2017/8/3 渋谷が大変

August 05 [Sat], 2017, 22:51
8月3日木曜日(※理由)、2年ぶりに渋谷が大変に行ってきました!

最初行く予定になかったのですが、SiouxとDADAROMAが揃っていて、しかもSiouxは今回4人体制になって初ライブということだったので、夏休み1日目をここで使わせてもらおうかと笑
前回行ったのはyazzmad目当てで結構胸に迫るものがあったのですが、今回はそういうものもなくまったり楽しんでいました。
また、DADAROMAを初めて観たのも2年前のこの日だったので、WESTからduoを満員にする彼らが観られて嬉しくもありました。


・Sioux
human
ピギー

楽園

Soaさん脱退後、4人での初ライブでした。
新衣装なのかな、全員黒ブラウスに黒のふわっとしたパンツ?(Cielaさんはスカートかな)でした。画像が渋大アカウントに載っています。

Kaname.さんがこういうカッチリした格好がめずらしくて新鮮でした。個人的にかなめさんは黒より白が似合うイメージなので見慣れない感ありましたが、snuffをこれで歌うの似合いそうだなーと。
YACHIRUさんはちょっとシックなお兄さんスタイル。髪が短くなって色も少し変わってたかな?
Cielaさんは依然と舞踏会的な雰囲気、漆黒さが増して悪魔感強めになった感じがしました。
Lottoさんは元々黒が似合うな〜って思ってたんですけど、真っ黒!!イイ!!ロマン派的な耽美さがあって、心の中でずっと「若きウェルテルのなやみ…」とか考えてました(※イメージ)

最初は対バンらしくhumanから始まり。ドラム前で4人で集まってスクラムを組むような構図で板付きでした。
メンバーさんみんな緊張しているのが伝わってきてそわそわしましたが、ピギーのイントロでKaname.さんが「緊張してる?!」とメンバーに尋ねその空気を強制的に打ち壊し。
YACHIRUさんのヴォイヴォイも聞けたり、最初表情が硬かったLottoさんがパッと笑顔になったのを観てちょっと安心しました。

楽園か嘘はやるだろうと思っていたら、きっちりどちらも聴けました。
ツインギターによる比重が大きそうな曲なのでちょっと身構えてしまうところがありましたが、そこを敢えてやるのがKaname.さんらしいなぁとなんとなく思いました。
楽園のギターソロでギター隊が向かい合っていたのを思い出したり、コーラスがシエラさんだけなのはやっぱり寂しかったな。
とはいえ、Cielaさんが急遽一人アレンジに直した賜物ですし、これがSiouxの楽曲の新しい形になっていくんだなぁと思い、心して聴きました。やはりいい音!

音に対する違和はありますが、今後慣れていくかなぁと思えたので、今回観に行って良かったなぁと。
時間は短かったですが、悲壮感がないステージでなんだか救われました。すーちゃんには前向きに頑張ってほしいです。


・DADAROMA

「夢タラレバ」
私、バンギャじゃないわ
MONEY
「モルヒネ♯3」
「ポルノグラフ」
「リズリーサーカス」
KIDS WAR
「溺れる魚」

夢タラレバとMONEYの流れは渋谷というか、歌詞の内容の面で対バンに沿っている気がしました。
そして「ちょっと難しいけど、前のお姉さんたちを観て着いてきて」と私、バンギャじゃないわは飛び道具的なポジションに感じました。
歌詞を聞いてなのか、後ろからお客さん方の笑い声が聴こえてきたのインパクトはかなりあったんじゃないかと笑

「今日以降、二度と会えない人もいるかもしれないけど、今だけ君たちの人生の中の40分間を僕にください」と、よしあつくん。
これまで観た対バンだとやっぱりどうしても激しさだけが前面に出てしまう印象だったんですが、今回ポルノグラフで聴かせるダダロマの部分が出ていて良いなぁと思いました。
この曲自体、曲調としてはバラードに入るのかもしれませんが、しっとりしすぎていなくて熱量が高めでテンションを維持してくれるなぁと。

あと、この日は朋さんのことが少し心配だったのですが(リンキンのボーカルさんが亡くなられたことで落ち込んでいたご様子だったので)。
元気がないというよりは、いつもと違う感じがしたというかなんというか。フィルター入ってるかもしれませんが。
でもそれだからこそ出る迫力みたいなものもあって、リズリーの「終わりさ」を口ずさんでいた時の切り捨てるように笑った表情にぞくっとしました。
最初初めて観た時に朋さんが怖くて仕方がなかったんですが、その頃のことを少しだけ思い出しました。

最後は溺れる魚で、曲がブレイクするようにフェードアウトしていったのが印象的でした。
そして「また会いましょう」と捌けていくよしあつくんとメンバー。

前の方にいたのでお客さんの入りはどんなものだったか気になりましたが、かなり人が入っていたようで良かったです。
今回初ダダロマで後ろで観ていた姉が「パンパンだったよ!」と言ってくれました。
まださすがに難しいかなーと思いもしますが、来年はEASTに行けないかなーとちょっぴり期待しています。
一度イベントでも観たけれど、またEASTでDADAROMAが観たいです。


・バラライカ
バラライカはこれまでもちょくちょく観る機会がありまして。
ライブの雰囲気が好みなのと、ベースのフタバさんの見た目がはちゃめちゃに好きなので、お気に入りのバンドの一つです。

登場するや否や「これは君達を買うためのお金です、幾らでも持って行ってくれていい。その代わり、君達には僕のおもちゃになってもらう」と、持っていたアタッシュケースからお金をばらまくLさん。
ダダロマもお金をばらまく演出があってお札にロゴが印字されているんですが、バラライカはどうだったのだろう。後ろの方で観ていたのでそこまで確認できませんでした…。

おもちゃという単語通り、ステージと客席の主従関係みたいなものが目に見えるくらいはっきりあるバンドだなぁと。
厳密には監禁とか拘束された空間のようなイメージがわきました。

曲は全体的にメロディ少なめ、じっくり浸るというよりはガッと来たものをゴッと受け止める感じ(擬音過多ですみません)
どういう聴き方をしたらいいのかいまいち掴めないままいつのまにか終わってしまうのですが笑、そこが掴めたらもっと積極的に観にいってみたいなぁ。
今のところ2曲目のAdolfみたいなフリのやつが好きです笑


・REIGN
このバンドは主催やトリなど、完全にこのバンドのターンでのタイミングで何度か観ていて、その度に運動量の多さに驚かされていたんですが、この日は少しおとなしめ?に感じました。
10月20日(「今覚えろ」とのことでした)にWESTでワンマンがあるそうで、今回はその予行演習にしようと煽り、
「今日はそれでいいけど、10月のここでのワンマンでは人が人の上を転がります」と話していました。ワンマンはどんなものなんだろう…

前回観た時はサポートだった和春さんが正式加入してから初めて観たのですが、この人もまたパワフルでかっこいいドラマーで!
下手側のシンバルがものすごい上の位置&シンバル全面が観えるような位置に置かれていたのが一際目を引きました。
最近シンプルなセットのドラマーを観る機会が多くてその良さがわかってきたのですが、やはり華やかなのは観ていて楽しい。

また、郁磨さんが遠目では王子様っぽい見た目になっていて、最初ちょっと雰囲気変わったのかなーなんて思ったんですが、全くそんなことはなく。
相変わらず多種多様なデスボイスをかましてきていてさすがだなぁと笑 


・ラミエル
「曲が懐かしい感じがする」という評判を聞いていたので、気になったのでチョイス。
現代版BAISERというイメージかな?ついでにリエントの初期(初ワンマンくらいの時期)ってこんな感じだったんだろうなぁと漠然と思いました。

ボーカルの聖さんは伝えたいものが抱えきれないほどある感じがもどかしく、それ故の奥ゆかしさがありました。
噂の女形ギターの希さんは、かわいい見た目と裏腹にものすごく「上に行きたい!」という執念が見えてギャップがいいなぁと。
司さんは前のバンドで一度観る機会があったんですが、ステージングがずば抜けて蔵人感ありました。
ドラムの樹さんはど、同化している…!!笑 もっとどっしりしたイメージだったんですがか細かったです…白くて儚い…

危うさも感じたので、少し距離を置いたところからチェックしていきたいなーと思います。
特に聖さんが化けたらかなり変わりそうなバンドな気がするので、そういう点でもまた少し期間空けて観たいなぁと。


・DIAURA(途中まで)
ばんぎゃる10年以上やっておきながら一度も観たことがないという…。
姉がファンなので数曲知っていて、私が聴けた最初の3曲はどれも知っていました。
きっちり「王道」のイメージがあるバンドだったのですが、期待通りで。
「ヴィジュアル系のライブを初めて観る」という方にオススメしたいバンドNo.1みたいな。

あと、あんまり私はボーカルに技巧を求めないタイプなんですが、yo-kaさんは歌が本当に上手いなぁと。
何をもって上手いとするかは人によりますが、自分にとってはお腹から声が出ていて、歌い方にクセがあってもそこに引っ張られていない(クセに取られすぎて崩している人が多いので)という点が上手い人の特徴だと思っています。

演奏もステージも全体的に安定していて、やっぱりEASTに出るバンドっていうのは安心感があるなぁと思いました。
ちなみに本当はnestに出たかったそうですが無しになったとMCで言っていました笑


・ぞんび

神様ごめんなさい
腐り姫
交響曲第9番「真夜中の第二音楽室」
アブノーマル・セラピー
21世紀の精神異常者
死ねばいいのに

ぞんびもお気に入りのバンドの1つで、久しぶりに観られて嬉しかったです!
また、ドラムのREIKAくんが自分を構成する9枚にリエントのThe bottom of chaosを挙げていて、その点でも心の中でめちゃくちゃ応援しています笑

ボーカルが奏多くんになってからもう結構経つと思いますが、相変わらずこのダークサイドに落ちた好青年感はいいなぁと笑(前のアトムくんの時の気持ち悪さも好きなんですけどね)
ぞんびなんだけどちょっとコミカルさというか、おどろどろしさよりもかわいらしさが強いのが個人的には魅力に感じています。コメディホラーみたいな。

21世紀の精神異常者のギターのシューゲ感が特に好きで、このバンドはところどころこういうのが感じられる点も気に入っています。
ミドリくんのセンスなのかな?また翔さんの雰囲気にも合っているなぁと。
また、アブノーマル・セラピーの時かな?BugLugの優さんがゲストで登場して、爽やかな風を残していきました笑

最後に奏多くんが「来年はEASTでやります!」と宣言。
お、言ったな?言ったな??と思いつつ笑、ぞんびちゃんも頑張ってほしいです!
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若手からベテランまで、みっちりこのシーンの現役のバンドを観てきましたが、みんな全力で向き合っているんだなぁと改めて。
もちろん昔や思い出の中にこのシーンの好きだった部分もたくさんあるんですが、なるべく今に今にアンテナを立てていたいなぁと思いました。
そういう自分のスタンスを確かめる上でもいい機会だったし、来年以降も(出演バンドの面子にもよりますが)夏の風物詩的な感覚で行きたいなーと思います。

2017/6/25 Plastic Tree「1997.09.15」at横浜Bay Hall

July 23 [Sun], 2017, 16:52

一ヶ月近く経ってしまいますが、Plastic Tree樹念公演「1997.09.15」のレポを上げます…!!

