引っ越します 

2006年03月06日(月) 23時30分
引越しをしました。
リンクしていただいてる方
お手数ですが変更をお願いします。
新しいブログ
今後ともどうぞよろしくお願いします。

子供と丸パン作り 

2006年03月05日(日) 23時05分

久しぶりにパンを焼きました。
粉・ベーキングパウダー・砂糖・塩・水だけのシンプルなパン。

成形するときに子供がこね回してもちゃんと膨らむ。
だから子供と一緒に作る時にはこのパンです。
半分はチョコチップを入れました。

今週末は夫が仕事でいませんでした。
考えてみたら結婚し始めての休日出勤かも?
夫のいない週末はなんだからく
子供とまーったりと過ごしてしまいました。

「おまかせハウスの人々」菅浩江 

2006年03月04日(土) 22時56分
おまかせハウスの人々
菅 浩江
4062131498

人と人の繋がりをテーマにした近未来の短編集。

りあむさんのところで紹介されいて面白そうだったので借りてみました。SFってほとんど手にしません。昔星新一が流行っていた頃読んでいたくらいでしょうか。だけど時々出会うSFはいつも面白い。

この物語もちょっと未来、たぶん私は死んで少し経った頃の世界のような気がします。のびた君の所に来る前、ドラえもんが住んでいた未来の世界っぽいなぁと思いました。電話は話してる相手が見えてるし、メールも音声メール。どうやら読み上げてくれるらしい。重い食料品を買っても自走式キャリアカーが荷物を運んでくれる。ファンでショーンはスプレー式!楽そうです。どれもこれも本当に出来そう。そういう時代は本当に来るんじゃないかって思ってしまいます。

この世界、人工知能を持った機械が生活の中に浸透しています。幼児型ロボットだったり、相手の表情から感情を探るネクタイピン、体内に取り入れて病気を治す機械、そしてなんでもしてくれる全自動住宅。一見便利なものに、振り回されて生きていく人達。便利な世の中になっても、変わらない人間関係。どの話もラストの主人公を思うと背筋が凍る感じです。それでいいの?って聞いてみたくなります。

「4時のオヤツ」杉浦日向子 

2006年03月03日(金) 22時28分
4時のオヤツ
杉浦 日向子
4104259039

鯛焼き、豆かん、クリームパン、かき氷、大学芋、シベリア…懐かしい東京のオヤツがある33のショートストーリー。

表紙のシベリアとタイトルにつられて借りました。美味しいお菓子にまつわるエッセイなのかと思ってたら、美味しいお菓子がそこにある物語だったのでびっくりしました。

冒頭の文章が素敵です。「四時って、半端だ。午前にせよ、午後にせよ。深夜でも、明け方でもない。昼間でも夜でもない。夜明け前、そして、黄昏れ時。そんな、半端な時間に、ふと、口寂しくなる。…四時ときたら、てんで半端。ティータームでも食事でもない。三時を過ぎて、五時には間がある。オトナにもなりきれない。なんとなく何か食べたいのは、空腹だからからじゃない。ほんの少し、物足りないのは、たぶん、キモチ

33の物語は場所、登場人物の描写からはじまります。なんだか劇の台本を読んでいるような雰囲気。暗い舞台に明かりがついて始まった劇は、結末を見ることなくパチンと明かりが消えます。そして私は登場人物のそれからを考える。そんな事の繰り返し。

書かれたのは91年から94年。「ワープロ」「ワンレンにソバージュ」携帯電話も出てきません。懐かしい世界です。最後に33の物語に出てきたオヤツのお店一覧が載ってるのです。その中には6つの「残念ながら閉店」がありました。15年ってそういうことなんだなぁと思いました。

「アコギなのかリッパなのか」畠山恵 

2006年03月02日(木) 23時45分
アコギなのかリッパなのか
畠中 恵
4408534870

元代議士・大堂の事務所で事務員として働く佐倉聖。元暴走族で、腹違いの13歳の弟を養い、大学にも通っている21歳。若手政治家の勉強会「風神雷神会」の会長で、現役時代に変わらぬ影響力を持つ大堂の元には弟子筋の議員から困りごとの相談が持ち込まれます。そんな困りごとの解決に駆り出されるのが聖。

