スペシャルインタビュー〜ベン・バーンズ〜
May 18 [Sun], 2008, 22:50
さて、スペシャルインタビューもこちらで最後になりました
今回はカスピアン王子役のベン・バーンズのインタビューをお届けいたします。
ベンと言えば、今日の夕方に日本に着いているはず!お迎に行った方はどうだったんでしょうか?
また、様子を教えてくれたらとっても嬉しいです。それではインタビューをお楽しみください!
Q:この映画を観て一番好きになったシーンはありますか。
ベン・バーンズ(以下:ベン)
多くの要素がこの映画には織り込まれていて、じつに僕が予測しなかったことも多かった。
カスピアンはひたむきで熱心だが、誰かが彼を殺そうとしているのだから軽くは扱えない。でも全てのトランプキンとリーチピープのシーンがファンタスティックなんだよ。
そして僕は真ん中の夜襲シーンが好きだ。その緊張感が大好きだ。それは映画で初めて、全ての警告が現実になった瞬間だ。そして感情が揺らぐ。カスピアンは自分の父親が叔父によって殺されたことを知り、同時にそこにはアクションが展開される。フォーンが活躍したりして、とてもエキサイティングなシーンだと思う。
Q:役作りのためにトレーニングを受けましたか?
ベン
ああ。ニュージーランドの撮影所に到着してすぐに、2週間、毎日6時間〜7時間、スペイン人の乗馬教師のもと乗馬をした。
最初に撮影するシーンが冒頭の馬チェイスのシーンだったから、それに備えなきゃならなかった。川や森やどこでも早く走り回れるようにね。撮影が進むにつれて、剣のファイトシーンのためのトレーニングもやっていった。バトルシーンは最後のほうで撮影することになっていたからね。
でもそれらはとても楽しかった。そんなことができるなんて男子にとっての夢だよ、それを仕事にできるなんてね。まるで『ナルニア』ブート・キャンプだったよ。朝は乗馬、ランチをとって午後は剣術をやり、アクセントのコーチにつく。
Q:この役柄を射止めるために、どんなことをしなくてはならなかったのですか。
ベン
タップダンスを披露しなきゃならなかったよ(笑)。いや、ちがう。すまん、僕はちょっと体調が悪いので自分が何を言っているのか分からない。
僕がウェストエンドのシアターで「The History Boys」の舞台に出ていたところをキャスティング・ディレクターが観たんだ。そして、監督のためにオーデションを録画しないかと言われて、僕はテープを作った。
そして、その翌週末にはプロデューサーたちや監督も関わって、僕はスクリーン・テストに臨んだ。ソファの上には剣が並んでいた。そこから僕は1つの剣を選んで、脚本を読んでくれる人と剣ファイトをしたんだ。相手は剣の代わりに傘を振り回していた。あるときには僕はカメラがどこにあるのか分からくなったりして恥ずかしい思いもしたけれど、結果としては、それはカスピアンの脆弱性なんかを表すものとして、とられたのかもしれないね。そして、2〜3週間後、僕はニュージーランドの撮影所に居たんだよ。馬や剣やらケープやらに囲まれてね。いったい何が僕に起きたのか、僕はいまでもまだ把握できないくらいだよ。
Q:前作を観て、いろいろ参考にしたのですか。
ベン
ああ、僕は改めてオーデションを受けるときに鑑賞し直した。DVDでエキストラのフッテージも全部観たよ。どういう風に作ったかとか、関係者のインタビューとかも全て観て、僕がどんな映画と関わることになるのかを参考にしたんだ。あまりに膨大な情報だったけれど、楽しそうに見えたからワクワクしたよ。
Q:もう次回作の話も進んでいるようですが、いつ開始するのか知っていますか。
ベン