春ツアーの各所で正くんが説明していましたが、この日付はプラのメジャーデビュー初ツアーのファイナルの日だということで。
そのセットリストが、お知り合いの方のお家から発掘されたそうで、今回再現してみようということになったそうです。
当日は6/25なのにタイトルが9/15なのは、このツアーの初日は6/25だったからみたいです。
今回7/29のパシフィコ横浜の前に前夜祭的なものをやってみたくて企画された…とニコ生で話していました。

セトリはこちら。

痛い青
本当の嘘
twice
割れた窓
クローゼットチャイルド
スノーフラワー
銀の針
リラの樹
まひるの月
水葬。
トランスオレンジ
アブストラクトマイライフ
ねじまきノイローゼ
エンジェルダスト
エーテルノート

EN1:
鳴り響く、鐘。
サイコガーデン
クリーム

EN2:
サーカス


この日はメンバー全員衣装も再現していました!(ケンケンのインスタに載ってます)
正直竜太朗さん以外あまり期待していなかったんですが(すみません)、サラサラ赤髪なかちゃんが出てきた瞬間に大興奮しました。
メイクは割といつもの感じだったので、クール系女優さんがロックな重鎮マダムになっていくような変化を連想しましたが笑、やっぱりなかちゃんも元がいいよなぁ。
でも足元がサンダルだったのに気付いた時は思わず噴きそうになりました笑

当時はまだメンバーではなかったケンケンはというと、当時のたかちゃんバリの金髪のちょっと長めのウィッグ。
ヴィジュアル系通り越してジャニーズの中でもかなりイケメンに入るタイプの見た目で、別の感覚で悲鳴上げそうになりました。圧倒的な作画の違い…
大正谷ケンケンさんはなかちゃん曰く「ちょっと男前すぎる」とのこと(ひどい)

正くんは一瞬「あれ…いつものただしくん…?」となりましたが、青髪になってる!一人だけウィッグじゃないところに男気を感じました。
絶滅危惧種の神器・しましま靴下(タイツかな?)をお召しになっていて、しましま靴下大好きばんぎゃるとしては歓喜でした。
なんとなく正くんは半パンは嫌がりそうな気がしていたのですが、バルーンタイプのスカートでも履いてくれて嬉しかったです(残念ながら膝は出ていませんでしたが)
でもやっぱり正くんは正くんで、正くんは未来永劫正くんなんだろうなぁと…笑

そして竜太朗さん。詳しくはご本人のtwitter参照ですが、画像より実物の方が50倍はかわいかったです。
正くんがやたら楽しそうに話していた短パンニーハイ姿で登場!
ちゃんとヤン毛もあってすごい再現率でした。更には当時より細くなっていてやたらスタイリッシュに観えました笑

メンバーも言っていましたが、いまだに実に不思議な感覚で観た公演だったと思います。
私は20年前はまだファンではなかった身ですが、竜太朗さんが言っていた「思い出と遊ぶ」という表現が一番的確なのかなぁと。
まるっと20年前のプラを観たとは思わないんですが、今のプラが20年前の自分たちと再会する様というか、そういう空間を目の当たりにした気がします。


Only Shallowが鳴りやみ、ライブハウスとは思えぬのような沈黙が、緊張感が走りました。
それを裂いたのはベースの音、痛い青から始まります。
15年前のHide and Seek公演がありましたが、このアルバムの独特の緊張感の発端は、この曲で始まるところなんだろうなぁ。
また、twiceでの空気の探り合いみたいな雰囲気が、いつものメンバーのやりとりとは少し違ってひたすらに新鮮でした。
なんだか最初の方は自分の知らないプラの姿を観ている気分でした。

また、ベースに関して感じたことで、この頃の正くんの音って毒気が強いなぁと。
個人的にプラの弦楽器隊は種類の違うそれを持っていると思うのですが、正くんもなかちゃんも、今はもっとそれがあからさまになっていないイメージで。
竜太朗さんとケンケンは案外(?)混じりけがないというか、もうちょっと無色透明に近いものなイメージなんだよな。

そんな感じで、やや気後れにも近い気分で観ていたのですが、まひるの月、水葬。、トランスオレンジの流れで「自分は絶対この頃のプラに出会っていても好きになっていたんだろうなぁ」と漠然と感じました。
ここまでは今のプラとの違いを意識しながら観ていましたが、とりわけこの3曲については「今も変わらずそこにあるもの」を感じました。

まひるの月の歌詞のような、抒情とモラトリアムの絡まり合いというか、自分の精神状態が周りの景色をより過敏に感じさせるという構図に影響受けているバンドマンって結構多いんじゃないかと思っています。
私もプラとの出会いを機にそういうバンドを好きになってきたんですが、神髄がここにあるんだなぁとぼんやり思いました。プラってすごいバンドだなって。
例えばぬけがらなんかは今の竜太朗さんが歌うからこその味があるんですが、この曲については竜太朗さんが少年に返った時のような、当時の息苦しさがまだ根付いてるんだなぁと感じました。
そういう意味ではバリアに似てるのかも。

水葬。はプラの楽曲に憑き物である、「水」の存在の由来めいたものを感じました。
新作の雨中遊泳のように雨であったり、時に液体であったり、波であったり、そこに佇む川であったり、形は違えどプラの曲って必ずどこかに水を感じるんですよね。
水に関するものが出てこないとしても、水を含むものが常にそばにあるような。
基本的に湿度が高いというか、乾いた曲が限りなく少ない印象です(その中でもなかちゃん曲はドライさがある気がするんですが)

トランスオレンジのサビの「さよなら」でお立ち台に立ち上がる竜太朗さんを正くんが見つめていた(ように観えた)のが、やたら胸に来るものがあって。
Ryutaroという少年から竜太朗への変化や、有村竜太朗と長谷川正の世界がこのバンドの根源なんだなぁとか、20年間以上の重みをそこで感じてしまいました。

その他記憶が残っている曲についてぽろぽろと。
スノーフラワーは年末で聴けましたが、その時はナカヤマアキラギターソロ男泣き会場みたいな記憶しかなかったのですが、今回はもっとあの寂しさが広がっていくような感覚がはっきりと出ていて、思わず寒気がしました。
ねじまきノイローゼのちょっと殺伐とした感じが、この日のふわっとしすぎない空気とマッチしていて良かったなぁ。
エーテルノートは何年か前は結構やってた記憶があるんですけど、本編最後の多幸感がより愛おしく思えました。

アンコールは鳴り響く、鐘。→サイコガーデンと下げて上げてなテンションからのMC。
なかちゃん「当時キラーチューンの前に鳴り響く、鐘。って何考えてたんだろ?頭おかしいね!」
正くんは演奏しているうちにこの流れの意図を思い出すかと考えていたそうですが、結局さっぱりだったそうで笑

また、なかちゃんが「俺たちの真似してるやついるのかなと思ったけど、そんないないねぇ」と言っていたのが印象的でした。
私がゼロで初めてプラのライブに行った時に、トレモロの竜太朗さんコスさんがいたなぁとふと懐かしくなりました。
今回はスタンディングのマジパンでしたし、もしかしたらパシフィコはいるかもしれないですね!

大団円のクリームは、それこそ昨今の藍より青くの多幸感と繋がっているなぁとひしひしと感じました。
同時に当時のクリームはどんな空気だったんだろうなぁと。
今のプラには今の、当時のプラには当時にしか出せないものがあって、それは少し寂しいことのような気もするんですが、そういうのを受け入れていくということも、この公演の大きな意義の一つなのかもしれません。

最後はサーカス(アレンジはおそらく新しいやつだったと思うんですが記憶が曖昧です)。
この曲は昨年の秋ツアー以来に聴いたのですが、その時に聴いたものよりもずっと虚空というか、寂しげというか。
秋に聴いたものは火が灯る空間が作られていくイメージだったんですが、今回は置き去りにされていたものを薄ぼんやり思い出すみたいな光景が浮かびました。
もしかしたらこれが20年前の記憶の形なのかなぁって。
当時の本人たちは20年後にこんなことやるなんて想像もしていなかったでしょうが、彼らが置いてきたものと今のプラがやっと出会えた瞬間である気がして。
偶然の産物とはいえ、一つのバンドの長いような短いような時間の中で、点と点が結ばれていくのはものすごいことだなーと。
感激したんですけど、どちらかというと個人的には宇宙の広さを目の前にして途方に暮れる感覚に近かったです。


正くんがこのライブの余韻を「リバウンド」と表現していましたが笑、本当に今でも思い返しながら変な感じが少し残っています。
余韻っていうともっとふわっとしたイメージなのですが、今回はそれこそ脂肪が身体にどろっと残っているような。
それに違和を覚えて、一層今のプラが恋しくなったり、変にやさぐれたりもしたのですが笑、こうして思い返しているとやっぱりこういう再現公演なんてことができるのはすごいことだなぁと。


今のプラの大きな挑戦でもあるし、今までの自分たちを大事にし続けてきたからこそ為せる技で、きっと今の私たちはPlastic Treeというバンドの底力や技量を別の角度から観られる特別な期間にあるのだなーと。
単純にそれはとても貴重なことだし、プラと海月が今いる場所が、今まで見たことないような境地なのかもしれないと思うと、ものすごくワクワクしてきます。


これを土台にパシフィコはどんな公演になるんだろうと、未知の期待が膨らんできました。
もう一週間切りましたが、どんな空間に出会えるのか、時間や記憶とどんな風に遊べるのか、ひたすら楽しみです。

2017/7/2 YUKI "Blink Bilink" at横浜アリーナ

July 06 [Thu], 2017, 1:30

今回はいつもと趣向を変えて、YUKIちゃんの横アリに行ってきました!

