである。
 貴方は、取り出した後のタトウやレターブックをどうしましたか?
 レターブックは、ちゃんと目的通りに手紙を書くのに使いました、という人がどれだけいるだろうか。大半の収集家は、捨てるに捨てられずに封筒にでも入れ直してしまったのではないだろうか。
 思えば、昭和25年の年賀小型シート”虎”のタトウ。不要なものと思いつつ、未だに捨てるに捨てられずに持っている人が少なくないだろう。
 このごみのような存在が、これから段々と増えてきて、それを見るたびに新切手を買うのが次第に嫌になってくるのである。
 額面に割り増しして販売するのだから、何か付けなければならないという強迫観念で、郵政はタトウや封筒を付けているが、これが無用の長物で、収集家に嫌気を与えるものだと判っていないのだろう。このさい、ひと工夫した切手を限定発行で収集家向けに高く売ることもやむをえないとして、邪魔なタトウなどはつけて欲しくないと思うのは、私の思い過ごしだろうか。
 このブログ、郵政の方々が大勢読んでおられるようなので、我慢できずにあえて書く次第である。
 そんなことはない、タトウも欲しい、という収集家の方は、ぜひコメントして戴きたい。

切手で見る星の物語展 

2016年09月08日(木) 14時32分


 郵政博物館では、平成28年9月10日から11月27日まで、特別展「切手でみる星の物語展」を開催します。この期間中、ミュージアムショップにて金箔スタンプを使用します。
 金箔スタンプは、葉書の下半分に押印できるサイズです。書籍の背文字などに使用するのと同じ箔押しで、葉書や厚手の台紙に押印可能です。押印済の葉書は100円(税込)にて販売いたします。お持ちになった台紙へも1回50円にて押印しておりますが、機械の調子によりお待たせしたり調整中で押印できない時もありますから、ご了解願います。
 なお、特別展終了後は、元の図案に戻します。

沼津、藤枝、二川 

2016年09月02日(金) 21時59分


 郵政博物館ミュージアムショップです。
 ショップでは、広重の東海道53次の絵葉書を販売しております。セット売り2800円ですが、バラ売りもしております。沼津、藤枝、二川、それぞれ1枚100円です。
 なお、大変に申し訳ありませんが、通信販売はしておりません。
 郵政博物館でお待ちしております。

アイスアリーナ 

2016年09月01日(木) 17時33分


 岩手希望郷国体が発行になった。競技場のひとつ「アイスアリーナ」を描く盛岡太田と、練習場の「県営体育館」の盛岡青山町の風景印を併印した。
 ところで、陛下が行幸される国体と国土緑化運動は、国家行事にちがいないのだが、ふるさと切手として記念印も使用されないのは、なぜだろう。
 昭和の後半の国体は、競技ごとに小型印が使かわれ、多い時には60種類を超える小型印が勢ぞろいした。冊子の集印帖を抱えて会場を行き交うマニアの姿が思い出される。
 今は、特印さえ使わずに、押印会場に訪れる収集家の姿は、一人も見なかった。
 往事のマニアは年を取ってしまったが、新しく風景印のマニアも大勢登場しているのだから、面白い企画を考えて貰えれば、当たれば盛り上がるのに。ただ、次々と新切手を山のように発行するだけでは、猛スピードで走るバイクのようなもので、いつかどこかに衝突してしまうのではないかと思うような危なさを感じる、今日この頃である。

トピカルカバー 

2016年08月28日(日) 12時51分


 郵政博物館ミュージアムショップでは、8月20日からおよそ5000通のトピカルカバーコレクションの分割販売を始めています。しばらくの間、毎週土曜日に500〜1000通を追加します。
 内容は、世界各国から差し出された記念切手などを貼ったカバーで、外国切手やトピカル収集をしている方のお役に立つことができると思います。
 販売価格は、100円〜300円、またとない放出品です。
 また、郵政博物館では、9月10日から「切手に見る星の物語展」を開催します。ご来館をお待ち申し上げております。

My旅 

2016年08月21日(日) 2時04分


 郵政博物館ミュージアムショップでは、1冊2000円の発売価格にて33冊限定で販売しております。ご来館をお待ちしています。

レターブック 

2016年08月20日(土) 1時39分


 2万部という限定発行で額面にプレミアムを加算した切手も、たて続きの発行なので収集家も疲れたのか飽きがきたのか、京都中央や大阪中央では初日に売り切れることなく残っていた模様。そうは言っても早晩に売り切れるだろうけれど。
 弊社は、必要数を確保しなければならないので、苦労して手配した。当日になって「手に入らない」では済まないので、「手配しなくても買えた」というのは結果論なのだ。
 それにしても、レターセット2000円というのは一般には高く、切手収集家にはノートは要らない。抱き合わせ販売は、考えて貰いたいものである。いっそのこと、「額面820円だが収集家向けに何もつけずに今回だけ1200円で販売します」の方がすっきりする。プレミアを付けるからといって、要らないおまけを付ける必要はないのに。
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