しだれ桜@氷室神社2012

2012年04月07日(土) 11時22分
mini_120407_0906.jpgまだ寒いけれど、ちょっくらお花見に行ってきました。
奈良で最初に咲く桜、氷室神社のしだれ桜です。

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しだれ桜@氷室神社2011

2011年04月01日(金) 21時56分
お天気も良く暖かいので、氷室神社にしだれ桜を見に行ってきました。
氷室神社のしだれ桜は、奈良で一番先に咲く桜として有名です。
(奈良市の標本木はきのう開花したばかり)







眼福のひとときでした(ほっ)












氷室神社
奈良市春日野町1-4





生駒山寶山寺獅子閣特別公開

2010年10月22日(金) 21時33分
遷都1300年祭協賛として特別拝観が行われている生駒の宝山寺の獅子閣に行ってきました。
 『寺院には珍しい擬洋風建築で明治17年に第14世乗空和尚のとき、客殿として竣工した。棟梁は越後の宮大工吉村松太郎氏。外部は洋風、内部一階は六畳二間、洋室一間。二階は十畳二間。角柱と丸柱、不思議な取り合わせが調和しているポーチとベランダの高欄は寺院建築によくある装飾。隅柱の柱頭、柱根の豪華な飾り。鋭角の破風と屋根。破風の寶山寺の寺紋の竜胆車。アーチ型の窓と色ガラス。内部の螺旋階段。外人技師の西洋建築かと思って見ると、紫檀の床柱があったり、落ち着いた和室もある。さすが日本の心をもった宮大工の作である』

正面ファサード
1階は角柱、2階はなぜか円柱

このように礎石の上に柱を置くのは寺社建築の特徴。
ギリシア建築(コリント式)を真似るのであればアカンサスの葉を用いるべきところ、菊の葉にしているところがご愛敬。

修復した部分はわざとわかるようにしてあります。

精緻なポーチの天井。
わざと洋釘の頭を見せている。


1階と2階の窓の形状が違う   2階ポーチの上のバルコニー


 らせん階段            1階外扉の色ガラス     

南面から見た外観。断崖の上に建っているのがわかります。

床下は立体的な懸造。


幕末から明治初め、外国人居留地に建てられた洋風建築を参考に、洋風建築の専門知識のない地方の大工が見よう見まねで建てた擬洋風建築は多数残っています。
その様々な意匠の日本化がけなげでもあり、興味深いものです。
今年修復なったばかりの獅子閣、今後の公開は未定ということですので、どうぞこの機会にぜひご覧くださいませ。
11月15日までです。

しかし、居留地から遠く離れた生駒山寶山寺の和尚さんが、なぜ洋風の客殿がほしいと思ったのでしょうね。
何か必要があったのか、単なる趣味なのか…
そして、どうしてこんなにお金があったのか…
謎は尽きません。


生駒山寶山寺
生駒市門前町1番1号
0743-73-2006 

拝観は無料ですが、獅子閣の拝観料は¥300です。
8:00〜16:00(受け付けは15:30まで)

大仏建造費はW杯より高額?

2010年08月04日(水) 22時52分
時事通信の記事です

大仏建造費はW杯より高額? =4700億円、関大が初の試算―奈良
8月4日20時33分配信 時事通信

 大仏の建造費はサッカーワールドカップ(W杯)開催費より高額?  奈良・東大寺の大仏と大仏殿の建築費用を現代の金額に換算すると、約4657億3100万円になることが4日、関西大学大学院会計研究科の宮本勝浩教授らの試算で分かった。大仏の建造費用を試算したのは初めて。同教授は「経済波及効果も1兆円超あったとみられ、日韓W杯の約1.3倍に当たる」と話している。
 宮本教授らは、平安時代後期の「東大寺要録」という史料に記載されていた材料費を基に、当時の1両を約10万円と仮定して試算。練金代が1万436両と記されており、価格も推定すると、精錬銅なども含めた大仏の材料費は計約1977億4000万円となり、大仏殿は木材や瓦の現在価格から、約1386億1300万円となるという。
 また、延べ260万人が携わった工事などの人件費は、現代の建設労働者の平均日当1万3790円(2004年度)を基に、約1292億500万円と算定。人件費に伴う労働者の住居費は約1億7300万円とした。 



W杯と比べてどうっていう感覚がちょっとわかりにくいのですけど
これまで試算されてこなかったはずはないと思うんだけど、初めてと書いてありますね。

これに維持管理費、修繕費を足すと〜……この3倍くらい?もっとかな?
2回焼けてますからねぇ.....