YUKIちゃんについてはがっつりファンというほどではなかったんですが、アルバムやシングルを時々チェックしたり、折々で触れていたアーティストで。
特に「うれしくって抱きあうよ」は大好きなアルバムで、定期的に聴きたくなる1枚です。
褪せない可愛らしさと輝き、それでいて人間らしく歳を重ねているとても素敵な人だなぁと、憧れのようなものも抱いていました。
曲調なんかはヴィジュアル系とは真逆とも言えるんですが笑、私の好きなバンドたちと、歌詞や世界がどことなく通じるものがある気がしています。

ずっとライブ(コンサート?)を観てみたいと思ってスケジュールを見たり、チケットを何度か取ってみようとしていたりしたのですが、都合が悪かったり一般だとなかなか取れなかったりで。
今回は姉がお譲りを見つけてくださって、念願叶って拝むことができました!

セットリストはツイッターで流れていたものを参照させていただきました。
(この規模だといくらでもセトリが流れてるからありがたい…)

暴れたがっている
プレゼント
ドラマチック
ハローグッバイ
名も無い小さな花
the end of shite
私は誰だ
こんにちはニューワールド
tonight
-間奏-
レディ・エレクトリック
プリズム
ひみつ
バスガール
メランコリニスタ
ランデヴー
ワンダーライン
-間奏-
JOY
Hello!
相思相愛
恋愛模様
2人のストーリー
聞き間違い
さよならバイスタンダー
鳴いてる怪獣
WAGON
トワイライト


アンコールは無しの全26曲(ツアーの他の箇所でもだいたいそうだったようですね)
しかしこれだけ大規模な会場で、ほぼノンストップで26曲分パワフルな歌声を持続させていて感服いたしました。

YUKIちゃん曰く、今回のライブは最新アルバム「まばたき」を引っ提げてものでありながら、ソロデビュー15周年を祝うツアーということで、アルバム曲に加えて昔の曲もセットリストに入れたのだと。
シングル曲も多めで、まばたきもろくに聴けていなかった土壇場ビギナーにもたいへんありがたいセットリストでした。
とはいえ、知っている曲/知らない曲というのは気にならず、どの曲でもみっちりYUKIという人にただただ引き込まれるばかりで。

ショッキングピンクのゴージャスなワンピースに黒(こげ茶?)のコルセット、そして真っ赤にも近い大きな羽と尾を携えた出で立ちで現れたYUKIちゃん。
頭に長い羽の飾り、ニーハイブーツで、ワンピースの裾からちらっと太ももが見えるのが実にセクシー。
the end of shiteで、足を開いて腰を振る姿がPVの5倍くらい扇情的で、思わず照れました笑

ずっと生で観てみたかった人を拝めて最初はふわっと夢心地だったのですが、プレゼントの前で「横浜!」って呼びかけた瞬間にぐぐっと震えるものがあって。
こんなに広い会場なのに、なんだかすぐそばで呼び止めてもらえたような感覚というか、「YUKIちゃんがそこにいる」という実感が一気に湧いてきました。

YUKIという女性一人の歌声によって、この会場にいる一万何百人が一斉に生かされていくというか、水を与えられて花を咲かせていくような、そういう世界が広がっていて。
その中で本人は「今日は私が一番楽しむつもりで来てるからよろしく」と。
その言い切った姿がたまらなくかっこよくて、すっかり恋焦がれてしまいました。

ドラマチック→ハローグッバイは個人的に思い入れのある2曲の流れで、早い段階で聴けて嬉しかったです。
「こわれた大切なものと いつか又あえる日がくるかしら」というフレーズが大好きで、サビで既に涙腺が危うかったです笑
ハローグッバイは高校の音楽の授業で歌った思い出が蘇ってきて。
比べるとかそのレベルですらないので出来はさておき笑、人前で歌うのが苦手だった自分がこの曲はは楽しく歌わせてもらったなぁと。

こんにちはニューワールド→tonightは、満点の星のプラネタリウムみたいな気分でうっとり浸りました。
どこかメランコリーな夜の雰囲気から星だらけの宇宙のような空間にすぅっと切り替わっていき、そして訪れる沈黙の間。
そこで時が止まっているというか、佇んでいるというか、夜の静けさと美しさを全てここに閉じ込めたような感覚になりました。
ここがライブの場だということを忘れてしまいそうなほど作りこまれた世界でした。

一幕(?)はここまでで、間奏と転換の映像が。
ざっくりした内容としては、YUKIちゃんが地球上(時には宇宙)のあらゆる場所で踊っているというものでした。
しいたけ占いさんがいて座について「世界と踊る」という表現を使っていましたが、YUKIちゃんはまさにそのような人だなぁと(彼女はみずがめ座ですが笑)

レディ・エレクトリックからは水色のドレスに金髪のボブの髪型に。もうこれがまたお人形さんみたいで…!
ムットーニという自動技師さんがいて、その人の好きな作品で「インターメッツォ」というのがあるんですが、この時の演出がまさにそれのようでますますグッときました。
そこから光溢れるプリズムは本当に綺麗で、それこそステージ全体が飾っておきたい芸術品のようでした。
後述しますが、YUKIちゃんが「昔の曲は、その時自分より先の、なりたい自分を書いている」と話していたんですが、この歌詞に出てくる「花咲く丘」や「まだ見ぬ場所」に、今のYUKIちゃんはまさしく立っているような気がしました。

バスガールのあたりかな?ここでなんと思いっきり転んでしまうというハプニング!
ご自分でもびっくりされていて、後のMCでネタにしていると、「転んでもかわいいよ!」と客席から声が。
それに対して「今日もかわいくてすみません」と言っていたんですが、霊長類で最もこのセリフが似合う人だと思いました。全く隙が無い可愛さ。

最後の衣装はがっつり肩出しの、黒に赤のフリルがついてるぴっちりめのセクシーなもので、パンツがディスコキング的な裾フリル。
登場した時もそういう感じのポーズだったのがまたキュートでした!
この衣装と、鳴いてる怪獣で白のフライングV弾いてるのが似合いすぎて最高でした。
衣装でライブの展開が切り替わる演出というのがなかなか普段観に行っているバンドにはないので(衣装自体は派手なんですが笑)、とりわけ女性アーティストにはこういうのがあっていいなぁと。

Hello!→相思相愛にて、客席とサポートメンバーさんたちに囲まれるようにしながら、YUKIちゃんがお話を。
「昔の曲はこうなりたい自分っていうのを書いていて、その時の自分のちょっとちょっとちょっとだけ先の自分を書いていたのね。でも自分を大きく見せるのはやめようと思った時に書いた曲です」と。
相思相愛ではアコギを弾いていて、ちょっと弾き語り感というか、横アリなのにアットホームさがありました。
こんなに広い場所で、こんなにそばにあるように感じられることってあるんだなぁ。

恋愛模様で赤い傘を掲げて舞う様はミュージカルスターのよう。
ここからトリを飾るWAGON→トワイライトまでがガガッと駆け抜けていく、ラストスパート感がとても楽しかったです!
ヴィジュアル系以外の大規模なライブというとジャニーズ以来なんですが、YUKIちゃんのライブはとにかくジャンプ(フリ?も)が多くて、正直こんなに汗だくになると思いませんでした笑
タオル肩にかけてるお客さんがいっぱいいましたが、これだけ動くライブならたしかにタオル必須だなぁ。
そんな勢いの後も「本当にありがとうございました!!これからもよろしく!!」という挨拶をマイクを通さずにアリーナ中に響かせていて、最後まで驚かされました…。

演奏終わり、「あなたの永遠のレディエレクトリック、YUKIでした」と言っていて。
聴く人の中でキラキラとまばゆく輝き続ける、絶対的な少女にして、圧倒的なオトナの女性。それがこの方なんだなぁと。
ポジティブなパワーに満ち溢れていながら、不器用に生きている人やうまく生きられない人を決して置き去りにしない、そんな強さと優しさを兼ね備えていて。
ずっとかわいくて、ひたすらに綺麗で、それでもそばに居続けてくれる。
こんなに無敵な人のステージを観られて、単純に幸せで、たしかな力をもらったなぁと、数日経った今も余韻に浸っています。

ちょっとちょっとちょっとだけでも、こんな人に近づきたい。私も死ぬまでどきどきしたい。死ぬまでわくわくしたい。
この日YUKIちゃんからもらったものが、これからも自分の背中を押してくれるような気がしています。

2017/6/24 More 「THE SALVATION CREW」at池袋EDGE

July 04 [Tue], 2017, 22:34

一週間以上経ってしまいましたが、Moreの2周年記念ワンマンに行ってきました!
Moreは音楽性と演出の凝り方が好きで、ちょくちょく観に行っていて。
今年に入ってから特にいい対バンに出てくれることが多く、観に行く機会が増えて嬉しいです。

セトリはオフィシャルツイッターから。

Dawn
春夏秋冬
チェシャ
廻る夢と激情と
〜朗読〜
追憶、そして剥離
Scar
in desert
薄紅色
タナトス(新曲)
残り香
-朗読-
-由寧さんsolo-
The Hanged Man
bottom circus
咲き乱れる花と散らす雨
Howling
Greedy Soul

EN1:
Soup

EN2:
seize the day


今回のワンマンは2周年記念というところに加え、「Salvetion Crew」という今シーズンのテーマの集大成でもありながら、次のシーズンテーマである「BEAST」への過渡を見せてくれるものでした。
その象徴として、新衣装のお披露目がありました!Crewで漂流していたのが陸に上がって来て…という設定だそう。

新しいコンセプト映像では、新衣装のロキさんが海に漂い、徐々に陸へと上がっていくという内容。
新衣装で海に飛び込むという身体を張った演技を披露して下さいましたが、微妙にまだ塩が残ってるとのことでした笑

ロキさんは大きな王冠がトレードマークの、女王様のような出で立ちで今回もびっくりさせられました(おっぱいがあるように観えましたすみません
隼さんが銀髪ウィッグに黒い衣装で、ところどころ裂けてちょっとセクシーな感じ。アイジさんみたいで個人的にどストライクでした。
えんやさんはスージー・スーみたいな、ちょっとゴスパン的な雰囲気でこれまた素敵でした。
ゆねさんはすごく長いまつげが強烈で……ちゃんと目が見えるのか気になりました笑
山光さんはちょっと囚人っぽいパジャマみたいな衣装。