主人公の聖は21歳なのに人生を達観してるというのか、落ち着いてるのです。文句をいいながら飼い猫の色が変わる謎、後援会幹部が殴打された事件の後始末、宗教法人へ入信した秘書が寄進してしまった絵画の奪還、ダイエットしてるはずなのに太る夫の謎などを解決し、そして飄々と日常の事務員下っ端生活に戻っていく聖に好感が持てます。他の登場人物も個性的で、いかにも政治に関係してる人々って感じで面白いです。

連続短編集。雑誌に掲載されたものに書下ろしを加えたもの。書き下ろしにまで毎回聖がどういう立場なのかを説明してますが、前に読んだ「ハートブレイク・レストラン」と違ってすごく上手。「又説明なの?」って言う気分になりませんでした。

新しい冷蔵庫 

2006年03月01日(水) 21時21分

2年間も冷凍庫の調子が悪いまま使い続けてた冷蔵庫。
とうとう買いました。
主人の実家の冷蔵庫と2台一度に買うからと
かなり値引いてもらったのです。

冷凍室も野菜室も縦型両開き。
今流行のタイプのようです。

何に驚いたかって、音が全くしない事です。
今までのもそんなに大きな音だった訳ではないのですが
冷凍庫を開けたりしたときには
「キュイーン」ってがんばってる音がしてたのです。
これは本当に静か。
電源入れたとき「壊れてるのでは?」って思うほど
音がしないのです。

新しい物ってうれしいですね。
だからといって料理が上手くなる訳じゃないのが残念。

「そら色の窓」佐々木美穂 

2006年02月28日(火) 21時45分
そら色の窓
佐々木 美穂
4569634397

イラストレーター佐々木美穂さんのエッセイ。

次男と行った近所の図書館。恐竜の本に夢中になる息子をおいて、図書室内(小さな分館で児童書が沢山あって図書室って雰囲気なんです)をブラブラ。きれいな水色の表紙がきれいだなぁと手に取りました。うん。正解。

暮らしの中で見つける幸せや過去の記憶。そんな事がゆったりと書かれています。毎日あわただしく生活してる自分を反省。

「満月の夜」が印象に残りました。「もうすぐ満月だね」そういうことを気にして暮らしてる人が、私の周りにはわりといる。と佐々木さんは書いています。私も満月の夜は好きです。電気がついてるかのように明るいんですよね。だけど7月初めの満月だけは切ない気持ちになるんです。私の子供は二人とも6月の中旬生まれ。慣れない育児の不安が子供にも伝わるのか、泣いてばかりだった長男。満月の夜中3時頃。真っ暗な部屋で布団におろすと泣く子供を抱きかかえながら「世界中で起きてるのは私だけなのかもしれない」って不安に途方にくれながら、窓からさす月の光を見ていました。今考えてみたら、夜眠れなかったら昼間眠ればいいのに…って笑っちゃうんですけどね。本当に余裕がなかったんです。満月の夜はそんな日々を思い出します。佐々木さんが本の中で紹介してる映画「満月の夜」を見てみたいと思いました。

佐々木さんの文章と一緒にイラストやコラージュが載ってます。線はまっすぐじゃなくて、時々にじんでる。色は全体をぴっちり塗ってるわけじゃなく、はみ出してたり、隙間があったり。そういうのがセンスなんでしょうね。

「Love Letter」 

2006年02月27日(月) 22時13分
Love Letter
石田 衣良/島村 洋子/川端 裕人/森福 都/前川 麻子/山崎 マキコ/中上 紀/井上 荒野/桐生 典子/三浦 しをん/いしい しんじ

11人の作家が「LOVE LETTER」をキーワードに書いたアンソロジー。やっぱりすごいですね。こんな風に物語が膨らむのかって思うものばかりでした。これ、キーワードを隠して本にして最後に「キーワードは何でしょうか?」ってクイズにしたら答えられるかなぁ。

「ありがとう」 石田衣良
ありがとう、ミオカ。僕から美丘へのラブレター。

これはもう、まさしく正統派のラブレター。運命的な出会いから、決められていた別れまで。よくある話なのですが、石田さんやっぱりうまい。これが石田さんの短編集になると、うますぎて出来すぎてて何も残らないんですけど、11の物語のはじまりにぴったりの話でした。