五劫院・五劫思惟阿弥陀坐像

2010年04月14日(水) 20時36分
五劫院(ごこういん)は東大寺の正倉院の北側にあって、華厳教のため葬儀ができない東大寺の菩提寺(僧侶の葬儀を行う)となっているそうです。
こちらにあるのが、重源上人が宋から将来したと伝えられる五劫思惟阿弥陀仏坐像(ごこうしゆいあみだざぞう)(重文)。
アフロヘアの仏像として有名かと思います。
「劫」とは時間を表す言葉で、40里四方の大きな岩に3年に一度天女が舞い降り、袖で岩を払って、その岩が磨り減るまでの時を指し(およそ40億年)、それが5回繰り返されるのを五劫といいます。そんな気の遠くなるような長い時間考え続けて髪が伸びたお姿とされています。(落語の「寿限無」で、じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・って言うあの五劫です)
例年8月1日〜8月12日のみの開帳なのですが、今年は平城遷都1300年祭の特別拝観で4月2日〜4月15日(=明日)も開帳されています。
思ったより大きい、ユニークなお姿は、親近感をもって迎えてくださる感じ。

静かな小さなお寺で、ボランティアの方なのでしょうね、説明などをされる方も出過ぎず、でも暖かい対応で、とても気持ちよくゆっくり過ごすことができました。
拝観料も志納ということです。
お寺のあるべき姿だと思いました。

寺域には江戸時代に焼けた東大寺の再建の勧進をされた公慶上人のお墓があります。
(重源上人のお墓はこのもうちょっと北の三笠霊苑にあるそうです)
大仏が今あるのもこの方たちのおかげ。
感謝の気持ちでお参りしました。




五劫院(ごこういん)
奈良市北御門町23
0742−22−7694
五劫思惟阿弥陀坐像の特別開帳は例年は 8月1日〜8月12日のみ。
それ以外のときも前もってお願いすればよいようです。

道路標示がないので、しっかり地図を把握してからいらっしゃった方がよさそうです。



正暦寺

2009年11月25日(水) 22時59分
京都の紅葉ばかりご紹介するのもどうかなぁ…で、正暦寺に行ってきました。
紅葉の季節に正暦寺に行くのは初めて。
正暦3年(992年)一条天皇の発願により、関白九条兼家の子兼俊が創建した寺院です。

狭い山道を他府県ナンバーの大型バスが行きかいます。
でもタイミングを選べば、人の映らない写真を撮ることも可能。
ただ、今年の秋は急速に冷え込まなかったので、紅葉はあまりきれいな色にならなかったようです。
毎年同じというわけではなく、自然任せなので致し方ないですね。(京都は今年は永観堂が一番美しいそうです)

本堂
白鳳時代の秘仏薬師如来倚像(重要文化財)・仏画が特別公開されています。(11月1日(土)〜30日(日)) 
薬師如来倚像は台座に腰かけた珍しい像です。


鐘楼

赤や黄色、緑が織りなすさまが"錦の里"と言われる所以です。


 
塔頭の寺院跡に残っていた供養塔と僧侶の墓石を集めたもの
往時は八六坊あったそうです。


菩提仙川

福寿院客殿
重要文化財。屋根は杮葺き。
珍しい孔雀明王像が本尊。


塀を低くしつらえていて、山の紅葉の借景が美しい。

ヤーコンとそうめんかぼちゃ

めずらしい野菜が無人の売り場にあったので買い求めました。
どちらも¥200



正暦寺
奈良市菩提山町157
0742-62-9569
通常 9:00〜17:00
冬季(12月1月2月)9:00〜16:00
※11月7日〜12月6日は正暦寺行き臨時バス運行