また、今回はアコーディオンのえびさわなおきさんがゲストに!
今回初披露であったタナトス、そして最初のDawn、残り香、Soupでのコラボでした。
昨年のロキさんのお誕生日ライブでもえびさわさんがゲストでいらして、その際にも残り香のアレンジがあったのですが、
アコーディオンの色気のある音がMoreの楽曲にある艶とマッチしてとても合うなぁと。

タナトスはミドルテンポで、アコーディオンを入れる前提で作った感じもするノスタルジックな曲調でした。
照明がちょっと暗めのオレンジ(赤?)だったのもあり、秋によく合いそうなイメージ。
サビの歌詞が「僕が死んだら君は〜」「君が死んだら僕は〜」というやたらインパクトに残るもので。
どうやら隼さんの作詞だったようで(ご本人のブログ参照)、じっくり歌詞を読みたいなぁ。

そして今回は特別な演出として、ライティングのアーティストの方が来て下さっていました。
名前は忘れてしまいましたが、スライドプロジェクターのような機械に、紙(セロファンみたいな?)を入れて動かしてバックドロップに映すという技法を使っていて。
追憶とScarの時にそれが顕著だったのですが、波や細胞みたいに観えてとても面白かったです。
後ろでその方が演出をされていたのですが、どんな風になっているのか眺めたくて何度か後ろを振り返りそうになりました笑

また、今回は由寧さんによるドラムソロもありました!
実際ドラムを叩く前に用意されたのは三つのベルのような楽器(仏壇にあるチーン!って鳴らすやつのかっこよくなった感じのもの)。
それらを使って音を奏でていて、まるで海のうねりを呼び起こすようなイメージが湧きました。
アコースティックライブのインストアでも由寧さんは独特な楽器(チャスチャスなど)を使われていますが、本当に色んなものをお持ちだなぁと改めて。
ドラムセットにも望遠鏡のような大きい筒(?)が付いており、いつか一個一個解説する会をしてほしいです笑

パワフルなドラムソロで盛り上げてからのTHE Hanged Manは躍動感にあふれていてテンション上がりました!
そのリズムが自殺の理由のイントロに近く、更にそこから華麗にセンターに踊り出て煽った隼さんが衣装も相まって完全にアイジみたいで、一人勝手に頭の中で早いANDROGYNOS開催しそうでした笑
そこからのbottom circus、咲き乱れる〜、Howlingはちょっと鳥肌が立ってしまうくらい誘い込まれました。
in dezert→薄紅色のノンストップな流れも波に乗るような勢いがあって湧き上がるものがあったなぁ。

昨年までは、Moreについて音楽をじっくりと楽しめるバンドという位置だったのですが、ここにきて楽しませてもらう部分が大きくなってきていて。
音源が出きて曲を把握できるようになったのもありますが、昨年のワンマン以上に曲順によって自然と熱が込みあがってきました。

本編最後のGreedyでは、山光さんがギターを弾いてツインギター状態になってたのにもびっくりしました!
ギター持って前に出て来てステージを移動されていたりして、いいギタリスト姿でした笑
かっこいいピアニカ(前にインストアで弾いていらしたものです)も弾けるし、山光さんも実に多彩な方だなーと。

アンコ明けのMCでは隼さんがお話。
「僕ら(バンドとファン)はライブでしか会えないのに、こんなにかけがえのない存在になっていて。こんなことって生きていて普通無いよね。ここにいるみんなはMoreにしか出来ないことを知ってくれている人達だと思う。これからもよろしくね」と。
その前置きで、「僕ら(メンバーとファン)、普段メールとか電話とかする関係じゃないでしょ?」と隼さんが言った際、なんだかもにょっとした空気になってしまい、すかさず隼さん「間違ってませんよね?!」えんやさん「そうですね!」と確認しあってたのが面白かったです笑

アンコールはえびさわさんも交えてのSoup、そしてCrewの最後を飾るseize the dayで締めでした。
隼さんのMCの中で、「これまでは自分が考えたコンセプトでMoreを動かしていたところが強かったけど、最近はみんなで作ることが楽しくなってきた」というようなお話があったんですが、この2曲でその「みんなで作る」ということの一体感がひしひしと伝わってきました。

2月のDOF/emmuree/umbrellaとの4マンツアーや3月のaimのワンマンで観て以来、Moreのライブに多幸感を覚えるようになって。
コンセプトを技巧的に表現し、隙が無いほどに徹底しようとしているところも個人的には好きなのですが、いい意味で肩の力が抜けているような今の状態のMoreは更に素敵だなぁと。
そうしたところをより強く打ち出していたステージだったんじゃないかと思います。

Moreの今後の活躍がますます楽しみになりました!
3年目もより深く、より濃密な活動を展開していってほしいなぁと期待しています。
7月15日の対バンでまた観られるので、その日もまた楽しみにしています〜。

2017/6/22 【monotheism】 at池袋手刀

June 25 [Sun], 2017, 12:37

6月も間もなく終わりですが、今週が一番ライブが多くてラストスパートをかけています。
ライブレポが溜まる溜まる…。

さて、Rayaさんお誕生日おめでとうございましたなこの日(レプリカ前に出てしまったのがたいへん心苦しいのですが…)、手刀ドームに行って参りました!


・Seven Black Sins
メンバーはRayaさん、ケッチさん、殊さん、雅美さん。
曲は2曲くらいだったかな?どうやらすべてオリジナルだそうで。
さすがRayaさんのバンドで黒い初期ラルクっていう感じでしたが、レプリカよりももうちょっとしっとりした雰囲気でした。

また、久しぶりに殊さんのステージが観られて嬉しかったです!
ASAGIさんみたいなお姿でしたが笑、ステージに立つ際はロン毛でいらしてきてくださるのが良いなぁと笑
曲が殊さんのベースラインにとても合っていると思ったので、今後も活動を展開していってほしいなぁと思いました。
amber grisのメンバーは、みんなそれぞれの形で音楽に携わって、その姿をフラニーに見せてくれるのが嬉しいです。


・Sioux
don't call my name
ピギー
human
楽園
アムリタ

すーちゃんは今回からギター隊のポジションが逆になったということで。
視覚的にはもちろん、聴覚的にもいつもと違う何かがあって、個人的には今回それに取られたしまったところが若干ありましたが、テンション高いセトリで楽しかったです。
個人的な見映えの好みとして上手Soaさん/下手Cielaさんがしっくりくるんですが、リードはCielaさんが弾くことが多いからなのかな。

snuff始まりではなくまさかのdon't〜から。
4つ打ち(?)ノリで幕が開け、手刀ドームがクラブのダンスフロアのような雰囲気になり笑、Kaname.さんが颯爽と登場。この日は黒いボレロの衣装でした。
そのままピギー、MC挟んでhumanと畳みかけで、バンドの雰囲気に反してだいぶ汗かきました笑
普段の対バンだと落ちついて観えるすーちゃんが今回はやたら若々しく観えました…†

MCではKaname.さんがRayaさんとの出会いについてお話。
「前のバンドで初めて対バンした時に、Rayaさんがしていた指輪をかっこいいですねって言ったら『これ、hydeさんと同じものなんだ』と。先輩なのにかわいらしいなんて言っちゃダメなんだけど笑、かわいいよね。その一言でヴィジュアル系に対する愛が伝わってきました」

そして「YACHIRUがどうしてもおめでとうと言いたいそうで」と、YACHIRUさんへの無茶ぶり発生。
何も言われてない…とぼやきながら笑、ベースでハッピーバースデーを弾いてフロアに歌わせるという斬新ぶりで乗り切ってくれました。
アドリブでもよく頑張ったよやちるん…!!(やちるさんMCは基本授業参観のような気持ちで臨んでいます)

楽園はコーラスなんかもあるので、フォーメーションチェンジが一番違和感を覚えたところだったのですが、またしてもギター隊の向かい合いが!
その後ろで三人も集まって弾いていて微笑ましかったです。
アムリタも違和感あるかな?と思いましたが、こちらはギターの音の溶け合いという感じで気になりませんでした。
尺は短かくとも、このバンドの伝わりやすいカラーが揃っていたセトリで良かったです。

また、この日は幕が締まらなかったのでEndingが最後まで観られて嬉しかったです!手刀の公演の時はこうなのかな?
次は8/12の夜とのツーマンまで観られないのが寂しいですが、新編成もいい感じになっていたらいいなぁ。


・DISH
ComeDown
ドレスフラワー
ハニィドンクライ
UNDERGROUND
メロウイエロウ

DISHによるお祝い系ライブというのが全く想像つかなかったんですが、いつもの雰囲気の中に微かに温かみがあるような、そんな感じがしました。
このバンドについては怖いもの見たさみたいな気分で観てしまうところがあるんですが、いつもより怖くなかったです(この表現が的確かわかりませんが)。
メロウイエロウに繋がりそうな「泣かないで」を他の曲でも零していたのが印象に残っています。

シビィさんからRayaさんには「おめでとう」と一言。
何度かDISHは観ているんですが、2曲目のドレスフラワーという曲はおそらく初めて聴けて、気に入りました。
このバンドはお酒を飲みながら観るとちょうど微睡んだ感じで観られるのがいいなぁ笑


・emmuree
brand new world
Red.
夜ノ唄
新曲1(6/6で披露したもの)
雨音
新曲2(初披露?)