ああ。10月頃に撮影が始まると思う。そして次回作は、僕が子供だった頃に一番好きだった原作なんだ。
Q:どうして『朝びらき丸』が一番好きだったのですか。
ベン
エピソードがしっかりしているストーリーだから。あちこち動き回って、他の『ナルニア』には登場しないクリーチャーも多く出てくるし、他の島に行って、違う環境を目にすることもできる。新しいキャラクターも豊富で、マジックも違う。そしてどういう訳か理由は分からないけれど、もっと地に足がついた話のように感じられるんだ。
それに僕は次回作におけるキャスピアンのキャラクターに関しても、ワクワクする思いなんだよ。今回の映画の終わりで、僕は「王になる準備ができたと思う」と言うけれど、『朝びらき丸』では、彼は王なんだ。それを彼がどうこなしていくかを観たいんだよ。
Q:どんな映画が好きなんですか。
ベン
僕の趣味は広範囲に広がっていて、いろんな種類の映画が大好きなんだ。他のもの、音楽なんかに関しても、そうなのだけどね。映画は『スティング』のような古いコメディから『お熱いのがお好き』 とか。心地よい気分になりたかったら『ショーシャンクの空に』が良い作品だと思う。僕はもう20回も、その映画を観たよ。僕は映画の大ファンで、何でも全て、観るんだよ。
Q:現在、世界中であなたの顔写真が展示されているのを見て、どう感じていますか。
ベン
ビデオゲームやアクション・フィギュアになるんだってことを誰かに言えば、みんなそれは素晴らしいと思うんだよ。誰かが、その箱入りのフィギュアを手にすることを考えるとね。
でも自分が9歳のとき、自分が持っていたトランスフォーマーが将来どうなったかということを認識するとね。つまり、頭をかじられたり、他のアクション・フィギュアと対戦させられたりね。それがそのヒーローの将来さ。(笑)
でも、そんなのを目にするのは超現実みたいな感じだよ。ビルボードで自分の姿を見るのもね。
でも僕の弟と先日、話したんだけど、彼は“あのビルボードの男は君じゃないよ”だってさ。“あれはカスピアンだ。だって、彼の日焼けした肌を見てごらんよ”と、言われたさ。(笑)どう見ても、あれはお前じゃないから、頭を冷やせ、ってね。それで僕はオーケーと言ったんだ。そんな風に話してくれる良い人たちに囲まれているのは良いことだよ。
Q:一番苦労したシーンについて語ってください。
ベン
一番大変だったのは、シダの森で初めてリーピチープと出会うシーンだと思う。それは単に僕にとって、初めてのCGキャラクターとの共演シーンだったから。それに彼らは森に、あの全てのシダを植え込んだんだ。僕たちは歩くたびに、そこにまたシダを植え直さなきゃならなかった。 跡をそこに残したくなかったからね。それは手作業だったから、すごく時間がかかってフラストレーションを感じた。とても暑かったしね。だから、それはかなり困難な撮影だったんだ。
Q:4人の子供たちキャストに会ったときは、どんな印象でしたか。
ベン
僕は最初にスキャンダーに会った。彼は僕がキャストされたことを知って、「The History Boys」の舞台を観にきてくれたんだ。 僕たちがニュージーランドのセットに出向く1週間前の週だった。わざわざ観にきてくれるなんて、なんて優しいのだろうと思って彼のことが好きになった。
他のメンバーに初めて会ったのは、ニュージーランドに到着した日。僕はプロダクション・オフィスに行ったんだ。オフィス部屋に入ると、そこで彼らはピンポンをしたり、アイスクリームを食べたりしていた(笑)
