特集「鍵田問題」報道

2006年09月23日(土) 16時26分
奈良新聞のサイトに今日付けで『特集「鍵田問題」報道』のコーナーができていた。
今さらという感があるが、奈良新聞では鍵田忠兵衛衆議院議員に対する憤懣がどうも納まらないらしい。
しかしながら、このコーナーは鍵田さんの問題を追及する根拠の資料が違法な手段で得られたものだったという事実を故意に伏せている。
その違法な手段については2006年7月6日に池田慎久(のりひさ)・前奈良市議(37)=同日付で辞職=とその父親の久容疑者(68)は地方公務員法違反(そそのかし)容疑で、市衛生課課長補佐の高橋義治容疑者(52)が同容疑(守秘義務違反)逮捕されているのである。(朝日新聞の記事)逮捕されたのは氷山の一角だという風聞もある。

いちおう奈良新聞も報道機関として公器だとは思うんだけどねぇ。
偏向するのは自由なのかなぁ。
鍵田さんが悪いという世論を盛り上げて、池田さんに有利に持っていこうとしていると思われてもしかたないだろう。

私は鍵田さんを支持していたわけでも支持しているわけでもないけれど、市民税の一部未払いとは言っても認めたのが誰かということが問題であると感じ、認めた側(前々市長)の責任を追及しようとせず、認められた側(鍵田さん)の一方的な責任として問題化し、市民の多くが投票し当選した市長(鍵田さん)にまともな働きをさせなかった市会に、一市民として大きく憤りを感じていた。
何を主眼に市政を運営しなければならないのか。市の財政は一刻を争う末期的症状を呈しているではないか。助役上がりではない鍵田さんに多少の期待(ひょっとすると変えてくれるかも)を持ち、時間の無駄にいらだっていた。
これが一般市民感情なのである。

市政も少しずつ変わりつつあるようである。
奈良市の藤原昭市長は20日、市会決算特別委員会(峠宏明委員長)の集中質疑に立ち、同和事業から人権施策への転換を打ち出す中で、地対財特法が期限切れになった後も続けてきた個人的給付事業の廃止に向けた取り組みや、同和地区の保育園を含む職員の「加配」を見直す方針を明らかにした。(奈良新聞の記事
まさかこのことがきっかけになって、鍵田問題(?)の蒸し返しをしているのではないんでしょうね??
なお、鍵田問題の中に経歴詐称も書かれているが、鍵田問題追及の急先鋒池田慎久容疑者(元市議)はその公式ホームページ(現在は閉鎖)に学歴を「オレゴン州立レインコミュニティーカレッジ卒業(経営学部マネージメント科セールス&マーケティング科)」としていたが、オレゴン州立レインコミュニティーカレッジというものは存在せず(Lane Community collegeは州立ではなく郡(Lane County)立の2年制大学)、そのレインコミュニティーカレッジの単位取得コースの中にBusiness Courseはあるが、経営学部と翻訳できるコースあるいは学部はないし、Sales & Marketing のクラス(授業)はあってもSales & Marketing Courseと呼ばれる学科はないのである。
しかしながら選挙公報には学歴をいっさい何も記載していないので、学歴詐称ということはできない(そうである)
選挙公報に書かなければ、ホームページに何を書いてもいいらしい(・・;)

池田慎久前市議の逮捕について・・・・・声明 2006年7月7日
日本共産党奈良市会議員団
 昨日(7月6日)、池田慎久議員が辞職し、同日、地方公務員法違反で奈良県警に逮捕されました。
 前鍵田市長が父親から相続した滞納税を払わず、市がそれを不納欠損処理した市の内部文書について、職員をそそのかし入手したということです。
 この問題ではすでに職員にも逮捕者が出ています。
 どのような理由があるにせよ、議員が職員を通じて個人情報を入手するなどあってはならず、許されるものではありませんし、市議会議員の政治倫理に関する条例にも、明らかに違反する行為です。
 同時に今回の問題で、払うべき税金を払わなかった前市長と、それを認めた不公正な市行政の実態が明らかになりました。
 私たち議員団はこの問題が発覚した当初から、こうした点を指摘し真相の解明に努力してきましたが、議会の調査の結論は行政の責任を問う点であいまいさを残す結果になりました。
 奈良市は今後、こうした不正をなくし清潔な市政にしていくためにも、他自治体でつくっている内部通報者を保護する条例の制定と、議員からの口利き公開に踏み切ることが必要です。
 私たち議員団としても、一層えりを正し議会活動にとりくむ決意です。

【その後】06/11/17
 前奈良市長、鍵田忠兵衛・衆院議員の税滞納・欠損処理問題で、市の内部文書を流出させたとして地方公務員法違反(情報漏洩唆し)の罪に問われた同市宝来3、元市議、池田慎久被告(38)の論告求刑公判が17日、奈良地裁(奥田哲也裁判長)であり、検察側は「市議の立場を利用して市職員を巻き込んでおり悪質」として、懲役6月を求刑し、弁護側は「純粋な義憤が最大の動機」として執行猶予を求めた。

 池田被告は04年2月ごろ、父久被告(68)=同罪で起訴=と共謀し、市職員(53)に対して鍵田氏の税滞納に関する内部文書のコピーを渡すよう要求して、受け取ったという。

06/12/18
地方公務員法違反(そそのかし)の罪に問われた前奈良市議の池田慎久(のりひさ)被告(38)=同市宝来3丁目=に対し、奈良地裁は懲役6カ月執行猶予3年(求刑懲役6カ月)の有罪判決を言い渡した。奥田哲也裁判長は「行政に対する市民の信頼を失墜させた」としたうえで、「議員を自ら辞職し、反省している」と執行猶予の理由を述べた。
  • URL:http://yaplog.jp/nara_nara/archive/159
コメント
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UN
そのTV番組、私も見ていました。
この議員、執行猶予中に市議選に再出馬してトップ当選をしているんです。
今回の件でも、前回のことを少しも反省などしていないじゃないかと思うのは私だけではないはずですけれど、一般市民の与り知らぬところで、動いてしまうのですね。
市議長選挙の不正もなんだかうやむやで終わりそうですし…。
市議や市職員の中にもちゃんと市民大事で動く方もいらっしゃるのだとは思いたいのですけれど…。

2011年12月07日(水) 23時44分
テラモト
市議会議員と役所の癒着についての取材の様子を今日の報道番組でみました。池田慎久市議、あれほどの詭弁を恥ともせず話す様子を観ると、聞いているこちらが恥ずかしくなるほどです。こちらのブログを拝見し、なるほどと感じました。役所が改善の方向に向かうことを願うと同時に、こういった市議が選挙による市民の意思として居なくなることを期待します。また、こういった癒着は奈良市だけの問題ではないはずです。それぞれの市や町がおおいに危機感をもって行政に携わるべきだと思います。
2011年12月07日(水) 19時02分

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