なんと新しい曲尽くしのアンミュレでした!
それを象徴するようにbrand new world始まりで、なんだか物語のようなセトリだったなぁと。
新曲1がかっこよくてお気に入りでしたが、ラストの新曲2も壮大で一発で気に入りました。

Red.はここに来てますますかっこよくなっていて。
「愛では」で勢いづく時に、ズズッとアンミュレの世界に入り込める心地がします。
また、あの3曲の中だと夜ノ唄が個人的に一番好きなんですが、この2曲がノンストップで続くとテンションがだだ上がりします。

新曲1は6/6で初めて聴いた時も思いましたが、とにかくドラムがすごい(すごい)…!ついyasさんを見入ってしまいます。
アンミュレにしてはめずらしい(?)対バン殺しっぽい感じというか、伝わりやすい攻撃性がある気がします。
Gray Noteよりももう少し複雑な感じはするんですが、より鋭くした魅力があるなーと。

そして雨音→新曲2と、雨音が来るといつもこれで終わりなのかな?と思うのですが、今回はそうではなくて驚きました。
この二曲の流れで、改めて想さんというボーカリストの気高さのようなものを感じました。
アンミュレというバンドの構図として、楽器陣が持つ・醸す毒に想さんが当てられてこうなっていると私は思っているんですが、それに対してこの雨音という曲は、その毒気の前に想さんの存在が立っている感じがして。
だからなのか、初めてこの曲を聴いた時に「すごく想さんっぽい曲」と思ったんですよね。

あと、「明日もまた此処に居るの?」は歌詞では疑問形ですが、ライブだと「明日もまた此処に居る」と、決意にも似たような、断定的な歌い方をしているように聴こえて。
先月のAll My Relationsの大阪で聴いた雨音に「いつもと違う感じ」を覚えたんですが、今思えばそれの正体がこれだったような気がします。
歌うということ、バンドを続けるということに対する熱量や想い、そういうのが聴く度に滲み出ているような感じがします。
そして新曲2がその気高さを映し出すような壮大な曲で、最後の高い声の歌い上げが綺麗で、強くて、想さんって本当にかっこいいなぁと改めて思いました。

2017/6/16 武竹ショックツアー ー2017ー at池袋手刀

June 23 [Fri], 2017, 20:33

一週間たってしまいましたが、6月16日、星野英彦さん誕生日おめでとうございます!
そんなこの日、今年初の武竹ショックツアー(※一日のみ)に行ってきました。
本家の映画の次に大事なイベントということで、ガラさんも言っていましたが運命的な日に組まれたイベントだったなぁと思います。

有名人だらけのチクチクはこれが二回目のようで、何でこんな豪華メンバーなのに私は前回行かなかった?!と思ったら、オールナイトでB-Tコピーという告知はなかったから…かな…?(そもそも何かが被っていた気がする)
今回はその雪辱戦にもなりました笑


・チクチク
セトリはtwitterで流れてきたものを参照させていただきました。

(Loop)
love letter
君のヴァニラ
キャンディ
羽虫のように
ナルシス
love letter
M・A・D
(Somewhere Nowhere)

見えない物を見ようとする誤解、全て誤解だ

改めてSix/Nineへの深い愛が伝わってくるセトリだなぁと笑

Loopがかかった瞬間歓声があがる!
フル再生で若干長いな〜と思ってしまいましたが(すみません)、SEではなく一曲として捉えると、途中で切るのは無粋ですね…。

ガラさんは3月のメリー主催の時のような警帽にコウモリコート。
櫻井さんというより完全にガララ井さんでしたが笑、love letter→君のヴァニラの艶めかしい流れに映えて素敵でした!
特に君のヴァニラのガラさんは、本家よりも女性目線が濃く感じられていいなぁ。
間奏のkazuさんのベースが激しくかっこよかったです、色気たっぷりなベースとはまさにあのこと…。
ガラさんのカバーに関していつも思いますが、持ち前の声の良さをどんな曲にも落とし込めるボーカリストだなぁとつくづく。
羽虫のようには同期を再現してびっくり!

M・A・Dは篤人さんのドラムソロが冴えわたって湧きました。
アニイの髪型の再現については、幼稚園児が作る厚紙の冠みたいで笑いましたが笑
唄はON PARADEにメリーが名古屋で本家とツーマンした際にカバーしていて、また聴けて嬉しかったです。

そして最後は見えないものを見ようとする誤解〜。
いつも摩様が転換で弾いているイメージだったのですが笑、実際のカバーに立ち会ったのは初でした(むしろ本家は結構やってるような)
aieさんのギターの音がこの曲にめちゃくちゃ似合ってて度肝抜きました。
今までaieさんのギターといえば好き/嫌いというよりそれそのものという概念を持っていたのですが、初めて好きだと思いました…。

ついでにチクチクはaieさんがアー写を描き(Twitter参照)、ついでにステッカーまで販売という告知を。
ご本人たちに近いガラさんが「俺が怒られるよ!」と心配していましたが、「そしたらいつでも池袋手刀に来てください」と頼もしい一言でした…†


・武竹

おティルさんのところから。

cum uh sol nu-フラスコの別種-
HURRY UP MODE
Alice in Wonder Underground
密室
FLY  HIGH
…IN HEAVEN…
MOON LIGHT
NEW  WORLD-beginning-
TO SEARCH

EN.NATIONAL MEDIA BOYS

Zullさん(摩様も?)がアコギを持っていたので何かな??と思ったら、なんとフラスコ!
以前DADA DISCOに挑戦していた時も驚きましたが、今回も最新アルバムの曲を持ってくるとは思わず感激でした。
楽器隊の演奏の中、ドラム後ろから出てくる想(司)さん。
ツアーに行けなかったので、気分だけでも味わえて嬉しかったです笑

セトリは基本的にいつもの武竹だったかな?と思いきや密室が!
個人的に武竹の時はB-Tファンの会合みたいな感覚で楽しんでいるのですが、これが始まった時だけは完全にアンミュレ目線になってしまいました笑
この曲はテーマ的には完全に幽閉なんですが、アンミュレが描く幽閉の構図とは全く違うので新鮮でした。
ある種B-Tでこういう曲もめずらしいような、S/N自体はこういう雰囲気もあるような。

みんな大好きIN HEAVEN→Moonlightの王道な流れ、FLY HIGHで盛り上がり、そしてTO SEARCH!!
本家で聴けたことはないですが、武竹のTO SEARCHは本当にかっこよくて大好きです。
最初コピバンって笑って見ていたのに、この頃にはだいたい笑えなくなってくる何かがあります笑

最後に二大群馬の櫻井敦司(想さん談)がそろい、NATIONL MEDIA BOYS!!
あまりにも突発だったのかガラさんが歌に入るタイミングが難しそうでしたが笑、NMNL兼アンミュレファンとして非常に嬉しいことでした!
そしてそれをひたすら録画し続けるぁぃぇさんがシュールでした笑

次回の武竹は今年も開催トコママン祭りとのことで!去年も出演陣も豪華で最高に楽しんだので、今年も楽しみです!
そしてまたこういうB-Tコピバンだらけのイベントをやってくれたら嬉しいなぁと思います。

グリニッジの針の上で。

June 13 [Tue], 2017, 22:31

たまには普通(?)のブログを書いてみようかと。旅行記的な内容です。

3月に一週間くらい友人とロンドンに行きまして。
というかこのことをずっとブログに書きたかったんですが、すっかり3ヶ月も経ってしまった…
途中Greenwichに行ったのですが、無性にあそこが恋しくなったので今日はそのことを書こうと思います。

グリニッジ天文台と言えば地理(世界史?)の授業でさらっと耳に入ったことがあるんじゃないかと思います。
そしてばんぎゃるというかフラニー的には「グリニッジの針の上で」!ということで憧れの場所でした。


ロンドン市内からグリニッジまでは色んなアクセス方法があるんですが、友人が安いクーポンを見つけてくれたので、往復とも船で向かいました。
時間は片道30分くらいで、船酔いしやすい人は辞めた方がいいですが、そうじゃなければそこまで苦痛ということはないと思います。


ロンドンアイのそびえ立つ、ウォータールーから出航。


船内は思ってたより綺麗でしたが、3月の雨の日なので寒い寒い。バーみたいなところでホットチョコレートをいただきました。

行きは雨が降っていましたが、雨のそぼ降るテムズ川もとびきりいとをかし。
市内の建物を眺めながら「ああ〜〜ロンドンだな〜〜」という気分になれます。





何よりロンドンブリッジの真横を通れるのが最高!友達と雨の中甲板に上がって大興奮でした笑
着くころにはちょうど雨も上がりました。心地よい海風と穏やかな街並みにテンションが上がる上がる。



「この丸い建物はなんだろう??」と中に入ってものすごく長い階段を下りてみましたが、地下通路?なのかな。
戻りはエレベーターに甘んじましたが笑、なんだか近未来的なのかレトロなのか不思議なところだったなぁ。

この日は夕方までには戻って自然科学博物館とヴィクトリア&アルバート美術館をハシゴする予定だったので、天文台をさらっと行って、その後は別行動で私はクイーンズミュージアムに行って市内へ戻るという計画。


街並みがとても素敵だったのですが、写真は撮らずにまっすぐ公園の方へ。
公園内にはリスがいてそれを飼い犬が追い回していたり笑、実にのどか。
なかなかに傾斜のある丘を越えると天文台です、↑は丘の上から撮ったグリニッジの街並み。



これが標準時時計、針がスペードみたいでかわいい。
黒い門から奥は有料。「入場料高いから外だけでいいよ!」という方も多いみたいですが、個人的には中に入らないとここの醍醐味はわからない気がします。


残念ながら改修で報時球が見えませんが、これがグリニッジ王立旧天文台!


報時球のスケッチも撮ってみました





これが一番有名な子午線。案外地味で危うくスルーしそうになりました笑

望遠鏡とか、時計の中身を見てテンション上がるようなタイプの方はぜひ入った方がいいと思います笑
知識はほぼないですが、自分は占星学とか天文学に関する博物を見る分に好きなので大満足でした。

音声ガイド(無料、ヘッドホン借りるなら有料だったかな?)もありますが、日本語は残念ながらありませんでした。
そんなに日本人は来ないのかなぁ。ちなみに初日に行ったバースは日本語対応ありでした。
単語だけ拾いながらなんとなく察していましたが、だんだん煩わしくなって笑、キャプションを電子辞書引きながら読んでました。
平日だからなのか、幸い人が少なくて回りやすかったです。普段はもっと人が多いみたいですね。






望遠鏡の歴史(大砲みたいなのはギリギリ無料ゾーンだった気がします)


この時計は天文学者兼天文台長のジョージさんと、後にビッグ・ベン建築を任命されるデントさんと作ったものだそうです(私がテキトーに和訳したものなので合っているか正直不安です)
こう考えるとイギリスって、ここといいビッグ・ベンといい、時計が象徴になるものが二つもあるんですね。







観測室。この部屋は当時の天文台長さんが美術館っぽくなるようにこだわって作ったとかなんとか。
この日はなかったんですが、他の方の旅行記を見たら宇宙を模したドレスなんかの展示もあるそうで!いいなぁ。





時計(「clock」というよりは「timekeeper」という言い方だったようです)の発明の歴史。
理屈はさっぱりですが、こういう歯車だらけのものって妙に心惹かれますね。

国によって違うはずの「時間」というものの基準がここにある(正確には「あった」)と考えると、なかなか神秘的だなぁと。
目に見えない、下手すれば我々が追われているはずの時間というものが、目に見える形でそこにあるような感覚というか。



ちゃっかりコースターとマグカップのお土産を買いました。
デザインがドツボでした。LIPHLICHの発明のジャケットっぽい。
しかも天文台自体のロゴのデザインがミルククラウンなんですよね!かーわーいーいー。