その光景を目にして、あ〜あ、これはすごいことになるぞ、と思ったよ。そしてジョージーが駆け寄ってきて“ハロー、よろしく!”と一言、言うと、違う方へと駈け去って行ったんだ。いまのは何とも奇妙だったな、と思っていると、10分後、また彼女が戻ってきて「さっきはごめんなさい。あなたがベンで、カスピアンだとは知らなかったの。ただ誰かクルーの人だと思っていたのよ」とか喋り出して、またそのあとは駈け去ってしまった(笑)僕はどぎまぎしながら「ハロー」と言うだけだったよ。
Q:今回の体験で、一番驚いたことというと、何ですか。
ベン
うーん、そうだな。一番僕が驚いたこと・・・ただ、そのスケールの大きさというか。正直なところ、誰もが想像するように、『ナルニア』のような映画は、半年の間、ほとんどの撮影がグリーンルームで行われるのではないかと想像していたんだ。どれだけ多くのものが実際に作られて、どれだけの下準備がされていたか、ということに驚いたんだ。僕が関わる何ヶ月も前から、人々はプラハで建物を建築し始めていた。城や村なんかが作られていたんだ。僕の目の前にあるものが、どんなにリアルであるかということには驚くばかりだった。それに、それにどれだけ早く慣れてしまうものか、ってことも驚きだった。最初にそれらを目にしたときは、本当に奇妙に感じたものさ。ところが6ヶ月たつと、それが普通になっていく。フォーンや巨人やドワーフと一緒に朝食を食べることがね。
Q:ハリウッドでキャリアを築いていく意志がありますか。
ベン
そうしたいって気乗りしているかって? ありがとう。僕にそんなキャリアを与えてくれるのかい?(笑)僕の夢は、いろんな違ったタイプのストーリーを語り伝えていくことなんだ。いろんなキャラクターを演じてね。
Q:あなたは自分のキャラクター、カスピアンをどんなキャラクターだと見ていますか。
ベン
原作から受けた印象を自分で演じてみたいと、すごく乗り気だった。きらびやかにステレオタイプされたハリウッド・バージョンのプリンス像を演じたいとは思っていなかった。それは原作で描かれた彼の姿とは違うものだからね。彼は両親からの愛情溢れる環境では育たなかった、ということが彼のキャラクターにとって需要な要因になっているように僕は感じていた。彼にとって雄一、親しみを感じられた相手は彼の恩師だけだった。だから、そんな彼が表れる瞬間を演じることが、僕には大切な要素となったんだ。そんな彼は大抵いつも不安な状態にあるし、すべてのものが彼にとっては奇妙で馴染めない。彼は自分がそこに居る価値がないように感じているけれど、自分はなにをしているのか分からないんだ。表向きには彼は自分がやっていることを把握しているように見せかけているのだけどね。自分がやっていることは分かっているさ、という振りをするのは簡単だけれど、それについて僕たちは事前に話し合えたことを嬉しく思っている。そういう風に演じさせてもらえたことにね。
Q:NY中に貼り出されたポスターのことはどう思っていますか。
ベン
どうも非現実的な感じだよ。褒められているような、くすぐったい気分にはなるけれど、さっきも言ったように、僕の弟に「それはただキャラクターであって僕自身ではない」って言われたからね。でも少しばかり超現実のようで、奇妙な感じだよ。
Q:すでにプロモーションで来日しましたね。
ベン
ああ、東京にね。すごく気に入ったよ。どこの国よりも日本からのファンレターが一番多いんだよ。どれだけ映画を楽しみしているか、っていう手紙をいっぱいもらっているんだ。僕はそれには驚いているよ。日本で『ナルニア』がそんなに人気を博していたとは知らなかったから。あと少しでまた来日する予定なので、とても楽しみにしているよ。
Q:送られてきたファンレターは時々読むのですか。
ベン
ああ、いつも自分で読んでいるよ。思いが熱くてうれしいよ!
