炭山区長様からボランティアへ宛てたメッセージ

August 26 [Sun], 2012, 23:36
炭山区長様からボランティアへ宛てたメッセージを紹介します。
当時の深刻な状況が強く伝わってきます。
(炭山災害対策本部発行「明日への一歩住炭山通信」より)

ボランティアの皆さんへ

 連日の猛暑の中、この炭山地域へご支援をいただき誠にありがとうございます。
 ご存じの通りこ8月14日未明、まれに見る豪雨に見舞われたこの炭山地域は、村全体が土砂崩れで11カ所で分断され、地区外へ続く4つの道路もすべて土砂崩れで不通となり地区全体が孤立状態となりました。電気・水道・電話などすべてのライフラインも止まり、地区全体が危機的な状況に陥りました。他からの支援がまったく受けられない中、私たち区民はお互いに連絡を取り合いながら、自前の重機やスコップ、チェーンソーを持ち寄り土砂崩れの道路や志津川のあふれた道路をなんとか人や車が通れるだけ拓き、村の中での行き来を確保しました。15日以降もライフラインは遮断された.まま、不安な中ではありましたが、近所で声を掛け区民全体で情報を伝え合いながら時間が過ぎていきました。しかし、ようやく来た支援物資では、その夜、90名を超える多くの区民が食中毒を発症し、決死の覚悟で軽自動車で土砂崩れの道を病院に運びこみまLた。その後は、地区内からの通行はできませんでしたが、16日にようやく遠回りの山道が1本だけ通れるようになり、食中毒で入院した方も昨日全員退院をすることができました。
 あらためて地区内をみると家屋が流されたり、家屋に土砂や泥が入り込んだりする箇所が至る所に存在することに愕然としました。私たちだけのカでは、到底どうすることもできない現実に直面した訳です。とりあえずやれる所から修復しようと始めましたがなかなかはかどりませんでした。
 しかし、その直後からボランティアの皆さんがわざわざ深い山や沢を越えて来てくださったり、スコップを持ってとにかく駆けつけていただきました。そしてこの惨状を全国の皆さんに伝えていただいたおかげで多くの方々がこの炭山地区に集まっていただきました。皆さんのおカで土砂が取り除かれたりがれきが片付いていく場面が地区内の至る所で見られるようになりました。また、体中が泥まみれで床にもぐって泥をかき出す姿や懸命に土のうを積まれる皆さんの姿に、「絶望して折れそうになった心を支えていただいた。」と様々な所から喜びの声が届くようになりました。日常的な生活に戻りつつも完全な復旧はまだまだ先の先の状態です。どうぞ、私たち炭山区民に今後ともカをいただきながら、私たちも精一杯復旧に向けて頑張っていきたいと思っています。
 ボランティアの皆様、本当にありがとうございます。

2012年8月
炭山区長 渡辺 清武
炭山区民一同
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