丘を下りた後は、友人と一旦別行動で私だけクイーンズハウスへ。
漫画に出てきそうなお金持ちのお屋敷みたいです。


展示数が多すぎ、広すぎて迷う迷う!
イギリス海軍の歴史をこれでもか!というくらい視覚で楽しめますが、一つの絵に対してキャプションが一つあるわけではない(むしろ部屋全面まるごとなかったりする)ので、元々ある程度知識が頭に入ってる人向けかもしれません。
ただ「かいぐんのもの いっぱい みたい」な感じで入ってしまったミーハーな人間には「??」でした。
で、出直してきます…(世界史の教科書持ちながら)


帰りの船の中ではロンドン塔を横目に。



グリニッジは穏やかな自然と神秘さ、そこにおしゃれな街並みがあって申し分ないところでした。
かわいいお店も多かったので、ぜひ次は一日使ってカフェなんかにも入ってみたいです。
あと今回は天文台に的を絞りきっていたので、次は旧王立海軍大学や海事博物館めぐりなど、他の名所も回りたいです。

お金とか時間とか治安とか差し引いて今すぐ行きたいですが、何より次は天文台の針の改修が終わってる時を狙いたいな笑

2017/6/10 Siouxワンマン「アネモネの咲く丘」at池袋EDGE

June 11 [Sun], 2017, 22:19

ANDOROGYNUSを前にして、とうとうここに新たな丘が…!!(違う)

さて、Siouxの1stワンマンに行ってきました。
今回のワンマンはちょっと変わった方式で、シングル「Last scene」を購入した方が入れて、ライブ後に好きな金額を支払えるというものでした。
ただの無料ワンマンよりもハードルが上がりますが、音源に興味がある方にライブにも来てもらえるのはいいなーと個人的には思います。

公式でも上がっていますが、セトリはこちら。

snuff
Adonis
楽園
Last scene

human
ピギー
mane of light(新曲)
(ドラムソロ)
don't call my name(新曲)
アムリタ

EN:
カミオ
ending


Adonisに「アネモネの花が咲く」という歌詞があるんですが、そもそもなぜアネモネなんだろうという疑問が今更浮かびました。
とりあえず手っ取り早くウィキを見てきましたが、そもそもアドニスという少年がいて、彼の血からアネモネが咲いたという説があるようですね。
あとギリシア語で「風」の意であったり。
Kaname.さんがSiouxについて「窓一つない密閉されたライブハウスで、ふと光が射したり風が吹きこんだり、そんな窓のような役目となれるバンド」と書いていましたが、
そういうイメージと合わせてなんとなくしっくりくるチョイスだなーと。


さて、本題のステージについて。
造園屋お兄さん(※Kaname.さん)のツイートを見ていただければわかると思うんですが、お立ち台にはアネモネの花が咲き乱れていて。
そして下手側にはステンドグラス調のランプと、その下には木の人形が並べられたチェストが。
(このお人形はかなめさんがアンバー時代にも何度か写真を上げていた、鼻の長い子でした)

メンバーそれぞれ花の持ち方や置き方に個性がありました。
最初に出てきたCielaさんは、花にくちづけをするように、しばらくして降り注いできた雨(の音)に合わせて黒い傘を差していました。
Lottoさんは両手でそこに祈りをこめるように、YACHIRUさんは片手で優しく添えるように、Soaさんは掲げるように。
そして布をまとったKaname.さんが入場。
すでにCielaさんとLottoさんのセクションが始まっていて、ちょっとジャムっているみたいな雰囲気で始まるsnuffでした。
アレンジもいつもと少し違ったかも?

そして先述しましたが、ワンマンタイトルにもちなんだAdonis。
このバンドの始まりの一曲とも言えるかもしれませんが、力強い曲だなぁと改めて。
初ワンマンということでちょっとドキドキハラハラしていたのですが、この曲の時点でそれが杞憂に思えました。
「この曲がバシッと決まるとそのライブ全体も良い」みたいな一曲ってあると思うんですが、すーちゃんにとってはこれがそうなのかもしれないなぁ。

楽園ではCielaさんがギターソロでお立ち台に来た際に、そこにSoaさんも揃い、ギター隊が向かい合って弾く様が熱かったです!
CielaさんがSoaさんの頭を撫でるほっこりした場面も。
この曲はベースラインがとにかく好きなんですが、ギター隊のコーラスも綺麗だし、ドラムの展開もかっこいいし(とりあえず全部好き)、暫定2番くらいに好きな曲かもしれません。

ここでKaname.さんより本日はご来場ありがとうございますとMC。
「ここにいる皆さんが僕達のCDを買ってくれたと思うと、なんだろう…すごく嬉しいです」と、感慨深そうにされていました。

そしてそのCDから、とLast scene。
Soaさんがアウトロで「待ってたんだ」を全力で口ずさんでいたのが印象的でした(インストでもここが見所と挙げていたような)
続けて「僕がついた嘘を、君の嘘で握りつぶしてください」と嘘。
始動ライブで初めてこの曲を聴いた時にイントロで鳥肌が立ったんですが、その日の2倍くらい鳥肌立ちました。
この2曲は同じ景色を違った側面から見ていて、解放に向かっていくところが共通しているなぁと思いました。
また、この曲の「君の嘘」ってどんなものなんだろうと、まだまだこの曲には魅せられ続けてしまいます。
あと、アネモネの花言葉に「真実」というのがあるそうで、それがこれと対になっていたら面白いなーと。


そしてhuman→ピギーの楽しいコンボ。
humanの時に手拍子を揺らめくように誘うKaname.さん、蠱惑的という表現がよく似合うなぁと。
前回の名古屋ライブも良い盛り上がりでしたが、ワンマンということで更に高まっていたような気がします。
ピギーではお立ち台があるので、フロア全体まで見渡せているLottoさんがとてもいい顔をされていました。

ここまでは既存曲が目白押しでしたが、ここで新曲「mane of light」に。
照明が落ち、暗闇の中でKaname.さんが「肉を喰らうことを止めたライオン」のお話を(こちらも「肉塊喰らうことを止めたライオン」としてAdonisに出てきますね)
このライオンが感じた光は月の明かりだった、そういう内容の導入でした。
ドラムのリズムが全体的にマーチングっぽくて、ちょっとワルツのような雰囲気というか、ストーリーテラー感のある曲でした。
お人形さんの置かれた棚やランプがこの曲に特に合っていたなぁ。

そしてフロントメンバーが捌けていき、Lottoさんだけが残り、お??と思ったらなんとドラムソロが!
ドラムソロというとドコドコドコドコ!!\イェーイ/みたいなイメージなんですが(ひどい説明)、雨のSEに沿ったような写実的なものでした。
シンバルを叩いた後にその表面を撫でて、振動で音を出す、みたいなのをされていて。
こないだのgibkiyのSakuraさんを観ても思いましたが、本当にドラムって色んな叩き方があるんだなぁと。
最初の海の音と混ざったようにも聴こえて、水流が少しずつ激しくなっていくようなイメージも沸いて、透明度が高い感じがしました。

すーちゃんでは割合Lottoさんを観ることが多いんですが、所作の一つ一つに見入ってしまうというか。
私はSiouxになってからのことしか知らないのですが、Kaname.さんの歌に良い意味で強く影響されて、それをストレートに打ち出すようなところが好きで(これがケンケンに通ずるものがあるような気がするんですよね)。
しかしこう改めて単体で観ると、ドラムを叩くにあたってのイメージを再現しようとする熱量こそ最大の魅力かもしれないと思いました。

そこからLottoさんがリズムをキープしたまま、メンバーが再入場。
Kaname.さんがギターを手に取り、「飛べる?結構飛ぶよ?大丈夫?」と煽る煽る。
更なる新曲は「don't call my name」、Kaname.さんのギターリフから始まるかっこいいアッパーな曲でした。
human、ピギーに次ぐこういう盛り上がり曲があったらいいなぁと思っていたので嬉しいです。
Siouxでこういうダンサンブルなノリになるのは意外ですが、旅の中のめちゃくちゃテンション高い一場面みたいな感覚で楽しかったです笑い

ギターを持ったまま「新曲が終わってホッとしたKaname.です」と、再びMC。
「前のバンドが終わって、それこそ結婚して家庭を築いて…という道もあったけど、僕はやはり音楽を通して表現したいことがあって、このバンドを結成して、今ここに立っています。
僕がSiouxを通して伝えたいことは、自分が信じるものを信じてもらえる人たちと、好きだと思えるものを追求することです」
そういう感じの話をしていました(言い回しが合っているか不安なのですが、ニュアンスとしてはこんな感じだったはず)

そして本編最後はアムリタ。
アムリタについてもここで改めて調べましたが、不死をもたらす飲み物のことだそうで。
歌詞に「君と眠りにつきたい」みたいなのがある気がするんですが、不死というのが、このバンドの旅が半永久的に続いていくことなのかなぁなんて。
じっくり歌詞を読める日を楽しみにしています。

Kaname.さんがギターを弾いている、というのがこの曲のキーポイントなのかもしれないんですが、個人的にはその点以上に大きく感じる部分があって。
(むしろSiouxでギターを弾いているのを見て、Kaname.さんをより「ボーカリストになったんだ」と理解したところがあります)
絶対に信じるものというのの空気、感触や記憶、そういうものに一斉に包まれるような感覚になるというか。
変わっていくもの、変わらなくちゃいけないものもある中で、揺るがないもの・変わらないものの強さ。
そういうものの温かみや優しさを、amber grisから「受け継いで」きているんだなぁとこの曲を聴いていると思えるんですよね。
昔と今が繋がって、全てが肯定されていくような気がして、ある種走馬灯にも似た、吸い込まれる感覚になりました。



アンコールでは「つないで来い」と言い渡され、いの一番にYACHIRUさんが登場。
「あ、あ、あ」とマイクテストを3回くらいしてからなんとか頑張って話そうとしてくれましたが、ご本人「僕以外は話せるんですけど…これって人選ミスですよね…!」と。
とうとう「しーちゃん…(シエラさん)」と助けを求めてしまうのですが、残念ながらシエラさんは話せないという…笑
そこにヘルプでやって来てくれたのはSoaさん!
しかし「Soaじゃないんだよなぁ、でも見栄え的にはいいんじゃない?俺たち」というやちるさんのリアクションにちょっとダークサイドを感じました笑

その後にやって来た待望のしーちゃんは、アネモネの咲くお立ち台にゴロリ。一緒にSoaさんも床にゴロリ(ひどい)
袖で見ていましたが、そんな3人を見かねて戻ってくるKaname.さんとLottoさん。