Q:仕事をしていないときには、どんなことをして暮らしているのですか。
ベン
音楽を聞いたり、映画を見たり、ピアノを弾いたり、ドラムをやったり。正直なところ、友達と一緒に何かをして過ごすんだ。
Q:どんな映画や音楽が一番のお気に入りなのですか。
ベン
映画も役者と同じなんだよ。それはたくさんの映画、百万もの好きな映画があるんだよ。音楽も同じだけどね。小さいときから父親が聞いていたビートルズやストーンズやクィーン。それに僕はモータウン音楽も好き。スティービー・ワンダーとかダニー・ハーサウェイとかね。そしてモダンな音楽も、アークティック・モンキーからカニヤ・ウェストとか、全て好きなんだ。僕は何に関しても、一番好きなものを選ぶのが苦手なんだよ。
Q:でも、いままでで一番印象に残った映画というと、どれでしょうか。
ベン
ワオ! いまちょうど選ぶのは苦手だって言ったばかりなのに? 一番印象に残った映画はどれですか、だなんて。う〜ん、(しばらく考えて)分からない。でも『スパルタカス』は、僕が一番泣けた作品だった。3日間くらい泣き続けた。その理由は分からない。最後のカタルシスに、仲間がお互いに戦わなくてはならない状況に泣け
たんだろうね。それがパーソナルなことに感じられたんだ。背景は違っても、この『ナルニア』でもカスピアンは自分の仲間だった人たち相手に戦わなくはならなかった。彼らが僕を育ててくれたのに、その彼らに立ち向かわなきゃならなかった。『スパルタカス』では、最後に彼(主人公)は一番の友人と戦わなくてはならなかった。お互い殺し合いをしなきゃならない、そのジレンマが強烈なんだ。でも、僕が一番好きな映画というと、『スパイナル・タップ』だろうね。それは史上、もっともおかしい映画だと思う。
ありがとうございました。
5回に分けてお送りしたスペシャルインタビューはいかがでしたでしょうか

ついにナルニア国物語第2章 カスピアン王子の角笛の公開が迫ってきました!明日からはいよいよナルニア週間突入です。こちらのブログでも明日からさらに内容盛りだくさんでお伝えしたいと思います!
明日から2日間は、みかんPのまつゆうにもお手伝いしてもらって、記者会見と、ジャパンプレミアを取材する予定です
まず、明日はキャスト&スタッフの来日記者会見の直前直後の様子をリアルタイムにお届けいたします!記者会見の様子については、写真付きで別途詳しくお伝えしますよー。(記者会見中は携帯電話はNGなので)
そして、明後日はジャパンプレミア!こちらについては、PCを持って乗り込むつもりなので、モバイルからとPCからリアルタイムでお伝えできるように頑張ります!
それでは、明日もぜひお楽しみに
今回はカスピアン王子役のベン・バーンズのインタビューをお届けいたします。ベンと言えば、今日の夕方に日本に着いているはず!お迎に行った方はどうだったんでしょうか?
また、様子を教えてくれたらとっても嬉しいです。それではインタビューをお楽しみください!
Q:この映画を観て一番好きになったシーンはありますか。
ベン・バーンズ(以下:ベン)
多くの要素がこの映画には織り込まれていて、じつに僕が予測しなかったことも多かった。
カスピアンはひたむきで熱心だが、誰かが彼を殺そうとしているのだから軽くは扱えない。でも全てのトランプキンとリーチピープのシーンがファンタスティックなんだよ。
そして僕は真ん中の夜襲シーンが好きだ。その緊張感が大好きだ。それは映画で初めて、全ての警告が現実になった瞬間だ。そして感情が揺らぐ。カスピアンは自分の父親が叔父によって殺されたことを知り、同時にそこにはアクションが展開される。フォーンが活躍したりして、とてもエキサイティングなシーンだと思う。
Q:役作りのためにトレーニングを受けましたか?