秋の特別公開 2009

2009年10月30日(金) 1時24分
一覧にまとめました。

 ■興福寺  北円堂特別公開        10月17日〜11月23日
        仮金堂一般拝観(阿修羅像など)        
 ■唐招提寺  礼堂特別公開        10月21日〜23日
         金堂一般拝観        11月4日
 ■法隆寺   夢殿・秘仏救世観音特別公開 10月22日〜11月22日
 ■長岳寺   大地獄絵開帳と絵説き説法  10月23日〜11月30日
 ■新薬師寺  香薬師如来特別公開     10月24日〜翌3月21日
 ■法華寺   国宝・十一面観音特別開扉  10月24日〜11月12日
 ■西大寺   秋の特別展愛染明王開扉   10月25日〜11月15日
 ■海龍王寺  特別公開・秘仏十一面観音開帳10月25日〜11月10日
 ■元興寺   秋の特別展古の匠に挑む   10月25日〜11月8日
 ■般若寺   寺宝特別展         10月26日〜11月8日
 ■當麻寺奥院 當麻曼荼羅特別公開&絵解き法話11月1日〜10日
 ■法隆寺   上御堂特別開扉       11月1日〜3日
 ■松尾寺   秘仏「厄除け観音」特別公開 11月3日

お寺じゃないですけど
 ■正倉院展       10月24日〜11月12日
         

阿修羅に会いに

2009年10月20日(火) 20時07分
東京〜九州、出開帳で長らくお留守だった阿修羅に会いに、17日から開かれている興福寺「国宝特別公開2009」〜お堂でみる阿修羅〜に行ってきました。

地の利を生かして、正倉院展が始まる前のウィークデーの夕方に。
ほとんど待たずに、割とゆっくり見られましたよ!(週末は長蛇の列だったようです)

仮金堂

通常は国宝館に展示される阿修羅像をはじめとする八部衆・十大弟子像の現存する天平乾漆像14躰すべてが、江戸時代に造られた本尊釈迦如来坐像、鎌倉時代の薬王・薬上菩薩立像と四天王立像と共に安置されています。
ガラス越しではなく、広いお堂に並んだ姿は圧巻!
仏像を本来あるべき仏堂に安置し、その環境も含めての拝観に重点が置かれたのだそうです。
その中でも阿修羅像は、やはり目が離せない存在感です。
小さな華奢なお像なのに、この魅力はなんなんでしょうねぇ。
ほんとうに素晴らしい造形ですね〜。


国宝・北円堂

特別開扉された国宝・北円堂です。
運慶一門による本尊の弥勒如来坐像や無著・世親菩薩立像など鎌倉彫刻最高峰の名品が一堂にそろっています。
北円堂内陣に本格的な照明デザインを取り入れたのは初めてだそうです。
細部までしっかり見られてたいへんよかったと思います。


阿修羅Tシャツとか阿修羅カレンダーとかグッズもたくさん。

興福寺「国宝特別公開2009」〜お堂でみる阿修羅〜 → LINK
平成21年10月17日(土)〜平成21年11月23日(月・祝)会期中無休
9時〜17時(券売受付は8時50分〜16時30分)
※金・土・日・祝日は9時〜18時(券売受付は8時50分〜17時30分)



左は仮金堂。中金堂の基礎の向こうに見えるのは五重塔、東金堂。
中金堂が完成したらこの位置からは見えなくなりますね。


【追記】
興福寺五重塔は昭和34年頃まで一人10円で誰でも登ることができたそうです。
子どもはその半額の5円。
暗いはしごのような急な階段を上ると四方が良く見えたそうです。

率川(いさがわ)神社 ゆりまつり

2009年06月17日(水) 16時30分
たまたま近くまで行ったので、ちょっと寄り道して率川(いさがわ)神社 ゆりまつりを・・・。

率川(いさがわ)神社は、推古天皇の勅命により593年に大三輪君白堤が神武天皇の皇后をお祀りするために創建した古い歴史と由緒をもつ神社(=奈良市で一番古い)。この神社は3つの社が並んでいます。左から父神、姫神、母神と子供を見守るように並んでいることから子守明神とよばれ、安産、育児、息災延命の神として有名です。ここの町名も本子守町となっています。


普段は静かな神社ですが、毎年6月17日にはの三枝祭(さいぐさまつり)が行われ、参拝者でにぎわいます。 別名「ゆりまつり」と呼ばれるこのお祭りは文武天皇大宝年間(701〜703)から伝わる古式の神事で、三輪山より自生する三枝の花、(笹百合)を酒樽に飾りお供えされ巫女達による古雅な神楽が奉納されるそうです。(本殿の前にビニールのテントが張ってあったのは雨の用心のようですね) 私は午後行ったので余韻だけ(・・;)
ゆりまつりの様子(動画) (奈良県のページ)