そんなぐでぐでなすーちゃんたちでしたが笑、ここで告知が。
秋先にミニアルバム発売、そして10/14に一周年記念ライブをZirco Tokyoでやるということで!!
秋先、というアバウトな表現なのは「今日いただいたお気持ち次第なところがある」からだそうです。シビアだ…笑
ライブに関してはワンマンになるか、対バンになるのかはまだ未定だということでした。


アンコール一曲目は「大切な曲です」とカミオ。
初めてのシークレットでカミオを聴いた時に「これは大事な曲になるんだろうなぁ」と漠然とよぎったのを思い出しました。
海も穏やかになって、雨も止んで、風も心地が良くて、花が咲いている、そんな丘のイメージが湧きました。
Kaname.さんが手を差し出しながら「手を!」と客席に呼びかけ、まさしく「この手がその手の届く距離まで」が合う光景に。
ついでに今歌詞カードを読み返してながらこれを思い出しているのですが、「今捧げよう夢の続きを」の部分を見て、家で一人でグッと来ています笑


迎えたending、「本当にありがとうございました」と深く深くお辞儀をされていて、Kaname.さんは楽器隊の演奏の中捌けていきました。
endingではいつもメンバーは完全に入り込んだ状態ですが、最後にSoaさんが笑顔で手を振っているのがかわいかったです笑
Lottoさんはいつも口パクで何かを叫んでいるのだけど、「ありがとう」と言っているのかな。
歌詞にも出てくるからかもしれないけど、このバンドの「ありがとう」という言葉は限りなく「有り難う」に近いなぁと思います。


一気に集中して観始めたのが先月からなので、テンションとしては完全に新規ハイなのですが笑、始動ライブからワンマンというところまで、そしてこういう素敵な景色を観られたことがとても嬉しかったです。
そしてそういうのを差し引いてもただただ素敵なライブでした。
私はやはり、このどこか懐かしさを感じるような温かさや柔らかさ、優しさが好きなんだろうなぁと。
でもそれに縋りたいわけではなくて、それがそこにあろうとしてくれることが何よりも喜ばしいんだと思います。

Kaname.さんが「自分が信じるものを信じてもらえる人たち」と言っていましたが、少しずつでもそういう人が増えてきたらいいし、できるだけ長く幸せな旅になることをと切に願っています。

2017/6/6 emmuree主催「GATE OF CHAOS」at高田馬場AREA

June 10 [Sat], 2017, 9:43
6月最初のライブ!
毎年恒例(と言っても私が行くようになったのは一昨年からなんですが)、アンミュレ主催のGATE OF CHAOSです。
今回はSPECIAL『lightness.』編ということで、ダークなバンドによる見応えたっぷりのスリーマンでした!
(個人的にMoreはダークかと言われると「?」な気もしますが)


More
追憶、そして剥離
咲き乱れる花と散らす雨
残り香
春夏秋冬
Scar
亡失の日々に舞う羽
bottom circus
薄紅色
Dawn

2曲目の「咲き乱れる〜」は今回初めて聴いたんですが、これがめちゃくちゃかっこいい!
aimワンマンで披露された、薄紅色と合わせてどことなく新たなコンセプトを感じたので、ぜひこの2曲は合わせて音源化してほしいなぁ。
残り香、春夏秋冬がその色香をさらに漂わせるような感じに入り、またギターソロがさえわたるScar→亡失は浮遊感に満ちていて気持ち良かったです。
Moreは黒い/暗いというより、それこそCrewの世界ではないですが、暗闇というよりも深海のような光の届かない場所、反面「微かに光の存在を感じる場所」である気がします。
そこにとても抒情的なものが入ってくるから、あんまり黒/白/灰みたいなイメージでもないんですよね。

しっとりとしてからのbottom circusでは、準さんがセンターに出てきてメンバーと絡んだり動きが出てきて観ていて楽しかったです。
今回の3バンドの中で1番こういうほっこりする場面が似合うのがMoreでもあったなぁと笑
全体的にワンマン前というのもあり、気迫を感じたステージでした。24日も楽しみです!


gibkiy gibkiy gibkiy
spoiled me
新曲
I love you
新曲
箍を外す場合、穴に群れる具合
形の無い、何よりも、愛したのは、お前だけが
脳内に

観るのは2度目でした、2曲目がかっこよかったんですが新曲なんですね。
highfashionparalyzeが私には難易度が高くて、gibkiyも正直そのイメージを持っていたんですが、今回改めて見たら幾分受け取りやすくて楽しめました。
あまり私はaieさんのバンド遍歴のことは存じていないのですが、このバンドもaieさんのにおいが強く、deadmanが無機的だとしたら、このバンドはひどく有機的だなぁと。そこは真さんによる影響なんだろうなぁ。

あと、kazuさんってこの界隈にいる人なのに音にそこまでクセがないイメージがあるのですが、このバンドだとガンガン轟音を出していてダークサイドを感じました。
SakuraさんはPeopleの大悟さんのドラムにちょっと共通するものを感じるんですよね、ものすごくパワフルというわけではないのに、強烈な存在感があって心臓に刺さるようなプレイだなぁと。
最後から2曲目かな?マイクにプラスチックか何かをじゃりじゃりやって音を出していたのが新鮮でした。


emmurée
ROSES
夜ノ唄
ラヴリィ
lovers
呼吸
ジザスカ
新曲
Red
覚醒

EN:
ラブレター

本日の主催・アンミュレはROSES始まりで予想外でした(そもそも私はライブだと初めて聴けたかもしれない)
夜ノ唄→ラヴリィ→loversの流れは何か物語めいたものを感じつつ、最近よく聴ける呼吸の終わり、スモーク立ち込める光景に妙にゾクッと来て。
そこからの(個人的に聴きたかった曲No.2の)ジザスカで一気に高揚感が増しました。
そして新曲がまたかっこいい…!特にドラムが非常に好みでした。
私はこのバンドの変遷については想像でしか言えない部分があるのですが、TELLさんのドラムはアンミュレの別の側面を打ち出したイメージだったんですが、
yasさんはサポートという立場ながら、元々アンミュレが持っていたところを更に掘り下げていくような魅力を感じます。

本編最後はRed.、覚醒。
広がりのある赤い照明で始まるRed.がめちゃくちゃかっこよかったですし、そこからほの暗くなる覚醒がウルトラダークネスでたまりませんでした。
私がアンミュレないしは想さんに惹かれるのが、狂気の中にほんの少しだけ理性が残されているように思えるところなんですが。
Red.でそのわずか理性が炙り出されて、そして覚醒で追いつめられるような、絶妙な危うさを感じていました。理性が絶える直前というか。
そういうのって此岸と彼岸のような、生死の境目にも近い気がして。
このギリギリ感が、私がアンミュレのライブを「楽しい」と感じる理由の一つなんだろうなーと。

アンコールは「愛をこめて」とラブレター
(終演後話していたんですが、いつもは「愛を綴ります」なのに今回は「愛をこめて」なんだなぁと)
轟音の心地よさでよだれ出そうになりました笑、最高というよりは「極上」という言葉が似合っていたなぁ。
さっき書いた、生死の境目、つまり生きているのか死んでいるのか曖昧な状況というのは、生の嫌悪も死の恐怖にも縛られない空間でもあって。
そういうところにアンミュレの幽閉があると個人的には感じて、同時にそれが愛であるなら素敵だし、胸が苦しくなるくらい愛おしく思えてしまいます。

そしてさらっと想さんがMCされていましたが、今年も9月の敬礼の日(18日?)に主催をやるそうです!(尚、面子は全くの未定だそう笑)
合わせて今年でAREAが20周年ということで、アンミュレはもう結成当初くらいから出させてもらっている〜というような話もしていました。
改めて高田馬場AREA20周年、おめでとうございます!これからもばんぎゃるはお世話になります…



私が好きなボーカリストの一人が「本当の真っ暗って、真っ黒よりも真っ白」というようなことを言っていたのですが、言いえて妙だなぁと。
こうして暗さを強く感じる3バンドが集まった時に、そこが完全な真っ暗闇かと言われたらそうでもないような気がするんですよね。
寧ろそのバンドが(直接描いたつもりはない)目に見えない光の部分がむしろ透けて伝わってくるような感覚もあって。
黒いからこそ白さが際立つんだなーと、なんとなくそんなことを思った、素敵な3マンでした!

2017/05/28 Sioux主催「All My Relations」at名古屋ell.SIZE

June 04 [Sun], 2017, 22:19

早いもので5月が終わり、もう6月ですね。
今年はライブを年100以下を目標に抑えていて、その目安として月に8本と決めているのですが、残念ながらGWに行きまくったのもあって今月は10本になってしまいました……(でもライブ多いとやっぱり楽しい)


さて、プラの春ツが無事に終わって落ち着くと思いきやそうでもなく、Sioux主催ツアーの東名阪に行ってまいりました。
Sioux改めすーちゃんについてはこのブログでそんなに触れていなかったんですが、始動前のシークレット含めて時々観に行っていて、この三日間で集中して観ることができました。
(最初は東阪だけのつもりだったのですが、だいぶハイになったので名古屋を急遽追加しました笑)

マイナーの対バンツアーを回るというのが本当に久しぶりだったのですが、これが思っていた以上に楽しくて。
アンミュレとすーちゃんは元より、DOFとグリモアは所謂「対バンにいたら嬉しい」バンドだったのですが、そこの位置が少し揺れ動いた感じがします。
みんな和気藹々仲良しなんだけど、ちょっとバチバチ感があったというか、個性の「ぶつかり合い」の空気もあったのが更に楽しめました。

今回ブログを書いたのは、このツアー中、フラニーさんたちと「オフィシャルサイトやツイッターが無くなると、ライブ記録を遡る術がなくなる」という話になり、ブログにがっつりレポせずとも、セトリと一言二言感想残すだけでも違うんだろうなーと思い直したからです(本当は毎回書きたいんですけどね…)
twitterでは毎回何かしらつぶやいても、すぐに流れてしまうし、なかなかピンポイントでは探しづらいよなぁと。

幸い、今回の出演バンドはみんなセトリを何かしらに載せてくれるからありがたいですし、ちょっとずつ触れていきたいなぁと思います!