ベン
ああ。ニュージーランドの撮影所に到着してすぐに、2週間、毎日6時間〜7時間、スペイン人の乗馬教師のもと乗馬をした。
最初に撮影するシーンが冒頭の馬チェイスのシーンだったから、それに備えなきゃならなかった。川や森やどこでも早く走り回れるようにね。撮影が進むにつれて、剣のファイトシーンのためのトレーニングもやっていった。バトルシーンは最後のほうで撮影することになっていたからね。
でもそれらはとても楽しかった。そんなことができるなんて男子にとっての夢だよ、それを仕事にできるなんてね。まるで『ナルニア』ブート・キャンプだったよ。朝は乗馬、ランチをとって午後は剣術をやり、アクセントのコーチにつく。
Q:この役柄を射止めるために、どんなことをしなくてはならなかったのですか。
ベン
タップダンスを披露しなきゃならなかったよ(笑)。いや、ちがう。すまん、僕はちょっと体調が悪いので自分が何を言っているのか分からない。
僕がウェストエンドのシアターで「The History Boys」の舞台に出ていたところをキャスティング・ディレクターが観たんだ。そして、監督のためにオーデションを録画しないかと言われて、僕はテープを作った。
そして、その翌週末にはプロデューサーたちや監督も関わって、僕はスクリーン・テストに臨んだ。ソファの上には剣が並んでいた。そこから僕は1つの剣を選んで、脚本を読んでくれる人と剣ファイトをしたんだ。相手は剣の代わりに傘を振り回していた。あるときには僕はカメラがどこにあるのか分からくなったりして恥ずかしい思いもしたけれど、結果としては、それはカスピアンの脆弱性なんかを表すものとして、とられたのかもしれないね。そして、2〜3週間後、僕はニュージーランドの撮影所に居たんだよ。馬や剣やらケープやらに囲まれてね。いったい何が僕に起きたのか、僕はいまでもまだ把握できないくらいだよ。
Q:前作を観て、いろいろ参考にしたのですか。
ベン
ああ、僕は改めてオーデションを受けるときに鑑賞し直した。DVDでエキストラのフッテージも全部観たよ。どういう風に作ったかとか、関係者のインタビューとかも全て観て、僕がどんな映画と関わることになるのかを参考にしたんだ。あまりに膨大な情報だったけれど、楽しそうに見えたからワクワクしたよ。
Q:もう次回作の話も進んでいるようですが、いつ開始するのか知っていますか。
ベン
ああ。10月頃に撮影が始まると思う。そして次回作は、僕が子供だった頃に一番好きだった原作なんだ。
Q:どうして『朝びらき丸』が一番好きだったのですか。
ベン
エピソードがしっかりしているストーリーだから。あちこち動き回って、他の『ナルニア』には登場しないクリーチャーも多く出てくるし、他の島に行って、違う環境を目にすることもできる。新しいキャラクターも豊富で、マジックも違う。そしてどういう訳か理由は分からないけれど、もっと地に足がついた話のように感じられるんだ。
それに僕は次回作におけるキャスピアンのキャラクターに関しても、ワクワクする思いなんだよ。今回の映画の終わりで、僕は「王になる準備ができたと思う」と言うけれど、『朝びらき丸』では、彼は王なんだ。それを彼がどうこなしていくかを観たいんだよ。
Q:どんな映画が好きなんですか。
ベン
僕の趣味は広範囲に広がっていて、いろんな種類の映画が大好きなんだ。他のもの、音楽なんかに関しても、そうなのだけどね。映画は『スティング』のような古いコメディから『お熱いのがお好き』 とか。心地よい気分になりたかったら『ショーシャンクの空に』が良い作品だと思う。僕はもう20回も、その映画を観たよ。僕は映画の大ファンで、何でも全て、観るんだよ。
Q:現在、世界中であなたの顔写真が展示されているのを見て、どう感じていますか。
ベン
ビデオゲームやアクション・フィギュアになるんだってことを誰かに言えば、みんなそれは素晴らしいと思うんだよ。誰かが、その箱入りのフィギュアを手にすることを考えるとね。
でも自分が9歳のとき、自分が持っていたトランスフォーマーが将来どうなったかということを認識するとね。つまり、頭をかじられたり、他のアクション・フィギュアと対戦させられたりね。それがそのヒーローの将来さ。(笑)
でも、そんなのを目にするのは超現実みたいな感じだよ。ビルボードで自分の姿を見るのもね。
でも僕の弟と先日、話したんだけど、彼は“あのビルボードの男は君じゃないよ”だってさ。“あれはカスピアンだ。だって、彼の日焼けした肌を見てごらんよ”と、言われたさ。(笑)どう見ても、あれはお前じゃないから、頭を冷やせ、ってね。それで僕はオーケーと言ったんだ。そんな風に話してくれる良い人たちに囲まれているのは良いことだよ。
Q:一番苦労したシーンについて語ってください。
ベン
