【備忘録】
奈良・若草山の芝、固有純系種 桂高生が調査 @京都新聞 12月28日(水)22時49分配信
「若草山の山焼き」で知られる、奈良市の若草山の中腹で、桂高(京都市西京区)の生徒たちが採取した芝「ノシバ」が、DNA鑑定の結果、若草山固有の純系種であることがわかった。文献などから、千年以上、他系統との交雑がないまま維持されてきた可能性があるという。
園芸ビジネス科と植物クリエイト科2、3年の選択授業で、芝による屋上緑化を研究している「地球を守る新技術の開発」班16人。
ノシバはイネ科の日本固有種。生徒たちは屋上緑化に適した品種の開発に向け、近畿で唯一の大規模自生地である若草山のノシバを調べることにした。
5月下旬から7月上旬に、若草山とふもとの奈良公園内の計15地点で種子を採取し、発芽させて「かずさDNA研究所」(千葉県木更津市)に鑑定を依頼した。
その結果、若草山中腹の4地点の種子は同じ遺伝子型で、登録された系統のいずれとも異なる若草山固有種と分かった。ほかの系統より草丈が短いという。
奈良時代の文献に、芝での野遊びの記述があることから、生徒たちは、4世紀後半に山林を切り開いて頂上に鶯(うぐいす)塚古墳が築かれた後に自生し、裾野の開拓とともに広がったと推測している。天然記念物のシカが葉を食べてノシバの成長を促し、再び山林化することを防いだという。
今回の調査で、純系種と確認できた4地点以外は、別の種との交雑や品種改良された市販種に置き換わったことも確認できた。
生徒たちを指導する片山一平教諭は「若草山の固有種は、ほかの芝より密植して張れる特長がある。ノシバは砂漠緑化へ活用できる可能性があり、そのための品種改良にも原種のある自生地保護が必要だ。意識的に管理しないと消失する」と強調している。.
最終更新:12月28日(水)23時29分
奈良・若草山の芝、固有純系種 桂高生が調査 @京都新聞 12月28日(水)22時49分配信
「若草山の山焼き」で知られる、奈良市の若草山の中腹で、桂高(京都市西京区)の生徒たちが採取した芝「ノシバ」が、DNA鑑定の結果、若草山固有の純系種であることがわかった。文献などから、千年以上、他系統との交雑がないまま維持されてきた可能性があるという。
園芸ビジネス科と植物クリエイト科2、3年の選択授業で、芝による屋上緑化を研究している「地球を守る新技術の開発」班16人。
ノシバはイネ科の日本固有種。生徒たちは屋上緑化に適した品種の開発に向け、近畿で唯一の大規模自生地である若草山のノシバを調べることにした。
5月下旬から7月上旬に、若草山とふもとの奈良公園内の計15地点で種子を採取し、発芽させて「かずさDNA研究所」(千葉県木更津市)に鑑定を依頼した。
その結果、若草山中腹の4地点の種子は同じ遺伝子型で、登録された系統のいずれとも異なる若草山固有種と分かった。ほかの系統より草丈が短いという。
奈良時代の文献に、芝での野遊びの記述があることから、生徒たちは、4世紀後半に山林を切り開いて頂上に鶯(うぐいす)塚古墳が築かれた後に自生し、裾野の開拓とともに広がったと推測している。天然記念物のシカが葉を食べてノシバの成長を促し、再び山林化することを防いだという。
今回の調査で、純系種と確認できた4地点以外は、別の種との交雑や品種改良された市販種に置き換わったことも確認できた。
生徒たちを指導する片山一平教諭は「若草山の固有種は、ほかの芝より密植して張れる特長がある。ノシバは砂漠緑化へ活用できる可能性があり、そのための品種改良にも原種のある自生地保護が必要だ。意識的に管理しないと消失する」と強調している。.
最終更新:12月28日(水)23時29分
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