グリモア
せいたんデビル
「シン」せかい
クライクライネ
クロノメイト
プラスチックシアター
ブラッディマイパレード
ぼくとタルパ
タロットゲーム

グリモアちゃんは見た目と裏腹なゴリッゴリなサウンドで、初めて観る時はギャップに戸惑うんですが、それとリンクくんのぶっとんだキャラクターとの調和がだんだんクセになってきました。
ぼくとタルパは元々好きでよく聴いてたのですが、ブラッディマイパレード、タロットゲームはこの三日間でだいぶ身体に馴染んで笑、最終日にはフリもほぼわかるようになってますます楽しかったです。
煽られる際、かわいいどうぶつさんたちと少年にほだされるような感覚で盛り上げてもらえるので、嫌みなく乗っていけるのがいいなーと思います。

この日はせいたんデビルでしっとりと始まり(こういう曲もあるんだなぁと)、映写機の音で始まる曲は初めて聴いたんですが好きな雰囲気でした。
基本的に曲も好みなんだよなぁ(映写機の曲はyazzmadの踊るペリカンを思い出してちょっとそわっとしつつ、激しい転調でそれが打ち砕かれました笑)

ブラッディ〜の前で、リンクくんが「笛がない!」と探し回っていて、みんなでわたわたしていた光景が最高にかわいかったです。笛は無事に見つかりました。
アムさんは大阪でギターのヘッドを破壊して凹んでしまっていたそうですが、この日は笑顔が観られて良かったです(表情も基本クールなイメージなので余計に)
あと、東阪でやっていた「ゼロとくろ」が好きで、キィくんの渋めの音と顔ギターっぷりがお気に入りです。
ついでにピューロランドでいつかライブをやってくれることを切実に願っています。


Develop One's Faculties
anata to kimi.
insert memory
フラスコを振ると天秤揺れた
残念な唄
papillon
キャリー
100年前から、こんにちは。
結果論
it is what it is.
ケサランパサラン

papillon好きなのでこの日にやっと聴けて嬉しかったです!2階から目薬の曲も好きなんですがタイトルがわからない…(it is〜かな?)
そこそこのスパンで観られているバンドなんですが、ruiさんのギターソロ曲は初めて聴いたかも。
DOFのライブってある程度イメージが固まっていたんですが、3箇所で観てこういう雰囲気もあるんだなぁと一番思ったのが今回の名古屋でした。

この日は「自分たちの物語の始まりから。荒波を乗り越えて何年か先の果てにみんなを音でいい景色に導きたいイメージ」だったということで。
個人的にこういう「音楽は最高だ!」みたいな爽やかな(?)雰囲気のDOFがより好みだなぁと思いました。
大阪の時に、yuyaさんについて敢えて傷つけるようなところがあるなぁと感じて。
そこが手鞠と似ていて、でも手鞠と違うのは、yuyaくんの方が遠慮がないというか、恐れがない感じがするんですが。
フラニーとしてはそういうところに惹きこまれるそうになるんですが、不思議とDOFについてはそういうの以上に、「幸せになってください」という言葉がストレートに伝わってくるステージにより惹かれるなぁ。

4バンドの中で一番動員も勢いもあるバンドですが、DOFのいい意味で容赦のなさがこのツアーの雰囲気では大きかったなぁと思います。
あと観る度に思うんですが、キャラを崩さないようにしつつ、空気読んでちょっと足早に捌けていくヨハちゃんが好きです笑


emmuree
覚醒
バレリーナ
ノスタルジックに風の吹くままに
灰色の空の下で
葬列とxxx
呼吸
brand new world
ラブレター

灰色〜は大阪でも聴けたんですが、ヴィジュアル系の血脈むき出し感がたまらなかったです。
呼吸と葬列は東名でもそれぞれやっていましたが(最近よく聴ける気がしますが)、2曲並ぶ流れで聴いてみたかったのでテンション上がりました。
brand new worldは開けた故の危うさ(雲一つない空の方がかえって不安になるみたいな感覚)があって、そこからのラブレターのギターソロがエモすぎて涙腺に直撃しました。
東阪は雨音終わりで、それも胸に来るものがありましたが(特に大阪はいつもと違って聴こえて)、アンミュレの発狂寸前みたいなところで描かれる愛が非常に恐ろしくもあり、なんと美しいのだろうと。

ノスタルジックはちょこちょこ聴けますがこのツアーでは名古屋だけで、なんとなくこの日はTELLさん脱退の時のそれを思い出して。
後にこの日は前ドラムのゆっきーさんがいらしていたと知って、アンミュレの歴史的な部分はよく知らないのですが、なんとなくそういうのが自分の中でしっくり来たところがありました。

かなめさんが東京で「アンミュレがいると対バンが締まる」と仰っていたんですが、ただ歴史が長いからということだけでなく、このバンドのスタンス自体がそうさせるんだろうなぁと漠然と思いました。
そして観る度に思うことですが、yasさんのドラムが個人的にとても魅力的で!yasさんに目が行く割合が日に日に増えています。
毎年恒例、6/6も楽しみです。


Sioux
snuff
Last scene
楽園

human
ピギー
カミオ
アムリタ
(名古屋分だけ公式からセトリが上がっていないのですが、MCや曲間を差し引けばこれで合っている…はず…)

Siouxについてはこのブログでちゃんと触れるのが初めてで、音源化していない曲も多いので、曲の特徴やそういうところを中心に書いてみようかなぁと。
(私の朧げな記憶だけを頼りにしているのでとんちんかんなこと書いてたらすみません…)
bulbさんについてもそうなんですが、音源化されていない曲が多いとライブでの集中力を高められるところがあって、そういうのもすーちゃんの楽しみの一つだったりします。

東京はYACHIRUさん、大阪はLottoさん、そしてこの度の名古屋はSoaさんがセトリをそれぞれ考案されたそうですが、いずれもsnuff始まりが共通していて。
この曲始まりにどんな意味があるのかまだわからない部分が多いですが、一曲目から独特な空気が醸し出されていきます。
Cielaさんの少し孤独感のあるフレーズから始まり、Kaname.さんの情感(悲痛に近いような)が溢れ出る曲だなぁと。
ど頭の歌終わりのシンバルダンダンダン!(語彙力のなさ)で高まります。

楽園は儚さと疾走感のある、ルーツにラルクを感じるような一曲で(※あくまで個人的なイメージです)、世代の人ホイホイな感じがします。
特にベースがとってもヴィジュヴィジュしていて好きです。
ギターソロでCielaさんが優雅にセンターに躍り出てくるのが見所の一つだと思います。

今回は初の主催ツアーかつ、シングルLast sceneの2曲を引っ提げて、という面も大きくて。
Last SceneはLottoさんがKaname.さんの歌に影響をバリバリ受けている感じがして見入ってしまいます。
嘘は始動で初めて聴いて以来今のところ一番好きな曲で、特にSoaさんパートがイチオシなんですが、他の曲よりも毒気と色気が同居しているところがあるなぁと。

ちょっと話がすーちゃんから逸れてしまうのですが、amber grisのラストライブにて、メンバーがそれぞれ曲前にご自分で考えた台詞を読むという演出があって。
kanameさんは「スノーマンは帰らない」の前で読んでいて、当時、かなめさんがこの曲を選んだのは意外だったなぁと思っていたんですが、今は納得できる気がして。
Last sceneとこの曲の情景が繋がっているイメージがあるんですよね。
そしてその台詞の最後にあった「ありがとう」と、Last sceneにも嘘にもある「ありがとう」が繋がっているような気もしています。

話は戻り、human→ピギーのアッパーな流れでは、強く熱量を客席に求める感じがして、それにオーディエンスも力いっぱい答える感覚がひしひしとしました。
客席のエネルギーを引き出すのにはバンドの底力がある程度必要だと思うのですが、このツアーでそれが増していたなぁと。
ピギーは唯一(?)すーちゃんの所謂暴れ曲枠で、暴走機関車的なドラムでガッと勢いをつけてから(Lottoさんが立つのが愛しい)、YACHIRUさんのベースソロでたたき落とすように始まるこのベターな感じがクセになります。

最後はカミオ→アムリタの2曲。
この順番で組んだSoaさんの意図はわからないけど、「わ、とうとうこの流れが来たな!」とドキドキしながら聴いていました笑
この日のカミオのギターソロはいい解放感で、その快さがアムリタにつながっている気がしました。
あと、Soaさんはやはりどこかkanameさんに近いところがあるような気がするなぁと、ちょっと思ったりします。

アムリタの前にKaname.さんがMCを。
「2年前の今日、僕は絶対に新しいバンドを組もうと心に決めた日でした。それからこうしてこのメンバー、スタッフ、共演してくれたバンドさん、そして観に来てくれた皆さんがいて、本当に幸せです」
アムリタはこのツアーの東京から披露されて、Kaname.さんがギターを弾く(!)トリプルギター編成の一曲で。
空間系の音からつむぎ出される、穏やかさ、温かさ、懐かしさに包み込まれるような……ぜひ聴いてほしい、聴いてほしいとしか言いようがないです…(語彙力を完全に失った人)

最後はEDのインスト演奏、感情全開の楽器陣、いつも以上に深々とお辞儀しながら捌けていくKaname.さん。
幕が締まり、公演終了のアナウンスがあってもなかなかアンコールが止みませんでした。


主催とはいえ、4バンドの中で一番結成したてで粗削りな部分も多いんじゃないかと思うのですが、このツアーを通して進化がはっきりと見えて、シーンの片隅で素敵なバンドに出会えて、それが確かに息づいていく幸せのようなものを味わえました。

なんだろう、amber grisと切っても切り離せないものは確かにあって、最初はそこが強すぎてうおおお(心の痛み)となることが多かったのですが笑、今はアンバーでやりたかったこと(やれなかったこと)やkanameさんの夢の続きを踏まえつつ、個性豊かなメンバーと今まで見えなかった新たな景色を描こうとしているんだなぁと。
5月27日、そして28日の続きがこういう形としてあること、バンドという形態でこのシーンに踏み出すその覚悟と強さ、この先どうなっていくのかという純粋な期待でもって、Siouxを応援していきたいと思いました。

10日はとうとう投げ銭(言い方)ワンマンもあるので、少しでも多くの方に観ていただけたらいいなぁと、一ファンながら願っています。
改めてAll My Relations、お疲れ様でした!
P R
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キラキラしていないヴィジュアル系を中心にライブレポや音源レビューなどをごくたまにツラツラ書いています。

元は2008年に解散したRENTRER EN SOIのファンブログ。
近年はバンド愛を長文にして綴らないと死にそうになった時の掃き溜め場所。
ここ最近の更新は年に数回レベルでしたが、2016年はライブレポだけでもこちらに上げていきたいです(希望)

コメントはお気軽に下さるととても嬉しいです。
(特に誤字脱字多いので、ご指摘頂けるとたいへん助かります)

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