「空」 島村洋子
画家になる為スペインに行った彼を待つ妹。そんな妹をちょっと意地悪な目で見ている姉。週1回届いてた絵葉書が途絶えた。スペインに旅立つ姉妹。

絵葉書が届かなくなって、出かけていったスペイン。大家によれば、女が時々来ていたという。その事について「説明してもらわなくていいの?」と聞く姉に「説明してもらいたいよ。だけど問い詰めたら人間って嘘つくじゃん。私、嘘がききたいわけじゃないから、待ってる」って答える妹。強い!大きい!

「さよなら妖精」米澤穂信 

2006年02月26日(日) 22時40分
さよなら妖精
米澤 穂信
4488017037

1991年4月。高校3年生の守屋と太刀洗は、雨宿りをしてたユーゴスラヴィアからきた17歳の少女マーヤと出会う。日本の事を勉強する為に知人の所に滞在するはずだったのだが、その知人が亡くなっていて途方にくれていた。守屋たちの同級生、白河のところに居候をすることになったマーヤ。マーヤが去った1年後、消息を知りたいと集まった守屋達はマーヤと過ごした2ヶ月を思い出す。

主人公の守屋は熱中するものもなく淡々と生活する高校生。女を感じさせない気楽な話ができるセンドーこと太刀洗や弓道部の友達以外、友達と呼べる人は数少ない。そんな守屋が出会ったマーヤ。自分たちの国「ユーゴスラビア」を作ろうと世界を旅して回り、日本に滞在する2ヶ月の間に日本について知ろうと、メモを片手に色々質問します。夢中になれるものを持っていない守屋。ちょっと冷たい雰囲気のセンドー。「自分の手の届く範囲の外に関わるのは嘘だと思う」と言う文原。優しい白河。ちょっと高校生にしては知識豊富で大人っぽい部分もあるけど、みんな一生懸命なのが素敵。これ青春物ですよね?ラスト、こうなるんだろうなぁと予想できる範囲でしたが、それでもじんわりと哀しかった。

設定が1991年から92年。携帯は金持ちの持ち物、インターネットもなかった。そんな時代が懐かしくなる物語でした。設定が現代だったら「はぐれた時には携帯で連絡」だなぁとか「調べ物するにはネットで検索」だなぁとか「手紙書くねじゃなくてメールするね」になるんだろうなぁって思いながら読みました。

「執筆前夜」 

2006年02月25日(土) 23時45分
執筆前夜―女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。
CW編集部
4797481706

作家を目指す人、クリエイターとしての活動の幅を広げたい人達に向けて、プロの作家から創作のヒントや、仕事の舞台裏について聞く為にスタートしたWeb連載を本にしたもの。

作家になりたいって思ったこともないのですが、好きな作家さんの名前が沢山登場してたので読みました。

10人の方に「作品を書くきっかけ」「デビューの経緯」「書き続けるこつ」などを質問しています。物を書くことを仕事にしている人達だからでしょうか、みなさん自分をキチンと知っていて、仕事である「書く」事についてちゃんと考えてる。「書き続けるこつ」は作家を目指していなくても、生きていくうえで大切な事なんじゃないかなぁと思いました。

そんな訳で印象深かった言葉をピックアップ。

恩田陸
気持ちのいいお話は、だいたいもう何パターンかにきまっている…だから、あとはもう演出をどう変えるかだけだと割り切っているんです。

三浦しをん
出版社の就職試験の時に書いた作文がきっかけでエッセイを書き始めた。それが「しをんのしおり」人間は締め切りがないとだめ。

角田光代
「エコノミカル・パレス」以前は「私」と「見えるもの」一枚の絵だったけど「空中庭園」からは彫刻みたいに、足りないものは別の世界から持ってきてつける。作業が全く違う。忘れるような事はたいした事じゃない。覚えている事を大切に。

酒井順子
締め切りを守る。まあいいや、とか思わない。

加納朋子
「ななつのこ」は北村薫さんへのファンレターのつもりで書いた物語。投げ出してしまったら、それきりで終わってしまう。

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