一番大変だったのは、シダの森で初めてリーピチープと出会うシーンだと思う。それは単に僕にとって、初めてのCGキャラクターとの共演シーンだったから。それに彼らは森に、あの全てのシダを植え込んだんだ。僕たちは歩くたびに、そこにまたシダを植え直さなきゃならなかった。 跡をそこに残したくなかったからね。それは手作業だったから、すごく時間がかかってフラストレーションを感じた。とても暑かったしね。だから、それはかなり困難な撮影だったんだ。
Q:4人の子供たちキャストに会ったときは、どんな印象でしたか。
ベン
僕は最初にスキャンダーに会った。彼は僕がキャストされたことを知って、「The History Boys」の舞台を観にきてくれたんだ。 僕たちがニュージーランドのセットに出向く1週間前の週だった。わざわざ観にきてくれるなんて、なんて優しいのだろうと思って彼のことが好きになった。
他のメンバーに初めて会ったのは、ニュージーランドに到着した日。僕はプロダクション・オフィスに行ったんだ。オフィス部屋に入ると、そこで彼らはピンポンをしたり、アイスクリームを食べたりしていた(笑)
その光景を目にして、あ〜あ、これはすごいことになるぞ、と思ったよ。そしてジョージーが駆け寄ってきて“ハロー、よろしく!”と一言、言うと、違う方へと駈け去って行ったんだ。いまのは何とも奇妙だったな、と思っていると、10分後、また彼女が戻ってきて「さっきはごめんなさい。あなたがベンで、カスピアンだとは知らなかったの。ただ誰かクルーの人だと思っていたのよ」とか喋り出して、またそのあとは駈け去ってしまった(笑)僕はどぎまぎしながら「ハロー」と言うだけだったよ。
Q:今回の体験で、一番驚いたことというと、何ですか。
ベン
うーん、そうだな。一番僕が驚いたこと・・・ただ、そのスケールの大きさというか。正直なところ、誰もが想像するように、『ナルニア』のような映画は、半年の間、ほとんどの撮影がグリーンルームで行われるのではないかと想像していたんだ。どれだけ多くのものが実際に作られて、どれだけの下準備がされていたか、ということに驚いたんだ。僕が関わる何ヶ月も前から、人々はプラハで建物を建築し始めていた。城や村なんかが作られていたんだ。僕の目の前にあるものが、どんなにリアルであるかということには驚くばかりだった。それに、それにどれだけ早く慣れてしまうものか、ってことも驚きだった。最初にそれらを目にしたときは、本当に奇妙に感じたものさ。ところが6ヶ月たつと、それが普通になっていく。フォーンや巨人やドワーフと一緒に朝食を食べることがね。
Q:ハリウッドでキャリアを築いていく意志がありますか。
ベン
そうしたいって気乗りしているかって? ありがとう。僕にそんなキャリアを与えてくれるのかい?(笑)僕の夢は、いろんな違ったタイプのストーリーを語り伝えていくことなんだ。いろんなキャラクターを演じてね。
Q:あなたは自分のキャラクター、カスピアンをどんなキャラクターだと見ていますか。
ベン
原作から受けた印象を自分で演じてみたいと、すごく乗り気だった。きらびやかにステレオタイプされたハリウッド・バージョンのプリンス像を演じたいとは思っていなかった。それは原作で描かれた彼の姿とは違うものだからね。彼は両親からの愛情溢れる環境では育たなかった、ということが彼のキャラクターにとって需要な要因になっているように僕は感じていた。彼にとって雄一、親しみを感じられた相手は彼の恩師だけだった。だから、そんな彼が表れる瞬間を演じることが、僕には大切な要素となったんだ。そんな彼は大抵いつも不安な状態にあるし、すべてのものが彼にとっては奇妙で馴染めない。彼は自分がそこに居る価値がないように感じているけれど、自分はなにをしているのか分からないんだ。表向きには彼は自分がやっていることを把握しているように見せかけているのだけどね。自分がやっていることは分かっているさ、という振りをするのは簡単だけれど、それについて僕たちは事前に話し合えたことを嬉しく思っている。そういう風に演じさせてもらえたことにね。
Q:NY中に貼り出されたポスターのことはどう思っていますか。
ベン
どうも非現実的な感じだよ。褒められているような、くすぐったい気分にはなるけれど、さっきも言ったように、僕の弟に「それはただキャラクターであって僕自身ではない」って言われたからね。でも少しばかり超現実のようで、奇妙な感じだよ。
Q:すでにプロモーションで来日しましたね。
ベン
ああ、東京にね。すごく気に入ったよ。どこの国よりも日本からのファンレターが一番多いんだよ。どれだけ映画を楽しみしているか、っていう手紙をいっぱいもらっているんだ。僕はそれには驚いているよ。日本で『ナルニア』がそんなに人気を博していたとは知らなかったから。あと少しでまた来日する予定なので、とても楽しみにしているよ。
Q:送られてきたファンレターは時々読むのですか。
ベン
ああ、いつも自分で読んでいるよ。思いが熱くてうれしいよ!