大神神社から運ばれて供えられた笹百合。
暑さでちょっと萎れていてかわいそう。

笹百合は栽培するのが難しく、芽がでてから花が咲くまで5年もかかるそうです。


供えられた百合の花は参拝者に配られます。


近年、笹百合が採れなくなっているそうで、配られたのは笹百合の造花でした。

スケジュール(大神神社サイトによる)
◇ささゆり奉献神事(ささゆり奉献の行列) 6月16日(火) 
   午前 9時半 奉献神事道中安全祈願祭(於、大神神社)
   午前11時頃 JR奈良駅前で桜井からの列車到着後、
            JR奈良駅前から率川神社に向けて行列出発
   午後 1時頃 率川神社に参着後、ささゆり奉献奉告祭
◇率川神社三枝祭(いさがわじんじゃ・さいくさまつり) ご自由にご参列下さい
   6月16日(火) 午後3時     宵宮祭
   6月17日(水) 午前0時30分 三枝祭(例祭)
             午後1時     七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭
                        引き続き市内巡行(約2時間)
   6月18日(木) 午前10時    後宴祭
             午後5時     奉納演芸大会


3つの同等のお社が並んでいるちょっとめずらしい神社かと思いますけれど、今日はシートもあるし、あまり近くで参拝することができませんでした。
また後日訪ねてみたいと思います。


率川神社
奈良市本子守町 
0742-22-0832
近鉄奈良駅横やすらぎの道を南に行ったところ(三条通りよりちょっとだけ南)

興福寺国宝特別公開−2008−

2008年10月21日(火) 15時17分
興福寺・・・正直言って・・・"通路"でした。
奈良公園の一部になっていて、塀があるわけでもなし、目的地にはなりにくく・・・。

しかしながら阿修羅像も観たことがないというのはちょっとまずいんではないかと・・・一念発起、正倉院展(10/25〜11/10)が始まらないうちに出かけてきました。

まずは国宝館へ。

念願の阿修羅像。734年作。もちろん国宝。端整なお顔立ちで、人気があるのがわかります。
また南円堂の法相大祖像が全てこちらで公開されています。
私がいたく気に入ったのは天灯鬼竜灯鬼。とくに竜灯鬼がかわいい!
と思う人は多いと見えて切手にもなっています。
もちろん阿修羅も切手になってますが。
どうも煩悩いっぱいなものの方が気が合うみたい(‥;)
日本の国宝彫刻の14%に当たる17件が興福寺にあるそうです。

国宝・東金堂
聖武天皇の創立。重要文化財の薬師如来と左右の日光・月光菩薩。
他に文殊菩薩や四天王、十二神将などの像。国宝が目白押し。

↓は外観。


国宝・五重塔
こちらは光明皇后(聖武天皇のお后)の創立。
日本第2位の高さの五重塔だそうです(1位は京都の東寺)
初層が特別公開されています。
柱を囲むように四辺に薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像のつごう12体の仏像が安置されていて・・・けっこうにぎやか。↓内部。

重要文化財・南円堂
不空羂索観音菩薩↓を本尊とし、西国三十三所観音霊場第九番札所になっているそうで、お参りする人多し。
本尊の四辺に国宝の四天王像も安置。
やはりこちらの方が好きだなぁ。
宗教心に乏しいので、つい彫刻としての好き嫌いで鑑賞してしまう・・・。

南円堂から東を望む


阿修羅像は来年3月31日〜東京国立博物館、その後九州国立博物館で9月27日まで展示されますので、こちらには長期不在です。
ご注意を!

国宝 阿修羅展

興福寺
奈良県奈良市登大路町48

興福寺国宝特別公開−2008−
※南円堂内陣および五重塔初層内陣を特別公開
期間 10月18日〜11月24日
午前9時から午後5時(受付終了は午後4時30分)
拝観料:1,000円(東金堂拝観料含)
このチケットで国宝館へ団体料金で入館できます(500円→400円)

25日からは北円堂も特別開扉されます(11月9日まで)



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