Q:仕事をしていないときには、どんなことをして暮らしているのですか。
ベン
音楽を聞いたり、映画を見たり、ピアノを弾いたり、ドラムをやったり。正直なところ、友達と一緒に何かをして過ごすんだ。
Q:どんな映画や音楽が一番のお気に入りなのですか。
ベン
映画も役者と同じなんだよ。それはたくさんの映画、百万もの好きな映画があるんだよ。音楽も同じだけどね。小さいときから父親が聞いていたビートルズやストーンズやクィーン。それに僕はモータウン音楽も好き。スティービー・ワンダーとかダニー・ハーサウェイとかね。そしてモダンな音楽も、アークティック・モンキーからカニヤ・ウェストとか、全て好きなんだ。僕は何に関しても、一番好きなものを選ぶのが苦手なんだよ。
Q:でも、いままでで一番印象に残った映画というと、どれでしょうか。
ベン
ワオ! いまちょうど選ぶのは苦手だって言ったばかりなのに? 一番印象に残った映画はどれですか、だなんて。う〜ん、(しばらく考えて)分からない。でも『スパルタカス』は、僕が一番泣けた作品だった。3日間くらい泣き続けた。その理由は分からない。最後のカタルシスに、仲間がお互いに戦わなくてはならない状況に泣け
たんだろうね。それがパーソナルなことに感じられたんだ。背景は違っても、この『ナルニア』でもカスピアンは自分の仲間だった人たち相手に戦わなくはならなかった。彼らが僕を育ててくれたのに、その彼らに立ち向かわなきゃならなかった。『スパルタカス』では、最後に彼(主人公)は一番の友人と戦わなくてはならなかった。お互い殺し合いをしなきゃならない、そのジレンマが強烈なんだ。でも、僕が一番好きな映画というと、『スパイナル・タップ』だろうね。それは史上、もっともおかしい映画だと思う。
ありがとうございました。
5回に分けてお送りしたスペシャルインタビューはいかがでしたでしょうか


ついにナルニア国物語第2章 カスピアン王子の角笛の公開が迫ってきました!明日からはいよいよナルニア週間突入です。こちらのブログでも明日からさらに内容盛りだくさんでお伝えしたいと思います!
明日から2日間は、みかんPのまつゆうにもお手伝いしてもらって、記者会見と、ジャパンプレミアを取材する予定です

まず、明日はキャスト&スタッフの来日記者会見の直前直後の様子をリアルタイムにお届けいたします!記者会見の様子については、写真付きで別途詳しくお伝えしますよー。(記者会見中は携帯電話はNGなので)
そして、明後日はジャパンプレミア!こちらについては、PCを持って乗り込むつもりなので、モバイルからとPCからリアルタイムでお伝えできるように頑張ります!
それでは、明日もぜひお楽しみに
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